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EP-02「覚醒への余興」

原作で言う第2話
なのフェイ有り・・・
暗躍有り・・・
隠れ有り・・・


ティアは空を駆けて自らの決戦場に向かう。

その時、襲い掛かるも九つの黒い光の触手。

「長い・・・!!」

九つの黒い光の触手を一気に切り払うも、それは直ぐに再生する。

「傷一つ付いていない・・・!!流石だ!!」

「ツインスペリオルビースト!!」

二つの巨大な魔法陣が出現し、そこに向かってレオンを撃ち放つ。

それと同時に、光の翼竜と、光の獅子が飛び出し、一気に触手を全て砕きながらイシュタムに向かい、その光の獣とともに、ティアナは天空を駆ける。

「アカシックブレイカー!!!」

「駆けろ!!!!我が炎の・・・」

ティアナは目の前に、魔法陣を創り出し、一気にその中へと通る。

それによって、ティアナは魔力で生成された白き炎を纏い、再生される触手を全て破壊し、刀になっているレオンを翼のように展開される。

その姿は、正に鳳凰の様な姿。

一撃で片付ける。

余計な物など、何も必要ない。

「白き鳳凰よ!!焼き尽くせ!!!」

目の前にいるイシュタムをティアナは捕えた。

自殺の女神は簡単にやられることはない。

「下半身は捕えた!!」

自殺の女神の下半身は全て捕えた。

既に、翼竜と獅子は捕えた。

それに齧り付かせ、鳳凰と化したティアナは一気に駆け抜ける。

イシュタムの下半身は全てを焼き払った。







何かのコクピットの中で、ティアは今の状態で誰かを殺すことを誓う。

「ふん・・・!!」

ティアナの覚悟を感じて、誰かは右手を横に伸ばす。

それと同時に、堕天使の如く美しい何かの翼が広がった。

大きい。

その翼は、あまりにも大きい。

一種の芸術品といえるほどの美しさだ。

「森羅万象の如く・・・」

刃を構え、何かに誰かは立ち向かう。

「ツイングラム・・・!!」

ティアは何かを二つの刃にし、目の前にいる人間に立ち向かう。

目の前にいる誰かを、殺すために。

「今度はちゃんと使えるように・・・!!」

自らの投影術によって、何かを投影させ、自らのものとする。

「フォーススペリオルビースト・・・!!」

四つの巨大な魔法陣が、何かの前に出現する。

ティアナはそこに向かって、何かをそれぞれの魔法陣に向かって撃ち放つ。

それと同時に、光の翼竜と、光の獅子、光の朱雀、光の玄武が飛び出し、何かに向かっていく。

その光の獣とともに、ティアナは天空を駆ける。

「アカシックブレイカー!!!」

ティアナは目の前に、魔法陣を創り出し、一気にその中へと通る。

ティアナ・・・いや、それと何かは白銀の炎に、包まれた。

巨大な剣・・・二つの何かを翼のように展開される。

その姿は、正に鳳凰の様な姿。

「・・・!!乗って!!」

「解った!!」

アカシックブレイカーを行っている何かの上に、何かが乗る。

「一つになれ!!神殺しの刃・・・闇の神具よ!!」

「全ては一つとなり・・・」

「目の前にいる悪魔を滅ぼさん!!」

刃の目の前に、巨大なパーツが現れる。

「自らを刃を強化する物!!」

五つのパーツは刃と融合し、一つの形となる。

最も、柄に近い刃の部分には、勾玉が埋め込まれ、刃は巨大な刃となる。

「断冥超神殺!!!!!!」

白く輝く鳳凰の上で、その巨大な刃は輝く。

悪魔を滅せよ。

「ティア・・・?」

崩壊光を打ち終えて、誰かは正気に戻る。

「そうか・・・僕は何をしていた?」

誰かは、目の前に迫るティアナを見て、本当に自分が最後なのかと悟る。

「・・・これで、最後なのか。でも、ティア・・・ありがとう。僕を、救ってくれて。」

「ごめんね・・・・・・」

「「「破邪断絶神斬!!!!!!!!」」」

三人の全力を込めた一撃が、何かに直撃する。

「ごめんね・・・・・・」

「ううん。ありがとう。ティア・・・」

完全に倒す前に見えた、ティアナと誰かが精神を通わせた瞬間。

それは、速くあり、直ぐに消えた。

しかし、ティアナには掛け替えの無い時間だった。

「終わった・・・」

完全消滅

「ッ!?今の・・・何!?」

流れた、ヴィジョン。

「未来を見ましたね?ティア。」

「え、あ、うん・・・」

瑠璃の言葉を理解できず、意味深に微笑む瑠璃をティアナは、警戒した。

今のヴィジョンは、一体。

写っていたのは、自分なのだろうか。

見ているヴィジョンに全て、モザイクがかけられていたような感じだった。

それが、不安となって、ティアナを駆け抜けた。

そして、瑠璃の言葉の意味を知ることは無かった。

やはり、貴方は、テスタメントなのですね。

この言葉の意味は、なんなのだろう。

それが、ティアナが、瑠璃とであった時に始めてみたヴィジョンだった。

「瑠璃・・・」

「はい?」

待機している部屋の中で、ティアナは瑠璃を見た。

思い出される、あのヴィジョン。

アレは、なんなのか。

ティアナには、まだ、想像すら、出来なかった。

「すずかさんは・・・元気・・・?」

「はい。お母様は、元気ですよ。」

「そっか・・・綺麗な人だったなー・・・隊長がほれるのも、解る気がする。」

「あの二人は・・・そうですね。」

瑠璃の記憶。

ティアナの中で、一番記憶に有るのは、瑠璃の舞う、日本舞踊。

その姿の美しさに、ティアナは、見とれてしまった。

それと同時に、不思議な感覚が会った。

同世代の友達が、いないわけではないようだった。

ただ、ティアナ・ランスターと言う一人の人間を気に入った。

「刃の扱いには、なれましたか?」

「んー・・・燈也さんが言うには、基礎はマスターしたって言うけど、やっぱ、刃はなれないわ。」

「でも・・・マルス達より、一番素質はありますよ。」

「それは、光栄だわ。」










「やっぱり、長いな。」

威力はある。

最大出力にすれば、かなりの物である。

母の作った、最高級デバイス、ネクサス。

自己進化、自己修復などをする、規格外の高性能デバイスと言うとことか。

入り込んできた影

「はやてか・・・」

「そこで・・・そのデバイスを展開するのは、止めてや。そろそろ、時間やで。」

呆れたように、言う。

燈也は、はやての顔を見ずに頷いた。

「あぁ・・・すまない。」

今となっては、すずかを通しての親友となってしまったこの二人。

本来、燈也の役割ははやての秘書となるはずだった。

「結果は・・・?」

ティアナとスバルのことだ。

二人の試験の結果は、まだ、出なかった。

そんな燈也の話を無視して、はやては興味のある方向へと話をする。

「瑠璃ちゃん・・・相変わらずやな。体格に合わないほどの巨乳やし。」

「それは・・・関係ないだろ。」

「でも、瑠璃ちゃんとティアナ・ランスターは・・・スペックに差がありすぎやで。」

今はまだ、知らなくてもいい。

「今に解るさ・・・」

「燈也君は、アレや。」

「ん・・・?」

「私の秘書兼、第三小隊隊長やけど・・・本当に、大丈夫・・・?」

「あぁ。基本的に執務の仕事はお前に任せるからな。」

「あ・・・そう・・・来たか・・・」

雑談を進めながらも、燈也の考えることは、これからのティアナ・ランスターである。

瑠璃の言うとおりであれば、あの時はまだ、覚醒させるべきではなかったと言う。

17の資格を得た今こそ、やっと覚醒が認められる。

最初の覚醒は、早いだろう。

今までの話よりも、これから自分の育てるティアナ・ランスターの成長が楽しみでもあった。

基本的な訓練は、なのはの担当だが、その後に、燈也がつきっきりで行うこととなる。

だが、体力は全快の状態で、行いたかった。

「瑠璃に触れたとき・・・未来が、頭の中に走った・・・」

そこに、ティアナ・ランスターは映っていたと言う。

はやての仕事場に、入る。

そこには、なのは、フェイト、そして、自分の部下がいた。

そして、自分の娘。

瑠璃は、ティアナのことを気に入っている。

あの時から、くっ付いて、ティアナを離さなかった。

会うたびに、喜んでいたのを思い出す。

はやてが、話をし始めた。

今後の行動について。

予め、内容が頭の中に入っている燈也は、辺りを見回した。

思い出すのは、全裸にした執行部の男たちのことくらいだ。

セクハラで、捕まってなければ、いいのだが。

「・・・暇?」

「憐さん・・・」

降りてきているのか。

確かに、ワンマンアーミーであるのなら、この人が降りてきていても、納得はいく。

「直接・・・頭の中に話し掛けるなんて、どういうことです?」

「何となく・・・調度、見かけたからねぇ・・・」

ニューハーフ。

その、雰囲気は狂気に近い物が有る。

ただ、笑いかけて、憐は姿を消した。

「・・・あの人は。」

かすかに感じ取った悪意。

何か、動いているのだろうか。

ただ、管理局の連中が慌てふためく顔を見るのは、楽しみだが。

しかし、本当に何かやりかねない人だ。

憐・ヴィオラ一等空佐。

クロノ・ハラオウンと同期。

「それで・・・なんやけど?」

「ん?」

「話は、終わったで。」

「そうか。」

結果を燈也は受け取った。

「残念だったね・・・ティアは、軽くAA+なんだけどな・・・」

「他のところで、見送りだよ。」

「他・・・ね。」

試験のルールだの、倫理だの、燈也にとっては下らないの文字で済ませてしまう。

試験無で、昇格はさせたいくらいだ。

それくらい、今のティアナに燈也は自信がある。

卒業と同時に、とある部隊に入る予定であったが、クロノの根回しのお陰で、今日、この日までは二人とも燈也の部下だった。

初めて会ったその時から、ティアナの奥底に眠る戦闘力の潜在能力・・・そして、テスタメントであると言うことは、明かさず。

ティアナの成長は素晴らしい物であり、急成長を遂げた今のティアナは推定でもAA+レベルだと、燈也は言う。

その過程で、ティアナは燈也を信じて鍛錬を重ねてきた。

やるべき基礎は全て叩き終えた。

とはいえ、クロノ艦隊はたぼうであるが故に、全て教え込むのに、ここまで年月を費やしたと言う訳だ。

その過程で、スバルもティアなほどではないが、かなりのレベルアップをした。

後は、本来の目的に入るのみ。

すずかと、瑠璃とは、既に面識も有る。

そして、今回の事件において、再試験を受けることができるらしい。

しかも、自分以外の誰かによって、教え込まれると言うのは、燈也は不快だった。

瑠璃を含めた三人は、部屋から出て行き、残るのは燈也達だけとなった。

「それで・・・部隊編成だけど、スバルは向こうに行く訳だよね。」

「ま、まぁ・・・そうなるわな。」

「スバルは優秀だよ。よく使ってやってくれ。姉さん。」

「解ってるよ。」

ここまで、何故拘る。

なのはとフェイト、はやてにはそれが解らなかった。

いや、解らなくていいのだが。

さらに、ティアナに、念を送る。

「後で・・・瑠璃を含めた、特別ミーティングって所かな。」

「は・・・はぁ・・・」

「そろそろ・・・本当に教えなければならないことがある。」

いつもと違う燈也に驚く。

いつも以上に、真剣な感情で言う燈也に、ティアナは、戦慄が走った。

「良いね。ティアナ・ランスター?」

「はい。」

念を送り終わった後は、ここにいる昔のメンバーで適当に談話する。

ティアナ・ランスターとスバル・ナカジマは、席から外れ、其の部屋から出て行った。

とは言え、今後の方針的なものだが。

「それで・・・瑠璃ちゃんの扱い何やけど・・・」

「僕の部隊で構わない。」

「そうや無くて・・・明かされていないとは言え、テスタメント部隊でもある燈也君の部隊・・・」

「あぁ・・・そのことね。」

テスタメントの情報は、ここにいる全ての人間に通っている。

神の力などという、ことは未だに、信じられないが、明らかに、過去の戦闘でアイン・ソフ・レイディーンから始まる魔力を超えるほどの破壊力を秘めていると言っても良いだろう。

爆発的な力を持つ、神の力。

神力・・・今は、持ちすぎた一部の人間の力と呼べるだろう。

まだ、これより半年ご、それが必要になるなど、燈也以外の人間は、誰も予期していなかった。

「信じられへんけど・・・ティアナ・ランスターが・・・テスタメントって言うのは・・・」

「事実だ。とは言え、彼女を僕の部下にしたのは、他に理由があるけどね。」

これは、未だに、伝えられていない一つの情報。

「過去のテスタメントの出現は、すずかちゃんやっけ・・・?」

「あぁ。そうなっている。」

これらも、信じることは出来なかった。

身近にいる人間が、神の生まれ変わりであると言われても、何も信じることは出来なかったのだ。

「そうだ・・・さっき、連絡が入ったんだけど・・・」

「なんや?」

「あいつ等・・・覚えてるよね。」

燈也の私兵

「・・・あの子達、懐いてるの燈也だけじゃない。」

なのはの言葉をスルーして、燈也は話を進める。

「全員、暇が出きれば、六課に合流する。」

「「「な、なにぃぃぃぃぃぃ!!!???」」」

待て。

燈也、落ち着け。

世界の終焉を見るかのように、はやて達は、燈也の肩を掴み、揺らし始める。

燈也の瑠璃とは違った意味で、子供のような存在。

「フェイトにもいるだろうが・・・」

「で、でも・・・!!あの子達より、愛嬌は有るよ!?」

「愛嬌ね・・・それ以前に、戦力になるぞー・・・全員が、ヴィータを倒したからな。」

強いことはわかっている。

戦力になることも解っている。

しかし、なのは達には、どうも相性が悪いらしい。

なのは達の事件に、燈也と共に、参戦したのは良いものの、手柄を取られるは、軽口は言われる、上官に対する態度はなっていないわ、直ぐに手が出る。

そして、何より、可愛くなかった。

長女であるマルスを筆頭に、全員が動き、確かなコンビネーションをみせる。

何より、彼等独自のサークルを形成しているが故に、他のメンバー・・・つまり、燈也、ティアナとスバル以外は、全く統率が取れなくなるのだ。

「後・・・ネクサスの件だが・・・」

「アンファンス形態で我慢!!!」

「ちっ・・・」プ

レシア・テスタロッサの最高傑作であるネクサス。

待機状態を含む四つの形態があるわけだが、そのうちの、三つ目の封印が解かれるのは、よほど、巨大な事件が起こってからとなる。

第四形態は、まず、封印が解かれることは無い。

世界崩壊レベルになったらの話となるわけだ。

「それと、あいつらは、独自グループを組ませて探らせると良いだろう。」

「そうやけど・・・絶対、朝礼とか出ないやろ・・・」

「良いんだよ。それで。」

「マルスは長女らしいけど・・・一々棘があるだよね・・・」

「姉さんに言われたくないと思うぞー・・・」

やはり、評価は悪い。

とある作戦による、なのはのミスによって、ねちねち、なのはの目の前で、突き刺さる言葉ばかりを言い放ったらしく、それで、二人の関係は悪化している。

「でも、統率が取れないと、本当に問題があるんだよね・・・」

六課全体の問題であると言えるだろう。

「フェイトに言われたくは無いと思うぞー・・・」

なのはとフェイトの関係を知れば、確かに見境無くボディータッチしているからか、フェイトには言われたくないと言われるのも、道理と言う物か。

また、一度四人でミッションに赴いた時、夜の二人の部屋はうるさく、眠れなかった。

「それは・・・」

「私となのはは、ラブラブなんだよ!!」

「場を弁えろと言っているんだ・・・」

言っても無駄なことくらいは解っている。

「でも、女の子達のおっぱい、揉ませてくれるで?」

「・・・影で、はやてのことを変態って言ってた。」

「んな・・・!?」

スキンシップのつもりでも、変態と言われれば、その行為は変態となる。

決して、これは、意図しているわけではない。

「燈也の部隊の中には・・・教え子だっていたんだし・・・」

「元・・・ね。」

そりが合わないため、一週間でやめたところを、燈也に拾われたと言う訳だ。

最強の寄せ集め集団とでも言ったところか。

その腕は買われ、他で派遣されていると言うのが、現状ではあるが。

「後で・・・剣技の方を見てもらいたいんだけど。」

「チャンバラから、発展したのか?」

「うっ・・・」

チャンバラ・・・

解説する必要は無いだろうが、この場合の燈也のチャンバラの意味はフェイトの剣技である。

燈也曰く、ザンバーは、無駄に大きく、攻撃行動が極端に狭まる。

魔力の刃ゆえに、重みを感じることは無い故に、スタミナも減ることは無い。

その軽さと、速さを活かした戦闘スタイルが、フェイトだ。

斬馬刀のデメリットを大きく、解決させたが、その刃の大きさゆえに、

「ライオットセイバーを作り出したのは見事・・・」

しかし、二刀流とは言え、元より、剣聖と呼ばれている燈也の前では、チャンバラでしかなかった。

フェイトの速さを持ってすれば、ザンバーモード使用中に攻撃する際に、生まれる大きな隙に、入り込まれる場合は無いが、瑠璃と一度戦ったとき、懐に入られ、刃の抜かず、柄の部分を腹部に当てられ、敗北した。

「二刀流って言うのは・・・僕のような太刀じゃないと、メリットは無いんだよ。」

とは言え、ライオットセイバーを開発した時点で、お互いに暇さえあれば、付きっ切りで教えているのだが、

「伸びないな。」

「解ってるんだけど・・・」

「燈也!!フェイトちゃんを虐めちゃ駄目!!」

「はいはい。安心しろよ・・・見切りのある奴以外なら、倒せるから。」

「うぅ・・・なのはぁ・・・」

「フェイトちゃん・・・」

猫のようになのはの胸に顔を埋めるフェイトが、そこにいる。

それでいて、夜は、狼となるのだから、解らない。

こうなれば、暫くは終わりそうにも無い。

この、バカップルぶりに、燈也は、頭を抑えずに入られなかった。

「そうだ・・・姉さん。」

「何・・・?」

「訓練はティアの担当だそうだけど・・・あまり、余計なことは教えないでくれ。」

本来、訓練は燈也が瑠璃とティアの担当をするはずだったのだが、なのはの教える人間がいなくなるということで、ティアナが回された。

本来は、瑠璃が回される筈だったが、何か、いいようの無い物がある故に、そしてはやての策謀によって、ティアナはなのはに回されることになってしまった。

とはいえ、団体訓練が終わった後に、燈也と瑠璃の二人が、”本当にやるべきこと”をすることになる。

無論、そんなことはなのはが知るわけが無い。

しかし、時間は無い。

教える時間が少なかったとは言え、出きれば、間に合える物にしたいのだ。

間に合える物には、なる筈だ。

不安定でありながらも、形にしたい。

ここまで、慎重になったのは、本人を、中にいる神を潰さぬため。

本来の戦闘技術を開花させ、神と融合させることによって、真の強さを発揮する。

「・・・?」

「ま、それより・・・今後の活動やけど・・・」

「後でメールを送ってくれ。」

燈也は立ち上がり、その部屋から出て行った。

誰も、止める物はいない。

フェイトとなのはも、立ち上がり、この部屋から出る準備をしていたからだ。

「さて・・・いてくれると楽なんだがね・・・」

既に、六課の訓練場になるであろう場所に燈也は向かう。

施設の外に出たとき、突如、蛇のような物が、燈也を襲った。

燈也に襲い掛かろうとしたとき、紙一重で、それを避けた。

完全に避けたつもりであったが、首筋に、僅かな痛みが走る。

燈也は、それを焦る事無く治癒した。

蛇腹剣・・・この、特異なデバイスを使うのは、燈也は二人しか見たことは無い。

一人は、ヴォルケンリッターのシグナム。

もう一人は、同じ副官でありながら、階級は上である憐・ヴィオラ・・・

「何か・・・?」

「何となく・・・彼女の顔を見に行こうと思ったら、貴方がいたから。挨拶よ。」

「・・・確か、前の彼女は、死んだんでしたっけ?」

「えぇ。エレノア・・・馬鹿な女よ。」

死んだ女のことなど、気にすることのない人間。

「憐・・・」

「遅くなったわね。ドゥ・・・いえ。待った?」

「アレが・・・彼女・・・ね。」

憐は、ゆっくりとその、新しい彼女の方へと歩き出した。

あれで、テスタメントであるのだから、半ば恐ろしい。

クロノの提案したワンマンアーミーのテスターの一人でもある。

あれで、クロノと双璧のなすのだから、実力も解る。

ただ、気になるのは、フェイトの追っている次元犯罪者に似ていると言う所か。

ティアナとスバルに、再試験の講習をする武装隊の人間たちを一蹴した後、その場所へと向かいはじめた。









「お父様!!」

「瑠璃。」

人工自然で覆われている人工の島。

そこが、六課の練習場所。

呼び出されたのは、森林地帯。

なのはが、完全監修したと言う空間シュミレーターここの存在を予め聞かされていた燈也は、ティアナと瑠璃に、この場所を教えていたと言うことだ。

瑠璃とティアナがいた、そこの場所には、既にとある陣が完成していた。

「スバル・・・?」

「あ、ちょっと・・・見学したくて・・・」

「良いよ。見ていると良い。」

「燈也さん・・・本当に、やることって・・・瑠璃も、何も言わないので・・・」

「この陣に、まず・・・瑠璃、頼めるね?」

「はい。お父様。」

瑠璃が、その敷かれた陣の上で、あぐらをかき、目を瞑り、両手を広げ、肩の力を抜き、集中し始める。

一体何が起きる。

ティアナとスバルの中に、興奮が駆け巡る。

感じるのは、魔力ではない力。

第二の力とでも、言おうか。

やがて、瑠璃から現れ始める、フェイトとは違う、真の金色の光。

さらに、別の光を放出させ、それは、徐々に、形を作り出し、一つの影を生み始めた。

巨大であり、力強さであり、無骨でありながらも、美しい存在。

誰もが、それに見とれ始めている。

神は、武の舞を踊り、瑠璃は、その神を自由に動かし始めた。

瑠璃に、負担と呼ばれるものが無いのは、元より、それが自らの力であるからだ。

故に、リラックスしながら、瑠璃は今を過ごすことができる。

目を開き、ゆっくりと立ち上がり、自らの太刀を持って、刃を軽く上へと振った。

雲は、裂け、天を焼くように、赤く染まり、龍が昇るかのように、力は舞い上がり、パネルは、その衝撃に耐えられず、全て破裂する。

全ては、ここから始まろうとしている。

これこそ、神である。

テスタメントの真の証。

「ティア・・・これが、今回の、君の本当の訓練だ。いや、この力を覚醒させるって、所かな?」

「これが!?待ってください!!私に、そんなこと!!」

誰もが、出来ないと思うだろう。

誰もが、不可能と感じるだろう。

「出来ます。そうでなければ、お父様は貴方を選ぶ筈が無い・・・」

「でも!!」

「神の復活なんて、本当にランダムなんです・・・それでも・・・テスタメントの力は解放はできるはず。」

「速くて・・・一週間かな。」

チャクラの開放

「私が・・・こんなの・・・」

「腰が抜けたかい?」

「それは・・・当たり前です!!」

今まで、燈也の行ってきた訓練に、不可能な事はなかった。

形として、本人の前に現れる力。

それを、ティアナは感じ取る事が出来た。

だから、燈也の鍛錬を今まで、信じて、行う事が出来たのだ。

しかし、今回は、無理としか、ティアナの中では、そう思うしかなかった。

「私が、全力でティアをサポートします!それでも・・・駄目ですか?」

瑠璃の懇願、何かを急いでいる燈也を肌で感じた。

一体、先に何がある。

自分に、本当にこれが、できるのか。

「私・・・解りません・・・燈也さんのやっていることが・・・」

「ティア・・・私は・・・お願いです。そうでなければ、私がここに来た意味が無い!!」

元は、ティアの覚醒を促すために、瑠璃は来た。

本心は、ティアナの事を好いているが。

「燈也さん、瑠璃・・・本当に、あんなこと・・・できるというの?」

「僕が・・・信じられないかい?」

迫られる。

何かが、後押しする。

これは、自分の直感。

ただ、強くなりたいと言う信念が、ティアナを動かそうとする。

信じられない、訳ではない。

信じてみたいのだ。

だが、本当に、今のような、瑠璃のような力が、自分にあるのかということだけが、ティアナの中に、残った。

「ティア・・・お願いします・・・」

瑠璃は、ティアナに対して、頭を下げた。

「嫌なら・・・強制は・・・」

「やります。」

決める。

「瑠璃に、頭下げられたら・・・やらないわけにはいきません。」

強くなるために。

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