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お嬢様には逆らえない

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姫ロリ千歌


「キャッ……」
思えば、これが原因だったのかもしれない。と、今では思う。
希望する全寮制の高校の入学試験を受けた帰りのことだった。
手ごたえはあったし、それなりに、最後の受験が終わったと言うこともあったし、滑り止め等のがっこうも受かったし、あとは、ここで受かってしまえば。そういうことを思っていた時だった。
来栖川姫子の目の前を横切り青のかかった黒髪の少女が倒れそうになったのは。
倒れそうになった。と、言うのは姫子が、地面に倒れる直前に抱きしめて事なきを得たのだが、足を挫いてしまったらしく、姫子の身体にもたれかかりながら少し、痛そうな顔を浮かべていたのを覚えている。
小等部の制服だろうか?可愛らしい制服と、学帽を身につけた姿は雑誌モデルの女の子達よりも気高く美しく見える。
「大丈夫?」
「は、はい……」
(綺麗な顔……)
その助けた少女の顔は忘れることが出来なかった。少女にしては整いすぎて芸術的な顔立ちすぎたのだ。
俗な表現だが、陶器のように白い肌に、釣りあがりながらも青い瞳には世間の全てを見透かしたかのような透き通った部分を見受けられながらも理想と言う物に満ちた輝きを保っている。女性がえたいパーツを全て保持しているのではないのか。と、思えて仕方のない少女の姿だ。
蒼のかかったストレートロングな黒髪は光沢感があり眩しく映る。
思わず、見つめすぎて脳裏に刻み込まれて、さらには暫く忘れずに夢の中で思い出してしまうこともあった。
それほど忘れることのできない顔立ちだった。少女は、多少、傷めたのか頬を紅く染めて少し涙目になってしまっている。そこも、端正な顔立ちを含めて、より美麗に、その眼に焼き付いてしまう。
心のシャッターで、脳は何かを感じ取り無意識に、彼女の顔を何枚も何枚も記憶に焼きつける。前に、何処かで会ったことがあるかのようだ。
「お姉さん、お名前は……」
「そんな名乗るほどじゃないよ。今度から気をつけてね。」
「は、はい……」
この出会いが、何処かで会ったことのあるような少女との出会いが姫子の運命を狂わせる。
とは、良く言ったもので、この後に襲いかかる姫子の運命と言う物は実に、良く解らないものだ。

そんな運命の出会いから何カ月経ったことか。
「おかえりなさい。姫子お姉さま。」
そういう出会いを思い出して、帰るべき場所に帰ると、それはそこにいた。
姫宮千歌音と言う小学生であり、姫宮家の跡取りである少女の姿。そして、この家の主である。両親は遠い場所で暮らしており、ここには実質的に姫子と、複数の侍女たちだけ。姫宮家が千歌音だけに与えた館と言うことで、どれだけ金持なのかと、正直、驚かずにはいられなかった。寧ろ、このような館に暮らして高校に通うと言うことが一番の驚きだったのだが。
また、その経緯も考えてみれば、おかしい。と、思ってしまう部分がある。
高校に入学したものの、希望していた寮が偶然の手違いで入れなくなってしまい、その状況で困っていた時に、偶然、通りかかったらしい千歌音が、全てを手配して姫宮家の入居を決めた。
それが、去年の春のこと。
そうして触れていくうちに当然の如く、小学生レベルの勉強やら、庶民的な子供の遊びを教えたり、一緒の料理を作ったりと、そういうことをして遊んではいるものの、ふと、同い年の友人がいないことに気付いたが、高貴な身分のお嬢様と言うのは、そういう物が許されないかのように、外部との接触が断ち切られている。
敢えて、そうしているのか、それは、メイド達に聞いても解らない。
「た、ただいま。千歌音お嬢様。」
その身分やら、何やらを知ってから、居候の見である姫子としては千歌音のことをお嬢様と呼んでしまう。
しかし、そうなると、目の前にいる姫君は途端に機嫌を悪くして、無邪気な笑顔を捨てて王女として、館の主としての顔を出す。
「そうではないでしょう?姫子お姉さま。」
それから、頬を、ぷくっと膨らませて不機嫌な顔を浮かべ、改めて呼び方を変えるように促した。
「ただいま。千歌音ちゃん。」
「おかえりー!姫子お姉ちゃん!」
そう言い返せば、年相応の無邪気な顔を見せる。普段はクールな顔を見せて、二人きりになれば猫のように無邪気な顔を見せる。
「さぁ、早くお部屋に行こう。」
「うん。」
腕を引っ張られて向かえば二人が共有する一室。この館に住み始めてから、ずっと、この家に住んでいる。
「さて、着替えるから、ちょっと待ってね。」
「うん。」
わくわくしながら無邪気な笑顔を浮かべて此方を眺めている千歌音の表情で、いまいち、衣服を脱ぐことが出来ない。いつものことなのではあるが、未だに、この視線に慣れることは無い。
そこにあるのは純粋にある子供の心と言うわけではなく、何処か男性が変態的な視線で女性を舐め回すように見せる視線そのものだった。未だ、この雰囲気に慣れることは無い。何を考えているのか、どうしてほしいのか。姫子は千歌音にどうされたいのか。そのことを考えるだけで、何故だか胸が熱くなってしまう。
どうされたいのか。
そう考えるだけで胸が火照ることへの違和感、相手は大人びた少女とはいえ、一回り近く年齢が近い少女。その少女に何をされたいのか。と、言うことを考えると身体が変に興奮する。
「って、これじゃ、変態じゃない……」
着替え終わって、これからどうするのか。課題と呼べるものは無いが、この館に住んでいる手前、無駄に悪い点は取れないが故に、それなりの成績も収めてきた。
それは千歌音のメイドである乙羽から、そこはかとなくプレッシャーのようなものをかけられてきたこともある。そんなことも露知らず、千歌音は無邪気に、こうして接してくる。
「私の椅子は姫子お姉さまのお膝よ。」
猫のように蹲りながら、着替え終わり、ゆったりと休みだす姫子の膝の上に千歌音は座り込む。
「千歌音さま、それでは姫子様のお勉強の邪魔になります……」
メイドの乙羽が注意したとしても、聞く耳を持たない。今日のお菓子を持ってきた乙羽に注意されたとしても、ずっと姫子の膝枕の上でゆっくりだ。
「全く、乙羽さんはいつもこう。」
頬を膨らませて不快感をあらわにする。
「ダメだよ。そんなこと言ったら。いつも、私たちの御飯を用意してくれるんだから。」
「解っているわ。そこはちゃんと感謝しているもの。」
と、言うことで、嫌いではないらしい。
ただ、もう少しだけ融通を聞かせてくれても良いのに。
と、静かに顔が歪む瞬間を見て、千歌音のことを察することが出来るようになったのは、成長とでも言うべきか。千歌音のような小さい子でも、お嬢様と言うのは、それなりの融通が効かない物らしい。
そういう千歌音、時折、この人形のように美しき顔が、年相応の顔を見せる瞬間が姫子にとっては可愛くて仕方ないらしい。だからこそ、甘やかしてしまう。
「いいの。姫子姉さまだって、そんなに嫌がっていないもの。」
此方を誘うように猫耳と、猫尻尾付の私服を選んで、こうして甘えてくる。
「わ、解りました……」
とはいえ、一度も、こういう感情は見せることは無かったらしい。何処か、家の宿命やら、そういう物を受け入れた冷めた子供だった。と、言うのは聞いているが、それが信じられないくらいには甘えん坊と言う言葉が似合う。
「すみません。姫子さま……」
そういうこともあってか、多少の嫉妬交じりで、そういう千歌音が見れる。
と、言うことで侍女たちにはありがたられているし、良い部分もあれば、先に述べたように悪い部分もある待遇であると言えるだろう。
とはいえ、
「姫子♪」
嬉しそうに姫子の名前を呼ぶ千歌音を見れば許してしまう自分がいるのであるが。
さらに呼び捨て。
しかし、悪い気分ではない。
理由はよく解らないが、遥か昔は、そう呼ばれていた気がする。
根拠のない理由が既にそこにあり、それは常識として、ここにある。
ただ外では気を使って”姫子お姉さま”と呼ぶのだが。しかし、千歌音自身も社交的な部分と言うか、大人ぶってはいるが割と誰かに甘えたい普通の女の子と言うことだろう。
虚勢を張ることは疲れる。
故に、誰でも良いから甘える相手が欲しかったのだろう。と、思っていたが。
「そうじゃないわ。私は、あの時、姫子に助けられて恋をしたんだもの。そして、ずっと、忘れていたの。貴女と私は、前に恋に落ちているんだから。」
これが子供特有の物なのか、どうなのか。
妄想、子供が持つと言われている非科学的な力が作用した物なのかは解らないが、一緒に寝るたびに、その過去の記憶なのか、自分が妄想した世界なのか、それが見えることがある。
そういう物から運命的な物を感じてしまうことがあるようで、自分もときめいてしまう。
「姫子~」
甘えるように姫子の名前を呼んで、頬ずりを自然としてくる。
学校の宿題は無い分、一時間ほどの復習と予習を終えれば千歌音と一緒に遊ぶことになる。
その一時間で十分なのか?
と、言えば、それはそれで、不十分な時もあるのだが、1時間以上勉強をしてしまうとお姫様は怒る。
「姫子、終わったわよね。」
「うん。終わったよ。」
無邪気に接しながらも独占欲は強い。満足したように千歌音は姫子を抱きしめた。
「これから、どうしようか?」
「今日は、姫子をもふもふするの。」
口でふふんと言いながら、姫子の胸に顔を埋めて、本当の猫のように甘えてきた。
「ち、千歌音ちゃん!?」
聞く耳の持たない好奇心旺盛な猫のように、首を振って姫子の胸を堪能する。
むにむにと胸のサイズや、形が変わるが、乳房がつぶれて、形が元に戻り膨れる瞬間にゾクっと来るものが、そこにはある。弾力のある胸を揉みし抱くこと、そこに気持ちよさを感じてしまう。蹂躙するように、その悪戯な小悪魔な顔を見たときは、背筋を悪寒とは違う感覚が走る。指の一つ一つの挙動が妙に緩急をつけてきて、蕩けた顔を晒してしまいそうになった。
胸の中に暖かい物が広がってくるのを感じた。いけないことをされている。
それを許してしまっている。
と、言う部分が、さらに身体を溶けさせてしまいそうなほどの心地良さを与えてくる。
乳房に顔を埋められるだけで、千歌音の吐息が胸に当たるのだ。
甘く全身を駆け巡るような快楽が走り回る。姫子の口から思わず零れる官能的な叫びに千歌音は満足したかのように、ニマァっと小悪魔な笑顔を浮かべて喜んでいた。
「ち、千歌音ちゃん……ダメ……」
このまま生の胸を出してしまったら、それこそ暴走しそうだ。
「どうしてー?千歌音、子供だからわかんなーい。」
解っているくせに、小悪魔のわざとらしい演技は続きながら、乳は弄られる。この幼女は、そういう部分で容赦がない。全てにおいて過去の記憶と言う物に繋ぎ、説得力のような物を出してくる。ヒクッヒクッと肢体を震わせながら耳元で千歌音は囁いてきた。
「また、大きくなったんじゃなくて?」
「それは……」
確かに、千歌音と、こういう遊びをしてから胸は大きくなってきた。成長期と言うのもあるだろうが、生々しい、こういう行為に反応してホルモンが促進されるのだろうか。と、思いつつ、これが驚愕だったら不快な男子の目線が注がれることになるのだろう。
女子校だから良い物の、それでも、90を越えたバストと言うのは気になってしまう物がある。
「これも夜中に私が成長を助けてあげているからね。」
「千歌音ちゃん?」
「んふ、何でも無いわ。」
幼女にしては妖艶な微笑みを浮かべながら脳髄を掻き回すような囁きに、このまま押し倒してしまいそうだ。
しかし、そこまですれば流石に千歌音を傷つけてしまうことになる。
だから、何も出来ずにもんもんとするのみ。
千歌音が寝たのを見越して夜中に隣で自慰行為に耽るのが姫子の寝る前の日課であるとも言える。ねっとりとして、どろっとしたような千歌音の愛撫にブラ越しからも乳輪がぷっくりと浮かび上がり、乳首が勃起していることで、嫌でも感じて頬が紅潮してしまう。
「姫子おねえちゃん、ちょっとしたスキンシップで感じちゃうんだぁ。」
悪魔な微笑みを浮かべても、快楽の電流が駆け巡ったかのように、股間が濡れ始めて下着がじゅわぁぁぁぁッと、音を立てる様に濡れ始めて牝の臭いを姫子は発散させていた。
今夜も自慰行為は逃れられない。
そういうように、この体内に溜まった熱と高まりをどうすることも出来なかった。
悪戯な顔を浮かべた可憐な少女は、その後も姫子の胸を弄り続けた。
一緒に食事をしている時も、可愛い顔を浮かべながら視姦されているような燃えるような視線は見ていて肉体に、さらなる熱を与えてしまうような錯覚を覚えた。風呂に入る時も、何もかも、彼女の視線が姫子に淫らな快感を与えてしまう。
既に、肉体が熟れて我慢できない状態になってしまっていた。
千歌音に、そういうことをさせるわけにもいかないし、夜中のベッドの上で二人で眠るのだが。
「そろそろ、一人で寝たら?」
と、言うものの、それを聞く女ではない。
「ダメよ……ひめこは、わたしのなんだから……それは、同時に私は姫子の女なのよ?だから、あなたは私と一緒に寝なければならない義務があるの。」
迫りくる千歌音の色香に全身が侵されていくのが解る。性欲が溜まり、必要以上に熱のこもった身体のまま近づいてくる姫宮千歌音と言う大人びた雰囲気を纏った幼女。
「あ……だ、ダメだよ……千歌音ちゃん……」
「何が、ダメなのかしら?」
「だって、まだ、こんなこと……」
「でも……」
妖しく微笑む、その小悪魔。
これから、千歌音に何かをされてしまうことへの七部の好奇心と三部の恐怖が身に宿り、息が荒くなる。
どうなってしまうのだろう。この幼女に、何をされてしまうのか。しかし、悪い気はしない。
本当に前世で繋がっているのであれば、こういうのもありなのだろうが、如何せん、児童ポルノ法と言うのが許すわけがない。下手したら捕まってしまうかもしれないだろう。
だが、千歌音なら。そんな、悪魔のささやきが襲いかかる。あの時から、ずっと、心に刻み込まれた、この人形のように綺麗な顔の少女。この幼女のいいなりになっている気がする。
しかし、それが悪いことと言えるのだろうか。そう思えるたびに鼓動が速くなる。
あぁ、愛しい。この姫宮千歌音と言う少女が出会った時から。
正直にいえば、ずっと、このまましたいと思っていたし、されたいとも思っていた。全ての感情のベクトルが、千歌音に向けられている。学校で起こった些細なことよりも、姫子にとっては千歌音、千歌音、千歌音の一色。
その中にある全てを受け入れたい。為すがままにされたい。
千歌音を滅茶苦茶にしてみたい。
その高貴な顔を淫らに染めてみたい。
日ごろ、嫌でも見てしまう官能的な雑誌やアダルトサイトの情報を得て、自分と千歌音に当てはめてしまう。
こうなったのも、全ては千歌音が誘惑してくるのが悪い。
此処に住み始めてからずっと、1日も欠かさずに誘惑をしてきた幼女と言う悪魔、精神を犯し、そのまま巣食う容赦のない存在、それが体内で姫子を淫らにし、官能色に染めていく。
ずっと、我慢してきた。
今日、その境界線が破壊されそうだ。
幼くして持ってしまった、その美貌が悪いのだ。
ただただ、千歌音と言う少女が迫り、顔が近づいてくる。
どうすれば良い。
見つめあい、そして、千歌音は目を閉じた。
このまま、自分も唇を重ねようと思い、意を決して名前を呼んだ。
「千歌音ちゃん……」
しかし、声はかえってこない。
何があったのだろう。
改めて、彼女の顔を眺めた。
「千歌音ちゃん・……?」
「すぅ……ひめ……こぉ……」
既に、夜は10時を過ぎ、小さな子供は眠りにつく時間。
襲い来る眠気と言う名の子供の肉体に襲いかかる悪魔には抵抗するすべを持たない。
そのまま千歌音は一人、眠りにつき、姫子も何処かがっかりしつつも安堵の顔を浮かべて身体を落ちつかせてからゆっくりと眠りについた。

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