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ゆく百合くる百合

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今年の個人的に一番、ビビット来た百合を紹介する大晦日、特有のあれですよ。まぁ、だから何だよ。って話ですけどね。そんな感じで見ていて楽しいものですからね。
言っちゃえば独断と偏見ですよ。
茶を飲みながら、キャッキャしてくださいな。
って訳でもなく、まぁ、これを見てる時、ウルトラマンオーブを一人一挙したりとか、そういうことをしてる。
さて、まぁ、今年も百合的には色々とございましたわね。
百合ゲ―も色々と潤ったりしましたが、百合小説レーベルなんてのも出て、私も、やっぱり、全部、購入したんですが、そこは、あれですね。やっぱり個人的に強いのは……
キルタイムコミュニケーションの百合小説は強いですね。
百合アンソロは正直、期待に応える程のものでもなかったというのにですね。
やっぱり、驚きですよね。
結城友奈は荒れですよ。終わるのが来年なので、それまで伸ばそう―って感じで。
そんな感じで初めて行きましょうか。
はい。
前ぶりが無駄に長い。
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日常百合部門の大賞は「フレームアームズガール」
そんな感じで、日常百合部門は言うまでもなく個人的にはフレームアームズガールでした。所謂、フィギュアと百合と言う感じでですね。
フィギュア同士の百合もあれば、明るく、その奥にあるフレームアームズガール達や、あおの感情の思いというのは丁寧に描かれていたのが言うまでもなくグッドでごぜーました。
熱さもあれば、甘さもあって、その緩急が良いですね。
所謂、フィギュアたちが、主である、あおに従順という訳でもなく、其々の性格に合わさって、都合の良い女性ではなく、一個の個性としてフィギュアが等身大の女性というか、そういう部分を垣間見えるのも良い部分でしたね。アーキテクトとか例外はいたけどね。
それでいて、暗すぎもせずに、キャッキャウフフのバランスも良かったです。
特に、ごうあお。
ごうスティ。
マテリア姉妹と。
あぁー、色々と豊富な作品でしたね。
二期、やってほしいなー。
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非日常百合部門の大賞は「プリンセスプリンシパル」
やっぱり、百合アニメとしては信頼と安心のアクタスだった。
最初の第一話は不安だったんですけどね、やっぱり、回を増すごとにアンジェとプリンセスの関係が掘り下げられるたびに、どんどん、面白くなった。
そして、ドロシーを取り巻く女同士の、あらあら、ウフフ。ベアトリスとか委員長とかね、ああいう感じの関係、良かった。
こういうスパイ百合とか、良いですよね。
非日常作品としての楽しさもありつつ、スパイアクションとしても物凄く楽しい作品として仕上がりました。
やっぱさー。
アンジェとプリンセスの関係ですよ。一番の見どころは。
やっぱり、己の本心は大事な人の前でしか見せないって言うのが、また強くて良いんですよね。そういう関係性が凄い好きなんですよ。
いや、マジで。
基本、この二人の物語を中心に描かれ、サブストーリーを時系列飛ばし飛ばしに描くような、そういうところからの考察が楽しかったですね。
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百合漫画部門大賞は「エデンの処女」
人類は、女性だけになりました……。はるかな未来、女性のみとなった世界。純野小羽(すみの・こはね)は、美しい庭園があると噂される白咲耶学園に入学する。可憐に花が咲き乱れ、蝶が舞うこの庭園は、まるで楽園のよう。そこで小羽が出会ったのは……? 鬼才が放つ新感覚ラブストーリー!
今年、一番、驚いた百合漫画かもしれない。
それ程、設定を突っ込み過ぎて、百合作品には男をレギュラーで出すべきって考える人が多い中で、敢えて、こういう作品を突っ込むというのは個人的には嬉しい改革ですね。
そこには、やっぱり、そういう設定でありながらも丁寧さがありつつ、女同士の世界だからこその黒さって言うのをちゃんと、取り入れているのが凄い好きなんですよね。やっぱり、現代的な萌えアニメ、百合アニメに浸りすぎて、こんなのはーって思うけど、そういう部分にメスを入れるかの如く女しかいない世界だからこそ起こる黒さって言うのが、物凄く光るし、それが凄い面白い。どことなく、ストロベリーパニックをもっと発展させたような、そういうストーリーにも思えてきます。
だから、私は、こう言うの凄い好きですね。
ドロドロの少女漫画を女しかいない世界に、そのまま持ってきたような、そういう感じの話として見ると、一番、解りやすいかもしれない。設定の中にある少女たちの感覚、女同士故の黒さと言う名の激情と百合の相性の良さ、そこが最大の見どころかなと。
私は難しい言葉で語る気は無いけどね。
甘さだけじゃなくて、苦さも取り込んだ、ある意味、世間では軽いと言われている百合の世界においての改革をした作品だと思う。
ただ、思ったのは、やっぱり、描かれている世界が学園の中だけなんですよね。
外の世界はどうなっているのかが描かれていないのが気になるんですよ。
そこを、今後は描いてほしいですね。
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百合小説部門大賞は「百合風の香る島 由佳先生と巫女少女」
現代日本という世界において、同性愛と言うものは、未だに偏見を持たれているものですから、その部分に立って、変わっていく主人公、そして、初めて同性愛の世界に立つことによって、それでも女性を愛していく世界。
まぁ、ロボット要素、ファンタジー要素、男要素を抜かした神無月の巫女……って言えばわかりやすいか。女性同士の関係と、それによる変化を繊細に描くことによって、女性を愛するということに対しての殻のような偏見を次第に破壊して自分から積極的に……って感じなのが良いですね。
だからこそ、最後まで美佐希が素直になるシーンは、もうちょい、由佳のシーンを排除してでも、どれくらいか独白を入れてほしかった。
本当に由佳の描写が出来ているから、ヒロイン二人の独白が物凄くほしかったです。
やっぱり、それが良く出来てるから、こう言う大事なところが!!
ってのは、何度も思っちゃいましたね。
残念です。
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特別百合作品部門の大賞は「アクションヒロイン チアフルーツ」
やっぱ、これだなー。
特撮ネタと百合と、あれですよ。
個人的には壺を突きまくった構成が非常に楽しかったですわ。
こ、これが!!
みたいな、ある意味、求めている百合の一つ一つを見事にやってくれました。
今年、一番、楽しかった。荒川さんの脚本だからシリアスとギャグの両立が取れている部分とか、凄い良かったのよ。しかも百合!!MAOさんの演じるキャラクターの不幸設定とかギャグでしかないはずなのに、それがもろにラストにシリアス要素として機能しているのが良いです。
そして、それから乗り越えていくために、彼女の周りには沢山の仲間が多くいる。
そして、一番の伴侶が常に隣にいるという、御前様の百合関係が非常にね。
魅力的なんですよねぇー……
そこはある、純情な思いというのが多道だけど最終回に奇跡を起こしたというのも、また事実でしょう。そしてちゃんと、あの練習とかいれているのが良いですね。練習描写や、其々の言葉の葛藤を入れることで、当たり前だけど、そこに重みが生まれるんよね。最近のアイドルアニメって、それが出来てない部分もあるから、これは、そういうのがちゃんとできてて良かった気がする。
第二期が欲しい処ですよ。
ってことでですね。
今年は、こんな感じです。
ついでに言えば、独断と偏見です(つ=ω=)つ

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こたつでのほほんとする。

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こたつの中でのほほんとしたら、どうなる?

知らんのか?

一日が終わる。

って感じで、一日が終わります。
割とマジで。
これは割といけない。
とか、思いながらも、どうにもできないのが人間の差が。
そういえば、今日は牙狼も結城友奈もやらない。って言うね。
いったい、どういうことなんじゃ。
とか、思いながら、あの状態から一週間ってのは……
辛いものがありますね…・・
はぁ…・・
そんな感じで終わらないしね。あれも。
うん……

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そろそろ今年も終わり。


今年も色々と百合本を購入したなーと。
いや、今年は良いことがあったから、それ以上に購入したような気がします。
マジで。
そういうまとめ的な奴もやりたいんですが、ね。
ただ、それ以上に今年は、よるのないくに2を購入したというね。
もう、今年の給料はPS4に全部、費やした気がする。
さて、そろそろやります。
こっちも、あれをですね。
まぁ、今年の百合大賞?
そういう感じの話、いつもの奴ですね。
勝手に一人でやってる奴。
はい。

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世の中、腐ったら負けですよ(つ=ω=)つ

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アクティヴレイドって、こういう話ですよ。
記事のタイトルはアクティヴレイド第二期の「逆襲のルドラ」の話(つ=ω=)つ
なんか、今日は大掃除していて、そんな気分になった(つ=ω=)つ
頑張ろう(つ=ω=)つ
そう、人生、腐ったらおしまいですからね。
だから、今は結構、充実してますねー
去年は色々とクッソーって感じだったのでね。
でも、今年は理不尽に打ちのめされながらも、それでもこうして色々と今までの経験を活かして、今に至ることが出来たので、それはそれでよかった気がします。
そんな感じですねー
大変だったけど良かったですよ。
PS4も買えたしね(つ=ω=)つ

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来期のアニメはー

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メルヘンメドヘン
百合ラノベとして発売した、あの作品がとうとう!
アニメかーって感じでね。
結構、面白いよ。ジャンプスクエアで漫画をやってるし。
怪獣娘
言わずもがな。
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刀使ノ巫女
神無月の巫女とクロスオーバーしたSSを書きそうです(つ=ω=)つ
シトラス
言わずもがな。
この四つは確定って感じですかね。
後、なんか、一つ、百合枠があったような気がしたけど、調べるのが面倒だからやらない。
とりあえず、勇者の章が終わったらゆっくりしたいね。
なんて思いながら、この四つは確定ですね。
まぁ、前にも言った奴とかは画像を紹介するまでも無いので。
あれですよ。
だるいのでゆっくりです。
これに、オーブクロニクルとか色々と入ってくるんだろうなーとか。
そんなことを思ってます。
不意打ちに面白い奴、まぁ、ボールルームへようこそみたいなのが入ったらね。
それもハマりそうです。
楽しみですわなー。

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「牙狼<GARO> -VANISHING LINE-」第12話「FAMILY」

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荒れた地を西に向かう一行。ジーナは道すがら人の心が荒むことはどんなに沢山の危険を生むかをソフィに伝える。人の心がホラーを産むと。次の町までの距離を考え、今夜も野宿かと諦めかけた一行。その時、ソフィの指差す先に一軒のモーテルが…。
今なお、謎は解けず。
このままいくと、来週は鍋だな。
アニメ牙狼恒例の鍋と言う名の総集編があるのがお決まりだったりします。
さて、まぁ、この世界においては人の心が荒む=ホラーの付け入る隙が現れるという世界でもあるので実のところ、物凄く大変な世界だったりする。だから、そういう部分が魔戒騎士に現れてしまうと大変なことになっちゃったりと、その力を悪用して大変なことになったり、まぁ、牙狼の世界って基本、そういうものです。
メフィストフェレス的な部分を感じますね。
ホラーと悪魔と言うのは。
まぁ、だからこそ、そこにある人間の負のドラマを王道で断ち切るがやるせなさの残る、黄金騎士の物語と言うのは面白い訳ですけどね。
牙狼シリーズとは、そういうものであるという感じで。
さて、そろそろ後半戦です。
そろそろ、点と点になっていた伏線が線になるころ。
気を引き締めていきましょう。

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結城友奈は勇者である -勇者の章- 第5話「来週、最終回だけど……」

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来週最終回だけど、この辛さ、どうなるんだろ。
まどマギエンドとか、神無月の巫女エンドになりそうな……美森とは永遠の別れになりそうな気がしてならないんだけど、これ、大丈夫なんですかね?いや、そこは、勇者部のメンバーだしなー、そういう神の祟りとかも乗り越える力を与えてほしいですし、生きていてほしい。
結城友奈を含む、勇者部のメンバーには、そこまで出来る権利が生きる権利がある(つ=ω=)つ
許される権利があるのです(つ=ω=)つ
しかし、今回初めて、結城友奈が個人の問題として、周りに対してあまりにも完璧すぎるがゆえに気持ちの悪い部分をですね、みごとにどらまにしているからこそ、そろそろ友奈は、そういう部分を解放して美森に甘えてほしい。勇者部のメンバーに甘えてほしいのです。
いや、マジで。
結城友奈は、そういう自己犠牲とかを平然となせる部分が個人としてはとても気持ち悪すぎるんですよね。
それは出来ることは凄いけど、余りにも、それが行き過ぎると、どうもね。ってなることが多いんですよ。
この苦しみを乗り越えた先に……
まぁ、とはいえ、この先はね、どうなるかと言えば、あれなんですが。
勇者の章全般に言える事だけど、あそこまでの自己犠牲の精神を異常だと思うか、泣ける展開だと思うかでかなり印象が変わるような気がする(つ=ω=)つ
えてして、1期から続く結城友奈と言う人間の異様さがピックアップされている感じ(つ=ω=)つ
状況が状況であるとはいえ、あの頃とは違うとはいえ、自己犠牲を強いる、かの時代の醜さや、そういう部分を感じずにはいられないと言うか英霊と言う呼び方がどうも。
勇者の章になってから歴代勇者の名前や、そういうオブジェが出てきたけど捉え方は二つあるような気がしないでもないけど、なんかね。
「勇者だから」って、あの作品におけるパワーワードの歪さが改めて描かれているような感じがするのよね。
ある種の、そういう前の話に置いて希望に満ちていた部分を、敢えて負の象徴としてとらえているような、そういうことで結城友奈と言う存在の持つ異様なまでの自己犠牲の精神を異常と映してる感。
幸せなラストを期待したい。

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ウルトラマンジード 最終回 「GEEDの証」

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このロイヤルメガマスターが最高に好きだった(つ=ω=)つ
己の運命に抗う存在で、そのリクの運命の柱であるベリアル。
当初はベリアルの悪行を聞いてリクが絶望する顔とか見たかったけど、でも、クライシスインパクトを出してる時点で、あれだしーとか今更になって思う(つ=ω=)つ
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んで、クライシスインパクト時のリクの記憶はいったいどうなった?って思ったけど、まぁ、でも、今は、この作品を作り上げたウルトラマンジードのスタッフに感謝をしたいです。
ふと思うけどリクはベリアルのことをどう思っていたのか。って明確に物語の中で語られていない気がするが、それは言葉にすると安っぽくなってしまう関係性でもあるからだろうね。親子、運命、そう簡単には片付けられる関係ではないのです。
父親であり悪のウルトラマンだからこそ、己が王道を行くウルトラマンとしてベリアルを超える存在と描かれている、まぁ、勇次郎と刃牙のような存在だからこそ、その超えるの中に色々とある感じ。
ただ、話の断片で、其々が何を思うかが出てくるのが解るのは良いものです。
だからこそ断片的に敢えて語らせないでリクにとってのベリアルに対して様々な感情を描いているようにも思える気がする(つ=ω=)つ
「絶対的に立ち向かわなければならない己の運命の象徴」だからこそ、リクの中のベリアルは簡単に説明してしまえば安っぽくなってしまう存在でもあるような気がする、そういう存在よね。
リクにとってベリアルへの思いと言うのは、話の端々で語られるリクの言葉、そのものだと私は思いますね。
さて、最終回。
思えば嫉妬から始まった力を欲するベリアルの苦悩と言うのは、力を求めていた理由が根本から違うゼロには解らないだろうし、だからこそ同じ立場に立ちながら苦しみ王道を突き進んできたウルトラマンジードこと朝倉リクが受け入れて介錯を務める。
息子にしか出来ない事なんよね。
ベリアルにももっと腹を割って話せる存在がいれば王道を突き進みキングに認められる戦士になっていたかもしれないからこそリクには解る。
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苦しみと憎しみが混ざり合った負の感情を誰よりも理解していたのが実験体と呼び、油断させるために息子と呼んでいたリクなのが皮肉だなー…
敢えて戦闘シーンの見せ場を次回予告で見せた理由を考えてみると見せたかったものは、ああいうサプライズではなく異空間におけるリクとベリアル、親子のやり取りそのものなんだろうな。って思います。
それが、真の意味で親子が最初で最後の邂逅して全てを受け入れる。
最後に哀しみの慟哭のようにジードの名前を叫んだラストも個人的には良かったと思う。
ベリアルは人から見れば改心したとも見えるだろうし、呪詛のように恨みと憎しみの中で消えていったり悪の華として消えたり様々な解釈でベリアルのラストの意味を視聴者に委ねることが出来る。
ベリアルが巨悪としてしか描かれなかった部分を上手く逆手に取っているような感じがします。
敢えて今まで従来の特撮ヒーローのように巨悪ゆえに、その心に踏み込まなかったから、ウルトラマンジード と言う作品において息子を生み出すことで制作人はベリアルの心を救い出したかったのかもしれない。
でも円谷からすればベリアルのこと救いたくても、それを許さないと思う視聴者が多くいたこと位は解っていたと思う。
僕だってベリアルの悪行は如何なる理由があっても許されるべきではない。
だからこそ、ただ一人、朝倉リクと言う理解者をベリアルに会わせて断罪させたんじゃないかな?
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ここの濱田龍臣君の台詞の言い回しが凄い良いですよね…
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思えば、このレイバトスとベリアルのやり取り、ファイトオーブでジードだった理由を考え見れば、この時の追体験の伏線だったのだろうと思う。
そして今まで朝倉リクを演じてきたからこそリクの人生はベリアルに極めて近いからこそ、改心を促すでもなく、ただただ一途にジードはベリアル苦しみを受け入れること苦しみを共有することで辛い過去を乗り越える…
ベリアルの「解ったようなことを言うな!」はリクに対して、どういう思いがあったんだろう。もう手遅れであることの嘆きであるような気もします。
でも共有され受け止めたからベリアルは最後の最後で「息子」ではなく「ジード」と呼んだと本当の息子として受け入れたんだろう。
何万年もウルトラマンの黒歴史のような忌み嫌われた存在であるベリアルを最後の最後まで巨悪として描かれなかったのは、やっぱり円谷としても自分達の手で生み出した悪のウルトラマンとは言え原点である光の国の出身のウルトラマンだからこそ救いたい。
って部分があったのかも。
ベリアルからすれば最後にジードと呼んだ部分に対しても「なんで、もっとお前は俺の前に速く現れてくれなかった!!」「お前がいれば……」って言う、そういうことに対する様々な思いと感情が沸き上がったことからくる慟哭でもあるような気がします。
ベリアルの嘆きが辛い。
ベリアルの巨悪になってしまった負の感情を理解して、もうどうすることも後戻りも出来ない苦しみと負の感情に支配された哀しみの心を解放するために、ウルトラマンジード は介錯することで救い出して、その心はまさに巨悪の心をも救う真のヒーローとして存在していたと僕は思います。
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最初はテレビの創作、言わば現実にはいない身も蓋も無いことを言ってしまえば作り物であるヒーローに憧れたリクが、もう一人の自分とも呼べる存在であり父であるベリアルの何万年も誰も理解する事の出来なかった深い闇を受け入れたから本当のヒーローになったことに感動がある。
ウルトラ戦士って崇高な部分があるからこそ、どうしても負の感情に支配されない。ってなるけどベリアル、ジャック、サンブレ、ティガダークのように可能性はあるんだよね。
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ウルトラマンは改めて完全無欠のヒーローではなく一個の我々と同じ生命体なのだと改めて考えさせられる。
だから、#ウルトラマンオーブ においての闇を抱いて光となる。
悪、恐れず憎まず、その胸に抱け。
近年のウルトラマンに対する闇の扱いが変わり始めたのは凄い良い傾向だと思う。誰もが抱く闇を今まで円谷が否定してきて人としての一個の当然の感情として乗り越える方法を描く。
そして自分で抱けないほどの闇を抱いてしまった時は、誰かが抱いて共有して解放してあげれば良いという前作における問題に対する、もう一つの回答を、もっとブラッシュアップして表したと思います。
また何万と負の感情に抱かれたベリアルだからこそ、この答えに意味がある。
「悪は死すべし。慈悲は無い」
って部分が強いから、こういう流れってのも有りなのではなかろうか?って思う。
そして巨大な悪に対して人は、それ自体も一個の生命体であることを忘れてしまうのかも。
特にベリアルのように何年も悪のウルトラマンとして君臨してる存在には。
人の闇の感情を抱く。それが深ければ深い程、どうにもならないことが多いし近づきたくない。って思う。
即座にリクがベリアルを抱きしめ受け入れたのは幼少期のころに出会った自分に手を差し伸べたドンシャインの影響もあるし「ジーッとしてもどうにもならない」の精神なんだね。
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ドンシャインは物語の大事な要素って話があったけど、ちゃんと最後まで活かすのが凄い。彼はドンシャインに敬意を抱いたまま、ドンシャインを超える真のヒーローになれた証でもある。
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これまでのリクの人生があるからベリアルの闇を抱きしめ受け入れウルトラの父は自分には出来なかったベリアルの心を汲み取って介錯したリクを「凄い子ですね。」って評価したと思う。これは模造品であるはずだったリクが改めてウルトラ一族が自分達の家族として仲間として認めて、ウルトラヒーローになった証であると思う。
今までベリアルは散々、悪いことをやってきて、この展開は何だよ。って思う人もいるかもしれないけど、散々、悪いことをしてきたからこそ誰か彼の内なる哀しみと憎しみを理解させて、もう長年、悪をやっているベリアルを解放して介錯してあげる必要があったんじゃないかな。
決して、これは「許し」や「可哀想」と言うモノでは無いと思うんですよ。
介錯故のベリアルの血を受け継ぎ王道に進んだ者が行う苦しみを理解したうえでの断罪なんですよね。
だから悪である前にウルトラマンであるベリアルの負の感情を誰よりも理解するリクに、この役割が与えられた。
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覇道を進み悪を為してきた父に対する、王道を進んみ、ベリアルがしえなかったこと、歴代の戦士達に認められることで進んだ正義のヒーローのケジメ。
同情はすべき部分はあれど、でも、それ以上に取り返しのつかない許されないことをしてきてしまったからこその断罪。
だからこそ、リクはレッキングバーストを放ったんだと、私はそう思うんですよね。
だからこそ介錯と言う手段で、リクは救ったのだろうと思いますよ。
今更、リク一人が許したところでベリアルが世間から許される存在ではないし、ベリアルも、それを許さないだろうと思う。
そういう意味も込めて己が新たな王道を進んだ自分、本来、ベリアルの為そうとした王道の責任として親殺しの覚悟を持っての、#ウルトラマンジード の介錯が最終回にはあると思う。
大悪人だと言っても、リクは実験体とはいえベリアルの息子だし苦しみを理解してあげたって良いよね。
そして、その最大の理解者になった肉親とはぶつかり合うことでしか己の感情を表現してぶつけることしか出来ない、もうセブンやゼロ、ウルトラの父やタロウのようにはなることが出来ない、全てにおいて後戻りが出来ない哀しみへの慟哭…真に可哀想な存在はベリアルと言えるのかもしれない……
円谷からすればベリアルのこと救いたくても、それを許さないと思う視聴者が多くいたこと位は解っていたと思う。
僕だってベリアルの悪行は如何なる理由があっても許されるべきではない。
だからこそ、ただ一人、朝倉リクと言う理解者をベリアルに会わせたんじゃないかな?
だからこそ理解者に会わせることで苦しみから救う断罪、介錯の役割をリクは与えられたと思うんです。
その為には誰よりも人の痛みを理解できる王道を進むものである必要があったんですよね。
それくらいでないとベリアルほどの悪は受け止められないと思いますから。
私は視聴者だから「悪のベリアルを断罪する為に、ジードと言う名の王道を進んだベリアルが助けに来た」って思う事があるけど今まであって、でも、これはジードをベリアルの名前に縛り付けているなーって改めて最終回を見て思った。
だから朝倉リクは朝倉リクで、呪いの名前と運命を乗り越えたジード。
ゼロがベリアルを倒していたら、この最終回の感動は無かったと思う。
ゼロにとってベリアルは「同じ道を辿ろうとした忌むべき存在と言う名の敵」だから。
だからクローンとも呼べて「敵である前に父親」であるリクと言うイレギュラーをベリアルを憎しみから解放する人物として創られたんだと思う。
終始、ベリアルは倒すべき敵として見ていたゼロと、ベリアル敵であると同時に父であるジードことリクの気持ち。
終盤の空間での戦闘シーンまでリクはベリアルを倒す気持ちでいたけど、過去を知ったことで、かつての自分の経験した苦しみを思い出しリクは理解して介錯をすると言う手段を選んだ訳だし。
ゼロが同じようにベリアルの過去を見て理解してもゼロファイトの時のように説教をしていたと思う。
でも理解して、リクが、それ以上に人によっては負担を与える言葉をかけなかったのは理解者から、そして何よりも肉親から来る思いだったんだと思うのよ。
ロイヤルメガマスターになることも出来たのに、敢えてプリミティブでいたと言うのはベリアルを理解したからこそベリアルに一番似ているプリミティブの姿で、リクが、あの場で出来るベリアルに対する、それが肉親として表せる最大限の情を表現する意味としてのプリミティブ、ベリアルに対する最大の敬意としての偉大なる戦士なるかもしれなかった父にね。敬意を表現していると思うんですわ。
本当にウルトラマンジードと言う作品に出会えて良かったです。
年末に素敵なクリスマスプレゼントをもらったような、そんな気分にもなりますね。
これを通して、改めてウルトラマンゼロクロニクルから見直して、そして、ウルトラマンジードを見直すと新たな発見があるかもです。
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今年の最終回の変身
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去年の最終回の変身
どちらも最終決戦に向かうための勇ましさとかっこよさに満ち溢れてて大好きだ。
やはり、この最終回だけに行われる特別な変身って言うのが、これからの新シリーズにおいて恒例化していけばいいな、と僕は思います。
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最終回、とても楽しかったです。連ドラゆえに、部分部分、不満はありますが、それを一気に解消する最終回でした。
ありがとう!
ウルトラマンジード!

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このはな綺譚 第十二話「なんやかんやで最終回」

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全体的に見れば楽しかったなーとは思いつつ、後は、もうマンガで楽しみたいですね(つ=ω=)つ
とか、そういう傲慢なことを思ったりした(つ=ω=)つ
原作重視過ぎるのもねー(つ=ω=)つ知りすぎてしまう故のなんとやらと言うかね。しかも、そこにドラマチックな、そういう部分もありながらも、やっぱり、あまんちゅ!って完成品を見てしまうと、色々とあれです。
そこ行くと、やっぱり、原作でありながらも監督の味を見せつ原作の雰囲気を壊すことなくやった、あのアニメは素晴らしかったんだなーとか、改めて、そういう差をね。
アニメならではなお味って言うのを、もっと出しても良かったのではなかろうかと思う訳です。変に改変して改悪にならない程度に派のお話ですけどね。
アニメならでは―ってのを活かした点では、青い花とか、そこらへんは傑作でしたね。
そういえば、青い花と、あまんちゅ!は監督が同じだったり、まぁ、そこはどうでも良いか。
でも、これが異様に難しい。
そこは監督の味とか出ちゃうしねー。
特に、こうなるとね。
まぁ、でも、1クールは楽しかったですよ。

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ボールルームへようこそHeat.24「ボールルームへようこそ」

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楽しませてくれた、これも、もう終わりかー(つ=ω=)つ
何ていうか、序盤の面白さを損なわせることなく、一気に最終回まで持ち上げてくれたような、そういう印象があります。高校生編になっても、賀寿君が寧ろ、面白いキャラとして再登場してくれましたしね。
見ていて楽しかったなー。
序盤の多々良の思いや、そこから来る兵藤の客観的かつプロレベルから見た歪な評価の解説とか見ていて、凄い楽しかった。ただ、原作でも現在はそうだから仕方ないんだけどさー。
やっぱり、仙石さんの絡みが少ないのがどうもね。とか、思っていたり、まぁ、原作の現状が、今、創意状態だから仕方ないんだけどね。ってか、もう原作に追いついちゃってるし。
多分、暫くアニメ化することもないだろうと思いますよ。
所謂、多々良というあり得たかもしれない、もう一人の自分の可能性を応援したくなってしまうと言う部分が非常に面白く、そういう部分を表していたと思いました。
やりたいということに遅いなんてことは無い。
って言うのを決定づけたのもまた良いですよね。
所謂、学園ドラマにある説教系の奴とか、そういうの比べて、遥に、スポーツをやる楽しさとか、そういうのを描いていたようにも思えました。

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『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』

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ジャスピオン
ジライヤ
ピンク&イエローフラッシュ
ドラフトレッダー
ファイブマン
ジャンパーソン
ギンガレッド
黒騎士ブルブラック
ブルービート&ビーファイターカブト
メガシルバー
メガレッド
ブルースワット
デンジグリーン
デンジブルー
ジバン
シャリバン&シャイダー

な、なんだろう?
この戦隊サイドの中途半端なメンバーは(・ω・;)とか、思ったりするんですけどね。まぁ、俳優の問題もありそうだよね。ついでに言えば、スピルバンとか出せないよね。あの設定からしてしまえば。だって、あの設定は大きくおかしい!!って叫びたくなる部分はあるけど、クリン星は地球の未来の姿だった。って設定とか、おかしいけどね。
なんていうかさぁ。なんで、こんな戦隊サイド、全員、入れてあげてよ!ってなるw
だって、ファイブマンは全員いるのにw
デンジマンとフラッシュマン……メガレンジャーにギンガマン……なんか、もうあれじゃいですかね。明らかに俳優業を引退している人たちの考慮だと思うけど、ジャスピオンも俳優業引退してるしねw
ねぇ?
時空戦士スピルバン
超人機メタルダー
特警ウインスペクター
特救指令ソルブレイン

だから、ここら辺はいったい……ってなったりする。メタルヒーローで一番好きなのうインスペクターだけど、俳優さんは俳優業、引退してるしなー。
どうなるんだろうね?
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って感じで、本編の感想にはいるんですけどね。
大雑把だけど、面白かったです。
全体的な感想を言うのであれば「大いなる物語への序章だったのである!!」
なんか、もう、ここに目が行ってしまう。
そういう感じでですね……まぁ、ガールズイントラブルで描かれたトラブルが本格的に描かれるようになりました。相変わらずフメインってのは何なのよ。って感じがしますが。
さて、まぁ、主人公は撃なんですけど、まだまだ未熟な面が描かれるのかな?って思った。正直、序盤の会話は、こいつ、成長してるのかな?って思ったりはしたけど、そこは剽軽だけど刑事としては優秀だった
猪突猛進なだけでなく刑事としての成長面はちゃんと見せているのも良かったし、刑事としての艦も、また冴え渡るシーンを入れていたのはグッドだけど、それでも前半の大きなミスというのは、どうにもできないので、まぁ、ここから新たに成長している証を見せてくれたのはありがたいです。
ついでに、まぁ、パートナーのシェリーが行方不明になったりすることを自分の責任だからこそ猪突猛進に突っ走ると言う部分に関してはあれだけど、ちゃんと状況を見ているのも良いね。
そして仲間を信頼して、それでも傷ついたら他人の痛みを自分が受け入れるというシーンも見ていて、あ、ただの猪突猛進バカではなくなっているという部分を見事に改めて感じることが出来るというのはね。
THE MOVIEのころの彼ではなくなっているのでね。
そういう部分も注目してほしいですよ。
そこは、流石荒川脚本!って思いました。
前半で見せた、あの失敗は、正直、あれだけど(・ω・)
ついでに、宇宙刑事にとってレーザーブレードは魂であるという伝統を受け継いでいただいたのは、やっぱり聞いていて嬉しかった。そういう段階を踏まえたうえで、名台詞の引用をすると言うのは、やっぱり見ていて楽しいですし、暑くなるものです。
ついでにマッドギャランは、その思念を宿らせることで誕生するというパターンでしたね。まぁ、性格は破綻していましたが、マッドギャランになると剣士として立派なライバルになるという、そういうギャップが面白い。素の姿は屑なのに(・ω・)
いや、巣の姿は割と屑いですよ(・ω・)
マッドギャランになると正々堂々するって、何だ、このギャップは(・ω・)
でも、一番の剣の使い手を撃と当たらせることでレーザーブレードが折れて、そこから更なる戦士としての成長を重ねる。って言うのは個人的に美味しい展開だな。って思いました。
如実に語られるメタルヒーローの世界の繋がりというのは考えるだけで楽しいですよ。
さて、まぁ、そんな感じで、劇の成長を確かめることも出来たし、って思いながら、やっぱり成長した番を見るのは、どうも違和感が強い。あの、クールぶってる奴ねw
それが、成長してれば、そこまであるんだろうけどさ。
だろうけどさっ!
まぁ、そんな感じで、クール銀とか色々と仲間が出てきて、今回、マッドギャランを倒したことで組織全体が語られるんだけど、それは、続編があれば、また今度!!
って時点で、まぁ、あの、この謎は大いなる序章なんですよ。
現時点で不明で、撃がスペーススクワッドのキャプテンとして選ばれたところで終わるんですよね。
続きが見たいですが、これで終わりそうな雰囲気もヤバい。
ただ、やっぱり、ジャスピオンのラスボスであるサタンごーすの出番が呆気なく終わるのはどうかと思いました(・ω・)
まぁ、でも面白かったので見ることをお勧めします(・ω・)
はい。
皆でお布施して続きを見ましょう(・ω・)
ついでに、ジャスピオンの出番は一瞬だった(つ=ω=)つ
ウインスペクター、出ないかなー(つ=ω=)つ
ってか、スペーススクワッドの構成員に宇宙系の仮面ライダーいないのね(つ=ω=)つ

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「ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド EPISODE ZERO」

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まず、予告にある謎は、あっさり解けました。
それは重要なことではあるんだけど、それが、一体、どういうことなのか。それは見てからのお楽しみってことで。
って感じで、そこは良いんですけどね。
面白かったですよ。
そういう感じで、スペーススクワッドの壮大なる序章という感じでですね。まぁ、全体的に言えば、荒川さんがノリノリで書いてるなーってのが解る、女だらけのなんとやら。
なんだけど、まぁ、百合は無い。
当然っちゃ当然なのかなー。これは、仕方ないけど。
いや、でも、終盤のヘルバイラと紅牙の様子は、やっぱり、百合なのかなーとか、そういうことを思っていたりしています。ってか、フメインって何だよ。ってなったりと、まぁ、売上次第では、これと続編の二作で終わってしまう危険性があるんだそうですよ。
日本の特撮作品は、まだ、そこまでの領域まで達していないということも、こういう部分を見ていると良く解ったりする。
さて、ヘルバイラですが、オリジナルとはかなり違う存在になってます。なんていうか、もうヘルバイラ星の一人の生物っていう感じでですね。
オリジナルとかけはなれすぎてて、まぁ、ヘルバイラの名前を冠する必要はあったのだろうか?って思う人もいるんだろうけど、最近、自分は、ああいう部分に寛容になれたから、それはそれでいいんだろうなーってのは思います。
さて、まぁ、何度も予告にあった、何度も殺される。
とか、まぁ、色々とありますけど、そこは、あっさり解けたりする。
考えずに、その王道を楽しむ作品。
このガールズ・イン・トラブルと言う作品は、そういう傾向が強いようです。
ともあれ、これと次のスペーススクワッド自体が、なんていうか、序章のようなもんですからね。
紅牙が、まさか、ジライヤに出てきた、あの紅牙が、ここまで来ることによって組織が変容ぶりというか、その実態だけ明らかになるような感じですので。
まぁ、どうせ、あれだろうなー。
初代宇宙刑事の敵の何人かが絡んでいそうなイメージある。
劇場版ギャバンに出てきた、あの親友に取りついたドン・ホラーのような、まぁ、まだ、咲は掴めませんが、とりあえず、宇宙刑事の女性パートナーとデカレンジャーの女性二人が良い感じにね。
ついでに言えば、紅牙は元宇宙刑事と言う存在だそうです。オリジナルのジライヤでも死んではいないので、そこらへんは色々と関係しているんだろうなーと。
ただ、バード星人の特徴とか、懐かしい部分を掘り下げているのは楽しいですし、坂本監督らしく過去作品の要素もちゃんと取り入れているのは個人的に楽しかったです。
そして、ここで大きく謎を残し頑張りつつ、今後の謎を開示していく。
それが、今回の事件の始まりに過ぎない。
って感じで終わります。
あっさりですね。
序章だから仕方ないんだろうけど。
別に、これを見ないと。って作品でもないし、気が剥いたら見るのが良いかもね。いや、でも、ヘルバイラが出るのこれしか無いし、これしかないか。
ついでに、デカレンジャーの面々は10年以上たてば、それは老けるね( ・ω)
あ、ついでにヘルバイラを倒すシーンは、お、面白いな。ってなりましたので、そこも期待していたらいいのではなかろうかと。

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「牙狼<GARO> -VANISHING LINE-」第11話「KIDNAP」

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エルドラドを探す旅を続けるソードとソフィ。途中立ち寄った町サン・デル・ディオスでソードは少女誘拐犯と間違われてしまう。一致団結し、ソードからソフィを救おうとする町の人々。しかしそれは巧妙に練られた策略だった。
エルドラドを求めて三千里(つ=ω=)つ
エルドラド……なんか、嫌な予感しかしないねー。ってか、今まで、善玉だった登場人物を演じてきた、アニメ牙狼キャストが全員、敵になる。ってのは、結構、面白い試みだよね。そもそも牙狼と言えば、このキャスト!って感じで、アニメもアニメで成り立っているような気がしますね。
それは、それで面白い気がします。いや、面白いんですけどね。
あれだろうなー。
チェスの駒に肖った、あの二人の策謀だろうというのは見ていて思いますし、解ります(・ω・)
しかし、ここまで来ると、来週は鍋かな。
牙狼のアニメは年末に、鍋を食べるのが恒例ですからね。毎年、鍋です。鍋を食って、なんとやらですよ。チェスに肖っているなら、連中、キングは言いながら、クイーンのことは何も言わないんですよね。そうなると、クイーンの存在は必然的にソフィになるような気がしないでもない。
いや、もしかしたら……
もしかしたらだけど、生贄って可能性もありそうだけどね……
どうなるんだろうね。

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結城友奈は勇者である -勇者の章- 第4話「この話を見ると胸が痛い。」

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なんていうか、なんだろうね。
何故、神は、この世界に試練ばかりお与えになるのかとか、なんか、見るたびに、そういうことを思うから、もう、こういう辛いのはねぇ?なんか、もう、あれじゃない。
勇者部の人間を全員、生き残らせる代わりに、それ以外の人間を滅ぼし、勇者部のメンバーがアダムとイヴになりました。って感じで良いんじゃないですかね(つ=ω=)つ
なんか、もうね。
神様もいい加減に、馬鹿なこと、許したれよ(つ=ω=)つとか、んなことを思ったりするんですが、そういうのはダメなんですかね。そもそも、なんで、もう、さぁ。
人が人ではないような、そういう不快感の中を生きる、胸の中を締め付けられる時代を生きる、この感覚が見ていて胸が痛いんよね。
幸せの中にある、こう言う不幸というのは辛いです。
本当にね。
幸せになってほしいです。
全員。

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ウルトラマンジード第24話「キボウノカケラ」

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アトロシアスという強大な悪の前に……何という強さなのだろうというね。悪徳の為の悪徳というのを愛した存在、ゼロにウルトラマンと言うモノを悟らせられても、それでも彼は覇道を貫いたウルトラマンでもある。
あくまでも覇道を突き進むからこそ、ベリアルって言うのは愛される悪役ウルトラマンであるのだろうと伊野は見ていて和ありますわね。まさに、開花される悪の道。
アトロシアスのデザインって、どう思うかね?って感じでね。あの、悪として、更に凶悪度が何処か増したような、そういうスタイルがかっこいいんだよね。
アトロシアスという形態に名前を変えて、最強のウルトラマンが出来上がってしまったというのは、また……
なんか、こう言うラスボスは今まで派手な怪獣とか、そういうのが多かった分、ベリアルとかダークザギとか出てくるとドラゴンボールのフリーザ完全体的とか、魔人ブゥの純粋形態とか、ああいう恐ろしさを感じますね。どうでもいい話、魔人ブゥ純粋形態でも軽く、ビルスは破壊できたけど、寝ていたせいで疎かになっていたから、界王神が動いたとか、そういう設定があるんだとか。
まぁ、そんな感じでですね、そろそろ最終回ということで楽しかったんだけど、やっぱり色々と、今後のウルトラマンの課題を感じさせるウルトラマンでもあったと思います。
ウルトラマンオーブから続いてる課題を、ジードがさらに浮き彫りにしたような感じで。
ジードクローって、正直、全フォームで使える。って利点があったけど活かせなかった感、すごいよね。
ウルトラマンに下手に武器を持たせると活かせなかったり、武器を持ってるフォームが優遇されつつあったりと難しい問題だなーとか思ったりする。
そこ行くと、ウルトラマンXのモンスアーマーって上手いことで来てたんだなーって。でもエクシードXにモンスアーマーの出番は食われたりしたけど。
武器は最終形態のみでいいんじゃないかな?って思ったけど、それだとバンダイが許さないんだろうなーとか、そういうことを思ったりする。
4クールあれば、もっと活かせるんだろうとは思うけど。
2クールで玩具を売らなきゃいけない子供向け特撮番組は厳しいもんだなー。牙狼のように出来ないしね。
最終形態と劇場版限定形態が武器を持なら特別なフォーム感が出るよね。って思考だった訳ですよ。
でも、そういうわけにいはいかないというスポンサー事情。防衛隊は出せないから変身グッズとソフビだけで1クールか、1.5クール分、つなげるのは厳しいことなんだろうとも思うし、複雑だなー。
そもそも2クールに合計で5フォームほど出さなきゃいけない。ってのが大変だよねー……
しかし、それくらい出さないと今の世の中は、どうのこうのって感じだよね。だからこそ円谷プロは王道展開を如何にドラマチックに描くかに力を入れることで購入意欲をそそらせる。
大変な仕事だわなー……
ついでにジードの場合はゼロと言うヒーローもいたからこそ両立させることが非常に大変だったと思う。
一時期、それによってジードの必要性とか、そういうのも言われてたほどだし。
やっぱり今のウルトラマンに二人のヒーローは多すぎるし、五つのフォームも多い。
牙狼と違ってパチンコで元を取ったりとか、そういうのではなく玩具で元を取らなければいけない分、ウルトラマンは復活してきたとは言うけど、現代に合わせてブラッシュアップさせる分には、まだ完全復活ってわけにはいかないんだろうなーってのも思います。
ここは難しいところだよねー。いやマジで。
現代の商売のスタイルにブラッシュアップってのも、これはこれで面倒くさいことだよね……ライダーの多段フォームが受けちゃったことによる弊害とか、そういう部分をもろに感じている気がする。
とはいえ、従来のウルトラマンの商売戦法で上手くいくとも思えないしで。
後、気になるのは来年のウルトラマンが、どういうスタイルで攻めるかーってことだよね。
歴代のウルトラマンの力を借りて合体……ってのを三回もやると「流石に、それは……」って人も増えるだろうし、本当にどうなるかわからないなー。復活といえば復活だけど、まだ懸念は残るんよね。いやマジで。
本領発揮できないとはいえ、それでも強いウルトラマンゼロの腹部が貫かれるというのは結構、ショッキング映像ではなかろうか。
その前に、レイトの家庭人としてのドラマ描くことで何かしら、嫌な予感はしたけど、如何にレイトが家族を大事にしているかを描いたからこそ辛い。
レイトさんは優しくて、それでいて人間的な負の部分、所謂、人としての弱さを感じさせる当たり前の人間であるからこそ、それでも家族の為なら戦える家庭人としてのかっこよさがあるし、それを強く描写されていたからこそ最終決戦前の、こう言うドラマってのは強烈に残るんよね。
そして「家族」を「弱点」と称した時点で誰が何を言おうとも覇道を突き進むのがウルトラマンベリアルという存在なのだな。と、改めて思いましたね。
ウルトラゼロファイトとはなんだったのか?
とも思うだろうけど既に救えないほどにダークサイドに染まりきった存在でもある証。
さらに言えば、ルミナさん、勘付いた時はいつからだったんだろ。
知ってしまった時は、とてもつらく苦くて心配だったけど、それでもレイトに不安を掛けないようにしていたんだろう。って言うのが、このシーンの表情の演技を見ているだけで解る。
こういうのにグッとくるんだ。
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ルミナさんって凄い、こうレイトのことを愛しているのが良く解る描写だし、マユちゃんもレイトさんの事が大好きだというのを改めて強調することで今までの積み重ねを、より強いものにしているのがね。
これで視聴者も強くレイトのドラマに心を刻まれるんだろうなぁって思うのよ。
だからこそさ。
ベリアルの極悪感ってのが改めて強く出る訳ですよ。
息子であるジードことリクを「吸収していれば」とか死に瀕したケイの忠誠心を「愚か」と口にしたりとかね。曲りなりにも家族を得たゼロや、仲間を得たリクと真逆な存在と新たに解るという、この流れ。
ベリアルにとってゼロの強くなる方法が「守りたいモノを持つ」という、その手段が解ったからこそベリアルは様々な手段で護りたくなる存在を作り上げたのでは?とか思う。
リクの護りたいという思いがリク自身を強くしたからこそ、それを吸収して強くなるような、そういう感じ。
元来のウルトラ戦士の強さの秘密を、そうやって取り込んで強くなろう。って言うのは、まさに悪の鏡というか、そういう部分が強すぎね。
だからこそ、ウルトラマンベリアルという悪徳の為の悪徳を愛する存在の名前である通り、やっぱ、改めて思うけどえげつないな。こいつの存在。
だからこそ家族という守るべきもの、日常という大切な毎日を護ろうとする王道を行くリクとゼロの間にベリアルの覇道という絶対的で真逆な差が生まれてしまうからこそ、ウルトラマンジード の根本的な戦いの熱さというのが、ドラマを盛り上げる要素というのはここにある気がします。
考えると深いね。
そういう感じで、今回はレイトさんのドラマでしたね。だからこそ古い言い回しだけどレイトさんの一家の大黒柱としての父親としてのかっこよさが描かれたドラマでもあるような気がしました。
そして、ゼロがウルトラマンとして父親として家族の素晴らしさを知ったからこそ熱いの。
絶対的な王道と、絶対的な覇道のぶつかり合いだからこそ産まれる強烈さって言うのはやっぱり、強いですね。
しかも、そこで親子という図式に当てるからこそ、この覇道と王道の戦いに強いエッセンスを与えると思うのです。
やはりウルトラマンが悪に落ちるのはそれだけ恐ろしい。
この長く続いたベリアルの中で、最も恐ろしいベリアルであると自分は思います。ウルトラマンがダークサイドに落ちると、これだけ怖いことであるのを如実に語る作品でもあったのではなかろうかと。
理性という箍を外して私利私欲のままに力を振るう悪のウルトラマンの恐ろしさ。
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ベリアルとリクの描写になると雨の描写があるから、ベリアルは空っぽである証って言う意見を見ると銀河伝説で「誇りなんて捨てた」と平然と口にして戦友に攻撃したベリアルが、そんなセンチメンタルを持ち合わせているだろうか?ってなって疑問に思ったりするんですよね。
昨日のスターウォーズのカイロ・レンの描写なら雨の中のセンチメンタルって言うのも解る気がするんよ。
でも、ベリアルが、そういうのを持っているのかな?
って思うと、まぁ、ベリアルも一個の生き物だから、それはそういう感情もあるかもしれないけど、違和感が強いんだよね。
だから、僕の中で、あの雨の描写って言うのはリクの心そのものなんじゃないかな?っていつも思うんです。
大悪人である父親と戦わなければならない自分の哀しみや、再会は戦いでしかないこと、そういうリクの心を表したのが、あの心の中の雨の描写ではないのかな?と思うのです。
ドンシャインのような明るさではなく、街を護り王道を行く存在として悪人とはいえ父親と戦わなければならない朝倉リクの哀しみが、あの雨だと常々思ったりはしています。
あの雨はリクの中にある明るさの奥底にあるネガティブさや、ブラックな部分の象徴だと、そういうことです。予告でも今でもリクがベリアルのことを「父さん」って呼ぶじゃないですか。
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父に改めて光の戦士に戻ってほしいという、そんな己の自慢の父親であってほしいとか、そういう意味でもベリアルの対峙のときに流れる雨は、やっぱり、リクのそういう子供としての感情を表した涙だと思うのです。
ウルトラマンとしての初めての大仕事が遺伝子上とはいえ、自分の父親を殺すという、子供が親を殺すという親殺しですよ。
極悪人であるとはいえ、やっぱりリクのように暖かい場所で育った分、とてもつらいものであると思うんですよね。
それが本当の肉親であればある程に。

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このはな綺譚 第十一話「なんぼのもんか。」

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相変わらず違う、サブタイトルなわけですが、そういえば、なんか、今日はだるいですね。バイトの出勤の日を間違えたという、そういう現実があったりするわけです。
そんな感じでー今日はですねー
このはなの話は、なんていうか、見ていて尊いで終わってしまうので、どうにも言いようがない訳です。見ていて、尊いーって感じで、終わってしまうのでね。
来週も、そういう感じで終わっていきそうです。これは、良くない。って言うのは解っているんですけど、なんか、もう難しく語るのが面倒臭いから尊いで終わらせてしまう訳でござ‐マス。
いや、ホントに、前期にあった、捏造トラップはなんだたのか。
って感じでですね。
あれは、百合好きに不快だと思えるシーンを羅列させて描いてるだけで、ストーリーなんてあってないようなものなので、正直、私としては不快なんですよね。
いや、マジで。
なんか、コダマナオコも変な世界に行っちゃったね。
割と最初は良い百合漫画を描いてたのに。

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ボールルームへようこそHeat.23「伝統と進化」

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富士田組は準決勝4位で決勝に進出。結果を伝えようと千夏を探す多々良のもとに、なんと仙石から電話が…。そして、ついに迎えた決勝の舞台。仙石の言葉を胸に、カップル結成以来ぶつかってばかりだった千夏と手を取り合ってフロアへと足を踏み出した多々良は、ワルツを踊り始めたとたん、今までにない不思議な感覚に襲われていく――。
一方、ワルツから全開で飛ばしていく釘宮組。2組の勝敗の行方は!?

もう雑誌に追いついてしまった(つ=ω=)つ
雑誌に追いついちゃうと色々とね。
出来ないんですよねー。この後、どういう展開に行くんだろう。
この話、雑誌の二カ月ほど前だから、必然的に来週で追いついちゃうんですよね。
これから、オリジナルってことはないだろうし、作者から構想を得ているから、それを映像化するパターンかなー。そういう展開にならざるを得ないだろうし、尻切れトンボにもならないだろうけど。
ちゃんと、決着をつけて終わらせるんだろうなー。
そして、多々良君、本当に仙石さんが好きだよね。
ここで覚醒するというか、まぁ、感情で踊るダンサーだからね。
大好きな仙石さんに褒められると、それはそれはもう。
そうなるのも無理は無いか(・ω・)
だよねーって思った。
ただ、釘宮さんの過去、もうちょい強く描いてほしかったなー。まぁ、でも、あれだったのかなーって。

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『ウルトラマンジード』 第23話「ストルムの光」

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思えば弱ったケイの前にご都合主義的なまでに奮起させる女が現れる。ってのは確かにアリエがベリアルに憑依?していたと言うのなら自然に思えてくる。
雌として男を悦ばせるように心を愛撫することすらも出来るベリアルってのも、それはそれで想像したら何か凄いな(つ=ω=)つ
強者に故郷を破壊されてしまったからこそ力に憧れるようになる。ってのはよくある展開だけど、ストルム星人の脆弱さには何とも言えない壁があって、そんな中で自分の優位性を、己の力を見出して絶対的な力の象徴が選んでくれたのなら、それは蠢いてしまうのも無理はないのかなー
って思ったけどさ。
ケイとレオって似たような出自であるのに片方は強大な悪魔の言葉に乗って空っぽの外道に落ちて、もう片方は初めてM78星雲以外の出自でウルトラマンになった真逆の存在
「ウルトラマンと言うのは、その姿形ではなく正しいことに力を使う存在」ってウルトラマンFの言葉を思い出す。
心が脆弱の中で、己の種族が如何に脆弱なのか嫌と言うほど理解している中で、ベリアルが甘い言葉をかけてケイを利用したというのなら、それはそれで魅入られてしまうのも仕方のないことなんだろうなー。
でも第三者から見れば酷く歪で「空っぽ」な人に見えるのも当然なことか。
ベリアルは、悪魔、堕天使の一人。その名は「悪」
何というか、まさに、その名の如く。
『失楽園』では「天から堕ちた天使のうち、彼ほど淫らで、また悪徳のために悪徳を愛する不埒な者も、他にはいなかった」と言われる、この名前に相応しい活躍を、ウルトラマンジード で見せていたのだなーと。
キメラベロスの回でリクを懐柔しようとしていたけど、あそこで懐柔を許していたらリクはケイのように捨てられていたんだろうなと。
今回の話を見れば見直すほど、そういうことを思ったりしますね。
利用するだけ利用して、必要無くなれば捨てる。
まさに、その名の如くか。
しかし、ケイは悪魔に魅入られたからこそ、喜びに満ちていたとなれば、心を悪魔に救われた人間は、ああまでも業が深く醜いものかと思いますね。
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やっぱり、とことん覇道を突き進むウルトラマンベリアルと、どこまでも王道を突き進むリクこと、ウルトラマンジード の存在は改めて同じ遺伝子を持ちながら真逆の存在だなと。
前々から言われているけど、リクはあり得たかもしれないベリアルのIFの存在なんだろうなー。ってジードの物語は思うね。
しかし、ここまで解りやすい王道と覇道の違いを描いた作品も、そうそう無い気がする。
やはり、ヒーローを目指すのであれば覇道でも邪道でもなく己の力を王道に使い突き進むべし。
そんな言葉をヒーローに憧れる子供たちに対してメッセージを出しているのかもしれない。
己の心を悪魔に売り渡さなければ、ウルトラの父への嫉妬の感情を膨れ上がらせることなく王道を突き進んでいればベリアルはキングに認められて、もしかしたら二代目のウルトラマンキングになっていたかもしれないというのがあるのかもしれないですね。
しかし力に溺れてしまえば…
を求めすぎてしまえば、その結果、ほころびが生まれてしまう。
これは昨日の #牙狼VL のナイトの過去に描かれていたね。
そしてキングに認められたことに嫉妬にも似たような感情の言葉が走ったのは、そういうことなんだろうなーって改めて自分としては思ったりしています。
リクの出自って結構、邪道的ではあるけど、その己の力を王道に使うことを貫いたからこそ、ウルトラマンジード として世界ではヒーローとして認知されてきたと言う実績もありますしね。
結局のところ、己の心をどうするか、王道を貫くか、そのまま邪な道にそれるか、覇道に走るか。それこそ心の問題。
それによって心を王道に走らせることでヒーローとしての己を確立できたのだからこそ、今回の話が活きているような気がしますし、ベリアルとの圧倒的な歩む道の違いと差を言うのが実に巧みに描かれているな。
って、なんだか、そういう部分においても感動しましたね。
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「支え合う笑顔と仲間が力、GEED。僕は強くなる」
の歌詞の通りなんでしょうね。
笑顔と仲間が力であるし、仲間がいたからこそリクは笑顔を力に変えることが出来たわけだし。王道を突き進むことが出来たし。
ベリアルとリクってどことなくルークとアナキンにも似ている道だなー。
ベリアルの中でウルトラの父はライバルでありながらも友人ではなかったという部分が、リクの描写を見ていると良く解る気がする。
やっぱり、周りに良い仲間がいるかいないかで人って大きく変わることを、また、ベリアルとリクの親子の物語を通して描かれてるんだなーと。
補足としてウルトラの父に人格に問題があったのか?と言えば違うと思う。仲間を作るということは心を開き苦しみの共有等から始まると思いますし、ライバルであるからこそ嫉妬に満ちて行くうちにウルトラの父に心を開くことすら出来なくて孤立して力を求めて今に至るのだろうと。
ある種、ベリアルって元より心が不器用な存在なのかもしれないと思います。ベリアルがリクをあくまでも息子と呼ぶのも愛玩人形的な意味合いもあるんだろうなーと、そういうことを思いますし。
それでも必要無くなれば消すんだろうなーって、そういうことも普通に思いますけどね。
リクも出自が出自だから最初はベリアルのように心が不器用ではあったけど代わりにドンシャインと出会い、ペガと言う、ある意味、自分と同じと言える存在と出会ったからこそ哀しみを共有できて、ライハ達と言う素敵な仲間がいるから王道を突き進むヒーローになれたと差が出るね。
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かっこいいけれど歪な醜さを兼ね備えたクリーチャーのようなウルトラマンベリアルアトロシアスと、王道の道の証であるように気品と高貴さを兼ね備えた、ウルトラマンジード ロイヤルメガマスター
この二つの対照的な姿がウルトラマンジードの物語の根幹なのだというのを改めて私は思いました。

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結城友奈は勇者である -勇者の章- 第3話「見るのが辛い」

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気付いた園子は何をする?
「あなたを思うと胸が痛む」
タイトルからして不安しかないです。
絶対、あれ、煉獄の炎とか、そういうのじゃん。もう友奈と美森が一緒に外の世界で贄になって幸せになろうね。ってオチが思い浮かぶようで見ていて辛いですわ…・・いや、マジで。
いや、もしかしたら、勇者部全員が死ぬかもしれない。
呪いかもしれない。
何か、あるような、もう、なんていうかねー。ただでは終わらないというか、なんというか、そういう部分が、それが今回の風のイベントに繋がると思うとね。そして、それを簡単に言えるわけがないという、そのあまりにも深刻過ぎる煉獄の炎の代償と言うのは見ていて辛いし、なんか、もう、さ。
やめよう?
辛いことさせるのは……
なんか、もう自己犠牲の象徴で、全てを己の中で終わらせてしまいそうな結城友奈と言う女には恐怖を抱いてしまう。勇者であるからこそ、そこは第一部では感動と言うもので、乗り越えた美しさがあるんだけどさ。でも、第二部になって、なんか、もうね。
煉獄の炎が呪いとして周りに映っているような、その光景がさ。
なんか、もうねぇ…・・
友奈が最終的に、ああなるのかなー……
それとも、鷲尾の章をやったということは、さ。
今度は東郷美森が友奈を助ける為に動き出す。
ってなればいいなぁ……
ハッピーエンドになればそれでいいよ……もう。
苦しみから解放してあげてよ。

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「牙狼<GARO> -VANISHING LINE-」第10話「REBIRTH」

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残された者よ。
身内が、ホラーに等しい暗黒騎士になるって、どういう感情なんだろうね。
残されたものとしては複雑だろうけど、守りしものとしては色々とあるんだろうけどさ……ここはね…・・それでも、ソードと言う黄金騎士がいないことを狙ってやってくるホラーとか、どんだけ、質が悪いんだか。そして、この状況において、暗黒騎士と黄金騎士の戦いは、一種の震災レベルで凄い大変なことであるということに気付く。
さて、まぁ、描かれるルークの過去であるということ。父親であるナイトとルークの親子の関係が描かれているというか、そういう感じですね。そういう意味で、憧れの父親であったはずが、何故か、暗黒騎士に。
恐らく、禁術と呼べるものが、そういう風にさせたのかもしれないね。
強さを求めるがゆえに間違い、そして、守りしものではなくなっていくような、そういう過程、魔戒騎士の本質を忘れて力を求めた結果、そういう部分はバラゴと似ているようで違う気がする。
こういう状況で思い出すことになる、かつての母の言葉と言うのは重い。
そして、己の本質を思い出す。
これからですよ。
ルークが、どうなっていくのか。
そういう部分を見つめ続けながら、ですね。
如何なる法師、そして騎士の道を歩んでいくのか。
今回の体験で一皮むけたルークがどうなるか。
非常に楽しみのまま、今日は終わりですか。
エンディングテーマが眩しい。

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このはな綺譚 第十話「ほへー」

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そういえば、抱き枕が出るようです。
前々から思うんだけど、百合作品なのに、抱き枕を出す。って、どういう神経をしてるんだろう?いや、マジで。なんか、そういうのが出るとアニメに対するモチベーションが下がるよね。
何を作ってるんや。って感じで。
思えば、ゆるゆりの時から、そういの作って、萎えた思い出ある。
まぁ、ゆるゆりの時期は、AKB0048っていうダークホースアイドル百合アニメがあったから、もう、なんていうかですね。それで、メガミマガジンLILYで百合アニメとしてつくっているつもりはない発言のトリプルパンチ、かなり萎えちゃったんですけどね。AKB0048の百合描写が、あの時代、岡田さんのが節発動しまくりで最高だったんですよ。あれですけどね。みんなも、AKB0048を見ようね。って、そういう話なんですけどね。
いや、嘘です。まぁ、そういう感じで、百合漫画が原作のアニメで抱き枕って、やっぱり自分の中じゃあり得ないんだよね。個人的には無しの中で男性キャラを出すこと以上に萎えてしまうことであるのは、アニメのスタッフが作品と言うのを理解していない。っていうことに対する哀しみであるような気がします。
なんていうかねー。
世間からすれば、私が嫌な人間なんだろうなー。
って、茶をすすりながら思った。
そして、10話も終わってた。

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『ボールルームへようこそ』第22話「リーダーパートナー」

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寒い季節、如何、お過ごしでしょうか。
私は寒いです。
爽やかに、今日は寒いです。
釘宮さん、頑張れーって、応援したくなるし、多々良を応援してから、もう、どれくらいが経ったことでしょうか。そんな感じで、今日は釘宮さんの過去の話ですね。この過去の話を、もうアニメ化するというのか。釘宮さんは、この話を見ると応援したくなって仕方が無いんだよね。
これがあるからこそ、釘宮と言う人間に惹かれてしまうのだ。
この時間の流れがあるからこそ釘宮さんの中で引かれているものがあるんだけど、釘宮さんがダンスに対して情熱を向けるのに兄弟たちが否定する話とか、そういうのが……
まぁ、いいや。
これが描かれるだけでも結構、ありがたい。
櫻井孝宏の演じるダークな釘宮さんの演技が良い感じに描かれている。
釘宮さんのエダチューさんに対する思いってのは本物で、だからこそ、彼の告白に耐えられない思いがあるし、その思いがあるからこそ本当に憧れの感情があるからこそ、エダチューさんのダンスを確かなものにするために、彼はダンスに再び復帰する、その流れがね。
思いの強さが、彼の中にあるのが良いんですよ。
必至にリハビリに耐えようとする姿とか、すっごい、見ていて好きなシーンなんだけど、そういう部分はカッとか。ちょっと、残念だったなー。でも、良かったけど。

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SSSS.GRIDMAN

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が、来年の秋に放映決定ってことでですね。
グリッドマン、大好きなんですよねー。
ツイッターの方で、良くグリッドマンの感想を言っていたり、まぁ、こっちでもウルトラマンXと絡ませてほしいというような、そういう文章を書いたりとか、そういう感じでね。
あぁ、そんな感じで懐かしいなぁ。
当時のリアルタイムの奴って、荒唐無稽な話も結構あるんですよね。タイムスリップで弁慶を読んだり、掃除機で人を吸ったりとか、カメラの中にヒロインを閉じ込める。とか、結構、セクシャルな話もあって、それは子供のころ見ると結構、恥ずかしくて早送りをしていたりだったり、とんでもないのがあったりね。
ついでに、あのレジが爆発する話とかね。ドライヤーを使うとヤンキーになったり。まぁ、ここは見て頂きたい!w
先見の明って言葉はよくあるけど、でも時代を先取りしすぎていた感はいない目ない部分も結構ある。
でも、そういう部分があるからこそ、この荒唐無稽な楽しさ。
っていうのが、グリッドマンにはあったような気がします。
今にしたらあり得ないんだけど、当時だからできたネット社会の、こういう怖さとかあるんじゃない?ってのもあったり、ロボットカーとかですね、現実的にあり得そう。っていうのもあったりと、それが結構、面白いんですよね。セキュリティシステムにハッキングして家を逆に監獄にしてしまう話とか、まぁ、これがゴッドゼノンの初登場の話になったりと、結構、楽しい話も多い中で、ヒーローである……
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グリッドマンがサポートメカ、アシストウェポンと合体するのは結構、衝撃的でしたね。
んで、それがかっこよくてやたら動くから余計にかっこいいんだよね。
それでいて、ちゃんと円谷イズムのある心温まるものや、メッセージ性のあるものが多かったりね。所謂、勇者シリーズの特撮版と言っても過言ではないような感じですよね。
だから楽しいんだよねー。
そういう意味では当時の子供心を掴んでたし、円谷だから勇者シリーズ的なツボを掴んでいたし、勇者シリーズ自体が話の構成は円谷作品のオマージュ的な部分も大きいんですよね
だから楽しいんです。
運―。いや、マジで。
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これで、玩具とか欲しくなったなー……ついでに、ドラゴニックキャノンってかっこいいのがあるんだけど、これがなー。ダイレンジャーのとある武器と被ったから、一回だけの登場だったのは惜しかった。
ついでに、俳優も棒読みだったりと。
それが楽しいんですけど。
そんな感じで、復活するグリッドマン。
2018年の秋に始動するということでね。
グリッドマンと来て、ULTRAMANって感じになるのかなーって思ったりします。来年の円谷は楽しませてくれそうでございますわね。
そういう感じで簡単ですが、グリッドマン、どうなるのか。
楽しみでございます。
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なお、コミコンにおける直人を演じた現在の小尾 昌也さん。
現在は餃子屋さんだそうですw
でも、良い感じに年を取ったよね。
かっこいい。

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ボールルームへようこそHeat.21「ぐるんぐるん」

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って兵藤に色々とやられて、アレだけどー。
兵藤は、多々良のためを思って、そして、試しているのはお母さん。ああやって、色々と可能性を試しているし、そんな母親の道具?にされているようで色々と思ったから、多々良に良いことをしたけど、それが裏目に出る面白さ。
んで、多々良は、その兵藤の行為を色んな意味で違うという感じに誤解をしてしまう。踊ってる最中、あの親にして、あの子供ありとか、そういうことを思ってるんだろうなー。
見ていて、楽しいですよ。これ、
釘宮組の圧倒的な感じに、驚かされつつも、どうにかしなきゃいけないこと、現状に振り回される多々良。
釘宮さんの過去は早く描いてほしいんですよねー。アニメで。
そして、明の千夏に抱く感情が、もう、思い切り本音しか出してないw
千夏の抑えていた感情を思いきり真面目に目の前に出したような、そういう感じだよね。
ここまで振り回されて、どう変わっていくのだろう。
自分と他人は違うことを改めて感じ取りながら、それでもついていく千夏、凄いわ。
そして、それで追いつこうとすることで、初めて知る、この千夏と多々良の二人の最高のパートナーに進化していくような感じがたまらんね。
一緒に進化するような、それも歪に。
そして、それを見て兵藤が物凄い悪い笑顔(?)を浮かべているのが大好きですw
楽しかった。

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ウルトラマンジード第22話「奪還」

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劇場版の情報が出ましたね。
まぁ、これは、別途形に新たに記事にするにしても色々と、ちょっと、書いてる情報が色々と多すぎると言う部分があるんですよね。ジャグラーとかね、
出るからねw
やっぱり、ウルトラマンオーブが出る以上はジャグラス・ジャグラーも出ないとダメなんですよねwそういう感じで、そろそろ、話も、こっちはクライマックスということで、これ、たぶん、伏井出先生、お亡くなりになるのではなかろうか?
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ここは色々と語るとして、まさかのキングギャラクトロンですよ。ウルフェスの登場が出てくるという、この時点でもう僕は驚きですよね。まさかの、ウルフェスの敵?!
みたいな感じでw
ただ、今回のベリアル融合獣というのは
僕としては、あのゼットを出してほしいですw宇宙恐魔人ゼットなんですよね。ウルフェスの敵で一番大好きな敵なんですよねぇ。そろそろ、22話、後、3話ということで。伏井出先生は出ないということで。
どういう風になるんでしょうかね。やっぱ、お亡くなりになるんでしょうなぁーとか思いながら今、こうして見てた。
レイトさん、今まで何回もこういう目にあって、よくリストラされないなー(・ω・;)
寛大な会社なんだろうなー
でも考えてみればAIBって世界的な組織ではあるし、そういう意味ではレイトさんの家庭に迷惑がかからないように政府を通してから会社にはいろいろと根回ししていそうな、そういうイメージはある。
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改めて理解できる、ケイが空っぽであるという、その意味。
結局、ベリアルの野望の成就のためであるのなら、彼にとって自分に心髄する人間であろうと、関係が無い。
もう必要が無くなったら消してしまう冷酷さというのは、それほどケイの中にはベリアルのこと以外、何もない。
そしてケイからすればベリアルを主軸に捉えた自分とリクが主役の物語であるというとらえ方であれば、また、そういう部分で差が出ているような気がする。
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王道を突き進みキングにウルトラマンとして認められたリクと真逆である覇道を突き進みベリアルの野望を成就させるケイの物語
この二つの差は大きい。
ベリアルの野望を王道で阻止しようとするリクには大勢の仲間がいて、ベリアルの野望を覇道で成就させようとするケイは自分の物語に心髄するかのように自分の世界に介入する人間を協力者だろうとも意図も簡単に殺してしまうという見事に真逆な関係。
そういう部分からベリアルに心髄するケイの結末というのは見えて来る気がする。
ウルトラマンジード という物語の中において、恐らく自分が予測するケイの結末というのは因果応報的なものだろうと思うし、それは喜ばしいものなのか、それともケイにとっては『なぜ?』と思ってしまうものなのか。
恐らく「狂信」とも言えるケイにとってベリアルに”役に立つ”と言うことが最大の喜びである以上、ケイにとって、この物語で如何なる結末を迎えようとも、それは喜ばしいことなんだろうと思う。
恐らく自分達の守備範囲の中では理解は出来ないけど解る位置になるような気がする。
そして、恐らく、ケイの中にあるベリアルの魂が完全覚醒を遂げた時、それはケイの死を意味するような、そういう気がしますね。
いや、マジで。
そして、今回、退場したアエリは、何故、ケイに惹かれたんだろ。そういう部分は描かれていないんだけど、何となくだし、彼女はフクイデストだったような気がしないでもない。
所謂、信者ってのは、そうやって本の世界にハマって作者の世界観にハマり、最終的には……そして、突然の失踪と来れば、そうなるものなのかな。
っていうのは思ったりした。
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覇道と王道。
二つの対局が織り成す物語はどうなるか。楽しみです。
ジャグラーとは決定的な違いがあるよね。
ジャグラーは冷酷な部分はあれど、彼は修羅と戦士としての矜持に囚われているからこそ利用はすれど斬り殺すのは凶悪な宇宙人なんだよね。とはいえ、明かされていないエピソードではどういう風になっているのかはわからないにしても、少なくともテレビ版における彼のスタンスはこれだったけど、ケイは完全に人であろうとも殺すしね。
覇道を絶対的な存在として突き進むケイと、戦士と修羅の狭間に苦しむジャグラー……個人的にはジャグラーのが好きだなーとか思ったw
ただ、それ以上にジャグラーのが個人的には冷酷に感じるのは、戦士と修羅の狭間の頂点にいるジャグラーを演じた青柳さんの怪演、いや狂演そのものであるとも言える気がしないでもない。
感情のふり幅がある冷酷さと、感情の振り幅が無い冷酷さ、この二つが劇的な差を生み出しているんだろうなと。
ついでに言っちゃえばジャグラーの方が狂気に見えるのはジャグラーの場合は己の我欲の為に動くと言う部分、所謂、作中で描かれた描写は己のガイへの執念を狂気としての映し方が見事であったということ。
そこを言っちゃえばケイの冷酷さっていうのはベリアルの為だからこその空っぽ感が強いんだよね。
だからこそケイの冷酷描写が割と淡白に見える部分は前作のジャグラーとの差別化を図ることでケイが機械的に見えるという意図を生み出していると思う。
さらにジャグラーの場合はオリジンサーガって言うバックボーンもあるからこそ、そっちに目移りをしてしまう部分もある
だからここは好みのさだよね。

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「牙狼<GARO> -VANISHING LINE-」第9話「SETTING OFF」

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エルドラドのキング
……ここで考えられるのは、そふぃの兄ではなかろうか?とか思うんだけど、そこ行くと、じゃぁ、ソフィって何なの?ってか、ソフィ自体が、どういう存在なのよ?っていう部分にもなってくるから、色々と解らなくなるよね。そして、エルドラドが解らなくなる。そして、そこ行くとさらに言えば、ソードが何故、黄金騎士の鎧を身に纏っているのか。
新しい牙狼においては必ず描かれる筈の物語が全く描かれていない処も気になるところです。これが描かれることで、大分、エルドラドの問題も解ってくるのではなかろうか?とか、そういうことを思ったりします。
単なる変身の為のスーツではないんですよ。
黄金騎士の鎧って、そういうものではなく、物凄く特別な意味を持っているんですよね。そこには、大勢の人の希望の灯としての意味もあるのですよ。
エルドラドとか、本当に気になるんですよね。
今回、何だっけ。
堀内賢雄さんとか出るらしいですしね。
今回は、チェスの駒に肖った存在って、敵なのか、それとも、この二人はまた違うのか。なんか、もう謎が謎を呼びすぎて色々と追い付かない。
でも楽しいです。
はい。
そして、今回は別れと旅立ちの話というわけですか。
既に何もかもを失い、難儀な星の元に生まれたソフィにとっては、ソードしか頼れる相手がいない。ってのも、なんていうか、こうなる話であるとしても虚しいだけだなぁ。
突然、襲い掛かるシスターを失ってしまった虚無感とか、そういうのあるよね。しかの親子を通して、そういう世界を見るというのも、また……
しかし、ソードの哀しみは癒えない。だからこそ、前に進むしかない。って言葉は重いけれど、それが人の心理であるような気がする。そして、やっぱりチェスの駒の名をあしらった名前の登場人物は敵だったか。
やっぱチェスの駒に肖ったキャラクターはルーク以外は敵か。
そうなると、ソフィの役割はエルドラドに必要的なことを言われているし、そこ行くと、ソフィのエルドラドにおけるクィーンの役割というのがありそう。
キングの正体=ソフィの兄という図式も成り立ちそうだし、しかし謎は深まるねー

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結城友奈は勇者である -勇者の章- 第2話「泣きたい。」

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今日、「結城友奈は勇者である」だ(つ=ω=)つ
あの最近、もう、ああいうアニメを見ると「いい加減、彼女たちを幸せにしてあげて!!苦しませるのやめて!!」ってなって泣きたくなって見るのが辛い(つ=ω=)つ
なんかなー。
もう美森が記憶から抹消ってだけで嫌な予感しかしないよ。神様も、いい加減、許してやれよ!!彼女たち、必死に百合百合視点だからさぁ!!って泣いて見てるのが放映時ですよ。
そもそも、色々とあるんだろうけどさ。
園子が良い感じになっているのも良いとして、この世界における勇者たちは、どうなってるんだろ。あの火あぶりにあっていた子が、そういう勇者なのかなーとか思ったりと、なんかですね。
色々というのも辛いですわ(つ=ω=)つ
もう最後は、彼女たちを幸せにしてあげてですね……
本当に制作側は、あの幸せにですね……
お願いします。
それよか、友奈の胸に残った炎の刻印のようなものが気になって仕方ない。
友奈の自己犠牲的な精神は見ていて痛々しい。しかし、勇者だから乗り越えるのだろうか。それとも、美森と一緒に生贄になる道を選ぶのかなー……
どのみち、辛い。
あの炎の刻印は絶対的に不安しか無いわ……

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このはな綺譚 第九話「ほへー」

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なんか、百合アニメを見ていると「ときめきメモリアルGirl’s Love Side」とか、そういうの出たら面白そうだよなーとか、思う、そういう日々でございます。
前に、一度だけ、ときめきメモリアルをやったんだけど、その時に攻略した大倉都子が可愛すぎて、脳内変換で主人公を女性にして、そして、なんとやら。もう俺っ娘って無理やりな設定にして。
なんか、百合アニメを見ると思い出す。
なんか、見ていて、可愛くて落ち着く。
茶をすすってみたくなる。
そういえば、これが放映される頃、私の一番好きな百合漫画家の百合漫画の最新作が発売されます。
発売初日と同時に買いに行きます。
わーい(・ω・)
ってか、そろそろ、SS、終わらせ路(つ=ω=)つ
いや、マジで。
このはなを見てる時間は癒し(つ=ω=)つ

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『劇場版 ウルトラマンジード』のタイトルが『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』に決定!!

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イントロダクション
全宇宙の知的生命体の抹殺を図ろうとする巨大人工頭脳ギルバリス。
ウルトラ戦士たちの光の力さえも跳ね返す強大な敵に、過酷な運命を乗り越えたウルトラマンジードが立ち向かう!
地球がデータ化して消え去るという危機に、ウルトラマンオーブ、ジャグラス ジャグラー、そしてウルトラマンゼロが駆けつける!そして、リクの熱い想いが、ジードを究極形態ウルティメイトファイナルへと目覚めさせる!
最強の武器・ギガファイナライザーが唸りを上げる!

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STORY
目覚めよ!最強の遺伝子!!
滅亡の瞬間が迫る中、“願い”の力はジードにさらなる進化をもたらす!
知的生命体の住む星々を破壊していく巨大人工頭脳ギルバリスと、ギャラクトロン軍団が地球へと接近。ウルトラマンジード=朝倉リク(濱田龍臣)は、ギルバリスが「赤い鋼」を手に入れるべく地球へとやって来た、とジャグラス ジャグラー(青柳尊哉)から聞き、その手掛かりがあるとされる南洋の楽園・沖縄へ向かった。沖縄で出会ったアイル(本仮屋ユイカ)は、リクがウルトラマンであることを見抜き、重大な使命を託そうとする。地球を守るために必要以上に気負うリクの前にクレナイ ガイ=ウルトラマンオーブ(石黒英雄)が現れ、先輩として言葉をかけるのだった。
一方、ギャラクトロン軍団が「赤き鋼」を求めて沖縄へ攻撃を開始。ジード、オーブ、そしてウルトラマンゼロも地球へと駆けつけるが、自分の使命にこだわり、焦るジードの行動が、ウルトラマンたちにさらなる危機を招いてしまうのだった。
ウルトラマンジードたちはギルバリスの強大な力を止めることができるのか―――



ってことで多いですね。最近、アニメ以外の記事。
ちゃんと書いてるんですけどね。
まぁ、そんな感じで。
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やっぱり、ウルトラマンオーブが出るなら、ジャグラス・ジャグラーも出ないとダメだよね!って感じがしますよね。
このジャグラーだけ異質な感じ良いよね。ジャグラス・ジャグラーって、そういう登場人物になってるんですよねぇー。あぁ、やっぱ、ジャグラーが出てくるの良いわー。
しかも巨大魔人形態でも登場するというね。あれも
唯一にして無二のような従来のウルトラ戦士には無いかっこよさを醸し出しているような感じで。
でも、炎の中でetc……な中にはいない。
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ついでに、ジードの劇場版限定の形態を見ていて思うんだけど、随分とシンプルイズベストに落とし込んだなと。いや、これもこれで悪くは無いんだけど。
なんか、ドラゴンボールのフリーザのようだなーとか、見ていて思いました。
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そして、何より、このカッとね。
かっこいいよね。
ついでに、後、個人的に思うところはジャグラーをさ。
坂本監督が、どうかっこよく演出するのか。
あの刀アクションをどうかっこよく描くのか。これが非常に気になる。
オーブは、ファイトオーブでやったからね。
だからこそ、こう描いたことのないであろうジャグラーはどういう風になるのかとかね。
そういえば、オリジンサーガは坂本監督にオファーしてたらしいけど、スケジュールの都合でダメだったらしいですし、そういう意味でも色々と面白そうです。
さぁてね。
どうなるかね。
ってか、根本さんが脚本を担当するらしく、乙一さんは今回は、監修だそうです。
残念だなーって思いながらも楽しみにしつつ、今日は終わり!

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ULTRAMANアニメ化決定!!


ってことで、
メタルヒーローとか思い浮かべる人も多いかもしれないけど、こういうウルトラマンも新しい時代、別の視点から、敢えて、スーツと言う形でウルトラマンを描く意欲作。
私自身が、今、一番楽しみにしている漫画として出ているわけで。
ラインバレルが、そんな好きではなかった分、これは不安だったんだけど……
正直、凄い面白作品として僕の中では刻まれているんですよね。
まぁ、何故、これが魅力的なのか。
って思う人もいるだろうからこそ、私なりに思うウルトラマンのですね。
この新しい漫画「ULTRAMAN」の魅力をですね。
語らせていただきました。
これを読んで見事に「ULTRAMAN」に惹かれて、単行本を買って、アニメを見て頂ければ!
とか、思う訳です。
「ULTRAMAN」って、仮面ライダーじゃねーか、アイアンマンじゃねーか、とか言われているけど敢えて人類が作ったスーツをウルトラマンにすると言うことで作中における初代ウルトラマンの偉大さ、その遺伝子を持った人間の苦悩が等身大に描かれていることに比重が置かれてるし差別化は出来てると思う。
所謂、人類の浅知恵で作り出した紛い物から如何に本物のウルトラマンになろうとするか、そういう部分が個人的に大好きだしで、そういう部分はウルトラマンでしかできないウルトラマンの遺伝子を継いだ新たなウルトラマン像と言うのを自分としては確立していると思うのは自分だけなんだろうなって思う。
ウルトラマンだからこそできる、ウルトラマンの遺伝子を受け継いだ新たなヒーロー、等身大のウルトラマンの物語が出来る。これは、そういう部分を上手く活かしていると思うんですよね。
どこまでも初代ウルトラマンをリスペクトしているのが強いんですよ。
そういう意味で、この漫画は凄い大好きです。
ウルトラマンって作品だからこそ出来る新たな等身大ヒーロー像と言う部分を含めてかなりウルトラマンと言う作品をリスペクトした作品だと自分の中では思う訳ですよ。
だから、単なるメタルヒーローや、ライダーや、アイアンマンのコピーじゃねーか。だけで片付けることの勿体なさはあるよね。
初代ウルトラマンが出現した世界において人がウルトラマンをモチーフにしたスーツを纏うことによってウルトラマンの真似事をして周りからとやかく言われるずって、ジードと似てるのも面白い処だよね。
歴史が廃れながらもウルトラマンと言う存在が人の中では遺伝子的に神格化されてる部分も好き。
特撮ヒーローでしか描けない部分と巨大ヒーローだからこそ描かれる両方の構図を上手く作中に取り入れているところが面白い処で、そこが登場人物達の苦悩にも繋がっているのが面白い処でもある。
更に、時折見せる実相寺演出のようなかっとは見ていて思わずにやってなったりもするのが楽しい訳です。
そして「ULTRAMAN」で描かれる主人公である苦悩こそ日本のヒーローにおけるドラマの集約にも繋がっていると思う。巨大ヒーローが活躍した世界で等身大ヒーローが活躍することで全く新しい苦悩を描いたこそライダーや、そういう世界に見えつつも内部ドラマは脱ライダー等に見事に成功してるのが凄いことだと思いますよ。
初代ウルトラマンと言う下地を上手く活かしているドラマがちゃんと成功しているというのが良いよね。
それの象徴が刑事である遠藤庸介と井出の会話の中に全て集約されているのが良いんですよ。
「ウルトラマンならいるよ?」
と、言う井出の台詞の前後の遠藤の台詞はドラマや世界観の象徴そのもの。
そういう訳です。
まぁ、こんな感じで、見て頂ければ。
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ウルトラマンオーブの石黒英雄さんも推奨!!と、言うことで読んで頂ければ。
楽しめると思います。

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