
自分の部屋の中にいる蜘蛛をいると、どうにも助けたくなる、どうにも、あれ。どうにも助けようとしたら、どこかに行ってしまった1.5cmほどの、あいつ。
あいつは、何処へ行ってしまったのか。
いや、気味が悪いだけなんですけどね。
さて、まぁ、アベンジャーズおわりげーむです。
別にサノスなんてBLACK RX一人がいれば、どうにでもなる。まぁ、でも、RXを呼ぶまでもない。寧ろ、オーマジオウ、一個でどうにかなる。
とか、まぁ、そういうのは置いといて。
この映画って、どうなの?ってなるんだけど。
正直に言うと、スッゲー退屈な映画。マーベルシネマティックユニバースを全部、見ないと、面白くない!って話なんだそうだえど、あの、怠い時は考えずに見る、アメコミ映画って感じで、全部MCUを、見たのは、前にもお話した通りなんですよ。あの、エンドゲームの時にね?
んで、まぁ、その全部を見てきた私ではあるんですが。
いやぁ、つまらねぇ-……
いや、これ、私がアメコミ映画が好き嫌い以前の問題で、つまらないのよ。
1.なんかつまんない。とりあえず、冒頭で、前作でBLACK RXがいれば倒せるんじゃね?って言ってた、敵のサノスが死ぬわけですよ。「でも、こいつ、石、砕いたから元に戻らない!前作の半分がお亡くなりになったキャラも戻ってこねーよ!」ってお話になって、んで、まぁ、あの、パワーストーンだっけ?とりあえず、何でも良いんだけどさ。その石を過去に行って取り戻そう!ってことよ。
アントマンって人、出てくるんだけど。
んで、まぁ、あれなんですよ。
ただでさえ、この流れが普通によくあるような流れなんですよね。
いや、よくある話だとしても、ちゃんと魅力的なドラマであれば、それは問題なく面白いんだけど、もう、ただただ、これは満遍なく、そういうストーリーをただただ追っているだけの会話劇が続く中で、更にギャグシーン、面白くもなんともないギャグを挿入するわけですよ。
いらん、必要性の無い茶番とかね。
鉄男も隊長米国と仲直りするなら、んじゃぁ、もう前作の状態で出来るじゃん。あんなあっさりしてるんだから。ってなったりするし。
3時間もあるけど、そんなにギャグいる?石を過去の世界で回収するんでしょ?ってなるくらいには、もうアマゾンズの間延びシーンやら、不必要そうな会話シーンが多くあって、何か、何だろうね。
平成ライダーで無駄にギャグシーンが多くてシリアスシーンを潰す演出があるけど、この映画は、それが3時間のうち、二時間ほど続いているような、そういうイメージ。
なんか、そこに至るまでの流れが、本当につまんねーのよ。
何と言うか、展開が露骨すぎというかなんというか。
いや、でも展開が露骨なら「春のウルトラマンの映画だって!夏のライダーの映画だって!」ってなるけど、あれは、その王道ドラマをいかにして魅力的に描くかが課題の映画だから、それはしゃーない。んじゃぁ、エンドゲームは?って言うと、その展開の露骨生を如何に色付けするかをちゃんと描いてないのが非常に怠いのです。そこにあるキャラクターのドラマも非常にたんぱく的だし、ましてや、ウルトラマンやライダーとなるとドラマ版というバックボーンもあるしで。
いや、王道の話ではあるんだろうけど、それを為すためのね、2時間経過してのドラマが、もう予定調和感と言うか、そういう時間旅行ならではのスリルがないわけですよ。
まぁ、もう、時間旅行はええわ。とか、そういうことしなきゃいけないんだろうなーって思いつつもね。
あの、ここら辺になると前半のつまらなさも影響して「あぁ、もう、すればいいんじゃないっすかね?」って気分になって、別に何とも思わなかったりw
しかもさ。
この映画ってドラえもんで言えばさ。
タイムマシンで遊んでるときにどっか行くと、映画だと必ず事故に巻き込まれ足り、ドラえもんがぶっ壊れたりするわけじゃない?そこっから、のび太たちはどうするの?って緊張感があるんだけど、これは、それが無いの。タイムトラベル時に、そういう問題が特にあるわけでもないのよ。
まぁ、ネヴュラだっけ?あいつが石を取りに行ったら、何か、サノスに見つかっちゃったことくらいで。でも、何か、そのくだりも面白く感じないのはぐだっていたからだとおもう。
それでいて、自分の死ぬ前のお父ちゃんや、お母ちゃんと出会えたから、ついつい世間話をしちゃったりと。いや、まぁ、アイアンマンにアンしては、まぁ、お父ちゃんとお母ちゃんは早めに亡くなったから、そういうのもあるんだろうけど、それでもさ。それでもさぁ……ねぇ。ソーのお母ちゃんの下りもそうだけどさ。
やっぱ、亡くなった両親との再会をするなら、なんかね。いや、もう、そのくだりは「牙狼‐蒼哭ノ魔竜‐」って映画で散々、行ってるけど、あのシーンが最高な訳よ。あの世界観の中で出会う、冴島大河と冴島鋼牙の出会いが前に進ませる親父の背中のカッコよさとか、そういうのがあるわけよ。そこに意味はあるかと言えば、まぁ、アイアンマンが娘を身ごもったから、どうのこうのってのはあるんだろうけど、なんかね。
たんぱくって言うか、薄いんだよね。とりあえず、何か、あのラストの為に感動させようと、こう父親の温もりをどうのこうの―みたいなさ。
それに、さっきから
「隊長のアメリカさんが失敗したら、あとは無いのよ!?」って何度も言ってるのに、こいつら、それを聞いているのかいないのか、何か、余計な行動ばっかする。って言う。ついでに過去に飛んでギャグ描写して、過去のシリーズの裏で、彼等は、こうして動いているんだよ!みたいなことを言っても、なんか、「いや、どうでもいいよ。」ってなるしで。
それが面白ければいいけど、退屈でしゃーないのよ。
MCUの映画は、見てきたけどさ。
世界が大変な状況でなんちゃら粒子の問題とか、そういうのもあるのにさ。退屈でしかねーよ。って話でね。
なんか、危機感を感じないような軽快さとか、そういうのあるよね。
あんだけ、無駄にかっこよく決めてタイムスリップしたのに、何か、軽いなぁーってなっちゃうの。何か、そういうのを入れても、楽しいんだろうなーとか、何か、色々とあるんだろうなーとか思うんだけど、まぁ、もう、どうでもいいや。
いや、別にタイムスリップは、まぁ、取り戻す手段としては仕方ないし、そういうものの為にアントマンも出したんだから、しゃーないとは思うけどさ。
2.やっぱ、サノスって魅力なくない?魅力ね―よ。
ってか、序盤で死ぬってなんだよwww
農夫の姿して殺されるんだぞw
すっかりひよりおって。
だから、前にも言ったけどさ。石がなければ平成ライダーで一人で十分、倒せる中ボスか、春のくだらない仮面ライダー全員集合のボスとか、そこらクラスの描かれ方しかしてないから魅力がないのよ。
なんやかんやで、ヒーローがバカしたから、あいつの野望が叶っちゃったわけで。
野望を抱く理由が、別に、どうでもいいものなのよ。
ウルトラマントレギアや、ウルトラマンベリアルや、ジンガとか、仮面ライダーエターナルのような魅力のある悪でもない。そういう風な描かれ方をしてないよね。ただ、強いだけ見たいな。
劇場版ウルトラマンルーブは微妙とは言ったし、もっと肉付けすれば面白い……とは言ったけど。
それでも、トレギアは、正直、あの映画だけで悪役としての魅力を伝えるのは確かだったんよねー。
「あ、こいつはやばい奴だ。」って思わせるような、そういう奴であることをちゃんと伝えてくるような、そういう映画だった訳で。
インフィニティウォーもエンドゲームも、それが足りんよね。
その石をつかって、どうのこうのって、こうパーフェクトサノスってわけではないけど、それらと正面切って戦うわけでも無いから実に、どうでもいい。
このアクションシーンとか、挑むシーンとか、こいつのキャラの弱さが、どうでもいい。だって、ねぇ。魔法少女の女の子一人に圧倒されて「助けてー!」みたいなことを言ってるし。なんか、そういうところ、見てて小物だよね。
監督は、もうちょい日本のヒーロー作品を見て勉強すべきだと思う。
最近で言えば、このサノスの敵としてのつまらなさは仮面ライダージオウのアナザーディケイドのスウォルツレベルで、正直、どうでも良いよね。あ、そうっすか。みたいな。
しかも、これ相手にするの別のサノスだからね。
くっそどうでもええわw
人間として転生したと思えば、ホラーのジンガが乗っ取るというスタイルでもないし。
やっぱり、日本で言えば、、呀とか、ジンガとか、サー・カウラーとか、エンペラ星人とか、ウルトラマンベリアルとか、トレギアとか、ジャグラス・ジャグラー、最近はギャグキャラになって哀しいけど、それでもオリジナルはカッコよかったシャドームーンとかさ、魅力的な敵役がいるけど、何か、自分を魅了した悪役に比べるとパンチが弱いし、正直、悪の哲学としても、こいつらに比べると微妙なんですよね。
カッコ悪いとでも言うべきか。残念と言うか、何と言うか。
3.アベンジャーズアッセンブル……なんて言われても。まぁ、そういう感じで、茶番で取り戻して、まぁ、彼等はあっさり戻ってきます。いや、苦労はあったんだけど、その苦労を思わせる描写が、どうのこうのですよ。
だから、せっかくのかっこいいシーンで、それが無いんですよね。
「うぉぉっぉお!」ってなるのが。
オールライダーVS大ショッカーだってクソ映画だけどさ。
そこでオールライダーが出てくるシーンは、やっぱり「うぉぉぉぉぉ!」ってなるじゃん。やっぱり、そこは、いかなる経過がああれオールライダーが消えた筈の世界で、もう、あいつらが帰ってくるからオーロラカーテンからサイクロンと共に、1号、2号、V3が出てくるから最高に、もう、あのシーンってクソ映画だけど、そこは悔しいほど大好きなんだよwww
ウルトラマンで言えば、もうニュージェネレーションヒーローが全員集合したり、残虐なナックル星人に帰ってきたウルトラマン殺されながら、それでも次の話で初代ウルトラマンとウルトラセブンが助けにやってくる、あのシーンのカッコよさですよ。
牙狼‐MAKAISENKI‐で鋼牙が不調を抑えつつも敵に無双して、そして本調子になったら絶狼や打無と三人で轟天とか鎧を召喚して三人でホラーの号竜の群れを「我が名は牙狼」と共に蹴散らす、あのラストシーンとかですよ。その積み重ねが最高に面白いからこそ、それが実現するまでのドラマの流れが素晴らしいからこそ(オールライダーの映画は除く)感動はあるのに、やっぱり、アベンジャーズエンドゲームは、それがないね。なんか、無駄に登場の仕方はカッコよくても、それが無いのよ。
……あれ?でも、考えて見たら、この映画はスパイダーマンとか、お亡くなりになっている設定だったはず。
何故、こうなってしまったのか。
まぁ、そこは、サノスに魅力がないのと、自分がつまらないと感じた要素の全てが奇跡的に全部、ベストマッチしているからなんだろうなー。
さらに言えば、アクション、すくねーしな。こんだけ茶番や不必要なギャグをやらかしておきながら。
体感時間10分だったように思える。
4.鉄男(・ω・)が死にます。
でも、アイアンマンというキャラクター自体、そうそう、なんかね。
面白くないな―って言うか、ただ、単に、こいつが好きではない。
スパイダーマンの最初の映画の奴とかね?
バルチャーだっけ?
こいつのせいで、何か、色々と下々が苦労しているのに、それに対して何かを思ってもいい筈なのに、何か、ここで、こいつがお亡くなりになっても「まぁ、報い」って感じてしまう自分がいる。
キャラクターたちからは愛されていたけどねぇ。
でも、この映画位に至るまでの彼の許されざる暴挙に対する謝罪「世界の平和のためだし!」って言って、謝罪しないから、まるで、うちの両親のようにね。
いや、エイジオブウルトロンとかで、何をやらかしたかお解りですよね?回りが、あれだけ忠告したのにさ。
だから、なんかね。
モノローグで、何か、良いことを言ってるけど響かないんですよね。
なんか、感動的なことを言ってるけど、別にそうでもないし。
5.なんかビーストウォーズにいた名前の奴ブラックウィドーが死にます。
まぁ、あの、こいつに関することに対しては、アベンジャーズの一作目から出ているのに、特に何かあるわけでもなく、宮迫さんが演じていたキャラがラストに「あー、あいつさー」見たいなことを言って終わる。
「え、それだけ?」
いや、お前ら、こいつら仲間じゃないの?
鉄男は、こんなに盛大に葬式をしておいて、これ!?みたいな。
いやぁ、扱いが薄いなー。
命を懸けて、まぁ、色々とやったのにねぇ。
なんか、うん。
仲間意識、薄いなーって。
宮迫以外、あれだったし。
なんか、どうでもいいや。
もう、ここは、見れば解るしw
6.最後にウルトラマンの映画で泣いたり、ガンダムNTで泣いたりやら、シティーハンターの映画とかさ。「Want your love」が流れるだけで「うぉー!」ってなるじゃん。仮面ライダー……の映画は、泣いてないな。いやはや、まぁ、さて、こういう映画だったからさ。
ラストにキャプテンアメリカが石に関して色々とやった後に、年老いた姿で戻ってくるんですけど、それ一本で映画を作れるんじゃね?って位で、何か、惜しい要素をどうのこうの。
あの、やっぱり3時間もやっておきながら、人によって全部出し、ファンにとっては2時間も退屈するような映画になれば、キャプテンアメリカのラストに対しては前作のシリーズを全部、見ていても、まぁ、どうにも響くものはあるだろうが、ただ、やっぱり自分からすると「あぁ、そうっすか。そういう選択したのね。」って関して、何故か、そこに感動が生まれない。
アメコミ映画って、まぁ、前々から思ってるんだけど日本と違ってバックボーンがドラマとかで深々と描かれないから記号的な関係と演出で片付けちゃうものが多いんですよね。
だから、燃えない。
不完全燃焼!みたいな感じでね。
「あぁ、そういや、ペギーとかいたねー」って感じでね。でも、ザ・ファーストアベンジャーだっけ?キャプテンアメリカの最初の奴。あれも関係の描き方が記号的すぎたから、やっぱり過去に戻って戦いに解放されて‐、愛する人とーってのはわかるんだけど、やっぱり響かない。
関係性が記号的ってのは、辛いね。
ヒーロー映画アルアルなんだろうけど。
やっぱ、そこは日本のヒーローが好きな自分との価値観の違いなんだろうけど、なんか違うよな。ってなるわけです。
我が名は牙狼が流れるシーンは本当にかっこいいんだわ。
やっぱ、これだよなぁー……