2017.09.30 Sat
アクションヒロインチアフルーツSTAGE12「情熱☆フルーツ」
満ちる物が満ち、たわむ物がたわむ
ためられたエネルギーが出口を求めて沸騰する
欲望と野心、策謀と疑惑、誇りと意地
舞台が整い役者が揃えば、暴走が始まる
そして、先頭を走るのは、いつもあいつ


結論から言って、泣いちゃいました。
プリンセスプリンシパルも泣いちゃうしで、今期の百合アニメは泣かせに来ますね……ただ、涙腺が弱くなってしまっただけなのかもしれませんが。
皆が皆、助け合うという、この構図です。
杏がさ。

良い感じに狂言回しとして存在して、彼女は、御前様を含む、そっと心に触れながら助けるというヒーローという役割を与えられた明るさだから、彼女は特有の回が無いんだよね。それでも、目立つのは彼女の特撮への愛に近いし、それが狂言回し的な彼女の与えられた役割と橘のかもです。
積み重ねだねー……1話からの各キャラクターの設定やら、そういう部分が上手く描かれてきたからこその最終回の感動だよ。チアフルーツも、プリンセスプリンシパルも。
御前様は不運だけど、その分、皆に助けられて、皆を助けてきたんだよね。思えば、最初に、あんみかがやらかしたときも、きっかけは違えど、常にリードしてきたのは御前様で、でも、御前様は、それを自分が不運だからだと思っている。でも、それは違うんだよ。
御前様の中にある人間性や心意気に、登場人物全員がほれたからこそ、あの奇跡が、私の中で涙として生まれたのです。だからこそ、青山姉妹の勇気ちゃんだって、改めて勇気を振り絞って・…・って、感じで、これは9人全員が主役の物語なのですよ。
そう、全員が全員を助け合っている全員が主役のドラマ。
だからこそ、こういう学生時代の青春がまぶしく見える。
良い感じに、全員が助け合ってるんだよねー。
そういう中で、生まれる百合ドラマって言うのは非常に尊いというのは、まぁ、このブログに来る人は言うまでもなく解っていることだろうとは思います。
そうなんですよ。
百合+αの要素って、ここまで感動できるんですよね。
だからこそ、積み重ねがあって、皆、御前様に助けられて、助け合い、作り上げる。まさに、このチアフルーツそのものの世界じゃないですか。
みんなで助け合い、協力して作り上げて、そして愛し合いながら頑張って作り上げるヒロインショー。
この世界における百合演出は全て、この世界のヒナネクターの根幹に関わっているんだと思うと、実に心にグッとくるものがあるんだわね。
視聴者から見れば小さい悩みでも、彼女たちにとっては大きな悩みで、それを全員で悩み、そして、助けられて最終的に自分で答えを出す。
思えば、全てが、この展開であり、積み重ねが全てのメンバーが御前様を助けて、彼女は吹っ切れたのだと思うと泣けるなー。いや、マジで。
あぁ、良い百合アニメに出会えるって、本当に良い……



みさ路子ぉー……泣いたー
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