
なんていうか、この半年間、これほど楽しめたドラマも無かったなーって、今年見てきたドラマの中で一番面白かった。あの、色々と学ぶためにたくさんの特撮やアニメ以外のドラマとか、そういうのを見るようにはしてるんですけど、その中でも、やっぱり、ウルトラマンオーブには敵わないな。って思うんですよね。逃げ恥とかいろいろと見たけどね。
例えば、最近、話題になった逃げ恥とか、ああいうのを見ても、そこまで惹かれないわけでございますし。そこ行くと、ウルトラマンオーブって言うのは生きる活力を与える作品として、これほど強い物は無い。そういうことを思ったりするんですよね。
正直な話を言ってしまえばね。
最終回は、ちと駆け足気味だったけどね。やっぱ何処か場面が飛び飛びの部分が感じられてしまったのが正直な感想。最終作は三部作にしてゆっくり描いてどっしりと最後は締めたほうが良いんじゃないだろうかーって、そういうことを思う。
もうちょいゆっくりちゃんと描いた方が。って、そういうことを思う。
ジャグラーで愛を説くのは、様々な思いに包まれて、此処まで成長を促してオーブオリジンと言う存在をさらに取戻し、サンダーブレスターの制御を為したのも愛と言う力であったからこそなんだろうなー。
現代ウルトラマンに携わるスタッフの中での真の主役というのは防衛隊や己の心の闇に悩む存在が真の主役でありウルトラマンという存在は、その思いに苦戦する主役に手助けする存在



ガイは主役でありつつヒーローという役割なんだろうね。故に最後までヒーローだったのだろうと。
そして、ある意味、オーブオリジン初登場の回で彼は完全にヒーローになった。って、ことなんだろうな。だからこそ、彼は悩める人に手を貸す存在であり、現代ウルトラマンに携わるスタッフの中での真の主役というのは防衛隊や己の心の闇に悩む存在が真の主役でありウルトラマンという存在は、その思いに苦戦する主役に手助けする存在
ガイは主役でありつつヒーローという役割なんだろうね。故に最後までヒーローだったのだろうと。オーブオリジン初登場の回でクレナイ・ガイは完全に頼りになるお兄さん以上の存在としてヒーローになった。って事なんだろうな。だからこそ彼は悩める人に手を貸す存在であり最終回でジャグラーに愛を説き彼の中にある闇を払う存在としてのヒーローの役割を与えられたのだろうと。
最後は、そういうことを見ていて思いましたけどね。
ただ、まぁ、やっぱり、惜しいなーって部分が強いわけですよ。
最終回は最終回で思い切り展開して、最終回前で伏線を9割ほど回収して一気にドーンってやってほしいんだよね。だから、三部作でやってほしいんだけどね。二部作になるとどうも駆け足気味になりすぎて、あー、惜しいなーてなる。
起承転結の「起承」で1話使って「転」で1話使って伏線を回収して「結」でどっしりと最終決戦を描く三部作攻勢でやったほうが、もっとよくね。
ウルトラマンオーブ は最終回をよくできたのではなかろうか。って、そういうことを思う。
ジャグラーとの最終決戦でオーブオリジンが立ち上がりジャグラーが忘れた力で勝利したのも守る存在から生まれた力、これも愛の力であり、思えば ウルトラマンオーブ の物語は様々な愛に満たされ、それお受けてきたからこそクレナイ・ガイは愛の力によってふたたびヒーローになったのだろうと思う。
ジャグラーに関してはどうせなら最後まで悪であってほしかったな。って思うし、あの展開に持っていくならもうちょいオーブオリジンとガイの最後の対決の中で、ジャグラーの中にある葛藤を見せてほしかった。って言うのもあるんだよね。そこに至る展開が正直、雑だったのが悔しい。
ウルトラマンXでも感じたんだけど、勢いに脚本がついて言ってないんだよね。
だから、23話の「お前が忘れた力だー!」の部分で、もうちょい、何かジャグラーが色々とナターシャを助けたシーンを入れるだけで随分と最終回で色々と印象が変わったがする。
ただ、オリジンサーガを見てからまた通してみれば印象も変わるのかな。ってのも、思うけどね。
ジャグラーとの最終決戦でオーブオリジンが立ち上がりジャグラーが忘れた力で勝利したのも守る存在から生まれた力、これも愛の力であり、思えばウルトラマンオーブ の物語は様々な愛に満たされ、それお受けてきたからこそクレナイ・ガイは愛の力によってふたたびヒーローになったのだろうと思う。




ガイさんが愛を説くことによって何よりも愛によって己の力を制御し活かしてきたからこその説得力は感じたんだけどね。
そこは正直、個人的には好きなシーンです。愛を説くことによってかつての戦友に言葉によって手を差し伸べるシーンは正直、最終回で結構、好きです。
後、ジャグラーに関してね。
だから、23話の「お前が忘れた力だー!」の部分で、もうちょい、何かジャグラーが色々とナターシャを助けたシーンを入れるだけで随分と最終回で色々と印象が変わったがする。





ただ、オリジンサーガを見てからまた通してみれば印象も変わるのかな。ってのも、思うけどね。
どうせなら最後まで悪であってほしかったな。って思うし、あの展開に持っていくならもうちょいオーブオリジンとガイの最後の対決の中で、ジャグラーの中にある葛藤を見せてほしかった。って言うのもあるんだよね。そこに至る展開が正直、雑だったのが悔しい。
ただ、それを挿入してしまうとジャグラーが味方になってしまうことが読まれてしまうからスタッフの中にも葛藤はあったんだろうけど、でも、どうせ、そうするなら味方になるための伏線や、そういう段階は丁寧に描いてほしかった。って言う部分は強い。
ま、好きではあるけどね。
悪としての癖の強い部分を1話から多く見せられた分、今回の話に関してジャグラーが、ああいう感じで手を貸す。って言うのはやっぱり拍子抜けした人も多いのではなかろうか。って思うけど、オリジンサーガを見て再び本編を見れば評価もまた変わるのではなかろうか?って思いたい。




戦闘シーンは好きだしね。、スペシウムゼペリオンとか、あの変身シーンは好きだし。スペシウムゼペリオンの変身シーンがかっこよかったし好きなんだけど、戦闘シーンの不満はバーンマイトまで出したし、やっぱりサンダーブレスター、ハリケーンスラッシュを再度登場させてからオーブに力を貸したウルトラマン達が現れて一斉に光線を放つ展開でやってほしかった。





これオリジウム光線だよね?最後もベリアルが、こうして力を貸すというのは、彼も様々な経緯を得て再び光の戦士ではないけど闇の力を持ったウルトラ戦士として新たに正義の道を突き進むということなんだろうなー。
そして武器を使わずこうして止めを刺すというバンダイへの抵抗。
とはいえ、最終決戦はやっぱりウルトラマンXのが盛り上がったかな。って思ったのは内緒。やっぱ、グリーザの進化とか、ああいう感じね。マガタノオロチももう一段階、なんか残していてほしかったし、オールユナイトは強かったなー。とはいえ、オーブオリジンの、あのすべての光線を一気に出すのも好きではあるんだけど。
やっぱ、エネルギーの熱量もスタッフは頑張ったんだろうけど、サンダーブレスターとか、オーブオリジンとか、ああいう話の方が丁寧に描いていたのが正直な感想だなーって思うのよ。
スタッフも全力でやったんだろうけど、予想以上に出力が出なかった感じなんだろうなーって思います。厳しい言い方すると、オーブオリジン再覚醒回に比べてしまうと #ウルトラマンオーブ の最終回は負けてしまっているような気がする。オリジン覚醒回は話の流れの丁寧さと勢いとかっこよさが見事に両立されていたからこそ感動があったけど、最終回は流れの駆け足具合で色々と殺された気がする。
だから、ヒーローだった存在が放浪してから再び愛を取り戻しヒーローに戻る話としてオーブオリジンの話とかはよくできていたんですよね。
まぁ、オリジンサーガを見て、またいろいろと見なおすから、その時に、ね?見よう。
怪獣娘 ウルトラ怪獣擬人化計画 のが締め方は良くできてたからこそねえ。ウルトラマンオーブ そういう気持ちの良い最終回であってほしかった。のが強いわけで。





大切な人を守れずヒーローではなく風来坊として少しでも人の助けになりながらも去り愛を拒んだがSSPや渋川さん達と出会い隣人愛を思い出し彼らから愛を得て再度、オーブオリジンとして覚醒し脅威を倒しヒーローになり夕陽と共に去る姿はヒーローが立ち上がる物語なのだと思う。
ヒーローが再度立ち上がり、悩める人たちに手を差し伸べる。そして巨悪を打ち倒し、再び歩き次の悩める人に手を差し伸べるために夕陽と共に去っていく。それが #ウルトラマンオーブ という作品であり、クレナイ・ガイと言うヒーローであり、そういう男であるのだと思うのです。だから彼はかっこいいし、触れ合ってきた人たちと接して愛を育み、そして歴代の戦士たちから力を借りて今一度、愛によって力を取り戻したクレナイ・ガイ。
正にウルトラマンXでも言われていた、最終的に地球を救うのは愛を体現し。その愛の積み重ねが ウルトラマンオーブ を、今という形に昇華したんだろうな。と考える。そんなガイの愛が一辺としてジャグラーがナオミを救うきっかけになり、さらに、これまで昇華されてきた愛の形がジャグラーを心の闇から救ったのだろうと。それから共闘し、巨悪を打ち破ったんだよね。
愛の力は偉大だわ。なんて、そんなことを言いたくなる。
戦士故に弱い者を放っておけずガイに愛を教えられて、かつて助けたナターシャの孫に叱咤激励されたことで彼は今一度、闇の力を持ったまま正義の戦士として立ち上がったのだろうと思う。
物凄い力を持っていてもガイもジャグラーも”人”であるということを表しているんだろうね
ギャラクトロンの時、暖かい光で闇を抱いて受け止めてやればいい。みたいなことを工場長が言ったじゃない。
今回でガイがジャグラーにした事は、まさに愛という光でジャグラーの闇を抱きしめて受け止めて上げた結果からの共闘。あの時の教訓が全て此処に集約されてる。見事。
「闇は誰の心の中にもあるからこそ自分は、それを暖かい光で抱きしめて受け入れる。」
ウルトラマンオーブ の全体的なメッセージは、まさに、これだったのではなかろうか。今、改めて思います。その愛が何よりも強く、愛されることを恐れ、そして再び愛を知りヒーローになった男の物語なのだと。
ウルトラマンは完璧であるように見えて完璧ではない。人から様々なものを学んで地球から去り、また来るときはその教訓をもって、他の戦士を助けるために愛する人を守るためにまた地球にやってくる。
ガイも他の地に旅立ちながらも愛する者達や地球がピンチになれば帰ってくる。
光を闇によって失いそうになる中で、ガイがジャグラーの光になって抱きしめることで、ジャグラーを救ったのだろうと、地球に住む人間の愛によって支えられヒーローになったクレナイ・ガイが真正面から暗い闇の牢獄から光で救った人物が、かつての戦友ジャグラーであり、それが切っ掛けで共に戦うと思うと熱い。
「都会の半魚人」のナオミの夢の中で助けくれた存在がジャグラーとか様々な話の中に最終回までの伏線が混ざって「ネバーセイネバー」で社長が語ったことが作品全体のテーマで本当に全ての話が #ウルトラマンオーブ と、言う作品を彩るのに必要なファクターだったのだなーと思い返して感慨深くなる。
やっぱり自分が思うのはジャグラーの改心をやるなら、後、一つ決定的なものが欲しかった。
「お前が忘れた力だー!!」の、ところでナターシャを助けた思い出が過って、そこでジャグラーの心というのがあったほうがね。自分としては良かったと思う。そこで弱者を救ってしまう己を呪うこととか、そういうのを入れてもね。良いんじゃなかろうか。
「都会の半魚人」のナオミの夢の中で助けくれた存在がジャグラーとか様々な話の中に最終回までの伏線が混ざって「ネバーセイネバー」で社長が語ったことが作品全体のテーマで本当に全ての話が #ウルトラマンオーブ と、言う作品を彩るのに必要なファクターだったのだなーと思い返して感慨深くなる。闇に飲まれても弱い存在を守ってしまう性に対してのジレンマはジャグラーは、もっと描いてほしかったけど、そこはオリジンサーガで描かれるのかな。
オリジンサーガが終わって、映画も終わったら、また作品を見直したいね。
ただ、ジャグラーのそういう弱い存在を守ってしまうことに対しては、それこそどれだけ闇に飲まれようとも”人”の中には光が必ず存在する。ってことの表現でもあるのだと思う。
ジャグラーは、そういう光を思い出さないようにしてたのは闇に飲まれた筈の己の心に迷いが生じるから敢えて忘れようとしていたんだと思うんだよね。そういうことをすると闇に身を捧げた己が惨めになるから助けた女性の笑顔を見て尻尾を巻いて逃げたんだと思う。
だからこそ、愛という光で自分だけの闇ではなくジャグラーの闇まで深く受け止めたガイさんの存在に自分の中にあった光を見つめなおして受け入れて、最終決戦の時にジャグラーはガイさんに味方をしたのだろうと、そういうことを自分は考えました。
あくまでも自分で考えたから、明確なものではないけど。
声援で強くなるのがウルトラマン
声援は愛であり人の愛を受けて己を取り戻して強くなったオーブを此処まで明確に描いたのってティガ以来な気がする。愛を受けて成長してヒーローになった男が、その偉大さを知り戦友を愛で助けたと。某テレビよりも愛は地球を救うを描いている。
孤独だったガイの心の中にSSPという安息が生まれて最初は一人だったガイが徐々に居心地が良くなって、常に戦闘では一人だったけど、SSPのメンバーが間接的にサポートすることで良い感じに相互関係が生まれたんだよね。一人で戦ってはいるものの孤独ではない。しかし、一人のヒーローを描いてる。
ガイはウルトラマンの神秘さを持ちつつかっこつけて振舞てるけど失ってしまうことから始まる人の愛を受け取ることへの恐怖を描いてヒーローでありながら人間臭い弱さが魅力でSSPに支えられ恐怖に打ち勝ち学ぶ姿が何処か懐かしい特撮ヒーロー番組にいた頼るになる主人公の兄ちゃんって感じなのよね。
我々にとっては知っていても、あの世界の人にとっては憧れの存在であり続けたんだよね。しかし、そこだけではなくナオミを傷つけることを悔やみ闇を覗かせたものの、その闇をも抱きく試練を乗り越えてヒーローとして同時に、その姿は視聴者にもガイのヒーロー性を開示して憧れに昇華したんだよね。
序盤はウルトラマンとして人々を救い戦うヒーローとして、中盤からは己に生まれた闇を抱きしめる試練を乗り越えるために戦うヒーローとして。
そして後半からは試練を乗り越えたヒーローとして闇を抱く存在に手を差し伸べるヒーローとして視聴者に憧れを常に抱かせたんだよね。
何処か人としての弱さを持ちながら常に神秘のウルトラマンに変身する存在であり、弱さを持っていざという時に決める姿は何処か、こういう人って近くにいそう。って親近感を覚えるんだよね。親近感を出して、こういう人になりたいって憧れに説得力を持たせたクレナイ・ガイは確かにヒーローなんだよ。
ガイさんは石黒英雄さんで本当に良かった。様々なドラマで培った圧倒的な演技力が視聴者に対して尊敬できる憧れる等身大のお兄さん的な部分とヒーローとしてのカッコよさ、ウルトラマンの神秘さの三つの要素を上手く纏めて魅せる演技が応援したくなる要素で溢れてるんだよね。
そういうガイさんの魅力的な部分は最近の作品で言えば、真っ先に思いつくのは牙狼シリーズの冴島家の黄金騎士の道に通づるものがあるような気がしますね。
考えてみれば彼らも昔の特撮ヒーローの主役ように頼りになるお兄さん系の主人公の系譜でもあるんだよね。
シンさんとジェッタも最終的にオーブを助ける決定的な切っ掛けになったの良かった。最初、こいつら大丈夫か?って部分から二人の個性や能力をフルに活かして物語に影響を与え最終的にラスボスを倒す切っ掛けを与えた。彼等もガイ達に触れて確かに成長し大切な仲間になったんよ。
今年見てきたドラマの中では一番面白かったし、ね。だからこそ最終回も駆け足になってほしくなかった!本音!
今までのが良すぎたから、ちと、辛口になってしまいましたが、まぁ、うん。その、これも愛だと思っていただきたい。ただ、全体的に見ればウルトラマンオーブは今年のドラマで一番楽しかったです。これは間違いないです。はい、半年間、ありがとうございました。そして、お疲れさんです!