誰が仕組むのか
誰が望むのか
満ちる物が満ち、たわむ物がたわむ
ためられたエネルギーが出口を求めて沸騰する
欲望と野心、策謀と疑惑、誇りと意地
舞台が整い役者が揃えば暴走が始まる
そして先頭を走るは、いつも愛城華恋
少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2 revival
メルトダウン始まる演出:児玉明子
脚本:三浦 香
キャスト:
小山百代 三森すずこ 富田麻帆 佐藤日向 岩田陽葵
小泉萌香 相羽あいな 生田 輝 伊藤彩沙 /
小林由佳 七木奏音 佃井皆美 門山葉子 /
大胡愛恵 菊永あかり 木原実優 倉持聖菜 後藤早紀 甚古 萌 馬場莉乃 保野優奈 /
椎名へきる
「深い眠りにつくのは素敵に生きた瞬間だけ」そんな感じで、舞台を見終わった後の夜は、この言葉の意味が良く分かった気がする。
席は一般席だったんだけど、その一般席の真ん前で、目の前で舞台少女達が踊ったりキャッキャウフフする姿は本当に楽しかったし、なんか、もう凄いのよ。
改めて舞台版のスタァライトを見るのって凄いのよ。そんな感じで、まぁ、少女☆歌劇レヴュースタァライトの
舞台版を!!とうとう、舞台版を見ることが出来ました!!!凄かった。
凄かったんだよ。
いや、語彙力とか気にしないで言うけど、とにかく凄かった。サブカル、アニメという文化を使い、ここまでダンスと歌で見せることのできる作品も、そうそうないだろう。
舞台だからこそ、出来る、その生の迫力と言うのは、やはり、それが舞台の力というものなのだろう。映画とも、特撮ドラマとも違うし、普通のドラマとも、アニメとも違う、舞台という生き物の力を確かに感じるほどに圧倒される強い作品の力が、そこにありました。
作中、何度も何度も、スタァライトされる。
愛城華恋をはじめ、
神楽ひかり
露崎まひる
天堂真矢
西條クロディーヌ
星見純那
大場なな
花柳香子
石動双葉
達に、何度も何度も、スタァライトされる。そして、席はあの、スタァライトシートって言うのがあるんですが、それを買わずに一般席で購入したんです。んで、そこが、あの目の前に出口に向かうための通路があってですね。んで、1m先にスタァライトシートの席があって、ちょうど、目の前に通路が見えるんですけどね。でも、舞台とライブの時に、そこに舞台少女達が物語の上で殺陣を披露し、縦横無尽に駆け巡り、(実際に、天堂真矢を演じるの富田麻帆さんの美しい殺陣に惚れました。)ライブでは、全舞台少女が、この場所で踊る、そして、我々に手を振って一緒に楽しむと。
聖翔音楽、青嵐、学校の垣根を越えて、それを行うという、そして我々、お客は鑑賞専門の観客であり、ライブは参加型の観客になるという、この違いですね。
凄いですよ。
この迫力って言うのは、やっぱり、生で見ないとダメだね。
さらに、ど2.5次元の舞台って、実際に声優さんが舞台をやっているわけではなく、舞台俳優さんが演じているパターンが多い中で、スタァライトは声優も俳優も同じという構図の凄さと同時に、当たり前なんだけど本物を見ている。
本物のスタァライトを見ている。って感覚になる。アニメから入ると、舞台俳優が演じることに違和感があるんだけど、やっぱり、スタァライトは、本人がアニメから舞台まで同じキャラを演じているからこそストレートに物語に入りこめる面白さ、やっぱり、これはスタァライトだからこその特権だよなーってなってしまうね。
さて、物語としては、全体的な流れと自分の感想を交えつつ、言うのであれば。
レヴューを終えて、そして聖翔音楽祭を終えて満足する中で怠慢な雰囲気が、どことなく纏う聖翔音楽学園と、それを見て感激しスタァライトを演じたいと望むようになる、今回のライバル校の青嵐総合芸術。
彼女たちは交流プログラムを持ち込むが、そこには青嵐総合芸術の主任である八雲響子の野心が蠢きだし、交流プログラム1日目、青嵐の「スタァライトを奪う。負ければ、二度と聖翔音楽はスタァライトを演じることは許さない。」その言葉に惑わされたのか。パフォーマンスに圧巻され何もできなくなる聖翔音楽、全てにおいて9人の歯車が狂い始め、そして物語は「良いものは盗め」と口にする八雲の野心とバラバラになった9人の心のままにレヴューが改めて始まる。

しかし、愛城華恋は……一人、満たされたまま、この状況の歪さに狼狽えるだけであった……
って感じでですね。

さてさて、まぁ、青嵐の柳小春以外の二人、 南風 涼は露崎まひると。穂波氷雨は大場ななと……その奥底には野心がありつつも、実はと言う少女達の感情が身を焦がすのです。
それでも、小春との戦いの中で、クロディーヌをパートナーに付けた真矢の敗北、クロディーヌの「そんな、あっさり、貴女が負けるわけがない!!」ってシーンは最高に震えた。真矢クロという関係性の昇華、そして、真矢は確かに簡単に負けるわけがないのです。その真意は実に、真矢クロ的だったね(=ω=)
実に真矢らしくて面白いと言うか、小春ちゃんが、ただの真矢クロを上げるための道具になってしまったというw同じ天才という設定なのにw
だって、彼女が裏切った理由は……
「西條クロディーヌが、どれだけ強くなったか知りたかった。」
これだけなのだ。
これが暴露されるのは終盤なんですけどね。
クロディーヌのテレっぷりとかw
だから、それを小春が笑顔でクロディーヌに暴露した時の真矢の反応がすっごいすっごい好きwwwここは、BDでも何でも買ってみてほしいw
目の前で、富田麻帆演じる天堂真矢の美しい殺陣を見られた時は最高でしたよ。
迫力もあるしね、ウルトラマンが目の前で本物のスペシウム光線を打つところを見るのは、こういう心境なのだろうとすら思えるほどの美しさがある。
自分の50cm先で敵を圧倒するシーンは、こう舞台だからこそ、こういうところだからこそ見れる圧巻の醍醐味なんですねぇ・・…凄かったですよ。

そして。氷雨と、ななは、中学時代、ななの作った演劇部に誘われていたが……氷雨は当時、合唱部のエースであり、ななから誘いを受けていたけど断ってしまい、ギクシャクしてしまう。そして、菜々は、当然、アニメを見ていれば分かるけど孤独の演劇部にいることになります。氷雨の中にある感情は、ななは自分を恨んでいるということ。しかし、過去を振り返らずに純那という最愛のパートナーを手に入れた、ななは純那とイチャイチャしながら(割と、そういう表現が似合う、彼女に恨んでいないことを告げてレヴューに勝利するという展開が非常に熱くてですね。

で、涼とまひる、実は二人ともよく似たもの同士。涼は、まひるちゃんが大好きでね。どんな形であれ、一緒に舞台に立ちたいというスタイルがまた、泣かせるんだよねぇ。でも、そう実は、それって、まひるちゃんが華恋を好きになった理由と同じで、華恋は、まひるちゃんの愛を受け入れたからこそ、華やかさのある終わり方になったけど、でも、まひるちゃんは涼の愛から逃げてしまったという。いや、理解することが出来なかったという。この時の涼の感情を初めて聞いたことで、自分と同じだからこその、彼女に向ける感情に対して聖翔音楽学園を裏切り、青嵐についてしまうのだという。この流れは、もう、贖罪であるのか、それとも彼女に対して思うところがあるのか。自分も華恋のように、彼女の願いを叶えるために動き出したのか、それは考えるだけで面白いんだよね。そして、その展開に衝撃を受ける、ひかりと、華恋の二人の流れが見ていて「おぉぉぉぉ……」ってなるしね。
ヤバいわ。
類は友を呼ぶにもほどがあるわ。
涼ちゃんは、まひるちゃんと、どんな形であれ一緒の舞台に立ちたかった。
その流れを知ってしまったときは、もう、あぁぁぁぁ、かつての、まひるちゃんじゃないかと。
多分、ここは、華恋が、そんな自分を受け入れたように、自分も涼を受け入れたかったのではないか。だからこそ、涼は、その思いに応えた、まひるが愛しくなったのではないか。
色々と、妄想が出来るのが良いですね。
なるほど。すずまひイラストが増えるわな!!ってなりました(・ω・)

更に、双葉は八雲先生に唆されて香子と戦うことになります。聖翔音楽という世界では小さい、もっと広い世界を見たい。でも、最終的に、その感情は……アニメを見ていればすごいエモい流れになっていくという。双葉とて舞台少女だからこその思いが、今一度、彼女が香子に刃を向ける理由になっていく。
んで、徐々にレヴューは崩れ、聖翔音楽の9人は分裂し、崩壊していくのですよ。彼女たちが裏切り、再度、かつての友人のために裏切り、そして刃を向ける。
こんな状況に違和感を抱き、八雲に詰め寄る華恋と、かつての恩師走蛇の創り上げていくものを自らの壊していくことに快楽を覚える八雲。
ここでの「走蛇先生の作り上げたものを私が壊していく。」って台詞があるんですが、演技の力も相まって、八雲と走蛇は過去に肉体関係があったのでは!?と思わせるほどの、そういう妖艶な描写となっており、とても百合的に擽られたりします。
そして乱れに混沌のままに進むレヴューを前に八雲は未だにレヴューをせずに、この状況の違和感に唱えて止めるように訴える華恋。
しかし、スタァライトの舞台と言うのは言わずもがな。
舞台の上で己を見せるしかないのです。
そこで八雲は華恋に対して恋心でも抱いたかのように、華恋の煌めき、そこに魅了された理由を語るのです。そこにあるのは本心は……
八雲響子の本当の目的は愛城華恋と神楽ひかりを青嵐に移籍させることが!!八雲響子の目的だったのです!!いくら天才とはいえ、演じられるとはいえ、あの三人では自分たちを思い合い、切磋琢磨し主役を演じることは不可能。そんな状態ではとても、あの三人に戯曲スタァライトを演じさせることが出来ないからこそ、切磋琢磨し競い合い、主役を射止め、自らを感動させた愛城華恋と神楽ひかりを欲する。
八雲の「いいものは盗め」の真意は、ここにあったのです。だからこそ、彼女は愛城華恋の煌めきを見たいという欲求に駆られる。そうして漏れた本音に絶望した三人の少女達、そのむごさに、八雲の抱く野望、使い捨てのような扱いをされた3人に対してキラメキを失いかける8人の舞台少女。しかし、そこで……
絶望した全ての舞台少女の意思を汲んで華恋が「再生産」し、目覚めるシーンが最高に好きです。
常に人と共に成長し、人の哀しみ、喜びを共有してきた愛城華恋という存在だからこそ、この再生産シーン、愛城華恋という存在だからこそ、彼女は強い。そして、彼女こそ、主役を奪うというのは、こういう他人の感情を逆なでして非情になるものではなく、それこそ、皆で切磋琢磨し、成長し合い、絆を育むものだからこそ、八雲の野望を許すことが出来ず、その思いが再生産に繋がるのです。
もう、ここで華恋が目覚めたら、「再生産」されたら、最高に今まで動かなかった分、彼女が全ての舞台を動かすから最高の心地よさが、もう、あぁぁぁぁぁってなる。
そして、それは八雲の歪は野望さえも浄化してしまうほどに、彼女がレビューに参加するシーンが最高にかっこいいし、彼女も愛城華恋に再度、スタァライトされることによって歪な野望が!!!!スタァライトされて舞台少女だった頃の彼女に戻る姿、このスタイルがあぁぁぁぁってなる(・ω・)
ある種、八雲響子は、この話のもう一人の主役なのだと。過去に何があったかは知らない。しかし、彼女がいびつな欲望を抱く原因、野望の日を灯した原因、それは、この学園のシステムにあるのだろう。
彼女が、動くからこそ、彼女の言葉、8人の舞台少女は、かつてより華恋の言葉によって動き出してきたからこそ本来のレビューの意味を思い出し、そして青嵐は華恋の舞台少女の言葉に触発され、真の舞台少女へと覚醒し、共に戦う。
そして、八雲すら変えていく……
八雲響子は、もう一人の主役である。#2は八雲響子が抱く走蛇先生への復讐劇でもあるのだ。
恐らく、そこにあるのは
愛憎。
舞台版スタァライトの身に出てくる聖翔音楽学園の学年主任の走駝紗羽と聖翔音楽学園76期卒業生の青嵐総合芸術学校の八雲響子の関係、やり取りと台詞の中から考えると「教師×生徒」の百合で走蛇先生は八雲先生を振った可能性がある。
しかし走蛇先生は舞台に心髄する中で八雲先生との心の間にズレが。
卒業するときに別離して、んで劇中の八雲先生の台詞にある「いいものは盗め」とか「走蛇先生の作り上げたものを私が壊していく。」の台詞の中に非常に百合を感じて仕方がないの。
でも走蛇先生に
「貴女もやはり舞台少女なのね」って賛辞に対して舞台少女としての情熱が蘇るシーンはチョロイン感ヤバい。
八雲先生が走蛇先生と話す時、走蛇先生に関する思い出を喋る時は官能的に感じるんですよね。
そこに行くと八雲先生は学生時代に走蛇先生に対して抱いていた感情はかなり重いし、それこそ、まひるが華恋に抱いていた感情を、八雲先生に抱いていた可能性もあるしで。
走蛇先生が振った理由も色々と思う。
八雲先生は走蛇先生に引っ張られ過ぎてた。とか、そういうことを思うし、どうにも聖翔音楽学園を卒業してからの八雲先生の活躍は、それほどでもなかったようだし、走蛇先生が八雲先生を振った理由は、それこそ自分に心髄する、自分に夢中になって舞台のことを忘れることへの悪化を恐れたのでは?とか。
#2、八雲響子の復讐劇でありながら、それでも聖翔音楽学園のエースである愛城華恋にスタァライトされたからこそ、それこそ自分を振った走蛇先生の教え子である彼女を奪うことによって復讐心を満たそうとしたが、愛城華恋の覚醒によって彼女の復讐心から生まれた歪な自尊心すらも浄化したのだと思う。
だから一連の事件が終わった後の八雲先生と走蛇先生の会話は凄い穏やかな口調になっていたし、あの時見せた舞台少女、聖翔音楽学園76期生としての八雲響子の顔こそ走陀先生の愛した八雲響子なのではなかろうか。
恐らく振った時は、その顔は無かったのだと。
あの流れを見た時は自分はそう解釈できた。
涼→まひ
氷雨→なな
小春→真矢
であると同時に、八雲→走蛇でもあると青嵐は誰もが聖翔音楽学園の人間に淡い思いを抱いているのだと。
思えば、この一方通行の感情を抱かせるだけで聖翔音楽学園9人の絆を打ち消すには十分すぎたものだったんだな―と改めて思うのよ(つ=ω=)つ
さらに八雲先生が華恋に対して抱いた感情は本物だしね。
八雲→華恋の図式も良い。八雲響子の、そういった自分の学校の生徒の意思を無視して歪な野心、走蛇先生への復讐心を全て浄化して、ただの聖翔音楽学園76期生八雲響子にした99期生の愛城華恋の凄さは本当に。
やはり華恋は常に前を走る。

ってね。
いや、もう、ねぇ。
この少女達の感情の中に、それを突き破り、舞台少女とは何ぞやと、それを突き付け、己で体現する愛城華恋の姿が最高に良い。
華恋は、ただ怠慢になったわけではなかった。
確かに、最初は事態の収拾を呑み込めていないのかな?とは思ったけど、それは違和感、負ければスタァライトを奪われる、その違和感に翻弄されていたからこそ、周りの焦りに対して違和感を抱くし、レビューで傷つけあうことに対して彼女の本音が、周りの殺伐とした雰囲気に違和感を覚えるからこそ、彼女が彼女であろうとする部分が、ただの怠惰であったわけではないことが見えてくる。、
華恋は、常に愛城華恋だったのだと、再生産の時に気づく。だからこそ、彼女は青嵐の歪な野望を許すことは出来ないし、そんな人の感情を傷つけるだけのレビューに対して何もしなかった。いや、出来なかった。だからこそ、八雲の言葉が許せない。舞台少女は日々進化中の言葉の通り、彼女は常に進化していたのだ。
やはり、愛城華恋は真に舞台少女であるのだと。

切磋琢磨と言うのは、そういう意味では無いからこそ、奪い合うことに関して周りが焦る中で彼女はマイペースに違和感を抱く。止められない状況の中で彼女が全てを止めるシーンは、やはり、鹿目まどかが全ての魔法少女を助けたように、来栖川姫子が、姫宮千歌音を助けた時の様に、結城友奈が己の身を犠牲にして全ての勇者を助けた時の様に。まさに、彼女は、そういった、来栖川姫子系列の女性の中で、もっと最上級に進化した姿なのだと、改めて感じさせる。
彼女は終盤まで動かない。しかし、動いたときこそ、まさに、愛城華恋が少女歌劇スタァライトの主役でならなければならない理由、彼女の哲学が成長しつつも根幹が変わらない理由、それを舞台で見るということ、この目でリアルに役者を通して愛城華恋を見るということに対しては涙が出る。
だからこそ、全ての舞台少女達の感情をくみ取って再生産し、舞台少女愛城華恋として立ち上がることに意味があるし、そこで抱いた煌めきは八雲響子の野望すらも掻き消す。
愛城華恋が観客を、その時、スタァライトしたように、八雲響子もスタァライトしたのだと。改めて理解する。
そこにあるのは最高のグランドフィナーレ。
ある種、そこからの流れは#1と同じであるが、その壮大さとドラマが根本から違うからこそ、このドラマには感動があるというのが、この#2を行う意義があるのです。トップなったからこそ解る華恋の苦悩、一見、お気楽に見えつつも、その奥にある苦悩と言うのも、そして全てにおいて、彼女は挫折したからこそすべての舞台少女哀しみを汲み取って舞台少女になる姿は、やはり、愛城華恋そのものであり、このスタァライトという哀しみのレビューが行われる日常では、彼女は絶対に必要な存在なのである。それを理解していたのも、また神楽ひかり。
だからこそ、その感情を利用して身勝手に舞台少女を駒にするような彼女が許せないのだ。そして、#1ではキリンに心髄していた、走蛇先生も華恋のキラメキによってスタァライトされた存在なのだと、#2で華恋のキラメキを理解するシーンは最高に好きですね。しばらく、言葉が出なかったもん。私は。
全スタァライトのシーンを象徴する彼女の名シーンだと思うし。
最高でした。
やっぱり、こう愛城華恋のキラメキによって皆がぎすぎすしたものが昇華されていくシーンが最高に好きです。
やっぱり、愛城華恋と、そして彼女のキラメキによって、また昇華した8人、この九人がいてこそ……少女☆歌劇レヴュースタァライトなのであるということを、この舞台でも改めて感じ取りました。
素敵だった……
その後に、聖翔音楽学園と青嵐のメンバーが自分たちの前で歌って踊るのは、また、それも素敵でしたねぇ……
だって自分の、ほぼ、目の前で12人の舞台少女達が踊って手を振って唄って、凄いんですよ。もう。
今まで、それなりにアイドルのライブに行ったけど、どれも、それにはかなわない、そう思わせるほどの凄い文化だった。
なんというかさ。
マクロスシリーズでゼントランがリン・ミンメイの歌を聞いて文化に目覚めるシーンがあるけど、まさに、そのシーンなんです。愛城華恋と言うのはマクロスで言う「愛おぼえていますか」のリン・ミンメイなのだと。そういう初めてのものを見た時のような、衝動って言いますかね。
こうね、聖翔音楽学園と青嵐が一緒に唄うSTAR DIVINEは最高じゃったのぉ(つ=ω=)つ良かったねぇ・……
輝くの!!STAR DIVINE!!!それしか、言いようがない。パフォーマンスを含めて、自分の、もうね。感情の振り幅が、もう、辛い。死ぬ。
なんか、ね。
そういうカルチャーショックとかありましたよ。
衝動なんですよ。
舞台においても、らいぶにおいても、彼女たちは舞台少女なんだろうなーと。
いや、これ、何回目かわからにーけどね。
そして、また行きたい……
そう思いますよ。
しかし、まぁ、一枚のチケットが高い。今回のチケット、一般でしたけど九千円です。ついでに一番高い席は3万円です。確かに値段が高いけど値段以上の価値が確かにあるから、また行きたくなるし、その衝動に駆られるから、スタァライト商法は怖いし危うい。
しかし、それ以上の価値がある。また行きたくなる衝動に駆られる。
現実に戻る……
怖い( ・ω)
スタァライト商法、怖い( ・)
そういう罪作り、2.5の舞台にハマる女性の気持ちも良く分かりますね。
そんな感じでね。
舞台 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 、一度、是非、足を舞台劇場まで運んで、その目で舞台少女達の活躍を見るのもいいのではないでしょうか?それは、きっと貴方の財産になる。素敵な舞台でした。ありがとう……