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天照大神

「カインとアベルは撤退か・・・」

レジアス派と名乗る者たちの攻撃。

全ては、イスラーフィールに洗脳されたもの達の行い。

イスラーフィールは弱い。

予告者としてのパーツオブジュデッカ。

審判の時は始る。

オリジン復活という名の・・・

勝者は・・・

敗者は・・・

ヴィヴィオは変化する。

金色の光・・・

「ヴィヴィオ、休んでていいよ?」

「スサノオ・・・スサノオ・・・」

その日から、変化が訪れていた。

高町ヴィヴィオ・・・何故、このような変化が起きる。

悠介は臨んではいなかった。

ただ、ヴィヴィオが時折、悠介のことをそう、呼び始めていた。

金色にヴィヴィオの体が美しく光る、その時のみ・・・

「お兄ちゃん?」

「いや・・・なんでもない。」

アマテラスの生まれ変わりであるヴィヴィオ。

アマテラスとしての記憶が蘇ろうとでもいうのか。

スカリエッテイの言っていた、ヴィヴィオの体が徐々に、本物の人間になろうとしているということを思い出す。

完全なる悪をなす人間には見えなかったスカリエッテイ・・・すべてはエゴによって、変えられてしまった悲劇の人間。

「ヴィヴィオ・・・」

「変だよ?お兄ちゃん。」

ヴィヴィオの言葉を受け止めながらも、気になるのはアマテラスとして

「覚醒・・・し始めているのか?」

「え・・・?」

「ヴィヴィオ・・・最近、変な感覚とか感じることは無いか?」

「変な夢を見る・・・」

「変な夢?」

「そうだよ・・・」

恐れるように、ヴィヴィオは悠介を見た。

「怖いのか・・・?」

「ううん・・・でも、笑われるかもしれないって・・・」

「笑わないよ。」

優しき笑みを悠介は浮かべる。

「ヴィヴィオが大きくなってる姿・・・」

「聖王・・・?」

「うん・・・それで、お兄ちゃんとそっくりな人や、ティアにそっくりな人や・・・クロノさんにそっくりな人と会話をするの・・・出も、その人たち、名前が違うんだよ・・・私も・・・」

「ヴィヴィオは、アマテラス・・・」

「どうして?」

「俺はスサノオ・・・クロノさんはオーディン・・・ティアはブリュンヒルデ・・・憐さんはアヌビス・・・」

「何で・・・?」

「俺も、ヴィヴィオと同じ夢を見るから。」

嘘ではない。

全て、本当のことだ。

ただ、これが始まりだった。

ヴィヴィオとティア、はやて、そして悠介・・・

「私・・・おにいちゃんの前からいなくなりそう・・・」

「大丈夫だ。ずっと、側にいる。」

この、四人にとっての、

「キスして・・・」

試練になるということを。

「良いよ。」

悠介はヴィヴィオの唇にそっと、触れる。

「大好きだよ・・・?」

「俺もだ。」

そして・・・七日後、ヴィヴィオは消える。

本来の姿、いや、聖王・・・天照大神となるために・・・

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