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機甲戦記ドラグナー

今回は、機甲戦記ドラグナーをご紹介です!
いやはや、かなり面白い!
本作は『戦闘メカ ザブングル』から『機動戦士ガンダムΖΖ』までの5年間にわたり、名古屋テレビ土曜17時半枠リアルロボットアニメの総監督を務めた富野由悠季から、『銀河漂流バイファム』をヒットさせた神田武幸にバトンタッチしたテレビアニメです。
『機動戦士ガンダム』をリアルタイムで見ていなかった若いアニメファンをターゲットに、ガンダムを再現しようと企画された作品であるため、ガンダムと極めて近い設定がなされています。
実質上は番組名といったトッピングを変えたリメイク作品であり、後々の『機動戦士ガンダムSEED』の方法論に近いんですが、ただし「ガンダム」の金看板がないため、後年のアナザーガンダムと呼ばれる作品群ほどの人気や注目度は得られないのですよ。
リメイク作品としてあえて似せた設定としては・・・
「3機編隊の主役メカ」
「専用のカスタム機を駆る美形のライバル」
「民間人が軍の新兵器をいきなり運用することになる」
「宇宙市民を中心とした独裁国家が地球に独立戦争を仕掛ける」
など、終盤では主人公を差し置いて、敵陣営に属するライバルが主役顔負けの活躍をする展開が話題になりました。ただし当時の視聴者に対しては新鮮な驚きを与えることはできず、アニメ誌では「近年のサンライズ作品は酷いワンパターンに陥っている」と批判される結果となりました。
面白いのにね?
しかし意外なキャラクター同士が恋愛関係になるなど意表を突いた部分もあります。
ごつい人と・・・
美人なお姉さんみたいな?
演出面では本作の特徴の一つであるコミカルでユーモラスな描写(敵メタルアーマーの機体をレーザーソードで切断すると敵パイロットが髪の毛を切られてハゲになる、登場人物の驚きの表現にマスドライバー発射場面がインサートされる等)も、散発的に取り入れられるだけで作品全体の中で生かされているとは言い難かった。メカニカルデザインを担当した大河原邦男は後に、「良いスタッフに恵まれたのに歯車が上手く噛み合わなかった作品」と述懐しています。
放映当時は、プラモデル等関連グッズ売れ行きの不調から物語の方向性に迷走がうかがえ、上記のような散発的なギャグのほか、主人公(ケーン)が強敵を前にして剣の達人の下で修行、即開眼しいきなり敵の銃弾すら見切れるようになるという木に竹を接いだような週刊少年ジャンプ風描写もありました。ただし、こういった展開をフォローする形で「どうあがいても一夜漬けは一夜漬けさ」とまぐれで見切っただけで実力が急速に向上したわけではないことが補足されるなど物語として破綻なく成立させようとする努力も見られました。そして、最終回では「ライバルと手を組みラスボスを打ち倒す」というこれも週刊少年ジャンプ風な展開となっているなど終盤ではストーリーを盛り上げるため冒険漫画的な要素が取り入れられるようになっています。これを悪く言えば本作の迷走ぶりを象徴しているといえますが、視聴者を引き付けるための試行錯誤の結果だともいえようね。また、話が進むにつれ、回によって作画の表現に差異が目立つようになり、特に46話はいわゆる大張風(後述)全開の凄まじいデフォルメとなっています。これは当時のアニメ市場がテレビアニメよりOVAにおいて活況を呈していたためスタッフが頻繁に入れ替わったことなどによるもので、キャラクターデザイナーの大貫健一が南町奉行所で請け負っていた数々の作品を優先せざるを得なかったことなども要因となったようです。
前期オープニングに登場するドラグナー1型は、原画を担当した大張正己により思い切ったデフォルメがされていたが、本編やプラモデルとのギャップが非常に大きかったため、14話から登場カットの幾つかが元デザインに近いものへ差し替えられることになったわけです。もっとも、「バリグナー」という通称("バリ"は大張の名前から)が付けられるほどに知られたこのデフォルメ版ドラグナー1型もかなりの人気を博したことから、後にこのデフォルメ版への換装キットがB-CLUBから発売されています。
後期オープニングは作画を大森英敏が担当したために派手さこそ減りましたが、主題歌を当時アイドル歌手であった山瀬まみが担当したことで、後に注目を浴びるようになった。
放送後の作品評価は芳しくなかったですが、2001年に発売された『スーパーロボット大戦A』をきっかけに再評価の機運が高まります。スーパーロボット大戦シリーズには現在までに通算3回登場した他、リアルロボット系アクションゲーム『A.C.E.』にも登場。そして2005年冬には、ゲームをきっかけに知った若い世代も含め、ファンを対象としたDVD-BOXが発売されました。
ちなみに、私はキッズステーションでこのアニメを知りました。
いやー・・・
はまるね。


ストーリー
舞台は西暦2087年。月に誕生した軍事政権による統一国家・ギガノス帝国が地球連合に対して一方的に独立を宣言し、宣戦を布告。戦火はスペースコロニーと地球本土に拡大し、月面のマスドライバーやメタルアーマーなどの優れた兵器によって、地上の7割はギガノスに占拠されていた。
そんな中、スペースコロニー「アルカード」の住人である主人公・ケーン・ワカバ、タップ・オセアノ、ライト・ニューマンの3人は、ひょんなことから新開発メタルアーマー・D兵器(ドラグナー)のパイロットとして登録されてしまい、追撃部隊を撃破する。こうして、彼らはギガノス帝国の追撃艦隊と戦いながら地球連合軍本部を目指すことに…。




登場人物

地球連合軍

ドラグナー遊撃隊
ケーン・ワカバ(声優:菊池正美)
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は准尉(以前は三等空士)。メタルアーマー「ドラグナー1」・「D-1カスタム」のパイロット。西暦2070年8月4日生、身長172㎝、体重59㎏、血液型B。
本編の主人公。日本TOKYO出身の日系2世。父は地球連合軍参謀のジム・オースチン、母は中立コロニー「アルカード」入国管理官のアオイ・ワカバである。ただし両親は離婚し母と暮らしていた。母方の祖母はギガノス占領下の青森で暮らしている。
元々はアルカードにあるアストロノーツアカデミーの生徒であった。アカデミー時代のヘアスタイルはリーゼントだった(加えて着ているのがスタジャンで、どうやら本人的には’60sファッションでキメていた様である)が、輸送船アイダホでドラグナーのパイロットに任命された直後にお目付け役のベン軍曹から髪をバッサリ切られウルフカットにされてしまった。切られた直後は気にしていたようだが、結局以後はこのヘアスタイルで通している。
基本的には直情型かつ熱血漢で、後先考えないで突っ走るタイプ。そもそもドラグナーのパイロットとなってしまったのも、アルカードを強襲したギガノスに一泡吹かせようとケーンが言い出した事が原因である。リンダに一目惚れし、その想いは彼女の秘密を知ってからも変わらなかった。
中立コロニー「アルカード」でギガノス軍の侵攻に遭い偶然軍事機密のディスクを手にして逃げ込んだ先に偶然ドラグナーが保管されており、このディスクが偶然ドラグナーのものであったことからパイロットとして登録されてしまう。以後、なし崩しに地球連合軍の軍属となり、ギガノス帝国軍との戦いの渦中に置かれてしまう。元々民間人であったため、戦闘については素人だったが、数々戦いの中でエースパイロットとして敵にも知られるまでに成長していく。
輸送艦アイダホ救出の際には拿捕されていた中継基地を丸ごと爆破し多数の艦船とMA、9000名以上の人員を葬り去った。
地球に降下してからは英雄として扱われ6階級特進となったことなどから増長する場面も多々あったが友人ビル・ブライアンの死などにより素行はやや落ち着くことになった。また、カムチャッカ半島沖のギガノス軍補給基地強襲においてはMA20機以上を基地ごと潰し、日本では青森の竜飛岬の要塞を爆破、中国大陸においてはグンジェム隊を壊滅させ秘密基地を爆破するなど凄まじい活躍を見せる。これらの戦いによるギガノス軍の被害は死者1万人を軽く超えると思われる。
宇宙機動要塞攻略戦においては母親を人質に捕られたため、やむなく乗機とともにギガノス帝国軍に投降し忠誠を示すため地球連合軍と戦っていたが、リンダとベン軍曹が母親を救出したため反逆しマイヨと協力しドルチェノフに深傷を負わせた。
タップ・オセアノ(声優:大塚芳忠)
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は准尉(以前は三等空士)。メタルアーマー「ドラグナー2」・「D-2カスタム」のパイロット。西暦2070年5月13日生、身長172㎝、体重72㎏、血液型O。
ニューヨーク出身のアフリカ系アメリカ人。現在では問題視されるであろうチューインガムを噛み陽気で音楽好きというステレオタイプ的な黒人像で描かれている。両親や兄弟姉妹はギガノス占領下のニューヨークに住んでいる。
ケーン同様、元々はアストロノーツアカデミーの生徒であった。やはり偶然ドラグナー2に乗り込み、戦いの渦中に置かれてしまう。
ロックが好きで、携帯CDプレイヤーでよく聴いていた。最初のCDプレイヤーはギガノス軍の基地に仕掛けた爆弾の起爆装置として使われることになる。ローズに想いを寄せており、彼女が肺炎を起こして寝込んでしまった際には出撃せず看病し続けたこともあった。
ライト・ニューマン(声優:堀内賢雄)
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は准尉(以前は三等空士)。メタルアーマー「ドラグナー3」のパイロット。西暦2069年10月9日生、身長175㎝、体重62㎏、血液型A。
イギリス出身。父は地球連合軍欧州統括理事会常任理事。祖父は元英国下院議員で貴族のバーモント卿と言う名門の家系である。
彼も元々はアストロノーツアカデミーの生徒で民間人であった。偶然ドラグナー3に乗り込み戦いの渦中に置かれてしまう。
コンピューター好きであったため、ドラグナー3の特性を最大限活かしていた。また、友人二人と違って比較的冷静であるため、戦闘中にドラグナー3で分析した情報を元に、事態の打開策を立ててたびたび伝える、ドラグナーチームの知恵袋的存在だった。
ジェームス・C・ダグラス(声優:大滝進矢)
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は大尉。(以前は少尉)
本来はドラグナー1の正式パイロットになるはずだった。ケーン達がパイロットとなってからは、教官として彼らを鍛える任に就いた。初期においては任務に厳格な上官として描かれていたが、中盤からは単に口うるさくわめき散らす融通の利かないだけの人物になっていった。
宇宙機動要塞攻略戦において、ようやくドラグナーパイロットの訓練の成果が出て、自らドラグーンに搭乗し、ドラグーン隊の隊長を務めていた。
ダイアンに気があったようだが、ケーン達の計らいもあって彼女は部下であるベンと結婚してしまい、その結婚式の際には何とも情けない表情をしていた。
リンダ・プラート(声優:藤井佳代子)
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は特務中尉。西暦2070年11月25日生、身長160㎝、体重47㎏、血液型A。
ソビエト連邦(現ロシア連邦)出身。父はドラグナーの開発者であるラング・プラート、兄は元ギガノス帝国軍のエースパイロットであるマイヨ・プラート。物語のヒロインであるがスレンダーで気が強い白人女性というこれまでのアニメで希な設定であったため人気はあまり出なかった(むしろ従来のヒロイン路線に近いローズの方が人気があった)。
元々難民として輸送艦「アイダホ」に乗り合わせていた。かつては電子工学を専攻していた。父や兄との複雑な境遇から当初は心を閉ざしていたが、ケーンの熱烈なアタックを受けるうち、次第に心を開いていく。
宇宙機動要塞攻略戦においては、ベン軍曹と共にケーンの母親を救出しケーンの地球連合軍に対する攻撃を止めさせるきっかけをつくった。
ローズ・パテントン(声優:平松晶子)
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は特務少尉。西暦2070年9月30日生、身長155㎝、体重46㎏、血液型AB。
元々難民として輸送艦「アイダホ」に乗り合わせていた。戦争で行方不明になった両親を探している身だが、常に明るく振る舞っている。
当初は自分に思いを寄せるタップをまるで意識もしなかったが、次第に満更でもなくなってきたらしく、彼が敵に捕らわれた時には心配する様子も見せた。
本作は平松の初レギュラー作である。
ベン・ルーニー(声優:島香裕)
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。階級は軍曹。
妹が一人いる。独身であったが、終戦後ダイアン・ランスと結婚する。
輸送艦「アイダホ」にてD兵器(ドラグナー)輸送の任に就いていたが、突如軍属となったケーン達3人を厳しくしごき上げた。スキンヘッドと厳めしい面構えだったが、意外に人情派なところもあり、ケーン達にとっては頼れる兄貴分でもある。この関係はケーンたちが上官となってからも変わらず、宇宙機動要塞攻略戦においてはケーンの母親を救出する作戦を上申しリンダ特務中尉と共に救出に当たった。

その他
ジム・オースチン(声優:嶋俊介)
地球連合軍第2海洋戦域軍参謀。
ケーン・ワカバの実父。生き方の違いによりアオイ・ワカバとは離婚していた。結婚生活は13年間であった。息子のケーンからは出世ばかり考え家族を捨てた男として嫌われていた。
ヤム(声優:戸谷公次)
地球連合軍所属。階級は少佐。
ドラグーン隊の隊長。拳法の達人でもありケーンに父親であるラオチュンの修験道場を紹介する。
ダイアン・ランス(声優:勝生真沙子)
地球連合軍情報部所属。階級は少尉。西暦2064年6月27日生、身長165cm、体重52㎏、血液型A。
難民として「アイダホ」に乗り合わせていたが、実は地球連合軍諜報員でリンダとローズの警護と中国大陸の重慶までの同行の任に就いていた。
重慶到着後は別の任務のため転属となったが、終戦後ベン・ルーニーと結婚した。
ギニール(声優:池水通洋)
地球連合軍第1機甲中隊隊長。階級は少尉。
戦闘ポッドのパイロット。妹へのプレゼントをケーンに託しドラグナーを守ろうと戦死した。
ロイ・ギブソン(声優:秋元羊介)
輸送艦「アイダホ」の艦長。
D兵器(ドラグナー)輸送の任に就いていた。無断でドラグナーを持ち出すケン達を警戒しつつも黙認した。
ケニー・ダンカン(声優:柴本広之)
輸送艦「アイダホ」の航海長。
D兵器(ドラグナー)輸送の任に就いていた。

反乱軍(元ギガノス帝国軍) 
マイヨ・プラート(声優:小杉十郎太)
元ギガノス帝国軍親衛隊機甲兵団第一師団所属。階級は大尉。
メタルアーマー「ファルゲン」のパイロット。
通称「ギガノスの蒼き鷹」と呼ばれるエースパイロットで高潔な軍人である彼は多くのギガノス軍人の尊敬を集めていた。軍人としては模範と呼べる有能な人物であったが、その反面、肉親の情愛よりも国家の大義を選ぶほど家庭面を全く省みようとしない一面もあり、この事もあって、争いを望まない妹のリンダからは失望されていた。
ギルトール元帥に心酔しており、彼を裏切った父ラング・プラートを憎んでいた。D兵器(ドラグナー)追撃でケーン達とは幾度も戦うことになるが、部下の専行や各方面で友軍の協力が得られなかったことなどから幾度にわたり失敗し、遂には追撃の任を解かれ最前線である南部戦線に左遷させられた。このことが一因で親衛隊機甲兵団の反乱が発生する。
この後、親衛隊機甲兵団の反乱騒ぎを裏で主導した疑いをかけられ、月面司令本部へ召還され反乱軍の説得にあたるが、その最中にドルチェノフ中佐によるギルトール元帥殺害の場に居合わせ反逆者の濡れ衣を着せられる。この直後、ギルトール元帥の遺志によりマスドライバーを破壊するがギガノス軍の追撃を受け行方不明となった。
南太平洋上にある海岸に漂着したマイヨは、偶然にもプラクティーズの3人に発見され、その後は一時生きる意味を見失っていたが、プラクティーズの説得やグン・ジェム隊のミンとの関わりを経て、自らの濡れ衣とギルトール元帥の無念を晴らすために再起を決意。月へと向かいドルチェノフ率いる宇宙機動要塞へ突入し、ドルチェノフを討つ。宇宙機動要塞放棄時には要塞とともに死のうと考えたが、ドラグーンに搭乗してやって来た父ラング・プラートの説得により要塞を脱出した。
その義理堅く理想を貫こうとする実直な姿勢から、主人公達であるケーン達よりも人気が高く、ストーリーの終盤では、完全に主役であるケーンを差し置いての活躍を見せてしまっている。最終回エンディングのエンドカードにおいてもラストを締めくくっており、ある意味では、真の主役とも呼べるのではないかと囁かれている。
ミン(声優:島津冴子)
元ギガノス帝国軍グン・ジェム隊所属。階級は大尉。フルネームは「リー・スー・ミン」
メタルアーマー「スターク・ダイン」のパイロット。
「グン・ジェム四天王」の一人でドラグナー遊撃隊との戦いに四天王で唯一生き残った。
グン・ジェム隊壊滅後は、ドラグナー討伐の任を受けたハイデルネッケン少佐に合流し連合軍艦隊を追っていたが、乗艦がマイヨ・プラートに接収されたことがきっかけとなり、彼と行動を共にした。
宇宙機動要塞潜入時には「ギルトールの死はドルチェノフによる暗殺だった」ことを暴いた。
当初は凶暴でがさつな性格で、グン・ジェム隊に立ち寄ったプラクティーズを囮にした事があった。マイヨに一目惚れしてからは女らしくなり、彼とコンビを組んで出撃するようになる。
ダン・クリューガー(声優:柏倉つとむ)
元ギガノス帝国軍親衛隊「プラクティーズ」所属。階級は少尉。
メタルアーマー「ゲルフ」のパイロット。
プラクティーズの中では最もマイヨ・プラートに心酔していた。
宇宙機動要塞潜入時に、マイヨや仲間達を守るためにドルチェノフに機体を蜂の巣にされ壮烈な戦死を遂げる。
カール・ゲイナー(声優:島田敏)
元ギガノス帝国軍親衛隊「プラクティーズ」所属。階級は少尉。
メタルアーマー「ヤクトゲルフ」のパイロット。
ウェルナー・フリッツ(声優:竹村拓)
元ギガノス帝国軍親衛隊「プラクティーズ」所属。階級は少尉。
メタルアーマー「レビゲルフ」のパイロット。




ギガノス帝国軍

指導者
ドルチェノフ(声優:飯塚昭三)
ギガノス帝国軍総統。(以前は中佐)
以前から急進派として名を馳せていたようで、ギルトール元帥にマスドライバーによる地球全面攻撃を訴えていたが再三にわたり拒否されていた。このため彼を暗殺してマイヨ・プラートに罪を被せ中佐の階級であったにもかかわらず総統の座を引き継ぐことになった。この際、マスドライバーはマイヨに破壊され地球全面攻撃は実現できなかった。
総統就任後は戦局の劣勢を打開すべく宇宙機動要塞の建造を推進した。ドラグナーに対してはアオイ・ワカバを事実上の人質に取ってケーン・ワカバを投降させた。
MAパイロットとしての実力は非常に高く、反乱軍の鎮圧に際しては自ら先頭に立ち圧倒的な実力を見せつけ、宇宙機動要塞内の戦闘においても旧世代のダインに搭乗していたにもかかわらず、新鋭機に乗るプラクティーズのクリューガー少尉に対しマイヨ・プラートが「貴様の腕では無理だ」と交戦を止めようとするなど、エースパイロット級の腕前であったことがうかがえる。
最期はメタルアーマー「ギルガザムネ」を駆りケーンやマイヨと戦うがギルガザムネの欠陥により敗退する。この際に脱出装置が作動しなくなりコクピットに閉じこめられたまま宇宙機動要塞とともに月面へ散った。
ギルトール(声優:大木正司)
ギガノス帝国軍元帥。月にて反乱を起こし「統一帝国ギガノス」の実質的指導者となる。
ラング・プラートとは親友であったが理念の擦れにより袂を分かつ。その子マイヨに対しては全幅の信頼を寄せていた。
マスドライバーを使用して地球連合軍の要所を攻撃していたが、戦争の理念を優先し全面攻撃には最後まで首を縦に振らなかった。
気高い人間ではあったが上層部の腐敗を止められず、これによる若手将校の反乱を許すなど指導力には問題があったようである。ドルチェノフ中佐に暗殺され、地球の行く先を憂いながら息を引き取る。

グン・ジェム隊
グン・ジェム(声優:加藤治)
ギガノス帝国海洋戦域機動軍F軍団グン・ジェム別働隊隊長。階級は大佐。
メタルアーマー「ゲイザム」のパイロット。
グン・ジェム隊は通称「ギガノスの汚物」と呼ばれ、ならず者の集団として敵味方双方に恐れられていた。「グン・ジェム四天王」を配下に置き、中国大陸の奥地にあるギガノス帝国軍軍事秘密工場の護衛の任に就いていた。残忍で狡猾、金儲けに目がない一方で、パイロットとしての実力はケーン・ワカバを遙かに凌駕しており、ドラグナー遊撃隊との戦闘以前のMA撃墜数は17機以上でグン・ジェムの通った後には雑草も生えないといわれる。この圧倒的な実力にケーンは悪夢にうなされるほどであった。部下思いで、特に配下のゴルとガナンが戦死した後は機体の損傷も顧みずゲイザムで出撃しようとした。そして、試作型のギルガザムネを持ち出して弔い合戦に及ぶが思考コントロールシステムの暴走により味方であるジン中尉を殺害してしまう。その後、再びギルガザムネでドラグナーに挑むが機体の欠陥もあり撃破され戦死する。右目は失明して眼帯を付けているが、これは地球連合軍少佐ヤムの父親(ラオチュン)との決闘により負傷したものである。
がさつな人物が大嫌いであるが、常識的に見ればがざつなグンジェム四天王やグンジェム隊を従えており、がさつの定義は常人と異なるようである。
ゴル(声優:島香裕)
ギガノス帝国軍グン・ジェム隊第1中隊長。階級は大尉。
メタルアーマー「スターク・ゲバイ」のパイロット。
「グン・ジェム四天王」の一人。大男。人質となったリンダに一目惚れする。感情が高ぶると専用のガトリングガンを発砲する癖を持っている。
無限軌道砲で単独ドラグナーに挑んだが砲の爆発に巻き込まれ死亡する。暴走癖に加えて醜い容姿、訛り丸出しの口調、「ほんぎぎー」という意味不明の口癖などツッコミどころ満載であり、四天王の中ではギャグキャラ的位置にあり、次回予告でリンダへの執着がタップ、ライトによって笑いの種にされる一幕もあった。
ギャグキャラではあるが、ゴル隊は防衛戦の要を担当しており、部隊がドラグナーに襲撃されたときMAパイロットがゴルの名前を叫んで撃破されグンジェムからその際の不在を強く叱責されていることなどからパイロットとしての実力は極めて高いようである。
ガナン(声優:笹岡繁蔵)
「グン・ジェム四天王」の一人でギガノス帝国軍グン・ジェム隊第2中隊長。階級は大尉。メタルアーマー「スターク・ガンドーラ」のパイロットで殺人犯が軍服を着ているとまで評される凶暴性を持つ。ただし、劇中ではさほど凶暴な行動は見られない。痩せ型の大男で、いつも釘を咥えていた。ケーンに動きを見切られ機体を真っ二つにされて戦死する。
ミン
ギガノス帝国軍グン・ジェム隊第3中隊長。階級は大尉。#反乱軍(元ギガノス帝国軍)を参照
ジン(声優:島田敏)
ギガノス帝国軍グン・ジェム隊第4中隊長。階級は中尉。
メタルアーマー「スターク・ダウツェン」のパイロット。
「グン・ジェム四天王」の一人。美形だがそれに反する凶悪さを持つといわれる。武器にサイを持っている。
思考コントロールシステムの暴走により正気を失ったグン・ジェムを止めようとギルガザムネに近付いたところ一刀両断され戦死する。

ゲルポック隊
ゲルポック(声優:西村知道)
ギガノス帝国軍ゲルポック隊所属。階級は少佐。
メタルアーマー「ゲルフ」のパイロット。ドラグナーを倒すため月面総司令部派遣隊としてグンジェム隊に送り込まれた。重い病を患っているらしく、頻繁に咳き込んで吐血をすることもあり時々スプレータイプの薬剤を吸引していた。
隊の中では指揮・攻撃を担当する。通常時には銃器は持たず、攻撃時に初めてチェンドルより受け取る。
ドラグナー討伐のためグンジェム隊に派遣されるが、功を奪われることを嫌ったグンジェム隊は非協力的どころか任務が遂行された場合には殺害しようとさえ考えており、事実上は孤立無援の状態であった。それでも独自にドラグナー遊撃隊を誘き出すことに成功し最初の戦闘ではD-2カスタムの捕獲に成功する。しかし、D-2カスタムの主砲が生きていて不意打ちを食らい、これを庇ったアデンが戦死する。以降はグン・ジェム隊のジン中尉をアデンの代役として加入させるが、ジンの協力は実のところゲルポック隊の活動を妨害するためのものであった。そして、実際にドラグナー遊撃隊との二度目の戦闘ではジンの故意の失態によりドラグナーを撃墜するチャンスを逃してしまい、再びドラグナーに挑むもののジンの裏切りによりまたも撃墜に失敗し逆にD-1カスタムの反撃を受け岩をぶつけられたあげくレーザーソードで機体を貫かれて戦死する。
チェンドル(声優:千葉耕市)
ギガノス帝国軍ゲルポック隊所属。階級は特務中尉。
メタルアーマー「ヤクトゲルフ」のパイロット。
彼の「ヤクトゲルフ」はプラクティーズ配備の機体とは異なり、武器弾薬収納用のバックパックを備えている。
隊の中では支援を担当し必要に応じて武器・弾薬をゲルポックに渡すことを主な任務とする。危機に陥ったゲルポックを助けようとレーザーサーベルでD-1カスタムに挑むがゲルポック機と共に撃破され戦死する。
アデン(声優:星野充昭)
ギガノス帝国軍ゲルポック隊所属。階級は中尉。
メタルアーマー「レビゲルフ」のパイロット。
隊の中ではレーダー・電子戦を担当。D-2カスタムによる不意打ちを受けたゲルポック機の盾になって戦死した。

その他
ブリード(声優:牛山茂)
ギガノス帝国軍陸上戦域アジア方面軍司令官。階級は中将。グン・ジェムの直属の上司。
パウエル(声優:牛山茂)
ギガノス帝国軍海洋戦域軍D軍団司令官。階級は中将(以前は少将)。猫嫌い。
教え子であるマイヨ・プラートのよき理解者であった。前線視察中に負傷し一時車椅子生活となる。南太平洋で玉砕する。潜水艦の艦橋でウイスキーグラスで乾杯しての最期であった。
ハイデルネッケン(声優:滝口順平)
ギガノス帝国軍所属。階級は少佐。通称「総統の腰巾着」
グン・ジェム隊壊滅後にドラグナー追撃の任にあたった。改良型ギルガザムネを駆りドラグナー遊撃隊に戦いを挑むがギルガザムネの欠陥を突かれ機体を破壊される。その後、ミン大尉とともに宇宙に出たドラグナーを追っていたところ、搭乗していた輸送船が反乱軍(元ギガノス帝国軍)のマイヨ・プラートに接収される。そしてマイヨを騙し討ちにする形で逃走をはかるが、これに怒ったマイヨに追撃され討たれる。
パーキンズ(声優:牛山茂)
ギガノス帝国軍親衛隊隊長。マイヨの直属の上司。
グルテン(声優:牛山茂)
ギガノス帝国軍海洋戦域軍所属。階級は中尉。
パウエルの部下。
チェホフ(声優:飯塚昭三)
階級は中尉であるが、かつて上官に責任を押し付けられ降格されている。
搭乗していた輸送船を修理するため100年近く前に廃棄されたEC宇宙総合実験センター(ESA)に立ち寄っていたところ、漂流していたドラグナーを捕獲する。捕虜にしたケーン達に戦士の心得を教えるが、プラクティーズの3人にドラグナーの引き渡しを拒否したため反逆罪を理由に銃殺される。


民間人

ラング・プラート(声優:千葉耕市)
D兵器(ドラグナー)及びドラグーンの開発者。マイヨとリンダの父親でもある。好物は饅頭。
ギルトール元帥とは同志であったが、理念の違いから袂を分かつ。
元々はギガノス帝国において最新鋭MA「D兵器」を開発していたが、地球連合軍にD兵器を引き渡して亡命した。亡命後は中国の重慶で地球連合軍の量産型MA「ドラグーン」を開発した。娘のリンダには妻も子も捨てた殺人兵器の設計者だと思われ、息子のマイヨとは裏切り者として反目し合っていた。ただし、後にリンダからは理解を得られマイヨとは和解することになる。
ドラグーン完成後は地球連合軍に関わりドラグナー遊撃隊の設立やギガノス軍宇宙機動要塞攻略の作戦立案に携わった。
アオイ・ワカバ
(声優:火野カチ子)
中立コロニー「アルカード」の入国管理官。
ケーンの母であり、地球連合軍参謀ジム・オースチンの元妻。
「アルカード」がマスドライバーで破壊された際に行方不明となっていたが、実際にはギガノス軍の捕虜収容所に収容されていた。その後、ギガノス軍宇宙機動要塞に移送され息子ケーンの投降の陽動に利用されるが、ベン軍曹とリンダ特務少尉に救出される。
ミツ・ワカバ(声優:峰あつ子)
ギガノス占領下となっている日本の青森で農家を営んでいる。
アオイ・ワカバの母であり、ケーン・ワカバは孫にあたる。
青森の竜飛岬に設置された要塞を破壊するため、村の住人とともにケーンらに協力する。
ソウル・ジルセット(声優:鈴木れい子)
難民として「アイダホ」に乗り合わせていた。医師であり、地球降下後は難民キャンプに志願した。
ビル・ブライアン(声優:鳥海勝美)
ケーン達3人とはアストロノーツアカデミーの同級生だった(第1話序盤における3人の会話中で「ビル」という名前が出てくるが、これは恐らく彼の事を指していると思われる)。ケーンたちより先に地球に移住するが移住先がギガノス軍の占領下にあったためギガノス軍の兵士となった。後にギガノスの偵察機に乗っていたことろをドラグナー2に撃破され、捕虜としてケーン達と再会することになった。その後、捕らわれてた空母から脱走するが、逃走中に偶然ドラグナーとファルゲンの戦闘に出くわす。このときドラグナー1のピンチを救おうと携帯ミサイルランチャーで友軍であるマイヨのファルゲンを攻撃した。このためファルゲンに砲撃を受け瀕死の重傷を負い最期はケーンたちに見守られながら息を引き取った。


ナレーション
(声優:石塚運昇)







メタルアーマー

メタルアーマー(MA)とはメタルワーカーと呼ばれる作業用ロボットを発展させた人型の兵器である。標準的な全高は17m前後、動力には核融合炉が用いられる。基本的には宇宙空間、大気圏内いずれでも活動可能であるが、初期の機種においては大気圏での飛行能力は持っていなかった。そのため、主戦場が地球に移るとこれらの機体にはマッフ(リフター)と呼ばれる飛行ユニットが付加されるが、新規に開発されたものは標準で飛行能力を持つものが多かった。また、大気圏内の飛行に特化したフォルグアーマー(FA)や水中での活動が可能な機種も存在する。
メタル・アーマー (MA)
劇中に登場する人型機動兵器の総称。本来メタルワーカーと呼ばれる作業機械から発展させたもので、その後軍用を生み出したが、それを可能としたのはロボット工学者ラング・プラートの技術力があってのことであった。しかしD兵器とともに博士が地球連合軍に亡命した後、ギガノス軍はそれに対抗しうる兵器の開発が遅れがちになった。
D兵器
メタル・アーマー (MA) の量産性を高める為にプラート博士が試作した、ムーバブル・フレームを共通化し、1次装甲や武装をユニット化する事でそれらを交換するだけであらゆる局面に特化した機体をより量産する事が出来る様にした機体群の事。メインコンピュータにはパイロットとの対話も可能なクレイ9000系が採用されている(なお『銀河漂流バイファム』には宇宙船ジェイナスのメインコンピュータとしてクレイ8000系が登場。こちらも対話による命令が行える他、愛称が設定されているといった共通点が見受けられる)。
元々特化機中心でそれらをカスタマイズ化する事で戦局を乗り切って来たギガノス軍上層部にはウケが悪かった(生産性よりも能力重視?)らしく、白兵戦用・後方支援型・電子戦用の3種類分のパーツ群と3体分のムーバブル・フレームが完成した時点で計画が頓挫。結果的にプラート博士の亡命の引き金の一因ともなる。
3機とも試作機の為、パイロットが登録制。登録はメインコンピュータに登録用ディスクをセットして、パイロットの声紋や体格などのデータを走査させる事で行われる。登録解除は基本的に大規模の基地かハッキングでしか行えない。
作中においては事故で一般人が搭乗し登録されてしまったとはいえ、その戦果は目を見張る物があり、地球連合軍は量産化を決定。但し、連合軍では戦局の打開を急ぐ為か、3機分の能力を集約したタイプのドラグーンのみの製作・量産を優先。お役御免となった試作機群は能力の高い3号機以外は廃棄される予定であったが、ラング・プラート博士は意地で1、2号機を大幅にカスタマイズ(3号機も搭載ソフト等を強化)させる事で鬱憤の一部を晴らした。
リフター
元々空間戦闘用であるD兵器に空戦総力を持たせるために開発された追加飛行ユニット。それぞれの機体専用の物が作られた。量産型のドラグーンには当初より空戦能力が備わっているので存在しない。
MAFFU【マッフ】
ギガノス軍における連合軍のリフター装備にあたり、「メタル・アーマー・フィックスド・フォルグ・ユニット」の略。飛行ユニットそのものはフォルグユニットと称される。
フォルグアーマー
MAにフォルグユニットを装着することで空戦用能力を持たせたギガノス軍だったが、マッフではないものとして一から製作された純然たる空戦用メカ。軽量かつ生産性を考慮しており、MAFFU装着MAに比較して重力下に於ける運動性と機動力に優れる。
戦闘用のシュワルグと攻撃用のダウツェンの2機種が存在する。偵察用は在来機で十分として存在しない。

連合軍MA

ドラグナー1型(D-1) 
形式番号 XD-01
XDFU-01(リフター装備時)
全高 17.6m
重量 61.5t
出力 21万ポンド
主な搭乗者 ケーン・ワカバ
武装 75mmハンドレールガンLPS9型
迫兵戦用レーザーソード×2
迫兵戦用アサルトナイフ×2
2連式25ミリ機関砲×2
ショルダーボム×2
スローイングボム
ハイブリッドシールド
5連デュアルミサイルポッド×2(リフター)

接近戦に特化して開発された白兵戦用MA。搭載されたクレイ9000型AIの愛称はクララ。小型核融合炉を2基備え装甲はマルチプルハイブリッド型でありゼライトコーティングが施されている。腰の左右に一振りずつレーザーソードを装備しているが、別にふくらはぎ部フレームに実体剣のアサルトナイフを備える(同じムーバブルフレームを使用しているD-2、D-3にも装備されている)がD-1は劇中未使用(他の機体もあくまで作業用として使用)。園田英樹著の小説版ではD-1が実際に使用している。
主兵装は75mmハンドレールガンである。レーザーソードは柄部で接合させて諸刃として使うことも可能(物語前半のアイキャッチで構えていた図が印象的)。両肩に対MA用のショルダーボムを備えている。また両腕の外部装甲にハンドレールガン用の予備弾倉を差し込むスリットが備えられ、手甲部には二連式25ミリ機関砲も装備されているが、この機関砲は両機体共に未使用(こちらはD-2には装備されているがD-3には未装備)。フリスビー型のスローイングボムも、カスタム化されるまで未使用。カスタム化時には腰に装備されていたがこちらの状態では腕に装備可能。ただし、劇中その姿を見せることはなかった。白を基調としているが脚部に赤と青のラインが描かれていてかなり目立つ機体となっている。
飛行装備のリフター1を装着した場合、翼下にミサイルポッドを装備できるため攻撃力が上がる。なお、このリフター1は4枚翼で、非飛行時には翼を折りたたむことが出来る。
キャバリアー0(ゼロ)
D-1専用の増加装甲を兼ねた追加武装。本来はD兵器の試作機の空間戦闘用ポッド。
元来D兵器は後に連合軍で製作されたドラグーンの様にD-1、D-2、D-3の能力をひとつにまとめた機体を作る予定だった物を、これらを単体にまとめるのは難しいとされた為に、3機に能力を分離し、それぞれの装備をより専門化させた物をユニット化する方向で落ち着いた形で量産化の計画が進んでいたのだが、白兵戦用となったが為にそれ以外の能力が弱いD-1の戦闘能力を補う為にポッドの推進器部分のスペースを利用して上から被せる形での追加装備として再設計が行なわれた物。
試作コンセプトの名残の装備ではあるが、D-1にD-2並みの攻撃力とD-3並みの電子兵装を装備させ、D-1の単体での総合戦闘能力を高める事を可能にした。もっとも、この装備を装着している間D-1は白兵戦が不可能となってしまう為、白兵戦に移行する際にはこの装備の強制排除が必須となる。元ネタは時代劇に出てくる菅笠+陣羽織もしくは蓑(キャバリアーの排除シークエンスも菅笠+陣羽織もしくは蓑を空中に投げ捨てる場面を意識した物らしい)。
本編初登場時のD-1はこれを装備した状態。10話でファルゲンを撃退する際に爆薬を詰めれるだけ詰めて爆弾として利用され大破し失われる。形式番号はXC-00。
D-1カスタム
ドラグナー1型カスタム

形式番号 XD-01SR
全高 17.6m
重量 78.7t
出力 24万ポンド
主な搭乗者 ケーン・ワカバ
武装 55.6mmハンドレールガンLPS32型
迫兵戦用レーザーソード×2
迫兵戦用アサルトナイフ×2
6連デュアルミサイルポッド×2
2連式25ミリ機関砲×2
ショルダーボム
スローインボム
マルチディスチャージャー
スーパーハイブリッドシールド

ドラグナー1型を改装したメタルアーマー。まったくの新型ではなく、基本的なフレームは流用されている。肩アーマーが左右非対称に大型化され、左肩には重力場感知システムが追加。そのために両肩に装備されていたショルダーボムが右肩のみになっている。その他アフターバーナーなど各部が強化された。
ハンドレールガンは55.6mmと小口径になったが発射速度が上がっている。装甲材もトリプルハードニス型ヘビーコーティングに換装された。またレーザーソードは左腰に二振りマウントされる形に改められ、右腰にはフリスビー状態のスローインボムが追加されている。
最初から飛行翼を装備しており、リフターなしに飛行することが可能。この翼は固定式でリフターのように折りたたむことは出来ない。本編終盤では、パイロットのケーンがエースパイロットとして知られるようになっていたこともあり、地球連合軍を象徴するメタルアーマーとなっていた。

ドラグナー2型
形式番号 XD-02
XDFU-02(リフター装備時)
全高 16.8m
重量 110.2t
出力 28万8千ポンド
主な搭乗者 タップ・オセアノ
武装 88mmハンドレールガンLPS7型
280mmレールキャノン×2
2連装75mm自動砲×2
2連装ガトリングガン
ロケットランチャー
マルチディスチャージャー
2連式25ミリ機関砲×2
迫兵戦用アサルトナイフ×2
10連デュアルミサイルポッド×2(リフター)

中、遠距離支援用MA。搭載されたクレイ9000型AIの愛称はソニア。接近戦用装備はアサルトナイフ以外には無く、D-1よりも重装甲であるもののフレーム自体はD-1と共通である為に、武装はすべて背部の戦闘ポッドに集中している。
ハンドレールガンは88mmとD-1のものより大口径になっている。背部ポッドには280mmレールキャノンを2門備え、側面に2連装75mm自動砲を2基備える。手持ち武器として2連装ガトリングガンを装備した場合まさに動く火薬庫といったMAとなる。機体色は明度の低い紫。脚部のラインとソールに赤が塗装されている。
飛行装備のリフター2を装備した場合側面の2連装75mm自動砲を外さねばならないが、大型のジェットエンジンを2基追加するため回避力がアップし、ミサイルポッドを2基追加できる。
D-2カスタム
ドラグナー2型カスタム

形式番号 XD-02SR
全高 16.8m
重量 132.5t
出力 32.4万ポンド
主な搭乗者 タップ・オセアノ
武装 88mmハンドレールガンLPS33型
640mmレールガンBM-06型
2連装75mm自動砲×2
2連ヘビィデュアルミサイル×2
マルチディスチャージャー
2連式25mm機関砲×2
10連デュアルミサイルポッド×2
迫兵戦用アサルトナイフ×2

脚部に内蔵ミサイルを備えると同時にレールキャノンが640mmと大幅にアップし、ポット上に1門の二連式75ミリ自動砲を再度装備。装甲材もトリプルハードニス型ヘビーコーティングに換装された。搭載されたクレイ9000型AIの愛称は引き続きソニアである。

ドラグナー3型
形式番号 XD-03

XDFU-03(リフター装備時)
全高 18.2m
重量 44.5t
出力 19万2千ポンド
主な搭乗者 ライト・ニューマン
武装 50mmハンドレールガンLPS3型
3連105mmハンドレールキャノン
アサルトナイフ×2

偵察・電子戦用MA。そのためロボットアニメでは類を見ない頭部がレドームというデザインである。なお、正確にはそれまでにも『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場するアイザックが頭部とレドームが一体化したデザインとして存在しているが、顔も含めた頭部自体がレドームなのはD-3が初めてである。また、機体の運用においても劇中ではジャミング機能で相手方が放った誘導ミサイルを逆誘導して撃った本体に向けさせたり、敵のコンピューターをハッキングして誤情報を流し混乱させるなど、銃やミサイル以外の攻撃力を見せ付け、本機を過去の類似機体との違いを際立たせている。胸、背中、脚部にも複合センサーを搭載しており、直接の武装は自衛用としてアサルトナイフと50mmハンドレールガンを装備。搭載されたクレイ9000型AIの愛称はマギー。
逆ガルウィングのリフター3を装備した場合、対レーダーミサイルを装備可能(両翼に1基ずつ)、多少攻撃力が上がる。他の2機とは異なりカスタム化はされなかったとも言われているが(確かに、外観上はリフター3を搭載した状態のまま最終局面まで運用されている)、本編では外装や武装にこそ手を加えていないものの、ムーバブルフレームや内部コンピュータ、解析プログラムを大幅にアップデートしており、これを指してD-3カスタムと呼称される事もある。


ドラグーン
形式番号 MBD-1A
全高 17.3m
重量 79.2t
出力 28万ポンド
主な搭乗者 ダグラス大尉
ヤム少佐 他
武装 55.6mmハンドレールガンLPS22型
460mmレールキャノンKGX-9型
10連ミサイルポッド×2
迫兵戦用レーザーソード

本来D兵器に代表されるMAは当初ギガノスの最新兵器であり連合軍には存在していなかった。このため宇宙では戦闘ポッド、大気圏内では従前の戦闘機や戦車が対MA用兵器として運用されていたが、これらの兵器ではMAに対しあまり有効な戦力とはならなかった。そのため連合軍によるMA開発が切望され、ギガノス帝国から亡命したMA開発者ラング・プラート博士の協力や、ギガノス軍から奪取した最新型MA「D兵器」の解析によって、ついに連合軍初の量産型MA「ドラグーン」が完成することになった。当初は中国重慶の連合軍基地で生産された。各用途に特化されたD兵器3機の機能を統合・発展させており、ギガノス軍のMAを大きく上回る性能を持っていた。ロボットアニメの中で試作機よりも強い量産機として現実的な演出がなされた貴重な機体である。もっとも、その後はD兵器の強化やパイロットたちの経験値の上昇などにより、D兵器はドラグーンよりも一歩ぬきんでた存在に戻ることになり、演出上はお約束どおりのヤラレメカになるが、ストーリー上では地球上からギガノス軍MAを駆逐し戦争を勝利へと導く救世主として活躍している。
右肩に460mmレールキャノン1門と55.6mmハンドレールガン、左腰には両刃式レーザーソードを備え遠距離近距離両方に対応している。リフターの機能を内蔵し標準で大気圏内での高機動戦闘が可能であると共にカスタム化後のD兵器と同様宇宙空間の運用も可能であった。両翼には十連ミサイルポッドを標準装備している他、D-3ほどではないが電子兵装も強化されている。コンピュータのサポート能力が強力なためか最終話では設計者であるブラート博士自身もこの機体で出撃している。



ギガノス帝国MA

ゲバイ
形式番号 AMA-03B
MAFFU-05(ゲバイマッフ)
全高 16.1m
重量 47.4t
出力 31万ポンド
武装 50mmハンドレールガンSSX55型
30mm機関砲
レーザーソード
4連105mmハンドレールキャノン

ギガノスにおいて最も多用された量産MA。いくつかの試作型を経て制式採用された。性能に特筆するものはないが、大型の頭部に内蔵された電子兵装と50mmハンドレールガンの組み合わせは操作性に優れ乗り手を選ばない機体である。ダインと制式採用を争った結果、一般用として採用された。腰部前面に予備弾倉を装備する。名前の由来はドイツ語の「2(ツヴァイ)」から。
ゲバイマッフ
重力下における飛行用のフォルグユニットを装着した大気圏内飛行タイプ。翼下に兵装ポッドを下げられないため武装は変化しない。

ダイン
形式番号 FMA-04A
MAFFU-04(ダインマッフ)
全高 17.3m
重量 57.1t
出力 16万ポンド
武装 50mmハンドレールガンSSX5型
マルチディスチャージャー×2
2連25mm機関砲×2
レーザーソード
ミサイルポッド×2(地上用)

ギガノスで指揮官用に使用されたMA。機体色は赤が基本であるが、月面に配備された部隊には濃緑色の機体も配備されていた。背中のハードポイントに何種類かの武装を装備でき汎用性が高い。ノーマルタイプはそこにブースターを兼ねたマルチディスチャージャーを装備し50mmハンドレールガンを携行する。名前の由来はドイツ語の「1(アイン)」から。
ダインマッフ
ハードポイントのマルチディスチャージャーを外しフォルグユニットを装備したMA。翼下に兵装ポッドを下げられないため武装は減少する。
地上用ダイン
地上戦用に改修したダイン。背中のハードポイントに6連装のミサイルランチャーを2基備え、地上用に構造を変更してある。ハンドレールガンは共通。

ドラウ
形式番号 RMA-07A
全高 17.5m
重量 63.3t
出力 24万ポンド
主な搭乗者 ハイデルネッケン
武装 50mmハンドレールガンSSX5型
8mm級アクティブホーミングミサイル

MAの開発初期に作られたMA。車輪状の電子索敵ユニットを包むように胴体が構成されている。耐弾性が低く戦争後期では使用されなくなった。チューンして偵察用に運用されていた。名前の由来はドイツ語の「3(ドライ)」から。

ファルゲン
形式番号 XFMA-09
MAFFU-09(ファルゲンマッフ)
全高 17.9m
重量 66.1t
出力 22万ポンド
主な搭乗者 マイヨ・プラート
武装 75mmハンドレールガンSSX9型
3連マルチディスチャージャー×2
迫兵戦用レーザーソード×2
デュアルミサイル×6(ファルゲンマッフ)

「ギガノスの蒼き鷹」マイヨ・プラート専用とされた試作型MA。最新MAのドラグナーを圧倒する性能を見せるが、ケーンたちが操縦に慣れるに従って苦戦を強いられる。しかしパイロットの資質と経験で最後まで破壊されること無く運用された。75mmハンドレールガンを持ち背部に3連マルチディスチャージャーを2基装備している。腰から太ももにかけての装甲が本体と一体化しており脚部がほとんど動かないように見えるが、新素材の装甲材で伸縮が可能らしい。
ファルゲンマッフ
重力下飛行仕様のファルゲン。ハードポイントを4基備え、リフターを装着し空戦能力を持ったD兵器に対抗した。
ファルゲンカスタム
本編には未登場だが、大河原邦男が新たにデザインを書き下ろし、2007年にサンライズ公式設定として発表された。最初に姿を見ることが出来たのは、同年9月発売のゲーム『Another Century's Episode 3 THE FINAL』で、ファルゲンの強化機体(後継機体)として登場した。従来のファルゲンマッフを蹈襲した機体に見えるが、最も目立つ外見上の違いとして、従来は左肩だけだった突起状のユニット(センサー?)が両肩になっていることと、背部にレドームと大型レールキャノンを2門装備していることが挙げられる。Dシリーズ3機種の機能をひとつに統合した性能を持ち、火力や機動力のみならずハッキングにも注意を要す。

ゲルフ
形式番号 YFMA-08A
MAFFU-08(ゲルフマッフ)
全高 17.6m
重量 65.9t
出力 21万ポンド
主な搭乗者 プラクティーズ
ゲルポック
武装 75mmハンドレールガンSSX7型
迫兵戦用レーザーサーベル
5連ミサイルポッド×2(ゲルフマッフ)

次期主力型の検討用試作MA。マイヨ直属のプラクティーズに与えられた機体の色は青。ゲルポック隊向けは紺色の機体色となっていた。ファルゲンの簡易生産機として設計され、次期主力MAになりうるかの検討モデルであったとされる。ダインと同様、背部に2基のハードポイントを備え、汎用性を高めてあった。75mmハンドレールガンの他、白兵戦装備として、D-1やファルゲンの使用しているレーザーソードと違い、実体のレールに沿ってレーザーを発振させるタイプのサーベルを装備する。
ゲルフマッフ
フォルグユニット装備。ハードポイントが4基増え、5連ミサイルポッドを2基装備した。プラクティーズのダンとゲルポック隊のゲルポックが使用。ゲルポック機は通常時ハンドレールガンを装備せず、チェンドル機の兵装ボックスに預けていた。

ヤクトゲルフ
形式番号 YAMA-08B
MAFF-08B(ヤクトゲルフマッフ)
全高 17.5m
重量 91.7t
出力 25万ポンド
主な搭乗者 ウェルナー・フリッツ
チェンドル
武装 75mmハンドレールガンSSX7型
迫兵戦用レーザーサーベル
220mmレールキャノン
200mm3連ロケット弾ポッド×2
150mm2連ロケット弾ポッド×2
25mm機関砲
5連ミサイルポッド×2(ヤクトゲルフマッフ)

プラクティーズがD兵器に苦戦続きの為、対抗してカスタマイズされた機体。D-2の攻撃力に対抗するために背部に220mmレールキャノンを2門装備し右腰アーマーに3連マルチディスチャージャーを1基備える。
ヤクトゲルフマッフ
フォルグユニット装備。ハードポイントが4基増え、5連ミサイルポッドを2基装備した。プラクティーズのウェルナーとゲルポック隊のチェンドルが使用。チェンドル機は背中にゲルポック機向けの兵装ボックスを追加装備していた。

レビゲルフ
形式番号 YRMA-08C
MAFF-08C(レビゲルフマッフ)
全高 17.8m
重量 58.5t
出力 25万ポンド
主な搭乗者 カール・ゲイナー
アデン
武装 75mmハンドレールガンSSX7型
迫兵戦用レーザーサーベル
5連ミサイルポッド×2
3連マルチディスチャージャー×2
デュアルミサイル×6

ヤクトゲルフと同じく対D兵器用にカスタマイズされた機体。D-3の電子兵装に対抗するため索敵能力をアップしてあるが、D-3には及ばない。
レビゲルフマッフ
フォルグユニット装備。ハードポイントが4基増え、5連ミサイルポッドを2基装備した。プラクティーズのカールとゲルポック隊のアデンが使用。アデン機はD-3並みの電子兵装を持っていた。

ドーラ
ガンドーラ/ゲルドーラ

形式番号 AMA-06B(ガンドーラ)
AMA-06C(ゲルドーラ)
全高 13.2m(ガンドーラ)
10.4m(ゲルドーラ)
重量 20.4t(ドーラ)
23.2(ガンツァー)
36.7t(ゲルファー)
出力 11万2千ポンド(ドーラ)
3万5千ポンド(ゲルファー)
武装 105mm2連装レールキャノンSSX12型
7連IRMポッド×2
デュアルミサイル×2
80mmマルチデイスチャージャー(ガンツァー)
50mm自動砲(ゲルファー)
80cm誘導魚雷×4(ゲルファー)

ギガノス軍が初めて開発した合体式MA。簡易MAのドーラと巨大バイクガンツァーまたは巨大ホバークラフトゲルファーとを合体させて運用される。ドーラには足がなく、その代わりに大型のロケットノズルが装備されている。そのため長時間の単体運用はできない。105mmレールキャノン2門、7連装ミサイルランチャー2基が装備される。
ガンドーラ
機動ユニットであるガンツァーと合体した場合ドーラのノズルがすべて推進用に使えるため全高13.2mの巨体でありながら最高時速530kmと驚異的なスピードを誇る。言うなれば超高速戦車である。戦闘中に分離・合体をすることでトリッキーな戦闘を可能にしている。合体中のドーラ部は戦車の様に、旋回しての射撃が可能、ガンツァーには80mmマルチディスチャージャーが2門装備されている。
ゲルドーラ
ガンドーラと同時に開発された水上用MA。ガンツァーの代わりに巨大ホバークラフトゲルファーと合体して運用される。ガンツァーよりも大型のゲルファーには3連装バルカン砲が装備され、ハードポイントも増設されている。尚ガンツァー同様、合体中のドーラ部は戦車の砲塔の様に、旋回しての射撃が可能。

ズワイ
形式番号 WAMA-07A
全高 17.4m
重量 97t
出力 28万ポンド
武装 50mmハンドレールガンSSX5W型
4連デュアルミサイルポッド

重装甲の水陸両用MA。つま先に折りたたみ可能なフィンがあり、左手に大型のクローアームを装備する。50mmハンドレールガンを携え接近戦を得意とする。大きく後ろに張り出した胴体後部上方に4連装デュアルミサイルポッドを持っている。頭部はダインに近い。

ギルガザムネ
形式番号 YGMA-14
全高 28.3m
重量 176.8t
出力 50万ポンド
主な搭乗者 ドルチェノフ
グン・ジェム
ハイデルネッケン
武装 75mm自動砲KDA44型×16
100連デュアルミサイルポッド
SIM-96型MLCミサイル
迫兵戦用ハイブリッドブロードサーベル
2連デュアルミサイルポッド×2

全高28mを超える巨大MAで通常のMAの約1.5倍の全高を持つが劇中では数倍のサイズに描かれることが多かった。最初からマッフとして設計されており大気圏内で飛行可能である。バイオフィードバックシステムと呼ばれる思考制御システムによって操縦されるため巨体ながら驚異的な機動性を誇る。頭部に三日月型の鍬形を持ち鎧武者の様ないでたちで左腰部にハイブリッドブロードサーベルを装備する。このサーベルは実体剣でグン・ジェムの最初の出撃時は直剣だったが、二度目の出撃では青竜刀型の剣が装備された。また、ハイデルネッケン機では青竜刀、ドルチェノフ機では直剣が装備されていた。この他、右肩部に100連装デュアルミサイルポッド、胸部に75mm機関砲を16基、腹部に10km四方を火の海にする大型ミサイル1基(形状からして巡航ミサイルの能力も併せ持つと思われる)などを装備する。
グン・ジェムや秘密工場のテストパイロットの乗った金色の試作型は、思考制御システムを一定時間以上連続使用すると脳に悪影響を及ぼしパイロットが正常な判断力を失うという欠陥があった。そこで、ハイデルネッケンの乗ったライトグリーンの改良型では強制安全装置が装備され思考制御システムに5分間のインターバルタイムを設けることでこの問題を解決したが、インターバルタイム中は通常のMAと同様のコントロールシステムとなり機動力は大幅に落ちるため、その間は僚機によるサポートが必要な場合もあった。ドルチェノフの乗ったブルーグレーの機体は更に完成されたバイオフィードバックシステムが搭載されていたと思われるが、ハイデルネッケン機で露呈した複数の目標が同一線上に並ぶとセンサーが混乱しロックオンできずに攻撃することができなくなる欠陥は解消されていなかった。なお、43話では宇宙機動要塞内に多数のギルガザムネ(いずれもライトグリーン)が並べられており、量産体制が整えられていたようであるが、関連本では3機の生産と書かれるものもある。
デザインは、三日月の鍬形に鎧・兜風と、当時大河ドラマで人気があった伊達政宗の姿に良く似ている。当時のアニメ誌などでは、『Zガンダム』のボリノーク・サマーン(森のくまさん)に続く、「サンライズもじりネーミングシリーズ第2弾」として話題を呼んだ。39話ではグン・ジェムにギルガザネムと言い間違えられている。

ゲルニカ
マンガ版オリジナルの機体でマイヨ・プラートが搭乗する。試作機で当初はこの機体がドラグナーとなるはずだった。単行本が未発売なこともあり、認知度は極めて低い。



ギガノス帝国FA

シュワルグ
形式番号 FFA-02
全高 16.6m
重量 48t
出力 17万ポンド
武装 50mmハンドレールガンSSX21型
30mm機関砲
デュアルミサイル×2

飛行機に手足が生えたという趣の主力FA。翼端にデュアルミサイルを装備可能、翼下にもハードポイントを持つ。胸、頭部は一体式の流線型をしており空力特性に優れる。高速飛行時には折りたたまれる脚はMAよりも細くできており、手には50mmハンドレールガンを持つ。

ダウツェン
形式番号 FFA-03
全高 18.7m
重量 57.2t
出力 21万ポンド
武装 80mmハンドレールガン
30mm機関砲
5連IRMポッド×2

シュワルグと同時期に開発された能力向上型。腕と腰に内蔵された機関砲とミサイルポッドと手持ちの大型ハンドレールガンにより攻撃力が向上している。シュワルグと同様に高速飛行時には足を折りたたむ。頭部がシュワルグに比べはっきりしており通信機能も強化されている。



グン・ジェム隊カスタムMA

スタークゲバイ
形式番号 AMA-03G
全高 18.2m
重量 150.4t
出力 32万ポンド
主な搭乗者 ゴル
武装 450mmレールキャノンSBX12型
50mmハンドレールガンSSX5S型
30mm機関砲×2
対M.Aハンドグレネード×8

ゴル専用のカスタムMA。もとはゲバイマッフ。頭頂部にトサカ状の飾りが付き450mmレールキャノンを携行している。巨砲に負けないように出力も強化されており、腰部には8個の対MA用ハンドグレネードを装備している。

スタークガンドーラ
全高 13.2m
重量 21.5t(ドーラ)
23.6t(ガンツァー)
出力 13.2万ポンド
主な搭乗者 ガナン
武装 450mmレールキャノンSBX10型
75mmハンドレールガンSSX14型
7連IRMポッド×2
迫兵戦用レーザーソード×2
デュアルミサイル×2
ガナン専用MA。もとはガンドーラ。肩部の2門のレールキャノンが105mmから450mmに大型化され75mmレールガンも装備している。出力もアップしており単体では運用の向かないドーラをそのまま使用可能。


スタークダウツェン
形式番号 AFA-03G
全高 18.7m
重量 57.8t
出力 23万ポンド
主な搭乗者 ジン
武装 220mmレールキャノンSBX07型
30mm機関砲
5連IRMポッド×2
爆弾投射機×2
電子戦用エリントポッド×2

ジン専用FA。もとはダウツェン。特に電子戦用に強化され翼下にエリントポッドという装備を持つ。これはホログラムで自らの分身を作り出せるもので敵の撹乱に役立った。この装備のためかグン・ジェム隊では最後まで生き残った方だったが、ギルガザムネ最初の出撃時、判断力を失ったグン・ジェムによって誤って撃破される。


スタークダイン
形式番号 FMA-04G
全高 17.9m
重量 62.3t
出力 16万ポンド
主な搭乗者 ミン
武装 50mmハンドレールガンSSX5T型
2連20mm機関砲×2
対M.Aハンドグレネード×4
兵戦用ハイブリッド・サージ×2

グン・ジェム隊の紅一点、ミン専用MA。ダインマッフをもとにカスタムしてあり両手にトンファーの様に装備されたハイブリッド・サージ(=チェーンソー)が最大の特徴。またベルト給弾式の50mmハンドレールガンを持ち、給弾ベルトを機体に巻きつけてあった。対MA用ハンドグレネードも4基装備している。グン・ジェム死亡後はマイヨ率いる反乱軍に参加して最後まで生き残った。


ゲイザム
形式番号 YAMA-13
全高 17.7m
重量 95.2t
出力 30万ポンド
主な搭乗者 グン・ジェム
武装 50mmハンドレールガンSSX5R型
30mm機関砲SSX5R型
対M.Aハンドグレネード×8
迫兵戦用ハイブリッドブロードサーベル

グン・ジェム専用とされた試作MA。大型のフレームと重装甲を持ち専用の強化金属製青竜刀を装備している。ベルト給弾式の50mmハンドレールガンを持ち、給弾ベルトを左腕に巻きつけてあった。対MA用ハンドグレネードも8基装備している。フォルグユニットを搭載していたがマッフとは呼ばれない。




ポッド
本来は宇宙空間での作業用に作られた機体で、これを基に戦闘用に特化した「戦闘用ポッド」がMA開発以前の地球連合軍の宇宙における主力兵器であった。機動戦士ガンダムでいうボールのような存在でMAには殆ど歯が立たず、いわゆるヤラレメカであった。この他、地球連合軍の宇宙用兵器としてはXウイングに酷似した宇宙高速戦闘艇も存在したが劇中での登場は僅かであった。
宇宙機動要塞
ギガノス軍が緒戦の劣勢を打開すべく月の裏側で密かに建造した移動可能な超巨大要塞である。バイオフィードバックシステムによる驚異的な機動性と攻撃力を持ちギガノス軍本部攻略に向かう地球連合軍の艦隊に甚大は被害を与える。しかし、地球連合軍の電磁波攻撃により宇宙機動要塞の根幹であるバイオフィードバックシステムを破壊され、更に2射目の電磁波攻撃によってコントロールを完全に失い月面に激突した。機体は正面から見ると十字に顔状の凹凸を持った構成でゲームスターソルジャーに登場するラザロを彷彿とさせる。
無限軌道砲
ギガノス軍の軍事機密工場で開発されたその名の通りキャタピラーで自走する超巨大な砲台である。台車はスペースシャトルを輸送するクローラーのような形状をしており、主砲は1門で銃身は方形をしている。この他、2連装の機関砲を4門搭載しており、MAの着艦デッキも有している。ドラグナー遊撃隊に守備の不在を突かれ撃破される。


ってな訳で、是非とも・・・
ご覧あれ。
はい。凄い、面白いので。でも、知名度低いからなー・・・レンタルビデオ店で、置いてあったら、是非ともご覧アレでございですよ!面白いです!!
OP

OP.FULL

OP2

ED

ED.FULL

ED2

| ロボットアニメ | 21:48 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ドラグナーはスパロボAで見た時かっこいい♪♪ってかんじましたね~ツインブレードかっこいいし!!そんでもってOPがメチャメチャかっこいいです。今度機会があったらみたいですねw

| わふうみ | 2007/11/15 21:55 | URL | ≫ EDIT

どうもっす。

ドラグナーは良いっすよ!
ヤバイ、カッコいいです!!
PS2のスパロボに出た時は鳥肌立ちましたもん!!
機会があれば、是非とも見てください!!
損は、無いです!!

| デザイア | 2007/11/15 22:35 | URL |















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