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汗でねっとり……

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うづりん


「暑いね……卯月……」
アイドルらしからぬ姿で送る午後の時間は人の思考と理性を狂わせるのに、調度良い物なのかもしれない。午前中に外でデート、午後から、明日の朝までは凛の家で泊まりという計画だった筈が、夏の陽射しがもろに差し込んでくる凛の部屋の暑さは扇風機を全力にしても地獄そのものだった。
夏の陽射しが意識を朦朧とさせ、何をしようとしていたのかすら忘れさせる。ふと目の前にいる卯月に視線を送ると額から流れ落ちる汗を目が追って、肌から離れた瞬間に、思わず喉を鳴らしてしまう。そして、何故だか、凛は急ぎ視線を逸らして部屋の中でぐったりし直した。
「そう、だね。」
卯月の抑揚の無いボーっとした声が、ムワッとした熱さを部屋に充満させるような錯覚を受けて、思わず、凛は不快な表情を浮かべてしまう。全ては自然現象が悪いと言うのに、それにしても、この東京のコンクリートジャングルを熱するほどの街創りにも問題があるのではないか。
凛の中で、そんな理不尽な考えが充満する。
誰かに当たっても仕方が無いと言うのは解ってはいるが、ただただ、卯月との、お泊まりなのだから、もう少し、何かをさせるほどの涼しさを与えてくれても良いではないか。
窓の外で憎々しげに光る太陽に怒りの視線を送った瞬間、余計に部屋が熱くなるのを感じて、思わず太陽に謝罪する。
何かする訳でもなく、いや、何かをしようとする気力を奪う、この凛の部屋で、卯月自身も、何をすべきなのか忘れて行く。
何か、したかった筈だと言うのに、こうも好きな人の部屋と言うのが思考を奪うとなると卯月のようにボーっとしてしまうのも無理はないだろう。
サウナをする訳でも無し、だからと言って、他に、何をすればいいのか。
乱れた思考の中で、卯月は、ただただ額に汗を垂らして情熱的な視線で見つめてくる凛に対して、何かをしなければならないと言うことを考えていた。すぐに視線を外しつつも、ちらちらと視線をこちらに向けてくる姿、これを雑誌で読んだが童貞と言う言葉を思い出す。
こういう場合、何をすればいいのか。
頭の中の糸がベストな答えを探索しはじめていた。
「暑い……あ、ちょっと、麦茶持ってくるよ。」
「はい……」
凛の言葉で一瞬、我に返った卯月が部屋を出て行く凛の尻を目で追った。凛を喜ばすことを考えていた思考は中途半端に揺れる凛の尻のイメージとが混ざり合う。
「凛ちゃんを喜ばすには……」
「ただいま……卯月……」
何かを考えている姿が妙に艶っぽい。戻ってきた凛の考えたことがそれだった。ひとまず、持ってきた麦茶を部屋にある自分の机の上に置き、卯月の姿を見守った。
(蛹から蝶が羽化するみたい……)
等と、何処か学生が考えたかのように大事な恋人を表する。
「お帰りなさい。凛ちゃん。ありがとね。」
「う、うん……」
汗で濡れた恋人は何処か官能的であり、思わず見惚れてしまう。あぁ、良くある隣の美人なお姉さんに見とれてしまうのとよく似ていると思いつつ、喉を鳴らしながら運んできた麦茶を口に運ぶ姿を凛は絵画を描くようにじっと、見つめている。
ブワッと暑さに寄って噴き出る汗がムワッとして辺りに蒸れた臭いが発散されていることに気づく。卯月の汗の臭いが凛の鼻孔を擽り心臓の鼓動を早くさせた。
変な緊張感が肉体に走り、同時に卯月が妙に色気づいてきたようにも見えてくる。
これではまるで、自分は雑誌や成人向け漫画等で描かれる童貞のようではないか。既に、卯月とは何回もしていると言うのに。と自分の身体に言い聞かせる。
そうは言っても、正直な肉体は既に卯月を求めているように、今度は脳内から卯月が自分を官能的に誘う姿をビジョンとして映し出す。肉体と心は既に卯月に対する欲求でいっぱいになってしまう。
想像する度に発散される己の汗の臭いが、媚薬に思えてきて理性を壊し、脳内のビジョンは余計に卯月が淫らな顔で自分を壊しだす。
この部屋に漂う臭いが凛の中にある理性を壊そうと全てが作用し始めているような気がしてならなかった。
「凛ちゃん?大丈夫?」
「うん…」
四つん這いになって、覆い被さるように近づき、自分を見つめてくる、その仕草は、汗で滴る胸の谷間が妙に目に付くし、ふっくらした、その大きい胸に手を伸ばしたくなる。顔を埋めたい、いや、今すぐにでもむしゃぶりつきたいと欲求が加速した。
しかし、卯月の顔を真正面に見たときだ。
「っ!」
「?」
汗で透けた卯月の衣服から、その淡い桃色のブラジャーを映した。さらに、この部屋の空気にやられたのか、微妙に吐息を出しているような、その仕草と流れ落ちる一滴の汗を垂らす姿は凛にとって発情しているようにも思える。
(ピンク色…)
視線は一気に卯月のブラに釘付けになり、今度は凛が喉を鳴らして唾を飲み込んだ。もう、そこまで見てしまうと離すことの出来ない、卯月の白い肌と淡い桃色のコントラストに胸が高鳴り、己の汗が一気に流れ出るのを凛は感じた。
べっとりとした感覚が気持ち悪くなるほどに吸いついた衣服が、もう我慢は出来ないと前に出たいと凛は言う。
「大丈夫?凛ちゃん……」
「卯月ぃ……」
年上の女の身が持つ固有的な色香を放つ卯月の存在に思考は卯月を自分の色に染めつつ汚していく。凛の抱く卯月への妄想は思春期そのもので、香る汗の臭いとべとべとの感触が卯月を卑猥に見せて行く。
「卯月……」
挑発するような仕草で自分を見つめる卯月の姿に、心は確かに初めての時以上の感覚になっていた。このまま、我慢するのは……
「大丈夫……じゃないかも……卯月。」
再度、名前を呼ばれて、凛の瞳を卯月は覗きこんだ。その熱の籠った視線に、ついつい、お姉さんぶりたくなる。
弱弱しく自分の名前を叫ぶ凛に卯月は弱い。クールに見えて、強がっているような、自分の前で己の弱さを曝け出す、その姿は卯月の母性本能を燻らせるには充分だった。
だから、なんとかしたくなってしまうのではあるが……
「卯月の……」
「ん?」
疲れによる、とろんとした目つきは凛の理性を壊し熱気の籠った視線が凛を壊していく。熟れたような、ぷっくりとした汗の滴る卯月の唇を前に、もう……
「んぅ……は……あぁ……」
その唇を奪っていた。
恋人の小さな喘ぎが互いの肉体に入り込んで行く。甘えるように口に塞ぎ、卯月の唇を貪り始めた。汗のにおいが充満し、べっとりとした感触が肉体を覆う。
四つん這いになって、此方を見つめて来る卯月と唇を重ね合った瞬間、僅かに互いに身じろぎをしてしまえば唇が擦れ合い、心地良い甘みと痺れが全身を駆け抜ける。
その心地良さに対して、反射的に凛が卯月の背中に腕をまわして、もっと、密着するように抱きしめあった。
ぬちゃっと汗と汗が混ざり合い、凛は卯月と粘膜で繋がることに喜びを覚えてしまう。
熱気によって生まれる感情と、緊張によって生まれる感情が吐息となって漏れる。
卯月とキスしている。
既に理性なんてものは本能と言う名の熱湯の中に入れた氷の如く、溶けていた。
肌を密着させるだけで伝わってくる卯月の甘い臭いが凛にとっては媚薬のように肉体を敏感にさせた。こんな物が見つかってしまえば週刊誌は格好の餌の如く醜い獣のように食い付くだろうと思いつつ、それはそれで、卯月を自分のものにする良い口実だと、より高揚して卯月の唇を貪った。
甘い臭いに虜になって、もっと密着していたいが、それ以上に熱さが肉体に充満して、いったん卯月から凛は唇を離した。
「いい……?」
「うん」
汗と汗が混ざり合い生み出される官能的な臭いに頭をクラッとさしながら、互いに目の前で衣服を脱ぎ合う。
息を乱しつつも互いの白い肌を見つめ合うのは、毎回であるが緊張してしまう物があるし、凛自身、肉つきの良い卯月の身体はゾクゾクさせるほどの要素が、ここにある。
今、この暑い部屋で卯月と、ねっとりとしたセックスをする悦に満ち溢れる。
求めあってしまう喜び、何よりも耳元に残る、先ほどのキスの音が未だに響き渡り、思春期の年齢である凛は年上の存在である卯月を求めあう。
幼い顔立ちでありながら、自分を導くお姉さんにように愛してくれる卯月は凛を根本から変えさせた。強がったり、クールな素振りを恋人の前でかっこつけようとするたびに、卯月の姉として振る舞う、この場では全てが崩れ落ちたかのように年相応の自分が出てしまう。
「卯月……」
裸体が露わになって、もう一度、名前を呼んでから今一度、唇を重ね合った。今度は全身で汗を密着させあい、媚薬に近いほどに芳醇な臭いを発散させて、卯月が舌を絡ませてくる。時折、口を窄めて下に付いてる凛の粘膜さえも吸い取ろうとするかのような感覚にビリビリッと電流が凛の背中に走り、凛は甘く切ない嬌声を発しながら卯月の口全体を使った愛撫に身体が震えて小さな痙攣に、その身全体を震わせた。
愉快そうに卯月がほほ笑み、いったん、唇を離した。熱気となって放出される口の中の生暖かさ。汗がボトボトと噴き出ては堕ちていく。
「ん……うじゅき……」
とろんとして普段はクールと呼ばれている表情が、まるで感じ取ることの出来ないほど気持ちの良いことを欲しがる子供のような幼い顔立ちの凛が愛しい。
熱に塗れた筈なのに、熱い肉体はもっと欲しくなる。既に肉体全体に媚薬が走った凛の肉体は常に卯月を求めてしまっていた。どれだけ、熱く、居心地が悪くなりようとも卯月が欲しいと凛が潤んだ瞳で訴えている。
ねだるように、その表情は涙目で卯月に訴える。
ぬるっとした感触が妙に心地良く、快感を求めていることを見透かされて、動揺することなく凛はおねだりするように舌を出した。
「凛……可愛い……」
「卯月……」
凛は瞳を閉じて、もう一度、卯月とのキスを受け入れた。しっかりと飽きることなく卯月のキスを受け入れる。飽きることなく恋人とのキスに耽って、卯月の心地良さを全身で感じた。ずっと、このまま、こうしていたいと思いながらも、卯月の身体は凛に永遠のキスなど求めていない。
唇を離して、卯月は耳元で凛に囁いた。
「凛ちゃん……して……」
「うん……」
身体全体がぐっしょりとした汗と言う名のオイルに塗れている。小さなサウナと化している、この部屋で湧き出る汗と言うのは無限大に近く、吐きだす息の官能さに比例して芽生えてくる性欲は止まることを知らない。
ぬっちょりとした肉体から来る下半身の疼きはどうにもならない。卯月が己の肉体の反応に頬を紅潮しながら、凛の手を掴み、下半身の疼いている場所まで誘導する。ぐちゅっと音が響き、凛の指先から卯月の肉体がどう淫らになっているのかが嫌でも解る。生暖かく汗と蜜でドロっとした感触が凛の肉体をビリっと震わせた。抱きしめていた腕は大きな卯月の尻を撫でつつ、唇は汗の溜まった乳輪を、そのまま一周して舐め取った後に大きく硬くなった乳首を口に含んだ。先ほどまでキスしながら擦れ合っていた火照った勃起乳首同士が摩擦を起こして蔓延る振動は大きくなって肉体にフィードバックし、性感が高まって、敏感になっていた乳首を口の中に含み舌で突いたり、転がしたりし卯月に快感を与えた。
乳房と乳房が擦れ合った、あの快感でさえ、胸が潰れ合い食いあうようなキスの感覚で敏感になっていた胸は凛に乱暴に口の中で暴れさせるたびに快感電流となって卯月の身体に走る。
「あッ……あぁ……」
甘い嬌声が漏れる声がビクッと反応する度に……
「卯月のここ、凄い……」
下半身の泥濘が、おぞましいほどに淫裂から漏れる蜜や汗が失禁したかのように漏れ出た感覚に、肉体を震わせていた。泥濘を愛撫するだけで洪水を起こしたかのように床を濡らす凛の指には蜜が絡みつき、媚肉に抽送をすると、ぐちゅぐちゅと淫らな音を奏でた。
「あぁ……良いよ……」
途切れそうに、しかし、色気づいた卯月の優しい声が凛の感情を昂らせた。
そっと、卯月に優しく黒髪を撫でられてアイドルとしての矜持など捨てたかのように愛撫に夢中になる。
凛だけの恋人であり凛だけの姉である卯月が自分の手で心地良くなることほど愛しあっているたびに嬉しいと思うことはない。
だが、それだけでは物足りない。
今度は卯月にもしてほしいと言うように凛は腰を揺らし、そっと誘惑した。
「凛ちゃんの……エッチ……」
嘲るように笑いつつも、快楽に溺れるような姉に言われたくないと、そう口にした卯月に抗議の意味も込めて、もっと激しく愛撫を繰り返す。乳頭と淫核をキュッと強く摘ままれ、今まで以上の電流が走り出す。
それに負けないように卯月も強く凛の肉体に二本の指が凛の膣の中に強引に捻じ込み入り込んだ。
「っぁぁぁ!」
「あぁぁっ!」
待ち望んだ快楽を素直に受け入れて、二人とも嬌声を漏らした。これほど、心地の良い物はない。歓喜の喘ぎを走らせて、互いの膣内で媚肉を抉るように蜜を掻き出しつつも淫蜜と噴き出る汗を混ぜ合わせて、より官能色の強い臭いを発して部屋を充満させる。激しくしたり時に優しくしたりする緩急の付け方が肉体にはジェットコースターのように走る。肉体の奥底まで刻まれて快感は肉体の奥にまで侵入してくる。
「卯月の身体、綺麗……」
「凛ちゃんも……」
短い言葉の中で、互いが何を思っているのか解っている。伊達に、長く恋人をやっている訳ではない。
小刻みに震え出る嬌声と、互いに気持ちいと言われるたびに言葉は刺激物となって淫裂から、より多くの蜜を流す。
言葉を発するところで口端からだらしなく漏れる唾液を互いの舌で舐め取りあい、そのたびに唇を重ね合う。
卯月は掻き回すだけではなく淫水を掻き出すように入り口付近をなぞり、くすぐり、そして、徐々に中心に近づくと勢い良く中心を指で突き刺す。どろどろと膣内で創られたマグマのように煮え滾る淫蜜がドバッと飛び出し、卯月の肉体を濡らす。
ドロっとした汗は皮を作るかのように床を濡らしている。
「っぁぁぁ!!」
この上なく、凛がクールとは無縁の声をあげるだけで卯月は軽い絶頂をし、肉体が痙攣するのを覚える。
「んぅぅぅぅっ!」
そのまま唇を重ねて軽い絶頂から来る振動を味わいながらビリビリと痺れる快楽を共有し、肉体全体が性帯感となったかのような凛の肉体は、それだけでたまらず、快楽が頭を抉るほどの刺激が襲いかかった。愛撫を続けながらも、容赦なく卯月は凛の乳首を捻じりあげた。
それは乳首を舌で転がされるよりも凛にとっては激しい快楽となって痛みはズキッと凛を狂わせる。
卯月にされるのが好き。でも、卯月にするのも好き。二つの感情が混ざり合い、獣のようなセックスと言うよりも交尾と言う言葉が似合うほどの激しさを醸し出す。
互いに気持ちの良い場所を愛されて震える身体を互いに弄りあう。淫唇の奥、媚肉の中にある心地良い場所を撫でられるだけで二人の顔はアイドルと言うよりもアダルトビデオに出てくる女優の顔になる。
肉体も、言葉も、思考も、顔も蕩けて求めるのは快楽だけの淫らな人形のように愛しあう。
凛は上目遣いで卯月の乳首を甘噛みし、さらに、口の中で攻めて、止めと言わんばかりに媚肉を指で刺激し合う。三点を同時に攻め立てた。
「んっ、んぅっ……凛ちゃん、その調子……」
余裕を見せつつも快楽には抗えずにいたが、卯月は、その片手だけの凛への愛撫だけで、凛の肉体は敏感なまでに反応して己の歌を脳内に流しながら凛の媚肉を奏でた。
「あふっ……あぅっ、んぁぁぁぁ……」
凛が激しく嬌声を発しつつもリズミカルに卯月の肉体を愛する。互いに肉体が振るわされて、その細かな震えが二人の快楽に共鳴し合い、増幅し互いの肉体を駆け巡りあった。
ドロドロになり、最初に抱いていた愛情など忘れ去るような心地良さ、互いに恋人の与え会う快感を夢中で貪りあう。
「っ……あぁ……きそう……」
「卯月も……?私も……熱いの、凄いの、き、きそう……っ!」
心臓が爆発しそうなほどに予感が膣内から、ぐつぐつと煮えたぎり、改めて二人は互いに肉体を強く抱きしめあった。
気を失う前に、もう一回繋がりたい。既に汗と蜜の粘膜で繋がりあった二人は舌を出して、いきなり絡ませあい、濃厚にまじりあった唾液を互いの口の中でぐちゅぐちゅと響かせあい、飲ませあ胃、喉を鳴らして流し合う。
互いの肉体がどうなっても良い。ただ、もっと快楽が欲しい。互いに爪を突き立てるほどに強く、もっと強く抱きしめあい、赤い痕が残りつつも、それすら心地良さになって混ざり合う。
二人が強く愛しあって、そして唇をまさぐりあいながら改めて強く密着し合い、足を絡ませて互いに淫唇同士を結ばせる。
ぐちゅっと、重ね合わせた瞬間、一瞬、露出した淫核が重なり合い、互いの肉体が弾け飛んだ。
「ふぁぁ、あぁぁぁ、あぁぁぁぁぁぁんっ!」
凛が下にまで聞こえそうなほど大きな嬌声を発した。
「あ、はぁ……はぁぁぁぁぁんっっっ!!」
大きな爆発が起きたかのように二人の肉体がビクっと揺れた。
紅潮し、花が咲き乱れるように二人は抱き合った両手を離して花のように咲き乱れて辺りに汗も散った。背中が弓なりに反りかえり、二人が、どれだけ心地良かったのか、その快感の絶頂の感覚が解る。
「ふふ……凛ちゃん……」
そんな状態から回復しない凛の淫唇に卯月の舌が這い回る。絶頂で痙攣したばかりの淫唇を容赦なく撫でまわした。
「あ……、ダメ……うじゅきっ!ちょ……ちょっと……待って!ひぃぃっ!」
これ以上の快楽は欲しいが、今はまだ休みたい。その感情を無視して愛撫する。これ以上の刺激は気がおかしくなってしまいそうだ。しかし、手足に力が入らない。抵抗する術も無く、凛は卯月の無邪気な愛撫に大きな嬌声を熱い部屋に漏らした。

一つの行為を終えたのは夕方になった時だった。
ドロっとした感覚が抜けて、ハァハァと漏らす息が心地いい。身体の中の変な物が浄化されたかのような爽やかさだった。
汗が全身を吹き抜けるも、この時間になって吹きすさぶ冷たい風が二人には妙に心地いい。
「卯月……」
名前を呼びながら、卯月に抱きしめられている、この卯月の暖かさが眠気を誘発させる。ただ、この甘い臭いにもう一度、したいとは思ったが、肉体の疲れは、さすがにそれを許してくれなかった。
ただただ、べっとりとした汗の感覚と冷たい風が二人を心地良くさせて体力の回復を早めていた。
「凛ちゃん……」
上目遣いで卯月の顔を覗きこむ凛に卯月は優しく唇を重ねた。
その顔が卯月にとって、とても愛しく可愛くて再び強く抱きしめて二人が満足するまで貪りあった。


「もう、珠理奈……そろそろ、卯月達が……」
「かまいませんわ……お姉さま……だって、卯月ちゃんも凛と、まだ、いっぱいしていますよ……」
「えっ……そ、そうだけど……」
「そんなことよりお姉さまのオマンコ……すごく綺麗……しゃぶりつきたくなっちゃうわ……」
「そ、そんな恥ずかしいこと言わないで……」
島村玲奈は顔を真っ赤にしながら、かろうじて声を絞り出している。その姿は、何回も肉体を重ねたとは思えないほどに、未だに処女感をだしているほど、傍から見ればひどく滑稽で、しかし、それは珠理奈にとって、とても可愛らしく映り、満面の笑みを浮かべている。
身体に力が入らない。
渋谷珠理奈の我儘を聞いていると、いつもこうなってしまう自分がいる。
島村玲奈は隣の部屋から聞こえてくる娘達の嬌声を聞きながら渋谷家で大きな声を漏らした。


「え、晩御飯、用意してないんだ……」
「えぇ……その、島村さんと良い感じに盛り上がっちゃって……」
「そう……」
妙に火照った身体、互いに熱を帯びた顔をしている。そして、先ほどまで、互いに何をしていたのか島村母娘は察してしまった。
卯月と、その母親である玲奈は互いに言葉を交わすことも無く、俯いて顔を紅くし合いながら気不味い雰囲気が流れている。そんな空気も気にせず、凛は母親との会話を切り上げて、卯月の膝枕に頭を置いてソファで寝っ転がる。
「ねぇ、今日、ピザを頼もうか。調度、4人いるし。」
珠理奈が軽い感じで声をかけて、凛は「それでいい」と卯月の膝枕いに甘えながら言う。
卯月と玲奈は「は、はい!」と、声を上ずらせながら、それを承認した。

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