2016.10.31 Mon
淫華姫
鳥籠のように純粋培養される全寮制の学園、瑞々しい栗色の長い髪と青のかかった腰まで届いた黒髪が揺れるたびに二人が歩くだけで華になり、ホームルームが終わってから周りの黄色い悲鳴が学校全体に響くほどに、二人が手をつないで歩くだけで二人が談笑するだけで華になる。
先輩や、後輩たちも魅了して、いつしか、穢してはならない、その姿を見て触れてはならないものであると誰もが華を愛でるかのように、舐めまわすように二人の少女を見つめ、同い年とは思えぬほどの美しさに酔う。
「あの二人には手を出せないね。」
「聖さま……」
最上級生で、それなりに人気のあるメンバーよりも、人気というものが、その容姿から窺えるのだから。歩くだけで黄色い悲鳴と言うのは、それだけで次の世代の力と言うものを感じてしまう。
「どういうセックスをしてるんだろ。んっ……祐巳ちゃん、上手……ザー汁、ぶっかけてあげる……」
さらに、ミステリアスな雰囲気を醸し出し、プライベートすらも良く解らない、誰も知らないとでも言うべきだろうか。
中等部に入った時点で、既に二人は周りの生徒たちからも注目されていた。
可憐な華のよう笑顔を振りまき、周りに慕われて童話の姫と呼ぶに相応しいほど、ドレスを纏えば、まさに姫君と言う言葉が似合う、栗色のさらさらとしたロングヘアを持ち後ろ髪を彼女からもらった大きな赤いリボンで止めているのは来栖川姫子。
そして姫子にリボンをプレゼントしたのは、青のかかった黒く瑞々しい腰まで伸びた髪を振りほどき、キリッとした目つきをして、姫子からもらった黄色いヘアバンドをアクセサリとして付けている姫騎士のような凛々しさとミステリアスさ麗しさを持った姫宮千歌音の二人。
部活には所属しておらず、私生活は謎に包まれていると言われているほどには学校生活にはあまり関わらない。学校生活と、食事の時にだけ顔を出すとき以外は、生徒たちは顔を見ることは無い。休日だって、何をしているのかすらわかってはいないのだから。千歌音の近寄りがたい雰囲気から姫子に話しかけられる人間だって、そうそう多いものでは無い。
姫子と千歌音の二人に話しかけるだけで一日だけ一躍アイドルになれるほどには有名になるほどの美貌を持っている。噂では前世的な運命から結ばれあい、幼馴染でもある二人の少女に、永遠に一つになったと言うが、あくまでも、それはミステリアスな二人を見て誰かが妄想した二次創作の小説にしか過ぎない。
文芸部の作った二人を主役にした小説(姫子と千歌音公認)が文化祭の時に大きく売れて、現実と空想の違いというものが区別できなくなってしまったから、こういう話になってしまったと、ある種の設定が生まれてしまったという話だ。
親同士が決めた許嫁同士、全ての時代を繋げた存在などとその文芸部の出した一冊の本から尾ひれが付き誰もがベストカップルだと敬い、尊敬と羨望の眼差しを一身に今日まで受けてきた。だが、その二人の正体は、そういうことを鬱陶しがるだけの、普通の女の子だ。そして、互いをいつくしみあい愛し合う、思春期の女の子。
そこに、そういう煩わしいものなど、何もない。とはいえ、親同士はすでに公認状態ではあるが。だからこそ、この同性でも子供が出来るという噂の、この女学園に高校時代に、元来通っていた女子校をやめて、こちらまで来たのだが。同性婚は認められるようになったが、いまだに子供を作る技術は科学的に絶対的なものは無い。
未熟児や、流産するケースは8割ほどだ。そこで、人が擦り寄ったのが神の力とでも言うべきもので、ここで機能を備えるため。
「まだ、足りないのかな?」
「どうかしら……此処の神様は待たせるのが好きなのかも。」
この学園は、かつて、この土地には、この世とは異なる別の世界から落ちてきた異世界で邪神と戦っていた剣を司る<女神>の一種と呼ぶべき存在によって女たちは体の一部に別の機能を付けられ繁栄した土地らしい。
古来の、この土地には男たちは出稼ぎで中々、帰ってこ無い。その理由は、ここではなく他の土地で女を作り、そのまま放っておくからだ。しかし、そのまま女だけ残されてしまえば何れ滅びる。この土地で持ち出されたのが偶像として多くの村民には隠されていた、本来、いない神をでっち上げ、その神を崇める中心人物として陽の巫女、月の巫女を作ることで真実味を出して、それに縋って生きてきた。そして、突如、落ちてきた本物の神に対して二人の巫女は神の治療と介抱をし、そして偶像の神にささげる予定であった、腐るだけの道しか残っていない新鮮な野菜等を与えた、そして偶像を称えるため神社も、その堕ちた神に与えた。
神は、大層、機嫌を良くして、この土地の永遠の豊穣を約束し、さらに実は愛しあっている二人の巫女の身体が女同士であろうとも子が宿るように機能を追加して、さらには、この土地が女同士で子沢山になるように。そうしたことが約束された場所でもある。
それからは再び邪神が降臨して陽の巫女と月の巫女が一つになって邪神を永遠に異世界に封印すると同時に、二人の巫女にどれだけ転生しても永遠に愛し合える魔法をかけたらしい。
暫くして、村の者たちは文化の発展を含めて村から出て、所謂、女神の加護を受ける者たちは少なったなった。と、思った時だ。
この村があった土地に女学校が作られた。女子校ともなれば、少女同士の愛が育まれ真剣に愛する生徒達も出てくる。そうして行くうちに、この学校にいる生徒は神の加護を受け報われていく。この土地に女学校が建てられたのは、この神の加護を得て……と、言うことらしいが真相は不明。おおざっぱではあるが、それが、この土地に住む女学生たちが女同士で子供を作れるという機能が付与された伝説だ。
「でも……」
入学して初めての2年目の中等部の夏、まだ、その傾向は無い。ただただ、煩わしい太陽の与える熱が汗に塗れた制服と肉体を濡らして、額からもぽたぽた落ちるし、じわっと全身の毛穴から噴き出始める。少々、鼻を覆いたくなるような匂いが部屋に充満するが、千歌音は、その匂いに興奮を覚えて染めた頬を隠そうともせずにハラリと青のかかった黒髪を揺らして姫子の首筋に噛み付くように歯を立てないように口を開いて吸い付いた。
「姫子、お疲れさま。」
「千歌音ちゃん、まだ、シャワー浴びてないよ……」
「良いの……」
「ンっ……」
姫子の汗の滴る頬や肉体を見つめていると、それだけで己の身体が発情したかのように暖かくなってくるのが解る。ジワリと、下半身が疼き、とろとろと媚肉から出てくる蜜を理性で止めることは出来ない。
今日は、特に肉体が熱くて仕方ない。
どろどろとしたマグマが煮えたぎるような熱を肉体が帯びているのが嫌でもわかる。発情している時は、常に、こういう感じで姫子も我慢できないほどで、今日は休み時間、二人ともずっと交わっていた。
「あぁ……熱い……姫子のエッチな臭いを嗅いじゃったせいよ……体育の授業だって、我慢できなかったんだから……」
年を重ねるたびに過激になっていく。明確に愛していると二人で確認しあった時には、身体を重ねて処女を捧げあっていた。中学1年生の春のことだ。なんだか、とても大人になったような気がした。そして、何れのために、その機能を手中に収めたくなる。
「姫子……貴女のここだって、期待してる……」
子供のころから結ばれた二人の関係、出会い、そのものが運命だと思っていた。部活や、友人たち以上の談笑以上に二人一緒の時間が、何よりも楽しい。
「だって、千歌音ちゃんの、すっごい情熱的……」
「姫子が官能的過ぎるのよ……」
姫子の栗色の髪から見せる、ほんのり赤く染まった姫子の肌をそっと優しく後ろから抱きしめながら、胸を掌に収めて、ゆっくり全体に包み込むように愛撫する。
やさしく胸を愛撫しながら、徐々に、徐々に、重点的に千歌音の指は硬く勃起した乳頭を弾くように愛撫する。弄れば弄る度に勃起し、飛び出したかのように人より大きいのは千歌音が愛してきた証拠。ここを弄る度に敏感に疼きを表す声が過敏になっていくのが千歌音を夢中にさせる。
敏感に、この空気を感じ取った肉体は、それだけで痛みにも近いよう電流の走るような心地よさが肉体に走る。
「ンっ……」
「かわいい反応ね……姫子……」
さらに、千歌音は、そのまま唇は姫子の首筋を優しく吸血鬼のように、愛しく恍惚な表情にキスをし吸い上げる。太陽の匂いを吸った、姫子の肌は暖かく、そして甘い。すでに、何か所も浮かんでは消える千歌音からのキスマークは姫子の身体に刻まれている。千歌音のものであるという、この証をつけられるのが、何よりも嬉しいのは、愛されているからか、何とも言えない満ち足りたような心地よさが千歌音のねっとりとした汗まみれの掌から姫子に与えられる。
その証拠に、ぬるぬると、ゆっくりとした手つきがゆっくりと乳房を揉みながら、片手で丁寧にボタンをはずし、ゆっくりと胸だけを露出させた。ハリの良く程よいボリュームの乳房だが、胸全体が敏感で千歌音の手に触れられるだけで悩まし気な艶声をあげてしまう。千歌音に胸を包まれることに幸福を感じてしまう。しっとりとした汗の感覚が、ぬらっと感じてしまう。
「あぁ……」
両方の乳首を弾くように、扱くように弄られながら、その代償なのか、妙に発達したり敏感になってしまったりしているように、ほんのりと火照った肉体が解る。
「姫子のオマンコ……凄いにおい……どれだけ濡れているか、この声だけで良く解るわ……」
毎度のことなのに、千歌音の顔は変質者のように息を乱して、姫子の素肌を熱く火照らせる。域から募る匂いと愛撫に押されて、姫子の淫裂から洩れる汁が泥濘を作り始め、千歌音が楽器を奏でるように水音を弾きだした。
「んっんぅ……あぁっ!」
水音を奏でると同時に、場所を変えて膣の中で別の場所を弄ると、別の音で鳴く姫子の声に、徐々に己の肉体にも強烈な熱を帯びてくる。桃色の乳輪が姿を現して、千歌音の片手の二本の指が、ぷっくりと、いや、ぼってりとしたという表現が正しいほどに膨らんでいる乳輪と一緒に勃起した乳首を縦横無尽に引っ張り玩具のように弄ぶ。さらにプックリと膨れ上がり、乳輪を含めて肉厚な乳頭が勃起するのだから、実際、目にする以上のボリュームになる。
「あぁ、ここも凄い……」
ベッドに押し倒し、改めて姫子の淫裂を撫でつつ吹き出る汗の匂いと膣から漂う淫靡な香りに千歌音自身の膣内もぬちゅっとした感覚が出て、下着が濡れていることに気づく。官能的な湿り気にぞわぞわと総身が粟立つ。柔らかく盛り上がった秘部の感触と、柔らかい土手の上には普段はさらさらとしながらも、汗でしっとりした陰毛の感触に、プルプルとした肉ビラの感触……
「んぅ、あぁぁっ……」
既に出来上がっている肉体、どろどろと漏れる淫汁、掻き混ぜるたびにツルツルぶつぶつ、いつも体験している太陽のように包み込む姫子の膣内を感じながら、自分すらも身震いして果ててしまいそうなほどの衝動が駆け巡る。
名器と言うのは、こういうものを言うのだろうと千歌音の指に吸い付くように抱きしめるかのように包み込む感触に千歌音自身、癖になっていた。細かい姫子の嬌声が千歌音の淫部から蜜が漏れ出し、肉付きの良い太腿を蔦って床は失禁したときのように広がり淫臭の立ち込める臭いを充満させた。ぐちゅぐちゅ、ぐちょぐちょ、これでもかと、隣の部屋の住民が耳を当てて、自分たちの行為を想像しながら自慰行為でもしているのだろう。
千歌音も、姫子が、あれほど感じてしまえば感じてしまうほど肉体の熟れは発情となって身に纏う。結ばれて、初めて交わった日から、毎日している肉体はレズセックスに対応するかのように、もっと適した形になってきたような気がする。
「私も、千歌音ちゃんにしてあげたい……」
恥ずかしがる顔をしながら、淫らな願いに乗り千歌音は動きを止めて、姫子を待った。意図を理解したうえで、姫子は千歌音の制服のボタンをはずし、ぶるんと揺れた大きな乳房が姿を現し、重力に逆らえない果実は姫子の口元に垂れ落ちた。
「千歌音ちゃんの、おっぱい……」
姫子の口の愛撫を、今か今かと待っている。メロンほどの大きさのある乳房の先端にある大粒で肉厚の乳頭は乳輪と共に痛々しいほど姫子の肉体を期待して待っている。
バストサイズは120を超えて、姫子も、これくらいは欲しいと思えてしまうほど大きな乳房に姫子の肉体が震えた。自分の恋人は、どこまで可愛くて、美しく、そして淫靡なのだろ。うっとりとした表情を浮かべながら、口を開き舌を垂らして乳輪ごと頬張るように口に含んだ。そんな美しい身体を持った存在が自分の恋人であり、将来の伴侶であるのだから、もっと気持ちよくしてあげたくもなるし、可愛い声も聞きたい。
セックスして千歌音の気持ちよい声を聴くのは姫子の幸せの一つだ。
「んっ……」
その時の一瞬の姫子の愛撫と性衝動だけで千歌音は崩れ、姫子の肉体に全体重を委ねてしまう。だが、それを苦痛とは思わなかった。千歌音の柔らかな肉体と蕩ける顔が容易に想像できると思えば、この程度のことは苦しみにもならない。
「いい、すご、いっ……」
微かに電流が走った。
「姫子……手つきが……」
さらに姫子は快楽に満たされて体重を支えられなくなった千歌音の肉体を抱きしめた腕を蛇が這うようにしながら制服のスカートに手が入り込む。そのまま、湿り気のある、最も濡れている場所に指を忍ばせた。汗のしっとり感と同時に、今までしてきた愛撫が同時に自分の淫裂がどろどろと漏れている。
千歌音は姫子の愛撫を受け入れている。姫子にセックスの衝動を与えられるだけで今も、膣内は悦びに震える。
その舌と手からくる愛撫の、ねっとりとした感じは、姫子がどれほど千歌音を愛して夢中にしているのか良く解る。千歌音の胸を玩具を与えられた子供のように、しかし、壊れないように繊細な楽器を奏でる手つきで胸を愛でキスするように大きな乳房の先端にある乳頭をつまみながら、口で甘噛みを繰り返す。
「千歌音ちゃん、大きいおっぱい……」
乳輪を親指と人差し指で作ったわっかの中に収めて、中指から下の指は強く握り、玩具のように乱暴に乳房を引っ張る。姫子に乱暴にされることに高揚した肉体が蕩けた千歌音の表情によって現れる。
「んっ……」
慣れるたびに、触り方にいやらしさを感じてしまう。触れられるたびに敏感になる。敏感になっているような感覚に、うめき声を漏らして、それが姫子の肉体をくすぐる。
「姫子……専用だからぁ……」
「千歌音ちゃん……」
もっと、重なり合いたくなった。互いの乳房を重ね合わせて、四つの勃起した乳頭がこすれあうようにして大きな乳房は潰れあう。それだけで一瞬、ビクンとした反応が漏れた。互いに互いの弱い場所は既に知っている。だから、弱いところを突けば、それが興奮となって汗を出し、どろどろとした蜜を簡単に噴き出す。アナルは簡単にヒクヒクと快楽を示すように蠢くのだ。
そのまま、失禁したかのような快楽が互いの淫裂から、じわーっと愛液が漏れて、ビクンと跳ね上がる。今日は、少し感度が良い。汗で塗れた感度のよくなった肉体にまとわりついた髪を払った時だった。
脳髄に電流が走ったかのような衝撃がした後、これからが本番だと二人が艶やかな瞳を浮かべたときだ。
「っ……身体が、熱いの……」
突然、それは来訪した。肉体が熱くなり、はぁはぁと、千歌音は息を乱し始めた。しかし、千歌音の場合は、もっと激しく
「んぅぅぅっ……」
ドクドクと心臓の鼓動が走り出す。
千歌音の肉体から意識を奪うほどの熱が一点に集中しているようにも見えた。
「あぁぁぁぁ……」
肉体に熱さを襲ったのは千歌音だけではなく、姫子も同様であった。急激に肉体が変化を起こしてしまっているような、全体に広がるのではなく、一点に集中しているかのようだ。膣口からダラダラと淫蜜が漏れて一面が失禁したように映る。肉体の中に籠る異様な熱に我慢できなくなり、思わず、床に制服と下着を脱ぎ捨てた。
既に熱によっていつも以上にぬかるんでいた二人のクレヴァスと下着の間に光に照らされた蜜糸が伸びて、どれだけ肉体的に、この熱によって官能的な興奮を得ているのかが解ってしまう。自分の胸や、そういうものが、より強く熱を帯びてしまっているのが解る。
しかも、それが不快ではなく二人にとっては心地よくて仕方がないのだ。欲しい玩具をもらえるような、そういう好奇心に近い感情が、芽生え始めて止まらない。
「んっ、くぅぅぅ!あぁぁぁ!」
何かが千歌音の下半身の付近に集まってくる。
あぁ、とうとう来訪するのかと、その感覚一つでわかった。
未知の物に対する恐怖以上に二人の顔には喜びの様なものがあった。やっとという表情が、そこには垣間見える。これが、どういうことなのか、熱を放出しきれずに、異様なまでにこもった熱気が二人の部屋の中には充満していた。
汗が、先ほど以上に溢れ出て、さらにドクドクと心臓の鼓動が強く早く高鳴り、徐々にだらしない顔を浮かべつつも、それに耐えるように、そして焦れったさから来る感情をどうにかしようとキスをしたり、肉体を触りあいながら己の気持ちと言うのを惜しみなく表そうとしていた。千歌音の下半身に異様な熱が、さらに集まっているのを感じたとき、一瞬、二人で全身を見る。
どろどろになりながらも、なお疼きを止めようとしない下腹部の口が大きく開いて涎を垂らし、ニンフォマニアの淫唇のようにも思える。発情している、その身体が、どうなっているのかいやでも解るし鼓動と共に襲いかかる性的高揚感は抑えられない。こうなると、人は性欲が強くなってし待っていることが未知の感覚が二人の肉体を襲い、徐々に、それが形を作り上げていく。
女子校にそぐわぬ、その形はまごうことなく女性とは無縁の脈を放つ者として君臨している。少女の体と一つになって、少女の体を支配するかのように、大きな熱を持って、それは、この世界に新たに生まれた。本来、女性には存在しない期間が、そこにはある。
ドクドクと脈を打って、徐々に形になっていくそれを見つめ、最初はクリトリスがグロテスクなものに長く太く堅い物に変貌したことに恐怖をしたが、それは本来の肉体の主に従う姿勢を見せつつも、湧き上がる妖刀の様な異質さを持って手に取った物を暴走に落とし込む。生まれたて、いや変貌したての存在は、ジンジンとはれ上がり、真っ赤な亀頭が妙に痛々しくも逞しくも見える。
だが、比較的に、それに対する恐怖もなかった。同時に湧き上がる衝動が少女達の手に握らせようと強く敏感に刺激を与えていく。今すぐに、手にとって上下に扱きたい。肉の塊と棒が狂おしく変化した部分から発せられる強烈な淫臭が二人の脳を淫らに刻み書き換えて醜い性の妄想に駆り立てた。
ドクッドクッ……
変化した淫核は熱い血管の脈動、限界以上まで膨張したクリトリスが生々しく男性のソレと似始めている。本来、醜い筈の存在に二人の顔は歓喜に満ちている。違和感など、初めて肉体に、そういう変化が起これば、どういう状況であれ混乱に陥り何か恐怖感のような物を感じる筈なのだろうに、二人の顔からは、そういう物が一切ない。
「あぁ、凄い……」
好奇心が、そのグロテスク具合などをどうでもよくさせてしまっているのだ。
姫子の肉体は、未だに変化はしなかったが、その分、肉体が千歌音のように、いや、もしかしたら、それ以上に淫らで、あどけない顔をして、女として女を魅了するには調度いいフェロモンを放つような肉質に変化している。
乳房も、自分と同じくらい大きく膨張しているというのに、その胸のふくらみ、形、そして広がる桃色の乳輪と涎が滴りそうになるほどの大きく肉厚な華の蕾とも評することのできない乳首。それを見て千歌音は抑えることが出来ないほど、理性が崩壊してしまいそうなくらいには興奮してしまう。姫子のいつも以上に大きな乳房に大きく淫らさを感じてしまっている。
姫子も同様だった。互いに漏れる淫蜜のことなど気にすることなく、千歌音が呼吸しただけで、変貌したばかりの千歌音の剛直が上下に跳ね上がる、その剛直に嫌でも目が行ってしまう。心臓の鼓動に合わせるようにビクビクと血管が動くさま、まるで、姫子を種付けしたいという、本能が目に見えているような醜さに肉体と心は高揚感は、その卑しさに性欲の象徴であると言っても良いソレに対して心地よさを覚えた。
女性のクリトリスが変化しただけだというのに、その卑しさには心を惹かれてしまうほどに姫子は頬を赤く染めた。姫子を犯すことだけを考えている、性欲の権化の塊、ある種の、もっとも姫子への愛が詰まっている。
「こういう時って……」
頬を染めながら保健体育の授業の内容を思い出す。
ふたなりが出てしまう学校だからこそ、実践は無いにしても、気持ちよくなるための術と言うのは必然的に学ぶ。どう扱えば気持ちよく、相手を射精に導くことが出来るのか。中には趣味に淫語を教える教師もいるし、どういう言葉に反応して感度を高めあうのか。知識や、何もかもが経験したかのように脳裏にアメーバのように蔓延り始めた。
どうすれば、相手を下品に昂らせることができるのか。性器の名称まで復唱することはないにしても、いやに脳裏に残ってしまう。だから、教科書に載っている単語も……初めて行うことに対して緊張するように、脳裏に授業で習ったことが走馬灯のように蘇る。
そういう時、このグロテスクな剛直をどう言えばいいのか、それも知っている。だから、教えられたとおり、頬を染めて恥ずかし気に口から、その言葉を吐いた。
「千歌音ちゃんのおちんちん……」
姫子が躊躇いなく少し、顔を近づけて悩ましく、そして愛し気に千歌音の剛直に淡い桃色の唇で千歌音の亀頭、鈴口の射精を司る部分にキスをした。ビクッと初めての感覚に千歌音の反応に合わせるように、剛直も跳ね上がり、千歌音と一つ、これも千歌音であると理解し、恐怖以上に、好奇心のほうが強かった。
だから、もう一度、や若い唇と亀頭がキスをする。
触れるたびに愛しい。
だが、まだ、畏れのようなものがあるのか、舌先が亀頭を軽く小突くような愛撫。
初めての場所による愛撫に一々反応して、ビクッと跳ね上がり姫子の口から逃げようとする。
「あん……悪い子……」
だが、芳醇な雌の香りを発散する淫唇からは節操のない子供のように涎を垂らし、少しの刺激を与えた亀頭からもドロッとした透明の雫が出来ていることに気付いた。
まるで昔の自分の感情を誤魔化していた千歌音自身のよう。でも、本心は自分とセックスがしたいという本音が駄々漏れなのが良く解る。そんな千歌音が姫子には可愛くて仕方がないから、もっと、愛撫をしたくなってしまう。
「エッチなお露がいっぱい……」
「姫子っ……!?」
「私もエッチなお露でいっぱいなんだよ?」
中腰になって、M字に足を開き、姫子は己の湿った陰毛の生え揃った、さらに下の沼地のような淫唇を両手で開き、糸が引いている程の透明の液体が太陽に照らされて、余計に淫靡に光る。さらに、同じ熱によって千歌音のようなグラマラスな身体になった肉体だ。
姫子に、その意図がなくともムチッとした肉体を強調するようなポーズに己の剛直を手で咥えられて舌を出し、今か今かと千歌音の脈打つ剛直を舐めようとしている姿は、AV女優のように淫猥な顔のよう。そんな挑発的な態度をとられれば、剛直は余計に硬くなるし、この体を蹂躙する悦楽を思うと千歌音は震える。
手に添えられた剛直から伝わってくる微々たる振動、千歌音が何を求めているのか、自分に何をされたいのか手に取るようにわかってしまう。少し擦るだけで千歌音がビクッと反応し、宮様としての威厳を感じさせない可愛らしい女の子としての千歌音が姿を現す。
眉をひそめて、頬を赤くし、子犬のように期待と不安で彩られた年相応の少女の姿は、これから愛する人に何をされるのだろうということを期待している女の子であると同時に雌の顔だった。
「素直になれない悪いおちんちんは、こうしちゃおうね?」
姫子自身も、こんな千歌音の前で強気になれてしまうことに驚きながらも己も千歌音の剛直が欲しくてたまらないほどに発熱した体の欲望に応えて少し自分の指で淫裂に手を添えた。欲望のまま、そこには千歌音を欲する媚肉が涎のように愛液を漏らし、視線の先にある赤黒く血管の浮いた極太の剛直を視線に入れてしまうだけで失禁したかのように蜜が止まることなく流れ続け、添えた手にはどろどろの淫蜜が纏っている。
(あぁ……おまんこ、千歌音ちゃんのおちんちん、欲しがってる……)
もう己の身体の全てが千歌音の剛直を欲しがってしまっている。
我慢できずに千歌音の剛直の裏筋を舌でれろりと舐め上げた。淫猥な匂いが舌に走りながらも不快感を感じずに、さらに、れろぉっと舌を這わせビクンビクンと蠢く、剛直を無理やり拘束して唾液とカウパーの混じった止めどなく流れる液体を絡めるように舌でなめとった。カリの敏感な部分をなめとられて、痛みと快感は紙一重な刺激が千歌音の肉体に走る。
「あぁ……ダメ……姫子……っ!」
思わず弱音を吐いてしまった千歌音を見て、姫子はさらに自分の敏感な部分がいつもは小さな姫子の口の中にねじ込むようにしながら無理やり頬張った。
(千歌音ちゃんの感じてる声、いつも通りなのに、かわいい……おちんちんのお汁、なめたい……もっと、ほしい……)
おいしそうに、じゅぶじゅぶと吸い上げながら、舌がレロレロと亀頭を愛でる。肉体の火照りが止まらない。熱くなるたびにポトポトと雌汁が落ちて尻尾のように糸を引いて垂らしていた。
「あっあっ……」
(すごいすごい、口の中でドクドク脈打ってる……匂いもすごい……こんなの、もっとほしくなっちゃうよぉ……)
猫のようにしなやかな腰つきで自分の剛直を強欲なまでに口を窄めて下品な顔を浮かべつつも頬張る口の中は非常に暖かく、どれほど全身がほてっているのかが直ぐに解るし、尻尾のように流れ落ちる愛液を見つめてしまうと一瞬、発情した猫のように姫子が映る。
千歌音の剛直に夢中になる姿は、千歌音の膣を愛撫するときも淫らだが、形状が違うだけで、こうも感覚と愛撫の仕方が違うものかと一本の剛直に支配されるように愛撫されるたびに大きく千歌音の全身もうねるし、呼吸するたびに口の中の温かい息に包み込まれて立っている力すらも奪われていくようで、それに耐えるのも必死だ。
髪がふあっと揺れ、悩ましげな顔を浮かべて姫子の愛撫をありのままに受け入れながら、意識がとろけ始めている。卑猥なまでに勃起した大粒の自分の乳輪と乳首が苛めてほしいかのように震えている。
姫子がじゅぶじゅぶと、剛直を口の中で舐るたびに膣口から夥しいほどの雌蜜が流れてしまう。剛直に全てを支配されたかのように立つことすら困難になるほど。呼吸をするたびに発汗される感覚に意識を失いそうにもなる。
「じゅる……じゅる、んっ……じゅる、れろ……」
膣内を抉るときのように姫子の舌が攻める鈴口を割って侵入者となって快楽を襲ってくる。ほじくられ、抉られるたびに口の中でビクビクと暴れまわる。柔らかい姫子の立派な尻肉が、そのたびに踊り、肥大化した乳房も揺れ動く。
そういった視覚的な効果と膣内を侵されているときのように内面が姫子に侵されている何重もの感覚に徐々に、箍が外れていくような感覚が芽生えていく。
(千歌音ちゃん、私の舌で感じてる……エッチな匂い、おいしいジュース……)
口の中に含まれた剛直が爆発する前兆であるかのようにギュッと大きくなり始めていた。さらに、尖らせた舌は写生を促すように攻めあげる。
「うっ、グっ……あぁぁぁぁっ!」
それでも止まることのない舌先の愛撫にドッと、千歌音の肉体から何かが噴き出るような感覚が襲う。肉感的なボディが暴れまわり楽の予兆は、初めての射精だというのに抑えることもできず、我慢が出来ないと言ったように、それは白濁液の噴水が上がった。
びゅるっびゅっ、ぶびゅ、びゅるっ、どぴゅどぴゅっ……
壊れた蛇口のようにとめどなく射精する瞬間の音が聞こえてくる程には激しく白い液が爆発したように吹き出てきた。口の中に勢いよく出されたものが飲み干しきれずに口の中にたまり、頬が風船のように膨らみ少し吐き出してしまう。
だが、少しでも千歌音が出したものは、この体に抑えたいと思えるほどに愛している姫子は精一杯で、もう口から出さないように手で何とか大量のザーメンを口の中で保護していた。
「あっつい……千歌音ちゃんの、熱くて……美味しいよ……」
千歌音は出した瞬間に、物凄い愉悦感を感じることが出来たし、その表情を見るだけで満足な顔を浮かべてしまう。射精した瞬間の心地よさと、自分の精液を顔全体に浴びた姫子の、その満足そうな表情を見ていると支配欲のようなものが芽生えてくる。苛烈に自分という存在に対して姫子の支配を意識した途端、もっと姫子をめちゃくちゃにしたいと沸き上がる。
射精すると同時に、己の身体でさえもバラバラになったような衝撃が食いかかるように襲いかかって来る、その感触でさえも心地いい。未知の存在に食い破られてしまいそうだと思った一瞬の場所から、一気に遠くへと導かれたような時だった。まだ、ビクッビクッと肉棒が動くたびに出しきれていない精液が赤い亀頭の先端から放出されて肉棒から、何度も火花が放たれたように何度も弾け跳ね上がり少しの痛みが亀頭に走り、姫子の口から勢いよく飛び出し、止まることなく姫子の顔面を精液で塗りたくった。
それを真正面に受け止めた姫子は一瞬、放心状態になっていたが、強烈な千歌音の精子の匂いによってすぐに現実に戻り、恍惚な笑顔を浮かべる。さらに、口いっぱい射精させられた千歌音の精子が口いっぱいに広まり、収まりきらずに口の端から漏れ始める。さらに、舌を出し千歌音が姫子の口の中に出した精液を見せつけて、そのまま、飲み込んだ。
「んっ、あ……千歌音ちゃんのおちんぽミルク……いっぱい、飲んじゃった……おいしい……」
「ンぅ……」
その一連のしぐさと、”ちんぽ”と、言う言葉を聞き、千歌音自身、言いようのない支配欲に襲われる。
それが妙に支配欲を煽られているようで、どろどろの精液を浴びてトリップして淫臭を放つ姫子の姿、これを男が下卑た面で姫子を凌辱していれば屈辱に塗れ姫子を殺して自分も殺していたことだろうが、自分がしているとどうして、こうも自分のザーメンを吐き出して白濁液を顔全体に浴びて、うっとりとした恍惚な表情を浮かべてる姫子を見てしまえば愉悦が高揚感になって襲いかかる。
「メスザーメン、おいしかった……?」
千歌音の問いに姫子が淫らな笑顔を浮かべて頷いた。
「おいしくて凄い……あっつい……火傷しちゃいそうだよぉ……」
「あぁ……姫子……」
「おちんちん、大きくなってる……まだ、欲しいんだね……」
顔中についた白い精子を手に取り集めて、口にズズっと音を立てて口に含み、大きく口を開き再び飲み干した。
人から見れば、そういうものでもないというのに、愛する人のものになると、どうしてこうも甘美なのかとうっとりしてしまう。初めて顔に祝福のザーメンシャワーを浴びた姫子はスイッチが入ったようにキスだけでは飽き足らず、亀頭だけを桃色の舌が這うようにしつこく、舐め回した。
勃起して変貌を遂げたクリトリスの亀頭の割れ目から透明な液体が漏れ出している。性欲はしつこいほどに上昇し、そして、余計に全てを愛しく思えてしまう。千歌音の抱く、自分への欲情が、この股間の異様な太さを持つ存在だとすれば、何よりも愛しいと思うのは姫子からすれば当然のこと。
普通の男性のそれではなく、千歌音の剛直は姫子へのまっすぐな愛を象徴しているようにも見えた。故に、精いっぱい奉仕することで千歌音への感謝の気持ちを姫子は大げさに表す。そして、これから、この剛直が自分を破壊するまで射精するのだということを悟ってしまえば少しは苛めたくもなる。精液でテラテラと光っている亀頭を再び、頬張った。
一度の射精では物足りなかったのか、まだまだ、それは強弓の如き勇壮な弧を描き、剛健で巨大な肉竿を、野太い血管が縦横無尽に走り、さらにドクドクと力強く脈を打つ。品の良い肉の薄い唇がはしたなく開かれて、お嬢様とは無縁の存在を口に運ぶ。
少なくとも一般の男性よりも太い亀頭の部分が口に吸いこまれるように飲み込まれていくのだ。その姿を見てしまえば、千歌音とて感嘆の表情をしてしまう。
「あぁ……姫子ぉ……んぅ……」
熟れた果実のように可憐な桃を思わせるほどの亀頭と、それを包み込む赤黒い肉棒と言う剛直、その千歌音の思いが、どこまで姫子を思っているのか、どういうことをしたいのかわかるには十分すぎる、千歌音の美しさにはアンバランスな歪なものは姫子に対して抱く性欲と言うものが良く解る。頬裏の柔らかな肉と精液、そして、己の唾液と舌が密着して生物のように絡みついてきた。
「ゴゴッ。ンゴッ。ンフッ……ジュルッ」
高々、一本の剛直を支配されているだけだというのに、全身を姫子の口の中全体で肉体全てを包み込まれるような感覚が襲い掛かる。
姫子は、そのアンバランスなものに魅了されて、そのまま、姫子は千歌音の剛直を抵抗もなく頬張った。仮に男の持つ性器そのものであれば嫌悪感を生み出すほどだというのに、なぜか、そういう感情はわいてこないし、寧ろ、千歌音のモノであると思えば思うだけで愛しい。愛しい女性の一部と考えてしまうだけで、その変化した剛直が姫子にとって、普段は汚らわしいと思える男性器と酷似したそれは、千歌音のだからこそ意味がある。
千歌音のだからこそ愛しい。
千歌音だからこそ……
成人男性のそれよりも遥かに大きい、姫子が頬張っても、まだ半分ほど余裕のある大きさ。色欲に彩られた瞳を浮かべてしまうほどに。
「あぁ、姫子が私の……を……」
今日は、まだキスすらしていない、いつもはキスをするための淡いピンクで彩られた唇が、舌が絡みついてくる。その匂いを口全体で感じ取ると姫子の身体は火照りだす。
千歌音の、その剛直は媚薬になるかのように姫子を狂わす成分を肉体に浸食させる。
自分の異形のモノを愛しそうに口に含む姿は見ていて千歌音の性欲はより高まる。それに反応するかのようにドクドクと姫子の口の中で蠢いている。ビクッと跳ね上がり、思わず姫子の口から飛び出てしまう。
(あぁ、どうしよう……このおちんちん、凄い愛しいよぉ……)
蕩けた上目遣いで、千歌音を見つめる姫子の表情を見るだけで鼓動と熱は激しく生まれる。それだけで、全身に言いようのない未知の快感が走る。姫子は平然とキスだってできる。だからこそ姫子は、膨張した淫臭の漂う興奮から赤く染まり始めたカリ首を蛇のように這わせて、千歌音の剛直のすべてを味わおうとしていた。
再び目を瞑りながら、チロチロと舌先で抉るように愛し合う。千歌音が一番気持ちよくしていたような顔を浮かべていたのを思い出し、何度も何度も責め立てる。
(この色も、形も……匂いも……)
姫子の愛と熱の籠ったフェラチオ、裏筋を舌で舐められるだけで一々、千歌音はビクビクと跳ね上がる。一本の異形の剛直だけで支配されてしまい、ただでさえ大きな乳首が熱くなるほど勃起している。
「あぁ……姫子……」
「千歌音ちゃんも、ビクビクって、可愛いよ?」
言われるたびに大きくなっている気がした。太くなっているそれ、姫子の言葉に翻弄されるように性欲は表に出るように大きくなる。
「ひ、姫子、一方的に私がされるのは……悪いわ……」
私にだって、姫子にしたいというように一度、その剛直を離すようにお願いするも、口惜しそうに離した。支配していたはずなのに、支配されている心地よさに酔いそうになる。精液と先走り汁、そして唾液の絡んだ白い糸が切れて肉体の汗と絡み濃厚な性の匂いを生み出す。これ、一つが変化するだけでここまで肉体は、こうも与えられる刺激が変わるものなのかと血管の中で悦楽が躍るような刺激が駆け巡る。
「姫子……」
熱く滾る剛直を姫子の肥大化した乳首に自分の剛直を埋め込むように、乱暴にぐにぐにと音がしそうなほど押しつぶした。己の剛直を亀頭で、何度も何度も押し付けた。鈴口が開きそうになるほどに、ぬるぬると擦り付ける。姫子も右手で掴み、そのまま塗りたくっていた。熱が伝わってくる。掌から、その剛直を通しての火傷しそうなほどの熱さが。生暖かい先走り液を塗りたくっていると、それだけで温度が伝わって、共鳴するかのように姫子の肉体の奥まで、より熱くなりそうだった。
赤黒い亀頭を見つめているだけで、今以上に気分が淫らになって、姫子の淫裂から淫蜜がどろどろと、さらに流れ始めていた。疼きながら、媚肉の生み出す蜜は、より多くなり濡れていくのが解る。
少し、鈴口と乳首が重なるだけで過敏な電流が互いの肉体を走る。一か所のことだけなのに、どうして?と二人が心の内で叫ぶも、止めることの出来ない快感に蕩けた顔を浮かべてしまう。
「千歌音ちゃん……私のおっぱいも……あぁ……」
「ふふ……姫子のエッチな乳首ね……」
千歌音が、プックリと膨らんだ乳輪に塗りたくる。姫
子も合わせるように右手で寂しがり屋な涙を流すように蜜を垂らす淫唇を自分で慰めていながらも、千歌音は目の前の快楽に夢中になり、それに気づくことはない。
「ぐにぐに……おちんちんと、おっぱいのキス……んっ……」
いざ、自分の大きな胸を見ても、そこまで興味は沸かなかったし、姫子が大きな胸を愛するたびに、そんなに、この胸がいいのだろうか?と愛されることに嬉しさは覚えていたが、いまいち、実感はできなかった。だが姫子の、その肥大化した胸を見つめた瞬間、もっと、揉みしだきたい。もっと愛したい。舐りまわししゃぶりたい。この舌で舐り愛したい。これが、姫子の見ていた世界、その豊満で大きな胸と言うのは、魅力で溢れているのかと暖かくて豊満な胸。
剛直の先から生まれ出ている先走り汁が精液の匂いと交じり、より濃厚になる。
「あぁ、これが姫子を身体ね……とっても、エッチ……」
「お漏らししてるみたい……恥ずかしいよ……」
「私の体で興奮しているんでしょ?嬉しいわ。」
姫子の肉体は剛直を待ち望んでいる。自分の剛直も恐ろしいほどに勃起し、牝でありながら雄臭いにおいを発散する姿に恐怖を覚えるも、それ以上に高揚感が全身に血液の代わりに流れ出していると錯覚してしまうほどの興奮だった。
「ギンギンに硬ぁい……」
「姫子、おちんちん……じゃなくて、ちんぽって呼んで……」
恥ずかし気に口にする千歌音の口に思わず、姫子が綻ぶ。思い返せば、その言葉を口にするたびに千歌音の剛直の脈動は凄まじい。
「ふふ……そっちのほうが興奮するの?」
恥ずかしさを表すように千歌音が肯定も否定もする言葉を吐かずに、身をよじるように、少し姫子から視線を外して頷いた。言うだけで、だいぶ苦労したのだろうと、その努力が思わず可愛く見えて細やかな彼女の欲求に答えるように頷いた。
「良いよ……千歌音ちゃんの極太ちんぽ、奉仕してあげる……」
その剛直から伝わる脈動に姫子の淫唇も今まで以上に強気疼きを与える。この剛直が自分の膣を貫いてくれないかと、早く早く望んでいるのが嫌でも肉体が求めているが伝わってくる。千歌音も脈動と淫口が止めどなく流れていることに気付く。
あぁ、姫子にしてもらいたい。
その感情、その欲求を満たすために宮様としての毅然とした表情を壊すことなど、安いプライドにしか過ぎない。姫子だから。姫子が相手だから、何もかもが。
「ここ、凄い熱い……」
「千歌音ちゃんも……んぅ……」
本来は肉体を内側から満たすほどの濃厚なザーメンが欲しいのだが、それでも、まだ、口も千歌音のどろどろの濃厚ザーメンを欲しがって舌を出しておねだりしている。その肉体の欲求にこたえるために、裏筋に舌を乗せて湿らせるように、そのまま頬張り、頬まで押し付けた。
メインディッシュは最後まで取っておくべきなのだろう。
「姫子ぉ……あぁ……!」
再び訪れた姫子の口の温かさに、今一度、射精してしまいそうなほどの衝動が走り、亀頭が再び膨らみ始めていた。そして、それはより大きなサイズとなったかのように肥大化したはずの剛直が再び膨らみ、姫子の口には収まりきらないほどに逞しいものとなっており、口の端から様々な要素の混ざり合った蜜がたれ流れる。
姫子は、これを苦痛とは思わなかった。千歌音の愛の証と思えてしまえば、快美の痺れが電流となって全身に走り、肉体は余計に、この剛直で貫いてほしくもなってくる。
「姫子がぁっ……もう一度、お口の中で、おちんぽ、ぺろぺろしてる……」
千歌音がはぁはぁと息を漏らしながら、見つめてくる。穴が開きそうなほど熱い視線を送られて、ゾクゾクしてしまう。
「千歌音ちんぽ良い……千歌音ちゃんの、くっさいくっさいおちんぽみるくの匂いが、口の中に広がって……」
舐めるたびに入り込む匂いが、姫子を淫らな世界にトリップさせる。たまらず、左手は自分の淫裂に手を伸ばして弄り始めていた。ただでさえ敏感な状況の淫裂の中を抉るように弄るのだから、淫蜜が嫌でも溢れてくる。
「私のちんぽを口の中でキスしながら、オマンコもいじるなんて……なんて、淫らな彼女なの……」
口では罵倒するような言葉を言いながらも千歌音も興奮を抑えられないのは同じ。実のところ、己の精子を浴びて、さらにもっと姫子の愛くるしい愛撫を欲しがっている。
「私のザーメンを浴びたいだなんて、貴女のお口が、そんなに淫らだとは思わなかったわ……」
千歌音のものでなければ、そこまで乗ることもなかっただろう。
「ふふ……姫子……」
「あ……」
ベッドに座り、姫子は、それでも離そうとしないように中腰になって千歌音の剛直を愛でていた。そんな姫子の胸を乱暴に鷲掴み、強く揉まれ、引っ張られた乳首を引っ張るようにして、縦横無尽に形を変える。盛り上がった双丘を丹念に揉みしだきながら、そのたびに、敏感になっていた肉体は絶頂するかのように姫子の肉体に快楽電流が走る。
「千歌音ちゃん……熱い……」
胸の中に挟まれた肉棒が、さらに肥大化している。直接的に素肌でビクビクと弾む灼熱を帯びた剛直を艶のある舌で鈴口を舐めあげ、キスをし、そのままカリ首を口の中に頬張った。
「このおっぱい、千歌音ちゃんとおなじくらいかな……?でも、収まらないね……」
「姫子……あぁ……」
姫子の暖かさのある柔らかい乳肉に剛直が包み込まれるも、収まらない剛直。胸の谷間に固くいきり立ったモノを柔肉で凌辱されている気分は愛する人にされているなら悪くない。
剛直の中にほどばしる灼熱の全体で感じ、そして、刷り込まれたように姫子は恥ずかしがることなく、口いっぱいに剛直を頬張る。頬の肉が飛び出すほど、全部、入らない姫子の口の中。心地よさを隠そうとしない千歌音の顔を見てしまえばゾクゾクと会館電流が走り、もっと奉仕したくなる。
「おっぱい、揉むの気持ちよさそう……私も、千歌音ちゃんのおっぱいを揉む時、そういう顔しちゃうんだよ?」
巨大な乳房を凌辱されているにも関わらず恍惚な顔を浮かべてしまう姫子の顔に更なる高揚感が襲う。姫子の胸に、自分の異形を挟み込み、前後にピストン運動を繰り返すことへの気持ちよさ。
「千歌音ちゃんのちんぽ、熱くて、おっぱい火傷しちゃいそう……」
「だって、柔らかくて姫子のようにやさしく包み込んでくれるんだもの……」
乱暴にされながらも感じてしまうのは、この高揚感から来るものなのだろうか。恥ずかし気や、そういうものが消えていく。ただ、もっと気持ちよくなっていく。
「私のこれを、姫子のおっぱいはおまんこのように包み込んでくれるのね……」
「だって、千歌音ちゃんのだもん……どんなことされたって包み込んであげたくなっちゃうよ。」
「姫子……」
彼女の献身的な慈愛の心に喜々として腰を振り続け、姫子を気持ちよくさせることを、何よりも恩返しと感じ取る。こうして、胸に剛直をこすりつけて、先端が唇に当たりキスをされるだけで満足感が高まる。少し、腰を振るのに疲れれば姫子が口の中で舌を蛇のように巻き始める。どちらにも、どろどろと悦楽が広がってしまう。
「私の、おっぱい、気持ちい?千歌音ちゃん……千歌音ちゃんのような、おっぱいになりたいって思ったら、こうなったの。」
姫子が悩ましげに、剛直を開放しながら赤く染めた頬と、熱のこもった視線で千歌音を見つめ、そして、しつこいほど剛直を愛した。ずりゅずりゅ音を立てながら、胸と舌で日ごろ愛している人を奉仕するのは悪い気分ではない。
「姫子……あぁ……お口でされるの気持ちいの……」
「ん、嬉しい……」
己の口いっぱい開いて、すぼめながら自分の剛直を味わう下品な顔の姫子が千歌音の中で嗜虐心をそそる。姫子の可愛らしい口を自分の剛直が凌辱するだけで肉棒の感覚が愛しい。唾液とカウパーが混ぜたドロッとした汁に包み込まれながらも知らなかった愉悦が肉体に刻み込まれて癖になってしまいそうだ。
その大きな胸で包まれながらされていると、射精欲も異様に高められるし、その肉体を己のザーメンで汚したくもなるし、いじめたくもなる。
「ち、乳首、つまんじゃっ……っ!ダメだよぉ!おっぱい、もっと!凄い感じちゃうからぁ!」
「ほら、お口から、ちんぽを離してはダメよ?姫子は、私のなのだから……」
どういう状態であろうと自分の好きにしても良いと口にして淫魔のような顔を浮かべながら、巨峰のような乳首を牛の乳を搾るように抓り、縦横無尽に引っ張るだけで甘い吐息と嬌声と電流を漏らす。
「んっんぅ、んっ!」
吐息を浴びて嬌声を聞くたびに千歌音の女根は、より、いっぱいに力みかえり、赤黒い亀頭をはちきれんばかりにしている。熱くて硬い剛直を使い、さらに、全身を玩具にされた高揚感から胸の大粒な乳首から胸を乱暴にされて嬉しがる姫子のMの部分が千歌音の欲を満たすかのように剛直がより大きくなるような気がした。乱暴にされるだけで小さな絶頂が胸を肉体を襲い、意識を奪おうとする。ぎゅぅっと胸をつまむような感触が千歌音への奉仕を忘れさせる。
「お口でいっぱい、おちんぽ奉仕してぇ……」
姫子の口の中で亀頭が胸の中で陰茎が、ビクビクと千歌音のペニスが脈打った。舌先で亀頭を舐めまわすだけで漏れ出す先走り液、喉に運び、身体を通すだけで、媚薬のように広がり、肉体が熱くなると同時に、姫子自身の股間が膨張するような熱を感じた。
その熱が癖になって、もっと欲しくなる。二人の浮かべる顔は苦悶ではなく悦楽そのものだ。
「もっと……もっと、おちんぽ汁、頂戴……千歌音ちゃん……はんっ……ん、じゅる……じゅるる……おいひぃ……おちんぽじりゅ、しゅっごい……」
「千歌音ちゃんのちんぽぉ……ちゅっ……」
「んっ」
鈴口を舌先でキスされるだけで千歌音は射精欲を促されそうになっていた。姫子の喜悦に満ちたフェラチオは千歌音の理性を完全に狂わしそうなほど下品な顔立ちだ。
「先走り汁の臭い、凄い……」
授業中すらも我慢していた千歌音のギンギンにいきり立つ、その美貌に似合わぬ凶悪なサイズの肉槍はスカートの上からでも解るほどに確かな形を露わにして反り返るほどだ。さらに、嗅覚を乱してしまうほどの臭いを教室中に発散するほど、下半身は露骨なまでの素直さで姫子を求めていた。
我慢することすら億劫だったはず。舌を使い、淫らな音を口の中で建て、その感覚があまりにも心地よく千歌音が思わず立ち上がり荒っぽく腰を激しく性器のように口を扱われてディープ・スロートを繰り返される。元より大きい千歌音の剛直だ。奥へ喉へと意図もたやすく突き刺さり、千歌音の性玩具になっていることのように口の中でストロークを繰り返されてに喜びを覚えて快感が広がり、姫子と千歌音の股間を熱く濡らす。
「こっちも……」
「んっ!?」
裏筋に噛み付くようにチューチュー吸い付きながら、ペニスを扱き、そして、空いた手は千歌音の膣内へと侵略する。今まで、剛直の相手ばかりされていたせいか不意打ちに膣内を責められ、思わず千歌音の肉体がきゅっと引き締まった。
「おまんこ汁、凄いね……」
リズミカルに淫口に指を出し入れし、本来、あることのない二つの性器から体液が漏れ始めて飛び交い、姫子の顔に千歌音の体液がどろどろになる。ぱっくり割れて濡れた股間は、これから生えるであろう姫子のソレを待っているかのよう。
それを理解しているように姫子も指で愛撫してあげた。締め付けるような千歌音の膣、全身を淫らに舐めまわす、千歌音の姫子に向ける性欲を現したかのような淫らな滑り。漏れる千歌音の愛液の感触と嬌声の興奮で、太腿を蔦って淫蜜が流れる感覚が興奮させる。時折、苦しくなって剛直を離す姫子の息を吐きだす姿が発情した雌犬のように見えた。
剛直と同時に膣内まで攻めあげられる感覚は、人として気持ちのいい場所を二カ所同時、快楽でくるってしまいそうになるほどで、剛直が生えたとしても根は女なのだという安心感も与えるが、やはり、それ以上にピンクに上気し、盛り上がった美肉は如何にも食べごろだ。
二か所の急所を制圧される気分は、より、射精欲を疼かせる。思わず逃げようともがくが、姫子の剛直の愛撫よりも上手い媚肉への愛撫は足から力を奪っていく。剛直を手で扱かれながら、熱い吐息を吹きかけられれば甘い刺激に肉が疼き、痺れたような悦楽が千歌音を乱す。肉ビラを口で包まれ、千歌音がいつも以上に大きな嬌声をあげた。悦んでいる。
「千歌音ちゃんの肉厚オマンコ……オマンコ汁、おいしい……」
「姫子……凄い……いっしょ、だ、だめっ!」
淫らな言葉と声の振動に肉体を酔わせて、何度も絶頂の証である悦楽の汁が生み出される。膣口の周りにベトついた牝汁が纏われて、くちゅくちゅと膣内と肉棒の愛撫する音が響き、射精する前から、何度も何度も姫子の舌技でいつも以上に敏感になった性器を愛されたことで、白く脳内が染められていく。悦びの余韻に浸る暇はない。
「も、もう、いってるぅ!おまんこ、なんかいも、いってりゅのぉ!」
全身が何度も姫子の愛撫によってビクビクと疼くほどに愛された。姫子の顔全体に千歌音の悦汁を浴びて嬉しそうに姫子自身の媚肉はひくひくと揺れて頭の中に剛直で埋もれる己の姿を妄想して興奮してしまう。
「今度は、また、おちんぽに、してあげる……」
この凶暴な剛直に愛される期待から、再び姫子の口の中の暖かさ、それで淫裂までぐちゅぐちゅにされてしまうのだ。必然的に気持ちよくなった千歌音の腰の動きが姫子の口を道具として扱う、その動きが早くなる。さらに、口の中で亀頭が膨張するのを感じた。
(あぁ……もうすぐ、射精しちゃうんだ……)
口をすぼめながら、剛直を圧迫する力を強め、より、下品に音を立てて吸い上げた。飲まれてしまうかのような心地よさに宮様としての凛々しさを捨てたかのような雌の顔を浮かべてしまうほど。
「千歌音ちゃんのおちんぽ、とってもおいしいよ?おまんこ汁も美味しい……」
ふと、言葉を上げて、いとしい恋人の顔を見るたびに、じゅぶじゅぶと口の中で掻き回すように剛直を音を鳴らして吸い上げる姫子は本物なのだろうか。自分の膣を抉るように吸い上げる姫子の姿も、こういう顔をして満足しているのだろうか。想像するだけで甘美な感覚が、より倍加される。
「ねぇ、姫子は私のおちんぽと、おまんこ……どっちが好きなの?」
気になって聞いてみる。ちゅぽっと、音を立てて扱きながら上目づかいで千歌音を見つめた。獣のように這いつくばり、下品に口を窄めて、ぶるんぶるん、胸を揺らして自分の剛直にどん欲にまで吸い付く彼女の性的な魅力に改めて取りつかれる。
レズセックスしてる時も、こういうセックスも、どちらも自分が知らないくらいに攻めてくる姫子。いつもの人形のような可愛さとは真逆に位置するものを持っていて、千歌音は毎回、翻弄される。
「千歌音ちゃんのなら、何でも……だよ。だって、私の大好きな千歌音ちゃんのだから……」
剛直を手で扱きながら、今度は口を淫裂に突っ込み、とろとろになった媚肉を抉り始めた。とめどなく溢れる、二つの性器から生れ出る快楽は千歌音から歓喜の涙を流してしまう。
「んぅっ……おちんぽと、オマンコ、一緒はだ、め……なのにぃ!」
姫子も何度も何度も口の中で喉に突き刺されるような感覚に意識を失いそうなほどの圧迫感に嗚咽してしまいそうになるが、千歌音の腰の動きは止まることが無いし、さらに、再び口の中で大きくなっていくのがわかる。
(あぁ……千歌音ちゃん、おちんぽ射精しちゃうんだ……)
何かがこみあげてくるような感覚に千歌音も感じたのか、胸への凶暴な愛撫をやめて両手で姫子の頭を掴み、そのまま強引に口の中に剛直を押し込んで、何度も出し入れを繰り返した。息が出来なくなる苦しさと喉に当たる衝撃、貫くような腰使いに、肉体改造を受けたかのような姫子の、今まで控えめだった乳房が揺れ弾んだ。千歌音が、その愛する少女の爆乳を確認するだけで、痛いほど、その口の中で巨根が反り返り、どれだけ興奮しているのか姫子は知れば知るほど悦楽に支配された。
ぶるんと揺れる胸、姫子の大きな乳房、正直な巨根は姫子を欲しがるように心臓の鼓動に合わせてビクンビクンと上下に揺れて、鈴口の先から今か今かと姫子の胸を期待するように涎を垂らしていた。
それに反応するように淫蜜もどろどろと音を立てるかのように流れる。
それは姫子も同じこと。
千歌音とのセックスのことしか考えられない自分が犬のように発情し、舌を出して、淫靡な形をした、媚肉はドロドロと灼熱を帯びて来訪者を待っている。
千歌音が一瞬、射精する。と、その感覚を思い出し動きが硬直した。
姫子は本能で悟ったかのように、すぐに千歌音の口の中の剛直の亀頭を舌で転がして、じゅぶじゅぶと音を立てて吸い上げる。
「あぁ……おちんぽ、姫子にかけちゃうっ!」
胸で挟むことも忘れて、優雅に振舞おうと余裕を見せて対処しようとしていたが、予想以上に追加された機能の快楽に振り回されて全身が痺れたかのように、何もできず姫子の口の中の生暖かくも甘い感触に酔う。
「おちんぽ……千歌音ちゃん、お恵みのおちんぽみるく、私にちょうだい……」
媚びるように舌を出して発情をアピールするよう犬のようにトロンとした顔を見せて上目づかいで下品に甘えたような表情を見せた。一瞬、腰が抜けるほどの衝動が千歌音の全身を駆け抜けて、ドバっと汗が流れ出て、自分の肌から垂れ落ちる感触が一瞬、冷えた肌に心地よく走る。剛直の先端から凄まじい熱気を感じ取って今、堪える分だけ悦楽が吹きあがる。肉体の大きな脈動が起きた後、途轍もない解放感が千歌音の頬を、ほんのりと赤く染めた。
「あぁぁぁぁぁぁっ!姫子ぉぉぉぉぉぉぉ!」
愛する人の名前の絶叫とともに肉体が白く精液によって彩られていく。
「んっぅ、げほ……あぁっ……」
灼熱の祝福を込めたザーメンシャワーを姫子の口の中にぶちまけられた。
「あっつい……」
口から離した途端、さらに跳ね上がり全身に体液を肉体に浴びせられた。ザーメンでべとべとになった己の体と汗と交じった匂いを嗅いで千歌音色になったような気がして、姫子の中に幸福感が生まれて、さらに、もっと奥に、この熱い雌汁を注ぎ込んでほしいと姫子を司るすべてが訴える。白く染められた己の肉体、一瞬でもウェディングドレスでも纏ったかのようなザーメンの熱さと、己の肉体の熱さから溢れ出た汗が再びまじりあい強い刺激の性臭が強い刺激となって、千歌音をより強くトリップさせようとしていた。
顔や体、胸はもちろん、だらだらと下半身まで垂れ落ちる。汗と交じり、強烈で淫らな匂いを生み出し、その次の段階へ行くための準備が始まっていた。口をパクパクさせながら、姫子の乳首と乳輪全体に精子の生暖かさが伝わって、肉体の熱さが感じたことが無いほど白く染められたことに喜びを感じてしまう。指で胸周りの精液を絡み取り、そのまま、口に運び千歌音の味を悩ましそうに、しかし、官能的に味わった。
顔から、全身にかけて、ローションをぶちまけられたかのように白濁液を全身でかぶり、姫子は一瞬、気を失ったような、しかし、心地よい千歌音の暖かさは母のぬくもりのよう。胸の谷間を流れて腹を優雅に、そして、下腹部の女性器にまで千歌音から放出されたものが垂れ落ちる感覚は全身を抱きしめられているような、そういう姫子にとって至上の悦びである。
熱さ以上に匂い以上に千歌音に染められる喜びが、何よりも愛しく、もっと、千歌音に染められたくなる。
千歌音の欲望の泉を浴びて熱でほんのりと白と桃色の中間を纏った肌に、全身が千歌音に満たされたような感触を受ける。
「おちんぽミルクとおまんこ汁、おいしい……」
恍惚で淫らな笑みを浮かべながら次の段階を求め始めて疼いている。暴発し、おまけに、こべりついたように姫子の汗と愛液、そして己のザーメンの匂い。
「千歌音ちゃんの、お口に出されたザーメン……」
そんなにおいしくはないというが、姫子にとって愛する人のザーメンは甘く美味しい極上のスイーツに近いものがある。口の中に放出された私益が満たされ、漏らす気はないが千歌音の射精量の多さから口の端から溢れ出ている。
「あぁ……全部、飲んでしまったのね……」
「全部じゃないよ……漏れちゃった。」
喉奥で絡みつく濃い感触に、うっとりしながら、さらに、その匂いと感触が肉体中に広がる。射精の余韻に浸りながら、姫子は千歌音の剛直を再び口に含み付着した精液を綺麗に舐め取った。貪欲なまでに千歌音を求めているかのように見えるし、千歌音への愛の証でもある。
思わず嬉々として腰を動かし、喉奥に肉棒が突き刺さっても姫子は何処か嬉しそうだ。まだ、味わい足りないのだろうか。チュウチュウ、吸い付き、尿道の奥まで残った精液を絞り出す。
「姫子のお口マンコ……いぃ……」
いつもは自分の愛液を好んで飲むための仕草が、ここで全て使われ、一滴のすべてを搾り取られる感覚には意識が奪われそうになる。いや、意識を奪われても良かった。だが、これから得られる感覚に比べてしまえば、とても意識を失っていられる場合ではない。
「でも嬉しい……姫子がいつでもほしいのなら、いつでも、飲ませてあげたいわ……」
千歌音自身、己の精液を飲む姫子の姿を見て、余程、官能的だったのだろう。えらく淫靡に見えてしまったせいで高揚感は狂おしいほどに剛直は、ますますの興奮をもって姫子の膣内を徹底的に壊すまで犯したいという表れが見えるほど太く硬くなっていた。
千歌音も姫子も絶頂へと達した。
打ち付けられた精液の衝動と匂いが姫子も絶頂に導き、一面が雌汁で濡れている。
「あぁ……凄い……まだ、私とエッチ出来るね……」
「そうよ……エッチな姫子のせいで、止まらないの……」
「千歌音ちゃん、私も、お口だけじゃ、もう我慢できないよぉ……」
2回目の時よりも太く硬くなる、千歌音のそれに千歌音の自分に対する純粋な性の欲求を嫌でもわかる。ひくひくと、自分の女性器が全体的に震えるのが肉体を通して伝わり、自分の体がどれだけ千歌音の剛直を求めてしまっているのか直接わかる。千歌音自身も、姫子の淫膣の中に、もう”犯したい””チンポを突っ込みたい”と、劣情しか沸かなくなっていた。
まだ、満足していないことを示すかのように萎えることのない両手で持っても収まりきらない正直な剛直は、見せつけるような歪な女性器を見つめて、さらに興奮する。改めて姫子の淫裂を目にした時、その胸と剛直がときめくように疼く。あぁ、これから、姫子が我慢していた女性器の中に貫くのだと思うと悦楽が脳内に舞う。さらに、まだ、全身にかけられたザーメンの感覚に、うっとりとして未だにトリップ状態から抜け出せない。
しかし、それは大きな射精の感覚を味わった千歌音も同じこと。二人は既に理性よりも性欲に忠実に行動していた。
「あぁ、凄い……もう、姫子のオマンコはぬらぬら……ぐしょぐしょで、私のちんぽを誘う臭いでいっぱい……私のちんぽ汁、姫子のオマンコの中に出してあげる……姫子が嫌と言ってもお腹が膨れるまでいっぱい出すんだから……」
頭の中には、既にかつての優雅さは消えてひくひくと欲しがるように蠢き、どろどろ涎を垂らす卑猥な口にたくさんのザーメンを飲ませて姫子を孕ませることしか千歌音にはない。
姫子も我慢することなく、千歌音の肉槍を待った。
透明な密に和えられた桃色の膣壁と甘い匂いと、どろどろとした媚肉は貪欲に千歌音を欲しがる別の生き物に見えてくる。これから、その千歌音の肉槍に貫かれると考えるだけで淫唇から蜜が涎を垂らして、御馳走を前にした子供のように今か今かと、その剛直で貫かれないかと待っている。
こうなってしまえば、淫らになってしまう。千歌音の肉槍から発せられる強烈な臭いと部屋に充満する臭いは誰かを発情させるには調度良く、それは恋人である姫子なのだから余計に発情させてしまうのだろう。
その千歌音に並ぶほどの爆乳の先にある桃色の乳輪が痛いほど伸び切った乳首に引っ張られるように膨らんでいる様、息を乱して淫らな雌の本能を見せるように千歌音の美しい顔に似合わない大きな肉槍を見つめいる。
熱くて硬い逸物に子宮の奥を何度も貫かれるのだ。子宮が悦楽しているのを姫子は感じていた。
「だって、千歌音ちゃんのチンポぉ……」
だらしなく吐息を漏らして好きな人の名前と剛直を恥ずかしげも無く口にする。見つめられるだけでカウパーが漏れて、皮の被った肉槍の先端から、今か今かと漏れ出している。自分を見て、そこまでなっているのだと思えば思うほど姫子の媚肉は疼いて反応し、蜜を生み出す。
「千歌音ちゃん……んッ……ちゅ、んむ……」
「あぁ……姫子ぉ……」
興奮した肉体を抱きしめあい、キスをしながら姫子は千歌音の肉槍を掴んで己の股に挟んだ。千歌音が抱きよせながら肉槍に当たる姫子の淫唇と淫核で扱き始めた。精一杯、股を開き、これから来るであろう歓喜と悦楽に淫らな汁をとめどなく溢れさせていた。
”これも、たまらない。”
そう表すように挿入をする前の姫子の膣口は千歌音を狂わすほどの淫猥な美貌に満ちている。
トロトロの淫蜜に塗れた剛直な千歌音の肉槍が音を立てて姫子の淫唇を擦り合せた。濃厚に混ざり合うようなキスをしながら激しく動くのだから、程良く育った、むちむちの太股と尻肉の間に挟まれて肉槍が扱かれる気分は今すぐにでも、射精してしまいそうに促されてしまう。
カウパーと淫蜜でドロドロに光る千歌音の剛直の裏筋が姫子の淫核も擦りあげて、ぬちゃっとした粘膜までマーキングする心地良さが姫子の顔を淫靡にさせた。裏筋を擦ることで生まれる心地よさは千歌音の射精欲をも、さらに促した。
焦らされて燃え上がるように溢れ出る雌汁はとどまることを知らない。千歌音も一刻も早く挿入はしたかったが、この心地よさは快感電流が全体に走り、そのたびに淫核が変化してしまいそうに心臓の鼓動は踊るように激しくなる程、夢中にさせる。
「千歌音ちゃん……我慢、できないよぉ……」
しかし、これもあくまで前菜に過ぎない。心地よさは有れど我慢の出来ない。肉ひだとクリトリスが剛直の裏筋に擦れて、ぬちゃぬちゃと音を立て、姫子も千歌音も気持ちよくなって腰を躍らせてしまうと敏感な裏筋を雌汁が濡らし蕩けた肉に、もっと肉棒を埋め込みたくなる欲望が目を覚ます。
「じゃぁ……本当に一つになりましょう?姫子……」
千歌音は己の剛直の肉槍をつかみ、何度も何度も先走り液とザーメンで濡れた亀頭を、とろとろになって泡立っている姫子の淫裂の周りを何度も撫でた。悩ましげな嬌声をあげて喜ぶ彼女の姿、何度も焦らすのは挿入したらどうなるのか、その一層の恐怖と好奇心の混ぜ合わさった感情からくるものだ。
しかし、期待の方が大きいのだろう。それだけで強欲な膣壁から何度も何度も止まることなく蜜が溢れて流れる。僅かに亀頭が与える振動は粘膜上の結びつきを求めているように少し離すだけで太い糸が伸びる。
「千歌音ちゃんの……入ってぇ……きたっ……」
膣口と肉棒の甘いキスから始まり、そのあとは、とろとろの膣内に千歌音が入り込んでくる。最初は千歌音が亀頭を姫子の膣を撫でて焦らすように。
「んうぅ……ああっ。」
ゆっくりと、もっと濡れてきたのを見て、己の理性が我慢できずに、挿入という名のキスが始まり、ディープキスをするように肉棒はゆっくりと姫子を壊すように犯し始めた。
グッと、こじ開けるようにし、むにぃと間隔を広げて侵入してくる鉄槌の感触は圧迫されるほどに挿入されただけで姫子の意識を一瞬奪うほどの衝撃が走り、まだ半分も入りきっていない剛直だが、それだけでも姫子を狂わせるには十分だった。しかし、まだ、全部が入ったわけではない。止めどない姫子の嬌声が、もっと聞きたい。
「あぁ……姫子……」
「んぅっ、あぁぁぁぁっ!」
己の剛直全てで姫子の膣を味わいたい。太陽のような膣に包み込まれた自分の剛直の異様な膨らみを感じてしまう。千切れそうなほどに姫子の媚肉が、どんな形になろうとも自分の剛直を支えてくれる。
だが、姫子の顔は不安と苦しさでいっぱいになってしまう。今になって、この時点でだけで自分本位すぎたと、改めて己の剛直からくる快楽を求めすぎていたことに反省し、千歌音は姫子を抱きしめて落ち着かせた。
「オマンコ、千歌音ちゃんの形に……なってる……」
「だって、姫子のオマンコは私専用でしょ?姫子の私専用娼婦マンコ……」
耳元で囁きながら、思わず、ギュッと膣内が引き締まった。暖かな千歌音の肉体の柔らかさを感じ取りながら、千歌音の淫らなが言葉が、直接耳元で囁かれて心地よささえ覚えてしまう。千歌音の言葉、千歌音の肉の感触、千歌音が、こうしてくれているのなら、千歌音のしてしまうこと、耐えられるかもしれないという恋人からくる歪な信頼関係が姫子を満たしていく。
「あぁっ!御免なさい……姫子!ま、またぁっ!」
まだ、まだ、全部入っていないのに、ふわふわした媚肉が包み込む心地よさは、それだけで射精欲を促し、そのまま、心臓の行動が早まるように、びゅるびゅると膣内に精子をぶちまけた。
「んぅ、あぁぁぁ!」
「んぅぅぅぅ!」
姫子の陽光のような暖かさに包み込まれる媚肉の感触は精子を吐き出すのに充分なほど淫靡で、それだけで全てが搾り取られてしまいそうなほどの心地よさだった。さらに、姫子も、その衝撃の心地よさから思わず噴水のように液体を吹き出し、千歌音の肉体に熱い液体がかかる。
「ふふ、ひ、姫子のエッチなオマンコ汁で、私の身体がいっぱい……姫子に染められてるみたい……」
興奮したかのように萎えることはない。寧ろ、このふわふわ、とろとろとした姫子の膣内を、もっと感じ取りたい。もっと、もっと出したいと思えば思うほど心臓の鼓動が激しくなり、そして、より陰茎が大きくなる。裏筋を含めて、すべてが膨張し、姫子の膣内をもっと拡張し、ドロッとした液体の心地よさと、恍惚さが千歌音の涎を垂らしてしまうほどのだらしない顔を浮かべて姫子を膣内で感じていた。
放出された精子は乱暴に姫子の子宮を突き刺すように暴れ狂い、のた打ち回り、落ち着きを取り戻し、外から出ようとする。僅かな隙間からジワリと浮くように流れ出る精子の感触、姫子の媚肉と自分の精子の暖かさが常に心地よさを与えている。だが、物足りない。もっと、出したい。
この肉棒全体で姫子を感じたいと千歌音の逸る心が突き動く。指と肉棒では感触があまりにも違う。
だから……
「だから姫子……っ……ごめんなさいっ!全部っ!全部っ、姫子のオマンコで感じたいのっ!」
千歌音の暖かい両手が、姫子の両太腿に振れた。
その先に起きることを想像して、思わず心臓がわしづかみにされたような恐怖感が姫子の中に入り込んできた。しかし、千歌音の表情は性衝動に取りつかれた獣のソレ。今更自分という存在が、それに恐怖を覚えるほどというのは余程のことだろう。だが、そのすぐ後に気持ちよくなってしまう。
既に、半分が入っただけでも姫子の膣内はいっぱいいっぱいなのに、言葉から予想される行為に思わず恐怖が走ったというのに。
「今は、千歌音ちゃんのっ、おちんぽっ、オマンコ全部で感じたいよぉっ……!」
肉体がはじけてしまいそうなほどに肉体が熱く、すでに剛直の先端は子宮まで届いているというのに、これ以上のことまで欲してしまう。どろどろの感触、千歌音の剛直から溢れた先走り液と先ほどのフェラで吸いきれなかったザーメンで濡れて、ぬらついた泡立つ姫子の膣口に、肉の杭がカリの部分がからずぶずぶと埋もれていく。
可憐だった姫子の華のような膣口は既に千歌音の剛直を飲み込む貪欲な涎を垂らす口のようにも見える。華の縁が限界まで広がって淫裂の障壁を越えようとする。吸い込まれるように肉槍が消えていく。
これから、姫子の肉体を完全に自分の色に変えると思うだけで高揚感が増してしまう。肉体のうねりと膣圧が射精欲を満たしそうで、フェラされた時とは違う姫子の心地よい場所で既に満たされようとしていた。
「あぁぁっ!!これが、ちんぽで感じる姫子の膣っ!太陽のように包み込む温かさなのにぃっ!優しく包み込んでぇっ!ああっ!!」
「はぁぁぁんっ……あぁぁぁ、千歌音ちゃんの硬いのがぁぁ、いっぱいだよぅ……」
姫子の愛が溢れているかのような膣内、千歌音を全身で愛撫する姫子そのものの優しさを感じ取る。姫子の肉体の震えが全身にこびりついたザーメンが震え上がる。
興奮気味に千歌音は、その気持ちよさを優先させて、思わず姫子の気持ちを忘れてしまうほどに胸を鳴らすほどの興奮がぞわぞわと背中に好感触として味わっていた。
「凄い優しくて、ふわふわで、とろとろ……姫子のオマンコ、あぁ……離したくない……」
絡みつきながら、包み込むような感触に、再び射精を促されそうになる。その心地よさに既に宮様としてはほど遠い、性の快楽を楽しむ。まだ、満足できないかのように萎えることのない剛直から全身に伝わる姫子の膣内の感触に千歌音の膣からも心地よさを象徴するように淫唇から漏れ出す雌汁の量も多くなり、出したり入れたりするたびに、ぬちゃぬちゃと音が響き、姫子が歓喜の嬌声をあげて、もう一度、射精してしまいそうになる。
こんな快感に耐えられないわけがない。
欲情する思いが止まらない。
もっと感じていたい。
愛していたい。
互いに互いを感じたい。
「んっぁぁぁぁぁ!姫子のぉ、ふあとろおまんこぉ!」
全てを挿入した瞬間、あまりの心地よさに膣内に既に射精をしていた。
体の愛称を感じつつも、すべてを埋め込んだ後に、こうも簡単に射精するとは思わず、千歌音も流石に力が抜けてしまう。ビクビクと互いの肉体が痙攣は止まることが無い。
「あっつい……」
膣内で感じる千歌音の情熱は、それだけで絶頂してしまうほど包み込んでくれる。
姫子の暖かい膣内の心地よさに溺れてしまいそうだ。射精した後の膣内、姫子の媚肉を通して、優しく包み込まれる己の剛直を包み込む柔らかさ、意識するたびに身体から力が抜けていく。
子宮口に突き刺り、ぎっちりと入り込みながらも優しく受け入れてくれる感触に千歌音自身、だらしなく下品な顔を浮かべてしまう。膣がうねり、根元から熱いものがこみ上げてくるような快楽、姫子の蕩けた顔を見てしまう。
身体をくねらせ、微妙に姫子に振動を与えて剛直に与えられる感触が全身がキスされてしまっているような、この心地よさで病みつきになってしまっていることを覚えた。自分が姫子のまだ見ぬ剛直で貫かれてしまうと思うと想像しきれない膣で受け止めるという快楽を想像するだけで身震いしてしまう。
想像するだけで全身から姫子の、これから訪れるこれからのことだけで果ててしまいそうになり、力が抜けていく。まだ、萎えることのない剛直のまま、千歌音が息を乱して悩ましげな顔で再び剛直を咥えこんで快楽に満ち満ちた姫子の顔を見つめた時だ。
そっと、姫子が両手を千歌音の背中に伸ばして、ゆっくり抱きしめてきた。
「千歌音ちゃん、とってもエッチな顔……」
「姫子のふわとろおまんこが気持ちよすぎるからよ……」
「うれしい……いっぱい、これから、しようね。」
肉感のいい身体がぶつかり合い、そのまま、唇を重ねあった。そのまま、姫子は両足を千歌音の腰に回して絡め始めた。
(千歌音ちゃんのザーメン、皆、私のオマンコで受け止めるの……)
(あぁ……姫子のお口の中、私のザーメンの匂いでいっぱい……)
生臭い、恋人の口の中の己のザーメンの匂いに高揚感を覚えて、千歌音自身も姫子を抱きしめた。身体が重なり合うと同時に痛々しいほど勃起していた乳首同士が重なり、ぶつかり合い潰しあうように埋もれていく。密着して、ぬらっとした先ほどのザーメンの感触とした暖かさが千歌音も、その感触に「あっ……」と吐息を漏らした。
ぬるっとした気持ちよさと、弾きあうような胸が何度も抱きしめあうようにむにゅむにゅと、優しいキスを繰り返すような四つの胸が微量な刺激を電流として流れあう。滑りあいながらも敏感に勃起した胸が潰れあうたびに、擦れあうたびに
今日は性器へのキスも、シックスナインも無し。だが、この快楽も悪くはないと千歌音は今、味わっている快楽を思えば、それも仕方ないと思えてしまう。
大きな胸から生まれた快楽が互いの意思を一瞬で潰しあうように重ね合わせて千歌音は腰を浮かせて、再び愛しい人の膣に己の欲求をすべてぶつけるように一思いに突き刺した。
「あぁぁっ!」
異様なゾクゾクとした快楽が肉体を駆け巡り、たかだか、膣内に肉棒を挿入しただけだというのに、その感覚はずいぶんと人を悩ましげにさせる。未知の感覚への弱さに酔っているだけだとも思いたい。だが、全身に走る、ゾクゾクとした、この感情は確かな心地よさを与えていた。肉体は受け入れて、卑猥な腰が躍るようなピストンを既に繰り返していた。肉壁と肉棒がこすれあう感触が、何とも言えない。姫子の子宮口を殴るような、この乱暴で暴力的な行為が、人を狂わすほどには。
だったら、もっと、淫らになってしまおう。
余りにも相性が良すぎたのかもしれない。
先ほど射精した精液と雌汁が絡み合って生まれた体液が肉棒が突き刺し、媚肉を擦るときに、ズチュズチュと淫らな水音を鳴らして二人の絶頂欲を高めあう。
吸い付いても離さないような、一度離して、再び突き刺そうとすると姫子の膣肉が逃がそうとすまいと吸い付きながら、中の肉が飛び出しそうなほど。姫子の膣肉がめくれてしまうのではないかと心配になってしまう。そして、姫子の処女膜を突破するように千歌音の剛直をぬらぬらした膣壁から生まれた濃密な粘膜が包み込み、さらに歓迎するかのように絡み付き、千歌音は姫子の媚肉が無数のキスをしているかのように太陽のような暖かさと姫子に全身を包まれているような膣の拘束に、思わず射精を促されてしまい、千歌音は焦りを覚えたが、既に放出されてしまうものを止めることはできない。
根元から暖かい姫子の締め付けるようにキツくてプリプリの生膣に、優しく抱きしめられているようにビュッビュッと射精しようとしてしまいそうになるし極楽に送られるように、千歌音を気持ちよくさせようと姫子の膣内がうねうねと最上級のおもてなしをするように蠢いた。
千歌音の肉棒を通して伝わる姫子の肉体が心地よさに震え、ぐっちょぐっちょと突き刺し、抜くたびに聞こえる音が部屋中に響き、二人の理性を狂わせる。さらに、乳房と乳首が重なるように潰れあい、食い合うように抱きしめあっている。その擦れる感触すらも、甘美な味を与えてしまう。
肉棒に引っ張られるような掻き回され方、普段、男がされていることを全力で感じることの卑猥さは二人を崩してしまいそうだ。
「あぁ……そんなのだ、めっ!」
それは、千歌音を優しく抱きしめる恋人としての役目を全うするかのようだった。だが千歌音にとっては、まだ、物足りない。もっと姫子の媚肉を、この剛直でたくさん、扱き上げたいという思いが突き刺すたびに生まれる。剛直と子宮、二つがぶつかり合いながら甘いキスをしつこいほど繰り返し、互いに求め合うことを止められない。
まだ、二人とも初めてということもあってか、既に挿入の心地によって、胸の愛撫や、繋がりあいながらのキスなど、そういうことをする余裕というものは今はない。ただ、二人とも心地よさで気が狂いそうなほど、今は、それだけで満足のゲージが超えそうなほど大きな声で乱れあった。
「千歌音ちゃんのおちんぽが、私のオマンコ、おいしいって言ってるの解る!」
「あぁ、姫子……姫子のふわとろおまんこ……」
「おまんこ、もっとしてぇ!千歌音ちゃんの色に染めてぇぇぇ!」
叫ぶような嬌声に、互いにボルテージが上がるように興奮する。
前戯で指で乳首を弾かれるたびに敏感になった予想以上の大きさの乳首同士がキスをして、そのままぐにぐにと動き回るたびに、姫子の声や心地よさに反応して膣内がうねるような感触が千歌音を狂わせる。優しく包み込むようなふわふわとろとろした雌穴とは裏腹に、貪欲に千歌音の精液を搾り取ろうとしている中毒性のある膣内だった。抽送を繰り返すたびにぐちょぐちょと、膣壁と肉棒が擦れあう音が響く。
千歌音の形を覚えて千歌音を気持ちよく出来るように蠢くことが止まらない。すでに、何度も、突き刺された感度から潮を吹いたかのようにぐしょぐしょで、べとべとになっている。
思わず、刺激的な心地よさに肉体がのけぞって、そり曲がってしまうほどの心地よさが襲う。突き刺すだけで痙攣してしまいそうな心地よさが、何度も何度も襲う。
「おっぱい同士でキスするたびに姫子のオマンコのお肉、きゅんきゅんってなって……おちんぽでこするの止められない……」
「私のふわとろおまんこ、千歌音ちゃん専用だから、好きなようにいつでも、していいんだよ?」
「あぁ……素敵……授業中だろうと、興奮したら姫子とセックスするわよ?」
「良いよ。皆に私たちのこと、見せつけてあげようっ!」
「あぁ、素敵……皆に、私たちの愛を見せつけられるのね!」
千歌音が満足するまで肥大化し、消えることはないのだろう。子宮がパンパンになっても、未だに衰えることを知らない。既に姫子は自分の肉体に千歌音を迎え入れるという悦楽で満たされている。千歌音を二度と離すまいと、何かの過去が蘇ったように足をクロスさせて千歌音の体を拘束し、ピストンしかできないようにしていた。
姫子が自分の剛直で感じてくれること、いや、自分の肉体で感じてくれることは、至上の悦び。恋人を気持ちよくさせること以上の幸せなど、今は考えられなかった。
「千歌音ちゃんの形になっちゃう……千歌音ちゃんに抉られてぇ……!あぁ、千歌音ちゃん専用のマンコになっていくのぉぉぉぉ……」
ぐりぐりと膣壁を抉られて、極太の千歌音の剛直にほじられることが、考えることすら忘れて快楽一色に千歌音の色に染められていく。
「姫子のッ!」
「ひぅ!?」
「おまんこはぁ!」
「あぁぁぁっ!」
「私専用なのだから、当たり前でしょう!?もっと、千歌音専用のオマンコになりなさいっ!」
無理やり、自分の太い剛直を出したてのザーメンの感触がする姫子の膣内にぐっちょぐっちょと音を立てながらいっぱいに貫き、子宮口とキスをした。
「千歌音ちゃんの狂暴おちぽんに貫かれるたびに、私、どんどんエッチになっちゃうよぉ!」
「良いのよ……エッチな姫子も可愛いわ……もっと、もっと、エッチになりなさい……エッチな姫子……もっと、私をエッチにして……」
姫子の快楽に満ちた淫らな顔を浮かべて、子宮の中に入り込むドロドロとした熱い精子の感触を肉体の内側から確かめていた。セックスから伝わってくる。しかし、千歌音の剛直は姫子の膣内で何度も細かな射精はしたが一度だけでは満足することは無かった。
まだ、もっと出したい。
その思いに応えたのように、さらに、大きくなった千歌音の剛直が、より、凶悪になって、その姿を膣内で変えていく。
「っ!裂けちゃう!おまんこぉ、千歌音ちゃんの極太ちんぽでぇ、オマンコ、裂けちゃうよぉ!」
姫子の媚肉から生まれた蜜と千歌音が先に出した精子が絡みつき、ざらつきながらも、ねっとり、ぬるっとした膣壁と、ぬちょぬちょと淫らな性音を立てながら、姫子の膣内が変形するのが解る。
千歌音の女に完全にされていくという喜び、呼吸を忘れるほどの濃密な快楽に、気絶しそうになってしまう。これが、自分が姫子を支配しているのだと剛直全体を通して伝わってくる。しかも、今度は簡単にイかせてくれそうにもない。どこで覚えたのか、様になっている互いの腰の動き、狂おしい吐息と、このエリア全体に聞こえてきそうな甘い嬌声が、この寮に住むすべての生徒たちの性欲を生み出していることに気付くこともなく、二人は交わり、セックスを続ける。
「千歌音ちゃんのおちんぽの形になっちゃってるよぉ!」
「なって……!もっと、私を気持ちよくさせることの出来る、私専用のオマンコになってぇ!」
根元まで一気に姫子を串刺しにするような胎内の奥を何度も串刺しにした。
姫子の媚肉に己の精子という美酒をもっと味わせたいという本能で、ぴったりと何度も激しいキスが繰り返される。激しく揺れて、挿入の振動で何度も何度も二人の胸が揺れてこすりあう胸同士のキスに蕩けて、何度も何度も狂おしいほどに媚肉を擦りあい、千歌音の中で今は一番敏感になった剛直の感触に酔いしれそうになる。
体中に流れる快感電流が走り抜けるほど互いの結ばれあう性器に夢中になっていた。セックスに飢えた獣のように淫らな言葉を吐き捨ては単純に興奮し、快楽の渦に身を任せて二人は乱れ咲く。興奮と悦楽、高まれば高まるほど危険な感情が二人を包み込み、全身が性器になってしまったかのよう。引き抜こうとするたびに、肉ひだが吸い付き、抱き着いてしまえば吸い付くように柔らかい姫子の肌が千歌音の緊張感をほぐして気を緩ませてしまう。そうなるだけで射精してしまいそうで、甘い痛みに近い快楽と同時に、亀頭で何度も突きながら姫子の肉体の柔らかさに溺れてしまいそう。
ぬっぷりと肉感のある姫子の身体を全体で味わうように肉体を抱きしめながら、互いに豊満な胸をつぶしあう。食い合うように潰れて、敏感に反応する乳首が悦楽の痺れを肉体に流す。
それでも、必死に腰を振って千歌音は姫子の肉体を楽しみ、膣内の感触に酔った。二度と離すまいとするように、がっちりと姫子の身体を抱きしめた。既に何度も絶頂しているがゆえに全身が痙攣しているかのように、感覚を失うような錯覚を受けるが、それでも、絶頂するたびに襲い掛かる衝動は心地よさを思い出させる。
「いいよ……!いっぱい、壊してぇ……千歌音ちゃんの色にして……千歌音ちゃんのちんぽミルクで優しく包み込んでぇ!」
甘い誘惑の吐息と嬌声、部屋に反響して入ってくるのが心地よい。白百合の雌蜜で満たされていくのを感じ取った。混ざり合う互いの粘液と混ざり合う体液が二人を包み込んで雌として最上の悦びを与えるかのように蠢いている。
「千歌音ちゃんのおちんぽで、私のおまんこの奥をディープキスして……」
膣肉をこすられ、子宮口に貪られるようなキスをされるたびに、何度も強い絶頂が姫子を襲う。千歌音の、規格外の姫子への愛が、これほどの情熱が快楽になって与えられ続ける。
「す、好きっ!ちんぽと子宮のキスぅ!」
「姫子のふわとろおまんこで、おちんぽしこしこっ!大好きぃ!」
そして、とうとう、射精する前兆として千歌音の亀頭が再び、今まで以上に膨らむを感じ取る。快楽に気絶しそうなほどの心地よさという意識の中で千歌音自身も一瞬、身もだえし、その後くる快楽を感じ取る。
「千歌音ちゃんの熱々おちんぽミルクで妊娠したいよぉ……」
どうして、こんな淫らな言葉が平然と口にすることが出来るのだろう。自然と何かの意志によって肉体と同時に理性も改造されたかのように淫らな言葉を吐き捨てる。しかし、そんなものは一瞬でしかなく、何度も子宮を貫くほどのディープキスに思考は掻き消されていく。
「出したい……今、姫子に、私の中で一番すごく濃いの……ビューって、思い切り濃いのっ!射精したいっ!」
「良いよぉ!出してぇ!千歌音ちゃんのおちんぽザーメン、膣にぶちまけてぇ!」
さらに四つの豊満な乳房が潰れあい、互いに離さないように互いの足を絡ませあって、確実に孕ませる為に千歌音の肉体は姫子をプレスするように覆い被さり、それを拒むことなく姫子は抱きしめてキスを求めて大口を開けて舌を絡ませ濃厚なキスを繰り返す。スパートを繰り返すように何度も中層を繰り返す。
吸い付くように逃すまいと剛直に張り付くように引っ張り合う媚肉。ねっとりとした粘液と体液が混ざり合うことによって生まれる悦楽と軽い絶頂を繰り返すたびに敏感になる肉体……
「もっと、もっと濃いのが欲しい。」
姫子の膣内が千歌音の剛直に頼み込むように最上級のもてなしをして、千歌音の剛直はそれに応えるように何度も何度も我慢した。
何度も何度もぶつかり合う中で、千歌音がとどめとばかりに、今までで一番勢いよく剛直を引き抜いた後に一気に子宮口まで串刺しにすると同時に、その剛直をすべて埋め込んだ。子宮が潰れるほどの口づけを舌、その瞬間だった。
「くっ、ンっ……っあぁっぁぁぁっ!!」
「あぁぁぁぁっ!」
二人の声にならない叫び、姫子の膣内はより収縮しあいながら、絶頂を迎える快楽に味わうように千歌音の剛直をきつく包み込み、千歌音は膣内に子宮まで満たすほどのありったけの灼熱の精子を放出した。
しかし、肉体が痙攣するたびに間欠泉のようにとどまることなく流れ続ける精子が鈴口から止めることを知らないように流れてくる。だが、同時に姫子も千歌音を搾りつくすかのように膣壁が精一杯蠢いて、二人に安堵を与えようとしない。膣口の隙間から漏れ始める千歌音の精子、だが、まだ、足りないように流れる。
「あぁ、千歌音ちゃんのおちんぽ、おまんこからいっぱい逆流してくる……」
ぶるぶると尻を震わせながら、イったばかりの千歌音を促すように姫子の本能は貪欲に千歌音を求めた。
「あっ……熱い……千歌音ちゃんのおちぽんミルク、体の中に、たくさん……千歌音ちゃんの熱い精子、たくさん……あぁ……子宮、千歌音ちゃんでいっぱい……」
「良かった……?姫子……」
「こんなに、濃くて熱いのいっぱい出されたら、おまんこ溶けちゃいそう……良かったよ……私も、千歌音ちゃんのおちぽんミルク、癖になっちゃうほど大好きだから……」
「どうしましょう。今までで一番気持ちよかった射精なのに、まだ、収まらないの……姫子のオマンコが、まだ私のこれを包んでるだけで……あぁ……」
「良いよ……満足するまで出して……もっと、千歌音ちゃんが欲しいの……」
全身で痙攣になって喜び、成熟な膣の歓喜のうねりをあげるようだった。千歌音は、そのまま息を乱し、挿入したまま姫子の肉体に身体を預けて姫子の肉体を感じながら余韻に浸りながらも性交はいまだに続いていた。
もっと、この精子を子宮に注ぎ込んでほしい。
千歌音のミルクを、もっともっとと。
満たされる幸福感と貪欲な性への好奇心が、また二人を動き出す。
「まだ、硬いね……」
「えぇ……今夜は……」
先輩や、後輩たちも魅了して、いつしか、穢してはならない、その姿を見て触れてはならないものであると誰もが華を愛でるかのように、舐めまわすように二人の少女を見つめ、同い年とは思えぬほどの美しさに酔う。
「あの二人には手を出せないね。」
「聖さま……」
最上級生で、それなりに人気のあるメンバーよりも、人気というものが、その容姿から窺えるのだから。歩くだけで黄色い悲鳴と言うのは、それだけで次の世代の力と言うものを感じてしまう。
「どういうセックスをしてるんだろ。んっ……祐巳ちゃん、上手……ザー汁、ぶっかけてあげる……」
さらに、ミステリアスな雰囲気を醸し出し、プライベートすらも良く解らない、誰も知らないとでも言うべきだろうか。
中等部に入った時点で、既に二人は周りの生徒たちからも注目されていた。
可憐な華のよう笑顔を振りまき、周りに慕われて童話の姫と呼ぶに相応しいほど、ドレスを纏えば、まさに姫君と言う言葉が似合う、栗色のさらさらとしたロングヘアを持ち後ろ髪を彼女からもらった大きな赤いリボンで止めているのは来栖川姫子。
そして姫子にリボンをプレゼントしたのは、青のかかった黒く瑞々しい腰まで伸びた髪を振りほどき、キリッとした目つきをして、姫子からもらった黄色いヘアバンドをアクセサリとして付けている姫騎士のような凛々しさとミステリアスさ麗しさを持った姫宮千歌音の二人。
部活には所属しておらず、私生活は謎に包まれていると言われているほどには学校生活にはあまり関わらない。学校生活と、食事の時にだけ顔を出すとき以外は、生徒たちは顔を見ることは無い。休日だって、何をしているのかすらわかってはいないのだから。千歌音の近寄りがたい雰囲気から姫子に話しかけられる人間だって、そうそう多いものでは無い。
姫子と千歌音の二人に話しかけるだけで一日だけ一躍アイドルになれるほどには有名になるほどの美貌を持っている。噂では前世的な運命から結ばれあい、幼馴染でもある二人の少女に、永遠に一つになったと言うが、あくまでも、それはミステリアスな二人を見て誰かが妄想した二次創作の小説にしか過ぎない。
文芸部の作った二人を主役にした小説(姫子と千歌音公認)が文化祭の時に大きく売れて、現実と空想の違いというものが区別できなくなってしまったから、こういう話になってしまったと、ある種の設定が生まれてしまったという話だ。
親同士が決めた許嫁同士、全ての時代を繋げた存在などとその文芸部の出した一冊の本から尾ひれが付き誰もがベストカップルだと敬い、尊敬と羨望の眼差しを一身に今日まで受けてきた。だが、その二人の正体は、そういうことを鬱陶しがるだけの、普通の女の子だ。そして、互いをいつくしみあい愛し合う、思春期の女の子。
そこに、そういう煩わしいものなど、何もない。とはいえ、親同士はすでに公認状態ではあるが。だからこそ、この同性でも子供が出来るという噂の、この女学園に高校時代に、元来通っていた女子校をやめて、こちらまで来たのだが。同性婚は認められるようになったが、いまだに子供を作る技術は科学的に絶対的なものは無い。
未熟児や、流産するケースは8割ほどだ。そこで、人が擦り寄ったのが神の力とでも言うべきもので、ここで機能を備えるため。
「まだ、足りないのかな?」
「どうかしら……此処の神様は待たせるのが好きなのかも。」
この学園は、かつて、この土地には、この世とは異なる別の世界から落ちてきた異世界で邪神と戦っていた剣を司る<女神>の一種と呼ぶべき存在によって女たちは体の一部に別の機能を付けられ繁栄した土地らしい。
古来の、この土地には男たちは出稼ぎで中々、帰ってこ無い。その理由は、ここではなく他の土地で女を作り、そのまま放っておくからだ。しかし、そのまま女だけ残されてしまえば何れ滅びる。この土地で持ち出されたのが偶像として多くの村民には隠されていた、本来、いない神をでっち上げ、その神を崇める中心人物として陽の巫女、月の巫女を作ることで真実味を出して、それに縋って生きてきた。そして、突如、落ちてきた本物の神に対して二人の巫女は神の治療と介抱をし、そして偶像の神にささげる予定であった、腐るだけの道しか残っていない新鮮な野菜等を与えた、そして偶像を称えるため神社も、その堕ちた神に与えた。
神は、大層、機嫌を良くして、この土地の永遠の豊穣を約束し、さらに実は愛しあっている二人の巫女の身体が女同士であろうとも子が宿るように機能を追加して、さらには、この土地が女同士で子沢山になるように。そうしたことが約束された場所でもある。
それからは再び邪神が降臨して陽の巫女と月の巫女が一つになって邪神を永遠に異世界に封印すると同時に、二人の巫女にどれだけ転生しても永遠に愛し合える魔法をかけたらしい。
暫くして、村の者たちは文化の発展を含めて村から出て、所謂、女神の加護を受ける者たちは少なったなった。と、思った時だ。
この村があった土地に女学校が作られた。女子校ともなれば、少女同士の愛が育まれ真剣に愛する生徒達も出てくる。そうして行くうちに、この学校にいる生徒は神の加護を受け報われていく。この土地に女学校が建てられたのは、この神の加護を得て……と、言うことらしいが真相は不明。おおざっぱではあるが、それが、この土地に住む女学生たちが女同士で子供を作れるという機能が付与された伝説だ。
「でも……」
入学して初めての2年目の中等部の夏、まだ、その傾向は無い。ただただ、煩わしい太陽の与える熱が汗に塗れた制服と肉体を濡らして、額からもぽたぽた落ちるし、じわっと全身の毛穴から噴き出始める。少々、鼻を覆いたくなるような匂いが部屋に充満するが、千歌音は、その匂いに興奮を覚えて染めた頬を隠そうともせずにハラリと青のかかった黒髪を揺らして姫子の首筋に噛み付くように歯を立てないように口を開いて吸い付いた。
「姫子、お疲れさま。」
「千歌音ちゃん、まだ、シャワー浴びてないよ……」
「良いの……」
「ンっ……」
姫子の汗の滴る頬や肉体を見つめていると、それだけで己の身体が発情したかのように暖かくなってくるのが解る。ジワリと、下半身が疼き、とろとろと媚肉から出てくる蜜を理性で止めることは出来ない。
今日は、特に肉体が熱くて仕方ない。
どろどろとしたマグマが煮えたぎるような熱を肉体が帯びているのが嫌でもわかる。発情している時は、常に、こういう感じで姫子も我慢できないほどで、今日は休み時間、二人ともずっと交わっていた。
「あぁ……熱い……姫子のエッチな臭いを嗅いじゃったせいよ……体育の授業だって、我慢できなかったんだから……」
年を重ねるたびに過激になっていく。明確に愛していると二人で確認しあった時には、身体を重ねて処女を捧げあっていた。中学1年生の春のことだ。なんだか、とても大人になったような気がした。そして、何れのために、その機能を手中に収めたくなる。
「姫子……貴女のここだって、期待してる……」
子供のころから結ばれた二人の関係、出会い、そのものが運命だと思っていた。部活や、友人たち以上の談笑以上に二人一緒の時間が、何よりも楽しい。
「だって、千歌音ちゃんの、すっごい情熱的……」
「姫子が官能的過ぎるのよ……」
姫子の栗色の髪から見せる、ほんのり赤く染まった姫子の肌をそっと優しく後ろから抱きしめながら、胸を掌に収めて、ゆっくり全体に包み込むように愛撫する。
やさしく胸を愛撫しながら、徐々に、徐々に、重点的に千歌音の指は硬く勃起した乳頭を弾くように愛撫する。弄れば弄る度に勃起し、飛び出したかのように人より大きいのは千歌音が愛してきた証拠。ここを弄る度に敏感に疼きを表す声が過敏になっていくのが千歌音を夢中にさせる。
敏感に、この空気を感じ取った肉体は、それだけで痛みにも近いよう電流の走るような心地よさが肉体に走る。
「ンっ……」
「かわいい反応ね……姫子……」
さらに、千歌音は、そのまま唇は姫子の首筋を優しく吸血鬼のように、愛しく恍惚な表情にキスをし吸い上げる。太陽の匂いを吸った、姫子の肌は暖かく、そして甘い。すでに、何か所も浮かんでは消える千歌音からのキスマークは姫子の身体に刻まれている。千歌音のものであるという、この証をつけられるのが、何よりも嬉しいのは、愛されているからか、何とも言えない満ち足りたような心地よさが千歌音のねっとりとした汗まみれの掌から姫子に与えられる。
その証拠に、ぬるぬると、ゆっくりとした手つきがゆっくりと乳房を揉みながら、片手で丁寧にボタンをはずし、ゆっくりと胸だけを露出させた。ハリの良く程よいボリュームの乳房だが、胸全体が敏感で千歌音の手に触れられるだけで悩まし気な艶声をあげてしまう。千歌音に胸を包まれることに幸福を感じてしまう。しっとりとした汗の感覚が、ぬらっと感じてしまう。
「あぁ……」
両方の乳首を弾くように、扱くように弄られながら、その代償なのか、妙に発達したり敏感になってしまったりしているように、ほんのりと火照った肉体が解る。
「姫子のオマンコ……凄いにおい……どれだけ濡れているか、この声だけで良く解るわ……」
毎度のことなのに、千歌音の顔は変質者のように息を乱して、姫子の素肌を熱く火照らせる。域から募る匂いと愛撫に押されて、姫子の淫裂から洩れる汁が泥濘を作り始め、千歌音が楽器を奏でるように水音を弾きだした。
「んっんぅ……あぁっ!」
水音を奏でると同時に、場所を変えて膣の中で別の場所を弄ると、別の音で鳴く姫子の声に、徐々に己の肉体にも強烈な熱を帯びてくる。桃色の乳輪が姿を現して、千歌音の片手の二本の指が、ぷっくりと、いや、ぼってりとしたという表現が正しいほどに膨らんでいる乳輪と一緒に勃起した乳首を縦横無尽に引っ張り玩具のように弄ぶ。さらにプックリと膨れ上がり、乳輪を含めて肉厚な乳頭が勃起するのだから、実際、目にする以上のボリュームになる。
「あぁ、ここも凄い……」
ベッドに押し倒し、改めて姫子の淫裂を撫でつつ吹き出る汗の匂いと膣から漂う淫靡な香りに千歌音自身の膣内もぬちゅっとした感覚が出て、下着が濡れていることに気づく。官能的な湿り気にぞわぞわと総身が粟立つ。柔らかく盛り上がった秘部の感触と、柔らかい土手の上には普段はさらさらとしながらも、汗でしっとりした陰毛の感触に、プルプルとした肉ビラの感触……
「んぅ、あぁぁっ……」
既に出来上がっている肉体、どろどろと漏れる淫汁、掻き混ぜるたびにツルツルぶつぶつ、いつも体験している太陽のように包み込む姫子の膣内を感じながら、自分すらも身震いして果ててしまいそうなほどの衝動が駆け巡る。
名器と言うのは、こういうものを言うのだろうと千歌音の指に吸い付くように抱きしめるかのように包み込む感触に千歌音自身、癖になっていた。細かい姫子の嬌声が千歌音の淫部から蜜が漏れ出し、肉付きの良い太腿を蔦って床は失禁したときのように広がり淫臭の立ち込める臭いを充満させた。ぐちゅぐちゅ、ぐちょぐちょ、これでもかと、隣の部屋の住民が耳を当てて、自分たちの行為を想像しながら自慰行為でもしているのだろう。
千歌音も、姫子が、あれほど感じてしまえば感じてしまうほど肉体の熟れは発情となって身に纏う。結ばれて、初めて交わった日から、毎日している肉体はレズセックスに対応するかのように、もっと適した形になってきたような気がする。
「私も、千歌音ちゃんにしてあげたい……」
恥ずかしがる顔をしながら、淫らな願いに乗り千歌音は動きを止めて、姫子を待った。意図を理解したうえで、姫子は千歌音の制服のボタンをはずし、ぶるんと揺れた大きな乳房が姿を現し、重力に逆らえない果実は姫子の口元に垂れ落ちた。
「千歌音ちゃんの、おっぱい……」
姫子の口の愛撫を、今か今かと待っている。メロンほどの大きさのある乳房の先端にある大粒で肉厚の乳頭は乳輪と共に痛々しいほど姫子の肉体を期待して待っている。
バストサイズは120を超えて、姫子も、これくらいは欲しいと思えてしまうほど大きな乳房に姫子の肉体が震えた。自分の恋人は、どこまで可愛くて、美しく、そして淫靡なのだろ。うっとりとした表情を浮かべながら、口を開き舌を垂らして乳輪ごと頬張るように口に含んだ。そんな美しい身体を持った存在が自分の恋人であり、将来の伴侶であるのだから、もっと気持ちよくしてあげたくもなるし、可愛い声も聞きたい。
セックスして千歌音の気持ちよい声を聴くのは姫子の幸せの一つだ。
「んっ……」
その時の一瞬の姫子の愛撫と性衝動だけで千歌音は崩れ、姫子の肉体に全体重を委ねてしまう。だが、それを苦痛とは思わなかった。千歌音の柔らかな肉体と蕩ける顔が容易に想像できると思えば、この程度のことは苦しみにもならない。
「いい、すご、いっ……」
微かに電流が走った。
「姫子……手つきが……」
さらに姫子は快楽に満たされて体重を支えられなくなった千歌音の肉体を抱きしめた腕を蛇が這うようにしながら制服のスカートに手が入り込む。そのまま、湿り気のある、最も濡れている場所に指を忍ばせた。汗のしっとり感と同時に、今までしてきた愛撫が同時に自分の淫裂がどろどろと漏れている。
千歌音は姫子の愛撫を受け入れている。姫子にセックスの衝動を与えられるだけで今も、膣内は悦びに震える。
その舌と手からくる愛撫の、ねっとりとした感じは、姫子がどれほど千歌音を愛して夢中にしているのか良く解る。千歌音の胸を玩具を与えられた子供のように、しかし、壊れないように繊細な楽器を奏でる手つきで胸を愛でキスするように大きな乳房の先端にある乳頭をつまみながら、口で甘噛みを繰り返す。
「千歌音ちゃん、大きいおっぱい……」
乳輪を親指と人差し指で作ったわっかの中に収めて、中指から下の指は強く握り、玩具のように乱暴に乳房を引っ張る。姫子に乱暴にされることに高揚した肉体が蕩けた千歌音の表情によって現れる。
「んっ……」
慣れるたびに、触り方にいやらしさを感じてしまう。触れられるたびに敏感になる。敏感になっているような感覚に、うめき声を漏らして、それが姫子の肉体をくすぐる。
「姫子……専用だからぁ……」
「千歌音ちゃん……」
もっと、重なり合いたくなった。互いの乳房を重ね合わせて、四つの勃起した乳頭がこすれあうようにして大きな乳房は潰れあう。それだけで一瞬、ビクンとした反応が漏れた。互いに互いの弱い場所は既に知っている。だから、弱いところを突けば、それが興奮となって汗を出し、どろどろとした蜜を簡単に噴き出す。アナルは簡単にヒクヒクと快楽を示すように蠢くのだ。
そのまま、失禁したかのような快楽が互いの淫裂から、じわーっと愛液が漏れて、ビクンと跳ね上がる。今日は、少し感度が良い。汗で塗れた感度のよくなった肉体にまとわりついた髪を払った時だった。
脳髄に電流が走ったかのような衝撃がした後、これからが本番だと二人が艶やかな瞳を浮かべたときだ。
「っ……身体が、熱いの……」
突然、それは来訪した。肉体が熱くなり、はぁはぁと、千歌音は息を乱し始めた。しかし、千歌音の場合は、もっと激しく
「んぅぅぅっ……」
ドクドクと心臓の鼓動が走り出す。
千歌音の肉体から意識を奪うほどの熱が一点に集中しているようにも見えた。
「あぁぁぁぁ……」
肉体に熱さを襲ったのは千歌音だけではなく、姫子も同様であった。急激に肉体が変化を起こしてしまっているような、全体に広がるのではなく、一点に集中しているかのようだ。膣口からダラダラと淫蜜が漏れて一面が失禁したように映る。肉体の中に籠る異様な熱に我慢できなくなり、思わず、床に制服と下着を脱ぎ捨てた。
既に熱によっていつも以上にぬかるんでいた二人のクレヴァスと下着の間に光に照らされた蜜糸が伸びて、どれだけ肉体的に、この熱によって官能的な興奮を得ているのかが解ってしまう。自分の胸や、そういうものが、より強く熱を帯びてしまっているのが解る。
しかも、それが不快ではなく二人にとっては心地よくて仕方がないのだ。欲しい玩具をもらえるような、そういう好奇心に近い感情が、芽生え始めて止まらない。
「んっ、くぅぅぅ!あぁぁぁ!」
何かが千歌音の下半身の付近に集まってくる。
あぁ、とうとう来訪するのかと、その感覚一つでわかった。
未知の物に対する恐怖以上に二人の顔には喜びの様なものがあった。やっとという表情が、そこには垣間見える。これが、どういうことなのか、熱を放出しきれずに、異様なまでにこもった熱気が二人の部屋の中には充満していた。
汗が、先ほど以上に溢れ出て、さらにドクドクと心臓の鼓動が強く早く高鳴り、徐々にだらしない顔を浮かべつつも、それに耐えるように、そして焦れったさから来る感情をどうにかしようとキスをしたり、肉体を触りあいながら己の気持ちと言うのを惜しみなく表そうとしていた。千歌音の下半身に異様な熱が、さらに集まっているのを感じたとき、一瞬、二人で全身を見る。
どろどろになりながらも、なお疼きを止めようとしない下腹部の口が大きく開いて涎を垂らし、ニンフォマニアの淫唇のようにも思える。発情している、その身体が、どうなっているのかいやでも解るし鼓動と共に襲いかかる性的高揚感は抑えられない。こうなると、人は性欲が強くなってし待っていることが未知の感覚が二人の肉体を襲い、徐々に、それが形を作り上げていく。
女子校にそぐわぬ、その形はまごうことなく女性とは無縁の脈を放つ者として君臨している。少女の体と一つになって、少女の体を支配するかのように、大きな熱を持って、それは、この世界に新たに生まれた。本来、女性には存在しない期間が、そこにはある。
ドクドクと脈を打って、徐々に形になっていくそれを見つめ、最初はクリトリスがグロテスクなものに長く太く堅い物に変貌したことに恐怖をしたが、それは本来の肉体の主に従う姿勢を見せつつも、湧き上がる妖刀の様な異質さを持って手に取った物を暴走に落とし込む。生まれたて、いや変貌したての存在は、ジンジンとはれ上がり、真っ赤な亀頭が妙に痛々しくも逞しくも見える。
だが、比較的に、それに対する恐怖もなかった。同時に湧き上がる衝動が少女達の手に握らせようと強く敏感に刺激を与えていく。今すぐに、手にとって上下に扱きたい。肉の塊と棒が狂おしく変化した部分から発せられる強烈な淫臭が二人の脳を淫らに刻み書き換えて醜い性の妄想に駆り立てた。
ドクッドクッ……
変化した淫核は熱い血管の脈動、限界以上まで膨張したクリトリスが生々しく男性のソレと似始めている。本来、醜い筈の存在に二人の顔は歓喜に満ちている。違和感など、初めて肉体に、そういう変化が起これば、どういう状況であれ混乱に陥り何か恐怖感のような物を感じる筈なのだろうに、二人の顔からは、そういう物が一切ない。
「あぁ、凄い……」
好奇心が、そのグロテスク具合などをどうでもよくさせてしまっているのだ。
姫子の肉体は、未だに変化はしなかったが、その分、肉体が千歌音のように、いや、もしかしたら、それ以上に淫らで、あどけない顔をして、女として女を魅了するには調度いいフェロモンを放つような肉質に変化している。
乳房も、自分と同じくらい大きく膨張しているというのに、その胸のふくらみ、形、そして広がる桃色の乳輪と涎が滴りそうになるほどの大きく肉厚な華の蕾とも評することのできない乳首。それを見て千歌音は抑えることが出来ないほど、理性が崩壊してしまいそうなくらいには興奮してしまう。姫子のいつも以上に大きな乳房に大きく淫らさを感じてしまっている。
姫子も同様だった。互いに漏れる淫蜜のことなど気にすることなく、千歌音が呼吸しただけで、変貌したばかりの千歌音の剛直が上下に跳ね上がる、その剛直に嫌でも目が行ってしまう。心臓の鼓動に合わせるようにビクビクと血管が動くさま、まるで、姫子を種付けしたいという、本能が目に見えているような醜さに肉体と心は高揚感は、その卑しさに性欲の象徴であると言っても良いソレに対して心地よさを覚えた。
女性のクリトリスが変化しただけだというのに、その卑しさには心を惹かれてしまうほどに姫子は頬を赤く染めた。姫子を犯すことだけを考えている、性欲の権化の塊、ある種の、もっとも姫子への愛が詰まっている。
「こういう時って……」
頬を染めながら保健体育の授業の内容を思い出す。
ふたなりが出てしまう学校だからこそ、実践は無いにしても、気持ちよくなるための術と言うのは必然的に学ぶ。どう扱えば気持ちよく、相手を射精に導くことが出来るのか。中には趣味に淫語を教える教師もいるし、どういう言葉に反応して感度を高めあうのか。知識や、何もかもが経験したかのように脳裏にアメーバのように蔓延り始めた。
どうすれば、相手を下品に昂らせることができるのか。性器の名称まで復唱することはないにしても、いやに脳裏に残ってしまう。だから、教科書に載っている単語も……初めて行うことに対して緊張するように、脳裏に授業で習ったことが走馬灯のように蘇る。
そういう時、このグロテスクな剛直をどう言えばいいのか、それも知っている。だから、教えられたとおり、頬を染めて恥ずかし気に口から、その言葉を吐いた。
「千歌音ちゃんのおちんちん……」
姫子が躊躇いなく少し、顔を近づけて悩ましく、そして愛し気に千歌音の剛直に淡い桃色の唇で千歌音の亀頭、鈴口の射精を司る部分にキスをした。ビクッと初めての感覚に千歌音の反応に合わせるように、剛直も跳ね上がり、千歌音と一つ、これも千歌音であると理解し、恐怖以上に、好奇心のほうが強かった。
だから、もう一度、や若い唇と亀頭がキスをする。
触れるたびに愛しい。
だが、まだ、畏れのようなものがあるのか、舌先が亀頭を軽く小突くような愛撫。
初めての場所による愛撫に一々反応して、ビクッと跳ね上がり姫子の口から逃げようとする。
「あん……悪い子……」
だが、芳醇な雌の香りを発散する淫唇からは節操のない子供のように涎を垂らし、少しの刺激を与えた亀頭からもドロッとした透明の雫が出来ていることに気付いた。
まるで昔の自分の感情を誤魔化していた千歌音自身のよう。でも、本心は自分とセックスがしたいという本音が駄々漏れなのが良く解る。そんな千歌音が姫子には可愛くて仕方がないから、もっと、愛撫をしたくなってしまう。
「エッチなお露がいっぱい……」
「姫子っ……!?」
「私もエッチなお露でいっぱいなんだよ?」
中腰になって、M字に足を開き、姫子は己の湿った陰毛の生え揃った、さらに下の沼地のような淫唇を両手で開き、糸が引いている程の透明の液体が太陽に照らされて、余計に淫靡に光る。さらに、同じ熱によって千歌音のようなグラマラスな身体になった肉体だ。
姫子に、その意図がなくともムチッとした肉体を強調するようなポーズに己の剛直を手で咥えられて舌を出し、今か今かと千歌音の脈打つ剛直を舐めようとしている姿は、AV女優のように淫猥な顔のよう。そんな挑発的な態度をとられれば、剛直は余計に硬くなるし、この体を蹂躙する悦楽を思うと千歌音は震える。
手に添えられた剛直から伝わってくる微々たる振動、千歌音が何を求めているのか、自分に何をされたいのか手に取るようにわかってしまう。少し擦るだけで千歌音がビクッと反応し、宮様としての威厳を感じさせない可愛らしい女の子としての千歌音が姿を現す。
眉をひそめて、頬を赤くし、子犬のように期待と不安で彩られた年相応の少女の姿は、これから愛する人に何をされるのだろうということを期待している女の子であると同時に雌の顔だった。
「素直になれない悪いおちんちんは、こうしちゃおうね?」
姫子自身も、こんな千歌音の前で強気になれてしまうことに驚きながらも己も千歌音の剛直が欲しくてたまらないほどに発熱した体の欲望に応えて少し自分の指で淫裂に手を添えた。欲望のまま、そこには千歌音を欲する媚肉が涎のように愛液を漏らし、視線の先にある赤黒く血管の浮いた極太の剛直を視線に入れてしまうだけで失禁したかのように蜜が止まることなく流れ続け、添えた手にはどろどろの淫蜜が纏っている。
(あぁ……おまんこ、千歌音ちゃんのおちんちん、欲しがってる……)
もう己の身体の全てが千歌音の剛直を欲しがってしまっている。
我慢できずに千歌音の剛直の裏筋を舌でれろりと舐め上げた。淫猥な匂いが舌に走りながらも不快感を感じずに、さらに、れろぉっと舌を這わせビクンビクンと蠢く、剛直を無理やり拘束して唾液とカウパーの混じった止めどなく流れる液体を絡めるように舌でなめとった。カリの敏感な部分をなめとられて、痛みと快感は紙一重な刺激が千歌音の肉体に走る。
「あぁ……ダメ……姫子……っ!」
思わず弱音を吐いてしまった千歌音を見て、姫子はさらに自分の敏感な部分がいつもは小さな姫子の口の中にねじ込むようにしながら無理やり頬張った。
(千歌音ちゃんの感じてる声、いつも通りなのに、かわいい……おちんちんのお汁、なめたい……もっと、ほしい……)
おいしそうに、じゅぶじゅぶと吸い上げながら、舌がレロレロと亀頭を愛でる。肉体の火照りが止まらない。熱くなるたびにポトポトと雌汁が落ちて尻尾のように糸を引いて垂らしていた。
「あっあっ……」
(すごいすごい、口の中でドクドク脈打ってる……匂いもすごい……こんなの、もっとほしくなっちゃうよぉ……)
猫のようにしなやかな腰つきで自分の剛直を強欲なまでに口を窄めて下品な顔を浮かべつつも頬張る口の中は非常に暖かく、どれほど全身がほてっているのかが直ぐに解るし、尻尾のように流れ落ちる愛液を見つめてしまうと一瞬、発情した猫のように姫子が映る。
千歌音の剛直に夢中になる姿は、千歌音の膣を愛撫するときも淫らだが、形状が違うだけで、こうも感覚と愛撫の仕方が違うものかと一本の剛直に支配されるように愛撫されるたびに大きく千歌音の全身もうねるし、呼吸するたびに口の中の温かい息に包み込まれて立っている力すらも奪われていくようで、それに耐えるのも必死だ。
髪がふあっと揺れ、悩ましげな顔を浮かべて姫子の愛撫をありのままに受け入れながら、意識がとろけ始めている。卑猥なまでに勃起した大粒の自分の乳輪と乳首が苛めてほしいかのように震えている。
姫子がじゅぶじゅぶと、剛直を口の中で舐るたびに膣口から夥しいほどの雌蜜が流れてしまう。剛直に全てを支配されたかのように立つことすら困難になるほど。呼吸をするたびに発汗される感覚に意識を失いそうにもなる。
「じゅる……じゅる、んっ……じゅる、れろ……」
膣内を抉るときのように姫子の舌が攻める鈴口を割って侵入者となって快楽を襲ってくる。ほじくられ、抉られるたびに口の中でビクビクと暴れまわる。柔らかい姫子の立派な尻肉が、そのたびに踊り、肥大化した乳房も揺れ動く。
そういった視覚的な効果と膣内を侵されているときのように内面が姫子に侵されている何重もの感覚に徐々に、箍が外れていくような感覚が芽生えていく。
(千歌音ちゃん、私の舌で感じてる……エッチな匂い、おいしいジュース……)
口の中に含まれた剛直が爆発する前兆であるかのようにギュッと大きくなり始めていた。さらに、尖らせた舌は写生を促すように攻めあげる。
「うっ、グっ……あぁぁぁぁっ!」
それでも止まることのない舌先の愛撫にドッと、千歌音の肉体から何かが噴き出るような感覚が襲う。肉感的なボディが暴れまわり楽の予兆は、初めての射精だというのに抑えることもできず、我慢が出来ないと言ったように、それは白濁液の噴水が上がった。
びゅるっびゅっ、ぶびゅ、びゅるっ、どぴゅどぴゅっ……
壊れた蛇口のようにとめどなく射精する瞬間の音が聞こえてくる程には激しく白い液が爆発したように吹き出てきた。口の中に勢いよく出されたものが飲み干しきれずに口の中にたまり、頬が風船のように膨らみ少し吐き出してしまう。
だが、少しでも千歌音が出したものは、この体に抑えたいと思えるほどに愛している姫子は精一杯で、もう口から出さないように手で何とか大量のザーメンを口の中で保護していた。
「あっつい……千歌音ちゃんの、熱くて……美味しいよ……」
千歌音は出した瞬間に、物凄い愉悦感を感じることが出来たし、その表情を見るだけで満足な顔を浮かべてしまう。射精した瞬間の心地よさと、自分の精液を顔全体に浴びた姫子の、その満足そうな表情を見ていると支配欲のようなものが芽生えてくる。苛烈に自分という存在に対して姫子の支配を意識した途端、もっと姫子をめちゃくちゃにしたいと沸き上がる。
射精すると同時に、己の身体でさえもバラバラになったような衝撃が食いかかるように襲いかかって来る、その感触でさえも心地いい。未知の存在に食い破られてしまいそうだと思った一瞬の場所から、一気に遠くへと導かれたような時だった。まだ、ビクッビクッと肉棒が動くたびに出しきれていない精液が赤い亀頭の先端から放出されて肉棒から、何度も火花が放たれたように何度も弾け跳ね上がり少しの痛みが亀頭に走り、姫子の口から勢いよく飛び出し、止まることなく姫子の顔面を精液で塗りたくった。
それを真正面に受け止めた姫子は一瞬、放心状態になっていたが、強烈な千歌音の精子の匂いによってすぐに現実に戻り、恍惚な笑顔を浮かべる。さらに、口いっぱい射精させられた千歌音の精子が口いっぱいに広まり、収まりきらずに口の端から漏れ始める。さらに、舌を出し千歌音が姫子の口の中に出した精液を見せつけて、そのまま、飲み込んだ。
「んっ、あ……千歌音ちゃんのおちんぽミルク……いっぱい、飲んじゃった……おいしい……」
「ンぅ……」
その一連のしぐさと、”ちんぽ”と、言う言葉を聞き、千歌音自身、言いようのない支配欲に襲われる。
それが妙に支配欲を煽られているようで、どろどろの精液を浴びてトリップして淫臭を放つ姫子の姿、これを男が下卑た面で姫子を凌辱していれば屈辱に塗れ姫子を殺して自分も殺していたことだろうが、自分がしているとどうして、こうも自分のザーメンを吐き出して白濁液を顔全体に浴びて、うっとりとした恍惚な表情を浮かべてる姫子を見てしまえば愉悦が高揚感になって襲いかかる。
「メスザーメン、おいしかった……?」
千歌音の問いに姫子が淫らな笑顔を浮かべて頷いた。
「おいしくて凄い……あっつい……火傷しちゃいそうだよぉ……」
「あぁ……姫子……」
「おちんちん、大きくなってる……まだ、欲しいんだね……」
顔中についた白い精子を手に取り集めて、口にズズっと音を立てて口に含み、大きく口を開き再び飲み干した。
人から見れば、そういうものでもないというのに、愛する人のものになると、どうしてこうも甘美なのかとうっとりしてしまう。初めて顔に祝福のザーメンシャワーを浴びた姫子はスイッチが入ったようにキスだけでは飽き足らず、亀頭だけを桃色の舌が這うようにしつこく、舐め回した。
勃起して変貌を遂げたクリトリスの亀頭の割れ目から透明な液体が漏れ出している。性欲はしつこいほどに上昇し、そして、余計に全てを愛しく思えてしまう。千歌音の抱く、自分への欲情が、この股間の異様な太さを持つ存在だとすれば、何よりも愛しいと思うのは姫子からすれば当然のこと。
普通の男性のそれではなく、千歌音の剛直は姫子へのまっすぐな愛を象徴しているようにも見えた。故に、精いっぱい奉仕することで千歌音への感謝の気持ちを姫子は大げさに表す。そして、これから、この剛直が自分を破壊するまで射精するのだということを悟ってしまえば少しは苛めたくもなる。精液でテラテラと光っている亀頭を再び、頬張った。
一度の射精では物足りなかったのか、まだまだ、それは強弓の如き勇壮な弧を描き、剛健で巨大な肉竿を、野太い血管が縦横無尽に走り、さらにドクドクと力強く脈を打つ。品の良い肉の薄い唇がはしたなく開かれて、お嬢様とは無縁の存在を口に運ぶ。
少なくとも一般の男性よりも太い亀頭の部分が口に吸いこまれるように飲み込まれていくのだ。その姿を見てしまえば、千歌音とて感嘆の表情をしてしまう。
「あぁ……姫子ぉ……んぅ……」
熟れた果実のように可憐な桃を思わせるほどの亀頭と、それを包み込む赤黒い肉棒と言う剛直、その千歌音の思いが、どこまで姫子を思っているのか、どういうことをしたいのかわかるには十分すぎる、千歌音の美しさにはアンバランスな歪なものは姫子に対して抱く性欲と言うものが良く解る。頬裏の柔らかな肉と精液、そして、己の唾液と舌が密着して生物のように絡みついてきた。
「ゴゴッ。ンゴッ。ンフッ……ジュルッ」
高々、一本の剛直を支配されているだけだというのに、全身を姫子の口の中全体で肉体全てを包み込まれるような感覚が襲い掛かる。
姫子は、そのアンバランスなものに魅了されて、そのまま、姫子は千歌音の剛直を抵抗もなく頬張った。仮に男の持つ性器そのものであれば嫌悪感を生み出すほどだというのに、なぜか、そういう感情はわいてこないし、寧ろ、千歌音のモノであると思えば思うだけで愛しい。愛しい女性の一部と考えてしまうだけで、その変化した剛直が姫子にとって、普段は汚らわしいと思える男性器と酷似したそれは、千歌音のだからこそ意味がある。
千歌音のだからこそ愛しい。
千歌音だからこそ……
成人男性のそれよりも遥かに大きい、姫子が頬張っても、まだ半分ほど余裕のある大きさ。色欲に彩られた瞳を浮かべてしまうほどに。
「あぁ、姫子が私の……を……」
今日は、まだキスすらしていない、いつもはキスをするための淡いピンクで彩られた唇が、舌が絡みついてくる。その匂いを口全体で感じ取ると姫子の身体は火照りだす。
千歌音の、その剛直は媚薬になるかのように姫子を狂わす成分を肉体に浸食させる。
自分の異形のモノを愛しそうに口に含む姿は見ていて千歌音の性欲はより高まる。それに反応するかのようにドクドクと姫子の口の中で蠢いている。ビクッと跳ね上がり、思わず姫子の口から飛び出てしまう。
(あぁ、どうしよう……このおちんちん、凄い愛しいよぉ……)
蕩けた上目遣いで、千歌音を見つめる姫子の表情を見るだけで鼓動と熱は激しく生まれる。それだけで、全身に言いようのない未知の快感が走る。姫子は平然とキスだってできる。だからこそ姫子は、膨張した淫臭の漂う興奮から赤く染まり始めたカリ首を蛇のように這わせて、千歌音の剛直のすべてを味わおうとしていた。
再び目を瞑りながら、チロチロと舌先で抉るように愛し合う。千歌音が一番気持ちよくしていたような顔を浮かべていたのを思い出し、何度も何度も責め立てる。
(この色も、形も……匂いも……)
姫子の愛と熱の籠ったフェラチオ、裏筋を舌で舐められるだけで一々、千歌音はビクビクと跳ね上がる。一本の異形の剛直だけで支配されてしまい、ただでさえ大きな乳首が熱くなるほど勃起している。
「あぁ……姫子……」
「千歌音ちゃんも、ビクビクって、可愛いよ?」
言われるたびに大きくなっている気がした。太くなっているそれ、姫子の言葉に翻弄されるように性欲は表に出るように大きくなる。
「ひ、姫子、一方的に私がされるのは……悪いわ……」
私にだって、姫子にしたいというように一度、その剛直を離すようにお願いするも、口惜しそうに離した。支配していたはずなのに、支配されている心地よさに酔いそうになる。精液と先走り汁、そして唾液の絡んだ白い糸が切れて肉体の汗と絡み濃厚な性の匂いを生み出す。これ、一つが変化するだけでここまで肉体は、こうも与えられる刺激が変わるものなのかと血管の中で悦楽が躍るような刺激が駆け巡る。
「姫子……」
熱く滾る剛直を姫子の肥大化した乳首に自分の剛直を埋め込むように、乱暴にぐにぐにと音がしそうなほど押しつぶした。己の剛直を亀頭で、何度も何度も押し付けた。鈴口が開きそうになるほどに、ぬるぬると擦り付ける。姫子も右手で掴み、そのまま塗りたくっていた。熱が伝わってくる。掌から、その剛直を通しての火傷しそうなほどの熱さが。生暖かい先走り液を塗りたくっていると、それだけで温度が伝わって、共鳴するかのように姫子の肉体の奥まで、より熱くなりそうだった。
赤黒い亀頭を見つめているだけで、今以上に気分が淫らになって、姫子の淫裂から淫蜜がどろどろと、さらに流れ始めていた。疼きながら、媚肉の生み出す蜜は、より多くなり濡れていくのが解る。
少し、鈴口と乳首が重なるだけで過敏な電流が互いの肉体を走る。一か所のことだけなのに、どうして?と二人が心の内で叫ぶも、止めることの出来ない快感に蕩けた顔を浮かべてしまう。
「千歌音ちゃん……私のおっぱいも……あぁ……」
「ふふ……姫子のエッチな乳首ね……」
千歌音が、プックリと膨らんだ乳輪に塗りたくる。姫
子も合わせるように右手で寂しがり屋な涙を流すように蜜を垂らす淫唇を自分で慰めていながらも、千歌音は目の前の快楽に夢中になり、それに気づくことはない。
「ぐにぐに……おちんちんと、おっぱいのキス……んっ……」
いざ、自分の大きな胸を見ても、そこまで興味は沸かなかったし、姫子が大きな胸を愛するたびに、そんなに、この胸がいいのだろうか?と愛されることに嬉しさは覚えていたが、いまいち、実感はできなかった。だが姫子の、その肥大化した胸を見つめた瞬間、もっと、揉みしだきたい。もっと愛したい。舐りまわししゃぶりたい。この舌で舐り愛したい。これが、姫子の見ていた世界、その豊満で大きな胸と言うのは、魅力で溢れているのかと暖かくて豊満な胸。
剛直の先から生まれ出ている先走り汁が精液の匂いと交じり、より濃厚になる。
「あぁ、これが姫子を身体ね……とっても、エッチ……」
「お漏らししてるみたい……恥ずかしいよ……」
「私の体で興奮しているんでしょ?嬉しいわ。」
姫子の肉体は剛直を待ち望んでいる。自分の剛直も恐ろしいほどに勃起し、牝でありながら雄臭いにおいを発散する姿に恐怖を覚えるも、それ以上に高揚感が全身に血液の代わりに流れ出していると錯覚してしまうほどの興奮だった。
「ギンギンに硬ぁい……」
「姫子、おちんちん……じゃなくて、ちんぽって呼んで……」
恥ずかし気に口にする千歌音の口に思わず、姫子が綻ぶ。思い返せば、その言葉を口にするたびに千歌音の剛直の脈動は凄まじい。
「ふふ……そっちのほうが興奮するの?」
恥ずかしさを表すように千歌音が肯定も否定もする言葉を吐かずに、身をよじるように、少し姫子から視線を外して頷いた。言うだけで、だいぶ苦労したのだろうと、その努力が思わず可愛く見えて細やかな彼女の欲求に答えるように頷いた。
「良いよ……千歌音ちゃんの極太ちんぽ、奉仕してあげる……」
その剛直から伝わる脈動に姫子の淫唇も今まで以上に強気疼きを与える。この剛直が自分の膣を貫いてくれないかと、早く早く望んでいるのが嫌でも肉体が求めているが伝わってくる。千歌音も脈動と淫口が止めどなく流れていることに気付く。
あぁ、姫子にしてもらいたい。
その感情、その欲求を満たすために宮様としての毅然とした表情を壊すことなど、安いプライドにしか過ぎない。姫子だから。姫子が相手だから、何もかもが。
「ここ、凄い熱い……」
「千歌音ちゃんも……んぅ……」
本来は肉体を内側から満たすほどの濃厚なザーメンが欲しいのだが、それでも、まだ、口も千歌音のどろどろの濃厚ザーメンを欲しがって舌を出しておねだりしている。その肉体の欲求にこたえるために、裏筋に舌を乗せて湿らせるように、そのまま頬張り、頬まで押し付けた。
メインディッシュは最後まで取っておくべきなのだろう。
「姫子ぉ……あぁ……!」
再び訪れた姫子の口の温かさに、今一度、射精してしまいそうなほどの衝動が走り、亀頭が再び膨らみ始めていた。そして、それはより大きなサイズとなったかのように肥大化したはずの剛直が再び膨らみ、姫子の口には収まりきらないほどに逞しいものとなっており、口の端から様々な要素の混ざり合った蜜がたれ流れる。
姫子は、これを苦痛とは思わなかった。千歌音の愛の証と思えてしまえば、快美の痺れが電流となって全身に走り、肉体は余計に、この剛直で貫いてほしくもなってくる。
「姫子がぁっ……もう一度、お口の中で、おちんぽ、ぺろぺろしてる……」
千歌音がはぁはぁと息を漏らしながら、見つめてくる。穴が開きそうなほど熱い視線を送られて、ゾクゾクしてしまう。
「千歌音ちんぽ良い……千歌音ちゃんの、くっさいくっさいおちんぽみるくの匂いが、口の中に広がって……」
舐めるたびに入り込む匂いが、姫子を淫らな世界にトリップさせる。たまらず、左手は自分の淫裂に手を伸ばして弄り始めていた。ただでさえ敏感な状況の淫裂の中を抉るように弄るのだから、淫蜜が嫌でも溢れてくる。
「私のちんぽを口の中でキスしながら、オマンコもいじるなんて……なんて、淫らな彼女なの……」
口では罵倒するような言葉を言いながらも千歌音も興奮を抑えられないのは同じ。実のところ、己の精子を浴びて、さらにもっと姫子の愛くるしい愛撫を欲しがっている。
「私のザーメンを浴びたいだなんて、貴女のお口が、そんなに淫らだとは思わなかったわ……」
千歌音のものでなければ、そこまで乗ることもなかっただろう。
「ふふ……姫子……」
「あ……」
ベッドに座り、姫子は、それでも離そうとしないように中腰になって千歌音の剛直を愛でていた。そんな姫子の胸を乱暴に鷲掴み、強く揉まれ、引っ張られた乳首を引っ張るようにして、縦横無尽に形を変える。盛り上がった双丘を丹念に揉みしだきながら、そのたびに、敏感になっていた肉体は絶頂するかのように姫子の肉体に快楽電流が走る。
「千歌音ちゃん……熱い……」
胸の中に挟まれた肉棒が、さらに肥大化している。直接的に素肌でビクビクと弾む灼熱を帯びた剛直を艶のある舌で鈴口を舐めあげ、キスをし、そのままカリ首を口の中に頬張った。
「このおっぱい、千歌音ちゃんとおなじくらいかな……?でも、収まらないね……」
「姫子……あぁ……」
姫子の暖かさのある柔らかい乳肉に剛直が包み込まれるも、収まらない剛直。胸の谷間に固くいきり立ったモノを柔肉で凌辱されている気分は愛する人にされているなら悪くない。
剛直の中にほどばしる灼熱の全体で感じ、そして、刷り込まれたように姫子は恥ずかしがることなく、口いっぱいに剛直を頬張る。頬の肉が飛び出すほど、全部、入らない姫子の口の中。心地よさを隠そうとしない千歌音の顔を見てしまえばゾクゾクと会館電流が走り、もっと奉仕したくなる。
「おっぱい、揉むの気持ちよさそう……私も、千歌音ちゃんのおっぱいを揉む時、そういう顔しちゃうんだよ?」
巨大な乳房を凌辱されているにも関わらず恍惚な顔を浮かべてしまう姫子の顔に更なる高揚感が襲う。姫子の胸に、自分の異形を挟み込み、前後にピストン運動を繰り返すことへの気持ちよさ。
「千歌音ちゃんのちんぽ、熱くて、おっぱい火傷しちゃいそう……」
「だって、柔らかくて姫子のようにやさしく包み込んでくれるんだもの……」
乱暴にされながらも感じてしまうのは、この高揚感から来るものなのだろうか。恥ずかし気や、そういうものが消えていく。ただ、もっと気持ちよくなっていく。
「私のこれを、姫子のおっぱいはおまんこのように包み込んでくれるのね……」
「だって、千歌音ちゃんのだもん……どんなことされたって包み込んであげたくなっちゃうよ。」
「姫子……」
彼女の献身的な慈愛の心に喜々として腰を振り続け、姫子を気持ちよくさせることを、何よりも恩返しと感じ取る。こうして、胸に剛直をこすりつけて、先端が唇に当たりキスをされるだけで満足感が高まる。少し、腰を振るのに疲れれば姫子が口の中で舌を蛇のように巻き始める。どちらにも、どろどろと悦楽が広がってしまう。
「私の、おっぱい、気持ちい?千歌音ちゃん……千歌音ちゃんのような、おっぱいになりたいって思ったら、こうなったの。」
姫子が悩ましげに、剛直を開放しながら赤く染めた頬と、熱のこもった視線で千歌音を見つめ、そして、しつこいほど剛直を愛した。ずりゅずりゅ音を立てながら、胸と舌で日ごろ愛している人を奉仕するのは悪い気分ではない。
「姫子……あぁ……お口でされるの気持ちいの……」
「ん、嬉しい……」
己の口いっぱい開いて、すぼめながら自分の剛直を味わう下品な顔の姫子が千歌音の中で嗜虐心をそそる。姫子の可愛らしい口を自分の剛直が凌辱するだけで肉棒の感覚が愛しい。唾液とカウパーが混ぜたドロッとした汁に包み込まれながらも知らなかった愉悦が肉体に刻み込まれて癖になってしまいそうだ。
その大きな胸で包まれながらされていると、射精欲も異様に高められるし、その肉体を己のザーメンで汚したくもなるし、いじめたくもなる。
「ち、乳首、つまんじゃっ……っ!ダメだよぉ!おっぱい、もっと!凄い感じちゃうからぁ!」
「ほら、お口から、ちんぽを離してはダメよ?姫子は、私のなのだから……」
どういう状態であろうと自分の好きにしても良いと口にして淫魔のような顔を浮かべながら、巨峰のような乳首を牛の乳を搾るように抓り、縦横無尽に引っ張るだけで甘い吐息と嬌声と電流を漏らす。
「んっんぅ、んっ!」
吐息を浴びて嬌声を聞くたびに千歌音の女根は、より、いっぱいに力みかえり、赤黒い亀頭をはちきれんばかりにしている。熱くて硬い剛直を使い、さらに、全身を玩具にされた高揚感から胸の大粒な乳首から胸を乱暴にされて嬉しがる姫子のMの部分が千歌音の欲を満たすかのように剛直がより大きくなるような気がした。乱暴にされるだけで小さな絶頂が胸を肉体を襲い、意識を奪おうとする。ぎゅぅっと胸をつまむような感触が千歌音への奉仕を忘れさせる。
「お口でいっぱい、おちんぽ奉仕してぇ……」
姫子の口の中で亀頭が胸の中で陰茎が、ビクビクと千歌音のペニスが脈打った。舌先で亀頭を舐めまわすだけで漏れ出す先走り液、喉に運び、身体を通すだけで、媚薬のように広がり、肉体が熱くなると同時に、姫子自身の股間が膨張するような熱を感じた。
その熱が癖になって、もっと欲しくなる。二人の浮かべる顔は苦悶ではなく悦楽そのものだ。
「もっと……もっと、おちんぽ汁、頂戴……千歌音ちゃん……はんっ……ん、じゅる……じゅるる……おいひぃ……おちんぽじりゅ、しゅっごい……」
「千歌音ちゃんのちんぽぉ……ちゅっ……」
「んっ」
鈴口を舌先でキスされるだけで千歌音は射精欲を促されそうになっていた。姫子の喜悦に満ちたフェラチオは千歌音の理性を完全に狂わしそうなほど下品な顔立ちだ。
「先走り汁の臭い、凄い……」
授業中すらも我慢していた千歌音のギンギンにいきり立つ、その美貌に似合わぬ凶悪なサイズの肉槍はスカートの上からでも解るほどに確かな形を露わにして反り返るほどだ。さらに、嗅覚を乱してしまうほどの臭いを教室中に発散するほど、下半身は露骨なまでの素直さで姫子を求めていた。
我慢することすら億劫だったはず。舌を使い、淫らな音を口の中で建て、その感覚があまりにも心地よく千歌音が思わず立ち上がり荒っぽく腰を激しく性器のように口を扱われてディープ・スロートを繰り返される。元より大きい千歌音の剛直だ。奥へ喉へと意図もたやすく突き刺さり、千歌音の性玩具になっていることのように口の中でストロークを繰り返されてに喜びを覚えて快感が広がり、姫子と千歌音の股間を熱く濡らす。
「こっちも……」
「んっ!?」
裏筋に噛み付くようにチューチュー吸い付きながら、ペニスを扱き、そして、空いた手は千歌音の膣内へと侵略する。今まで、剛直の相手ばかりされていたせいか不意打ちに膣内を責められ、思わず千歌音の肉体がきゅっと引き締まった。
「おまんこ汁、凄いね……」
リズミカルに淫口に指を出し入れし、本来、あることのない二つの性器から体液が漏れ始めて飛び交い、姫子の顔に千歌音の体液がどろどろになる。ぱっくり割れて濡れた股間は、これから生えるであろう姫子のソレを待っているかのよう。
それを理解しているように姫子も指で愛撫してあげた。締め付けるような千歌音の膣、全身を淫らに舐めまわす、千歌音の姫子に向ける性欲を現したかのような淫らな滑り。漏れる千歌音の愛液の感触と嬌声の興奮で、太腿を蔦って淫蜜が流れる感覚が興奮させる。時折、苦しくなって剛直を離す姫子の息を吐きだす姿が発情した雌犬のように見えた。
剛直と同時に膣内まで攻めあげられる感覚は、人として気持ちのいい場所を二カ所同時、快楽でくるってしまいそうになるほどで、剛直が生えたとしても根は女なのだという安心感も与えるが、やはり、それ以上にピンクに上気し、盛り上がった美肉は如何にも食べごろだ。
二か所の急所を制圧される気分は、より、射精欲を疼かせる。思わず逃げようともがくが、姫子の剛直の愛撫よりも上手い媚肉への愛撫は足から力を奪っていく。剛直を手で扱かれながら、熱い吐息を吹きかけられれば甘い刺激に肉が疼き、痺れたような悦楽が千歌音を乱す。肉ビラを口で包まれ、千歌音がいつも以上に大きな嬌声をあげた。悦んでいる。
「千歌音ちゃんの肉厚オマンコ……オマンコ汁、おいしい……」
「姫子……凄い……いっしょ、だ、だめっ!」
淫らな言葉と声の振動に肉体を酔わせて、何度も絶頂の証である悦楽の汁が生み出される。膣口の周りにベトついた牝汁が纏われて、くちゅくちゅと膣内と肉棒の愛撫する音が響き、射精する前から、何度も何度も姫子の舌技でいつも以上に敏感になった性器を愛されたことで、白く脳内が染められていく。悦びの余韻に浸る暇はない。
「も、もう、いってるぅ!おまんこ、なんかいも、いってりゅのぉ!」
全身が何度も姫子の愛撫によってビクビクと疼くほどに愛された。姫子の顔全体に千歌音の悦汁を浴びて嬉しそうに姫子自身の媚肉はひくひくと揺れて頭の中に剛直で埋もれる己の姿を妄想して興奮してしまう。
「今度は、また、おちんぽに、してあげる……」
この凶暴な剛直に愛される期待から、再び姫子の口の中の暖かさ、それで淫裂までぐちゅぐちゅにされてしまうのだ。必然的に気持ちよくなった千歌音の腰の動きが姫子の口を道具として扱う、その動きが早くなる。さらに、口の中で亀頭が膨張するのを感じた。
(あぁ……もうすぐ、射精しちゃうんだ……)
口をすぼめながら、剛直を圧迫する力を強め、より、下品に音を立てて吸い上げた。飲まれてしまうかのような心地よさに宮様としての凛々しさを捨てたかのような雌の顔を浮かべてしまうほど。
「千歌音ちゃんのおちんぽ、とってもおいしいよ?おまんこ汁も美味しい……」
ふと、言葉を上げて、いとしい恋人の顔を見るたびに、じゅぶじゅぶと口の中で掻き回すように剛直を音を鳴らして吸い上げる姫子は本物なのだろうか。自分の膣を抉るように吸い上げる姫子の姿も、こういう顔をして満足しているのだろうか。想像するだけで甘美な感覚が、より倍加される。
「ねぇ、姫子は私のおちんぽと、おまんこ……どっちが好きなの?」
気になって聞いてみる。ちゅぽっと、音を立てて扱きながら上目づかいで千歌音を見つめた。獣のように這いつくばり、下品に口を窄めて、ぶるんぶるん、胸を揺らして自分の剛直にどん欲にまで吸い付く彼女の性的な魅力に改めて取りつかれる。
レズセックスしてる時も、こういうセックスも、どちらも自分が知らないくらいに攻めてくる姫子。いつもの人形のような可愛さとは真逆に位置するものを持っていて、千歌音は毎回、翻弄される。
「千歌音ちゃんのなら、何でも……だよ。だって、私の大好きな千歌音ちゃんのだから……」
剛直を手で扱きながら、今度は口を淫裂に突っ込み、とろとろになった媚肉を抉り始めた。とめどなく溢れる、二つの性器から生れ出る快楽は千歌音から歓喜の涙を流してしまう。
「んぅっ……おちんぽと、オマンコ、一緒はだ、め……なのにぃ!」
姫子も何度も何度も口の中で喉に突き刺されるような感覚に意識を失いそうなほどの圧迫感に嗚咽してしまいそうになるが、千歌音の腰の動きは止まることが無いし、さらに、再び口の中で大きくなっていくのがわかる。
(あぁ……千歌音ちゃん、おちんぽ射精しちゃうんだ……)
何かがこみあげてくるような感覚に千歌音も感じたのか、胸への凶暴な愛撫をやめて両手で姫子の頭を掴み、そのまま強引に口の中に剛直を押し込んで、何度も出し入れを繰り返した。息が出来なくなる苦しさと喉に当たる衝撃、貫くような腰使いに、肉体改造を受けたかのような姫子の、今まで控えめだった乳房が揺れ弾んだ。千歌音が、その愛する少女の爆乳を確認するだけで、痛いほど、その口の中で巨根が反り返り、どれだけ興奮しているのか姫子は知れば知るほど悦楽に支配された。
ぶるんと揺れる胸、姫子の大きな乳房、正直な巨根は姫子を欲しがるように心臓の鼓動に合わせてビクンビクンと上下に揺れて、鈴口の先から今か今かと姫子の胸を期待するように涎を垂らしていた。
それに反応するように淫蜜もどろどろと音を立てるかのように流れる。
それは姫子も同じこと。
千歌音とのセックスのことしか考えられない自分が犬のように発情し、舌を出して、淫靡な形をした、媚肉はドロドロと灼熱を帯びて来訪者を待っている。
千歌音が一瞬、射精する。と、その感覚を思い出し動きが硬直した。
姫子は本能で悟ったかのように、すぐに千歌音の口の中の剛直の亀頭を舌で転がして、じゅぶじゅぶと音を立てて吸い上げる。
「あぁ……おちんぽ、姫子にかけちゃうっ!」
胸で挟むことも忘れて、優雅に振舞おうと余裕を見せて対処しようとしていたが、予想以上に追加された機能の快楽に振り回されて全身が痺れたかのように、何もできず姫子の口の中の生暖かくも甘い感触に酔う。
「おちんぽ……千歌音ちゃん、お恵みのおちんぽみるく、私にちょうだい……」
媚びるように舌を出して発情をアピールするよう犬のようにトロンとした顔を見せて上目づかいで下品に甘えたような表情を見せた。一瞬、腰が抜けるほどの衝動が千歌音の全身を駆け抜けて、ドバっと汗が流れ出て、自分の肌から垂れ落ちる感触が一瞬、冷えた肌に心地よく走る。剛直の先端から凄まじい熱気を感じ取って今、堪える分だけ悦楽が吹きあがる。肉体の大きな脈動が起きた後、途轍もない解放感が千歌音の頬を、ほんのりと赤く染めた。
「あぁぁぁぁぁぁっ!姫子ぉぉぉぉぉぉぉ!」
愛する人の名前の絶叫とともに肉体が白く精液によって彩られていく。
「んっぅ、げほ……あぁっ……」
灼熱の祝福を込めたザーメンシャワーを姫子の口の中にぶちまけられた。
「あっつい……」
口から離した途端、さらに跳ね上がり全身に体液を肉体に浴びせられた。ザーメンでべとべとになった己の体と汗と交じった匂いを嗅いで千歌音色になったような気がして、姫子の中に幸福感が生まれて、さらに、もっと奥に、この熱い雌汁を注ぎ込んでほしいと姫子を司るすべてが訴える。白く染められた己の肉体、一瞬でもウェディングドレスでも纏ったかのようなザーメンの熱さと、己の肉体の熱さから溢れ出た汗が再びまじりあい強い刺激の性臭が強い刺激となって、千歌音をより強くトリップさせようとしていた。
顔や体、胸はもちろん、だらだらと下半身まで垂れ落ちる。汗と交じり、強烈で淫らな匂いを生み出し、その次の段階へ行くための準備が始まっていた。口をパクパクさせながら、姫子の乳首と乳輪全体に精子の生暖かさが伝わって、肉体の熱さが感じたことが無いほど白く染められたことに喜びを感じてしまう。指で胸周りの精液を絡み取り、そのまま、口に運び千歌音の味を悩ましそうに、しかし、官能的に味わった。
顔から、全身にかけて、ローションをぶちまけられたかのように白濁液を全身でかぶり、姫子は一瞬、気を失ったような、しかし、心地よい千歌音の暖かさは母のぬくもりのよう。胸の谷間を流れて腹を優雅に、そして、下腹部の女性器にまで千歌音から放出されたものが垂れ落ちる感覚は全身を抱きしめられているような、そういう姫子にとって至上の悦びである。
熱さ以上に匂い以上に千歌音に染められる喜びが、何よりも愛しく、もっと、千歌音に染められたくなる。
千歌音の欲望の泉を浴びて熱でほんのりと白と桃色の中間を纏った肌に、全身が千歌音に満たされたような感触を受ける。
「おちんぽミルクとおまんこ汁、おいしい……」
恍惚で淫らな笑みを浮かべながら次の段階を求め始めて疼いている。暴発し、おまけに、こべりついたように姫子の汗と愛液、そして己のザーメンの匂い。
「千歌音ちゃんの、お口に出されたザーメン……」
そんなにおいしくはないというが、姫子にとって愛する人のザーメンは甘く美味しい極上のスイーツに近いものがある。口の中に放出された私益が満たされ、漏らす気はないが千歌音の射精量の多さから口の端から溢れ出ている。
「あぁ……全部、飲んでしまったのね……」
「全部じゃないよ……漏れちゃった。」
喉奥で絡みつく濃い感触に、うっとりしながら、さらに、その匂いと感触が肉体中に広がる。射精の余韻に浸りながら、姫子は千歌音の剛直を再び口に含み付着した精液を綺麗に舐め取った。貪欲なまでに千歌音を求めているかのように見えるし、千歌音への愛の証でもある。
思わず嬉々として腰を動かし、喉奥に肉棒が突き刺さっても姫子は何処か嬉しそうだ。まだ、味わい足りないのだろうか。チュウチュウ、吸い付き、尿道の奥まで残った精液を絞り出す。
「姫子のお口マンコ……いぃ……」
いつもは自分の愛液を好んで飲むための仕草が、ここで全て使われ、一滴のすべてを搾り取られる感覚には意識が奪われそうになる。いや、意識を奪われても良かった。だが、これから得られる感覚に比べてしまえば、とても意識を失っていられる場合ではない。
「でも嬉しい……姫子がいつでもほしいのなら、いつでも、飲ませてあげたいわ……」
千歌音自身、己の精液を飲む姫子の姿を見て、余程、官能的だったのだろう。えらく淫靡に見えてしまったせいで高揚感は狂おしいほどに剛直は、ますますの興奮をもって姫子の膣内を徹底的に壊すまで犯したいという表れが見えるほど太く硬くなっていた。
千歌音も姫子も絶頂へと達した。
打ち付けられた精液の衝動と匂いが姫子も絶頂に導き、一面が雌汁で濡れている。
「あぁ……凄い……まだ、私とエッチ出来るね……」
「そうよ……エッチな姫子のせいで、止まらないの……」
「千歌音ちゃん、私も、お口だけじゃ、もう我慢できないよぉ……」
2回目の時よりも太く硬くなる、千歌音のそれに千歌音の自分に対する純粋な性の欲求を嫌でもわかる。ひくひくと、自分の女性器が全体的に震えるのが肉体を通して伝わり、自分の体がどれだけ千歌音の剛直を求めてしまっているのか直接わかる。千歌音自身も、姫子の淫膣の中に、もう”犯したい””チンポを突っ込みたい”と、劣情しか沸かなくなっていた。
まだ、満足していないことを示すかのように萎えることのない両手で持っても収まりきらない正直な剛直は、見せつけるような歪な女性器を見つめて、さらに興奮する。改めて姫子の淫裂を目にした時、その胸と剛直がときめくように疼く。あぁ、これから、姫子が我慢していた女性器の中に貫くのだと思うと悦楽が脳内に舞う。さらに、まだ、全身にかけられたザーメンの感覚に、うっとりとして未だにトリップ状態から抜け出せない。
しかし、それは大きな射精の感覚を味わった千歌音も同じこと。二人は既に理性よりも性欲に忠実に行動していた。
「あぁ、凄い……もう、姫子のオマンコはぬらぬら……ぐしょぐしょで、私のちんぽを誘う臭いでいっぱい……私のちんぽ汁、姫子のオマンコの中に出してあげる……姫子が嫌と言ってもお腹が膨れるまでいっぱい出すんだから……」
頭の中には、既にかつての優雅さは消えてひくひくと欲しがるように蠢き、どろどろ涎を垂らす卑猥な口にたくさんのザーメンを飲ませて姫子を孕ませることしか千歌音にはない。
姫子も我慢することなく、千歌音の肉槍を待った。
透明な密に和えられた桃色の膣壁と甘い匂いと、どろどろとした媚肉は貪欲に千歌音を欲しがる別の生き物に見えてくる。これから、その千歌音の肉槍に貫かれると考えるだけで淫唇から蜜が涎を垂らして、御馳走を前にした子供のように今か今かと、その剛直で貫かれないかと待っている。
こうなってしまえば、淫らになってしまう。千歌音の肉槍から発せられる強烈な臭いと部屋に充満する臭いは誰かを発情させるには調度良く、それは恋人である姫子なのだから余計に発情させてしまうのだろう。
その千歌音に並ぶほどの爆乳の先にある桃色の乳輪が痛いほど伸び切った乳首に引っ張られるように膨らんでいる様、息を乱して淫らな雌の本能を見せるように千歌音の美しい顔に似合わない大きな肉槍を見つめいる。
熱くて硬い逸物に子宮の奥を何度も貫かれるのだ。子宮が悦楽しているのを姫子は感じていた。
「だって、千歌音ちゃんのチンポぉ……」
だらしなく吐息を漏らして好きな人の名前と剛直を恥ずかしげも無く口にする。見つめられるだけでカウパーが漏れて、皮の被った肉槍の先端から、今か今かと漏れ出している。自分を見て、そこまでなっているのだと思えば思うほど姫子の媚肉は疼いて反応し、蜜を生み出す。
「千歌音ちゃん……んッ……ちゅ、んむ……」
「あぁ……姫子ぉ……」
興奮した肉体を抱きしめあい、キスをしながら姫子は千歌音の肉槍を掴んで己の股に挟んだ。千歌音が抱きよせながら肉槍に当たる姫子の淫唇と淫核で扱き始めた。精一杯、股を開き、これから来るであろう歓喜と悦楽に淫らな汁をとめどなく溢れさせていた。
”これも、たまらない。”
そう表すように挿入をする前の姫子の膣口は千歌音を狂わすほどの淫猥な美貌に満ちている。
トロトロの淫蜜に塗れた剛直な千歌音の肉槍が音を立てて姫子の淫唇を擦り合せた。濃厚に混ざり合うようなキスをしながら激しく動くのだから、程良く育った、むちむちの太股と尻肉の間に挟まれて肉槍が扱かれる気分は今すぐにでも、射精してしまいそうに促されてしまう。
カウパーと淫蜜でドロドロに光る千歌音の剛直の裏筋が姫子の淫核も擦りあげて、ぬちゃっとした粘膜までマーキングする心地良さが姫子の顔を淫靡にさせた。裏筋を擦ることで生まれる心地よさは千歌音の射精欲をも、さらに促した。
焦らされて燃え上がるように溢れ出る雌汁はとどまることを知らない。千歌音も一刻も早く挿入はしたかったが、この心地よさは快感電流が全体に走り、そのたびに淫核が変化してしまいそうに心臓の鼓動は踊るように激しくなる程、夢中にさせる。
「千歌音ちゃん……我慢、できないよぉ……」
しかし、これもあくまで前菜に過ぎない。心地よさは有れど我慢の出来ない。肉ひだとクリトリスが剛直の裏筋に擦れて、ぬちゃぬちゃと音を立て、姫子も千歌音も気持ちよくなって腰を躍らせてしまうと敏感な裏筋を雌汁が濡らし蕩けた肉に、もっと肉棒を埋め込みたくなる欲望が目を覚ます。
「じゃぁ……本当に一つになりましょう?姫子……」
千歌音は己の剛直の肉槍をつかみ、何度も何度も先走り液とザーメンで濡れた亀頭を、とろとろになって泡立っている姫子の淫裂の周りを何度も撫でた。悩ましげな嬌声をあげて喜ぶ彼女の姿、何度も焦らすのは挿入したらどうなるのか、その一層の恐怖と好奇心の混ぜ合わさった感情からくるものだ。
しかし、期待の方が大きいのだろう。それだけで強欲な膣壁から何度も何度も止まることなく蜜が溢れて流れる。僅かに亀頭が与える振動は粘膜上の結びつきを求めているように少し離すだけで太い糸が伸びる。
「千歌音ちゃんの……入ってぇ……きたっ……」
膣口と肉棒の甘いキスから始まり、そのあとは、とろとろの膣内に千歌音が入り込んでくる。最初は千歌音が亀頭を姫子の膣を撫でて焦らすように。
「んうぅ……ああっ。」
ゆっくりと、もっと濡れてきたのを見て、己の理性が我慢できずに、挿入という名のキスが始まり、ディープキスをするように肉棒はゆっくりと姫子を壊すように犯し始めた。
グッと、こじ開けるようにし、むにぃと間隔を広げて侵入してくる鉄槌の感触は圧迫されるほどに挿入されただけで姫子の意識を一瞬奪うほどの衝撃が走り、まだ半分も入りきっていない剛直だが、それだけでも姫子を狂わせるには十分だった。しかし、まだ、全部が入ったわけではない。止めどない姫子の嬌声が、もっと聞きたい。
「あぁ……姫子……」
「んぅっ、あぁぁぁぁっ!」
己の剛直全てで姫子の膣を味わいたい。太陽のような膣に包み込まれた自分の剛直の異様な膨らみを感じてしまう。千切れそうなほどに姫子の媚肉が、どんな形になろうとも自分の剛直を支えてくれる。
だが、姫子の顔は不安と苦しさでいっぱいになってしまう。今になって、この時点でだけで自分本位すぎたと、改めて己の剛直からくる快楽を求めすぎていたことに反省し、千歌音は姫子を抱きしめて落ち着かせた。
「オマンコ、千歌音ちゃんの形に……なってる……」
「だって、姫子のオマンコは私専用でしょ?姫子の私専用娼婦マンコ……」
耳元で囁きながら、思わず、ギュッと膣内が引き締まった。暖かな千歌音の肉体の柔らかさを感じ取りながら、千歌音の淫らなが言葉が、直接耳元で囁かれて心地よささえ覚えてしまう。千歌音の言葉、千歌音の肉の感触、千歌音が、こうしてくれているのなら、千歌音のしてしまうこと、耐えられるかもしれないという恋人からくる歪な信頼関係が姫子を満たしていく。
「あぁっ!御免なさい……姫子!ま、またぁっ!」
まだ、まだ、全部入っていないのに、ふわふわした媚肉が包み込む心地よさは、それだけで射精欲を促し、そのまま、心臓の行動が早まるように、びゅるびゅると膣内に精子をぶちまけた。
「んぅ、あぁぁぁ!」
「んぅぅぅぅ!」
姫子の陽光のような暖かさに包み込まれる媚肉の感触は精子を吐き出すのに充分なほど淫靡で、それだけで全てが搾り取られてしまいそうなほどの心地よさだった。さらに、姫子も、その衝撃の心地よさから思わず噴水のように液体を吹き出し、千歌音の肉体に熱い液体がかかる。
「ふふ、ひ、姫子のエッチなオマンコ汁で、私の身体がいっぱい……姫子に染められてるみたい……」
興奮したかのように萎えることはない。寧ろ、このふわふわ、とろとろとした姫子の膣内を、もっと感じ取りたい。もっと、もっと出したいと思えば思うほど心臓の鼓動が激しくなり、そして、より陰茎が大きくなる。裏筋を含めて、すべてが膨張し、姫子の膣内をもっと拡張し、ドロッとした液体の心地よさと、恍惚さが千歌音の涎を垂らしてしまうほどのだらしない顔を浮かべて姫子を膣内で感じていた。
放出された精子は乱暴に姫子の子宮を突き刺すように暴れ狂い、のた打ち回り、落ち着きを取り戻し、外から出ようとする。僅かな隙間からジワリと浮くように流れ出る精子の感触、姫子の媚肉と自分の精子の暖かさが常に心地よさを与えている。だが、物足りない。もっと、出したい。
この肉棒全体で姫子を感じたいと千歌音の逸る心が突き動く。指と肉棒では感触があまりにも違う。
だから……
「だから姫子……っ……ごめんなさいっ!全部っ!全部っ、姫子のオマンコで感じたいのっ!」
千歌音の暖かい両手が、姫子の両太腿に振れた。
その先に起きることを想像して、思わず心臓がわしづかみにされたような恐怖感が姫子の中に入り込んできた。しかし、千歌音の表情は性衝動に取りつかれた獣のソレ。今更自分という存在が、それに恐怖を覚えるほどというのは余程のことだろう。だが、そのすぐ後に気持ちよくなってしまう。
既に、半分が入っただけでも姫子の膣内はいっぱいいっぱいなのに、言葉から予想される行為に思わず恐怖が走ったというのに。
「今は、千歌音ちゃんのっ、おちんぽっ、オマンコ全部で感じたいよぉっ……!」
肉体がはじけてしまいそうなほどに肉体が熱く、すでに剛直の先端は子宮まで届いているというのに、これ以上のことまで欲してしまう。どろどろの感触、千歌音の剛直から溢れた先走り液と先ほどのフェラで吸いきれなかったザーメンで濡れて、ぬらついた泡立つ姫子の膣口に、肉の杭がカリの部分がからずぶずぶと埋もれていく。
可憐だった姫子の華のような膣口は既に千歌音の剛直を飲み込む貪欲な涎を垂らす口のようにも見える。華の縁が限界まで広がって淫裂の障壁を越えようとする。吸い込まれるように肉槍が消えていく。
これから、姫子の肉体を完全に自分の色に変えると思うだけで高揚感が増してしまう。肉体のうねりと膣圧が射精欲を満たしそうで、フェラされた時とは違う姫子の心地よい場所で既に満たされようとしていた。
「あぁぁっ!!これが、ちんぽで感じる姫子の膣っ!太陽のように包み込む温かさなのにぃっ!優しく包み込んでぇっ!ああっ!!」
「はぁぁぁんっ……あぁぁぁ、千歌音ちゃんの硬いのがぁぁ、いっぱいだよぅ……」
姫子の愛が溢れているかのような膣内、千歌音を全身で愛撫する姫子そのものの優しさを感じ取る。姫子の肉体の震えが全身にこびりついたザーメンが震え上がる。
興奮気味に千歌音は、その気持ちよさを優先させて、思わず姫子の気持ちを忘れてしまうほどに胸を鳴らすほどの興奮がぞわぞわと背中に好感触として味わっていた。
「凄い優しくて、ふわふわで、とろとろ……姫子のオマンコ、あぁ……離したくない……」
絡みつきながら、包み込むような感触に、再び射精を促されそうになる。その心地よさに既に宮様としてはほど遠い、性の快楽を楽しむ。まだ、満足できないかのように萎えることのない剛直から全身に伝わる姫子の膣内の感触に千歌音の膣からも心地よさを象徴するように淫唇から漏れ出す雌汁の量も多くなり、出したり入れたりするたびに、ぬちゃぬちゃと音が響き、姫子が歓喜の嬌声をあげて、もう一度、射精してしまいそうになる。
こんな快感に耐えられないわけがない。
欲情する思いが止まらない。
もっと感じていたい。
愛していたい。
互いに互いを感じたい。
「んっぁぁぁぁぁ!姫子のぉ、ふあとろおまんこぉ!」
全てを挿入した瞬間、あまりの心地よさに膣内に既に射精をしていた。
体の愛称を感じつつも、すべてを埋め込んだ後に、こうも簡単に射精するとは思わず、千歌音も流石に力が抜けてしまう。ビクビクと互いの肉体が痙攣は止まることが無い。
「あっつい……」
膣内で感じる千歌音の情熱は、それだけで絶頂してしまうほど包み込んでくれる。
姫子の暖かい膣内の心地よさに溺れてしまいそうだ。射精した後の膣内、姫子の媚肉を通して、優しく包み込まれる己の剛直を包み込む柔らかさ、意識するたびに身体から力が抜けていく。
子宮口に突き刺り、ぎっちりと入り込みながらも優しく受け入れてくれる感触に千歌音自身、だらしなく下品な顔を浮かべてしまう。膣がうねり、根元から熱いものがこみ上げてくるような快楽、姫子の蕩けた顔を見てしまう。
身体をくねらせ、微妙に姫子に振動を与えて剛直に与えられる感触が全身がキスされてしまっているような、この心地よさで病みつきになってしまっていることを覚えた。自分が姫子のまだ見ぬ剛直で貫かれてしまうと思うと想像しきれない膣で受け止めるという快楽を想像するだけで身震いしてしまう。
想像するだけで全身から姫子の、これから訪れるこれからのことだけで果ててしまいそうになり、力が抜けていく。まだ、萎えることのない剛直のまま、千歌音が息を乱して悩ましげな顔で再び剛直を咥えこんで快楽に満ち満ちた姫子の顔を見つめた時だ。
そっと、姫子が両手を千歌音の背中に伸ばして、ゆっくり抱きしめてきた。
「千歌音ちゃん、とってもエッチな顔……」
「姫子のふわとろおまんこが気持ちよすぎるからよ……」
「うれしい……いっぱい、これから、しようね。」
肉感のいい身体がぶつかり合い、そのまま、唇を重ねあった。そのまま、姫子は両足を千歌音の腰に回して絡め始めた。
(千歌音ちゃんのザーメン、皆、私のオマンコで受け止めるの……)
(あぁ……姫子のお口の中、私のザーメンの匂いでいっぱい……)
生臭い、恋人の口の中の己のザーメンの匂いに高揚感を覚えて、千歌音自身も姫子を抱きしめた。身体が重なり合うと同時に痛々しいほど勃起していた乳首同士が重なり、ぶつかり合い潰しあうように埋もれていく。密着して、ぬらっとした先ほどのザーメンの感触とした暖かさが千歌音も、その感触に「あっ……」と吐息を漏らした。
ぬるっとした気持ちよさと、弾きあうような胸が何度も抱きしめあうようにむにゅむにゅと、優しいキスを繰り返すような四つの胸が微量な刺激を電流として流れあう。滑りあいながらも敏感に勃起した胸が潰れあうたびに、擦れあうたびに
今日は性器へのキスも、シックスナインも無し。だが、この快楽も悪くはないと千歌音は今、味わっている快楽を思えば、それも仕方ないと思えてしまう。
大きな胸から生まれた快楽が互いの意思を一瞬で潰しあうように重ね合わせて千歌音は腰を浮かせて、再び愛しい人の膣に己の欲求をすべてぶつけるように一思いに突き刺した。
「あぁぁっ!」
異様なゾクゾクとした快楽が肉体を駆け巡り、たかだか、膣内に肉棒を挿入しただけだというのに、その感覚はずいぶんと人を悩ましげにさせる。未知の感覚への弱さに酔っているだけだとも思いたい。だが、全身に走る、ゾクゾクとした、この感情は確かな心地よさを与えていた。肉体は受け入れて、卑猥な腰が躍るようなピストンを既に繰り返していた。肉壁と肉棒がこすれあう感触が、何とも言えない。姫子の子宮口を殴るような、この乱暴で暴力的な行為が、人を狂わすほどには。
だったら、もっと、淫らになってしまおう。
余りにも相性が良すぎたのかもしれない。
先ほど射精した精液と雌汁が絡み合って生まれた体液が肉棒が突き刺し、媚肉を擦るときに、ズチュズチュと淫らな水音を鳴らして二人の絶頂欲を高めあう。
吸い付いても離さないような、一度離して、再び突き刺そうとすると姫子の膣肉が逃がそうとすまいと吸い付きながら、中の肉が飛び出しそうなほど。姫子の膣肉がめくれてしまうのではないかと心配になってしまう。そして、姫子の処女膜を突破するように千歌音の剛直をぬらぬらした膣壁から生まれた濃密な粘膜が包み込み、さらに歓迎するかのように絡み付き、千歌音は姫子の媚肉が無数のキスをしているかのように太陽のような暖かさと姫子に全身を包まれているような膣の拘束に、思わず射精を促されてしまい、千歌音は焦りを覚えたが、既に放出されてしまうものを止めることはできない。
根元から暖かい姫子の締め付けるようにキツくてプリプリの生膣に、優しく抱きしめられているようにビュッビュッと射精しようとしてしまいそうになるし極楽に送られるように、千歌音を気持ちよくさせようと姫子の膣内がうねうねと最上級のおもてなしをするように蠢いた。
千歌音の肉棒を通して伝わる姫子の肉体が心地よさに震え、ぐっちょぐっちょと突き刺し、抜くたびに聞こえる音が部屋中に響き、二人の理性を狂わせる。さらに、乳房と乳首が重なるように潰れあい、食い合うように抱きしめあっている。その擦れる感触すらも、甘美な味を与えてしまう。
肉棒に引っ張られるような掻き回され方、普段、男がされていることを全力で感じることの卑猥さは二人を崩してしまいそうだ。
「あぁ……そんなのだ、めっ!」
それは、千歌音を優しく抱きしめる恋人としての役目を全うするかのようだった。だが千歌音にとっては、まだ、物足りない。もっと姫子の媚肉を、この剛直でたくさん、扱き上げたいという思いが突き刺すたびに生まれる。剛直と子宮、二つがぶつかり合いながら甘いキスをしつこいほど繰り返し、互いに求め合うことを止められない。
まだ、二人とも初めてということもあってか、既に挿入の心地によって、胸の愛撫や、繋がりあいながらのキスなど、そういうことをする余裕というものは今はない。ただ、二人とも心地よさで気が狂いそうなほど、今は、それだけで満足のゲージが超えそうなほど大きな声で乱れあった。
「千歌音ちゃんのおちんぽが、私のオマンコ、おいしいって言ってるの解る!」
「あぁ、姫子……姫子のふわとろおまんこ……」
「おまんこ、もっとしてぇ!千歌音ちゃんの色に染めてぇぇぇ!」
叫ぶような嬌声に、互いにボルテージが上がるように興奮する。
前戯で指で乳首を弾かれるたびに敏感になった予想以上の大きさの乳首同士がキスをして、そのままぐにぐにと動き回るたびに、姫子の声や心地よさに反応して膣内がうねるような感触が千歌音を狂わせる。優しく包み込むようなふわふわとろとろした雌穴とは裏腹に、貪欲に千歌音の精液を搾り取ろうとしている中毒性のある膣内だった。抽送を繰り返すたびにぐちょぐちょと、膣壁と肉棒が擦れあう音が響く。
千歌音の形を覚えて千歌音を気持ちよく出来るように蠢くことが止まらない。すでに、何度も、突き刺された感度から潮を吹いたかのようにぐしょぐしょで、べとべとになっている。
思わず、刺激的な心地よさに肉体がのけぞって、そり曲がってしまうほどの心地よさが襲う。突き刺すだけで痙攣してしまいそうな心地よさが、何度も何度も襲う。
「おっぱい同士でキスするたびに姫子のオマンコのお肉、きゅんきゅんってなって……おちんぽでこするの止められない……」
「私のふわとろおまんこ、千歌音ちゃん専用だから、好きなようにいつでも、していいんだよ?」
「あぁ……素敵……授業中だろうと、興奮したら姫子とセックスするわよ?」
「良いよ。皆に私たちのこと、見せつけてあげようっ!」
「あぁ、素敵……皆に、私たちの愛を見せつけられるのね!」
千歌音が満足するまで肥大化し、消えることはないのだろう。子宮がパンパンになっても、未だに衰えることを知らない。既に姫子は自分の肉体に千歌音を迎え入れるという悦楽で満たされている。千歌音を二度と離すまいと、何かの過去が蘇ったように足をクロスさせて千歌音の体を拘束し、ピストンしかできないようにしていた。
姫子が自分の剛直で感じてくれること、いや、自分の肉体で感じてくれることは、至上の悦び。恋人を気持ちよくさせること以上の幸せなど、今は考えられなかった。
「千歌音ちゃんの形になっちゃう……千歌音ちゃんに抉られてぇ……!あぁ、千歌音ちゃん専用のマンコになっていくのぉぉぉぉ……」
ぐりぐりと膣壁を抉られて、極太の千歌音の剛直にほじられることが、考えることすら忘れて快楽一色に千歌音の色に染められていく。
「姫子のッ!」
「ひぅ!?」
「おまんこはぁ!」
「あぁぁぁっ!」
「私専用なのだから、当たり前でしょう!?もっと、千歌音専用のオマンコになりなさいっ!」
無理やり、自分の太い剛直を出したてのザーメンの感触がする姫子の膣内にぐっちょぐっちょと音を立てながらいっぱいに貫き、子宮口とキスをした。
「千歌音ちゃんの狂暴おちぽんに貫かれるたびに、私、どんどんエッチになっちゃうよぉ!」
「良いのよ……エッチな姫子も可愛いわ……もっと、もっと、エッチになりなさい……エッチな姫子……もっと、私をエッチにして……」
姫子の快楽に満ちた淫らな顔を浮かべて、子宮の中に入り込むドロドロとした熱い精子の感触を肉体の内側から確かめていた。セックスから伝わってくる。しかし、千歌音の剛直は姫子の膣内で何度も細かな射精はしたが一度だけでは満足することは無かった。
まだ、もっと出したい。
その思いに応えたのように、さらに、大きくなった千歌音の剛直が、より、凶悪になって、その姿を膣内で変えていく。
「っ!裂けちゃう!おまんこぉ、千歌音ちゃんの極太ちんぽでぇ、オマンコ、裂けちゃうよぉ!」
姫子の媚肉から生まれた蜜と千歌音が先に出した精子が絡みつき、ざらつきながらも、ねっとり、ぬるっとした膣壁と、ぬちょぬちょと淫らな性音を立てながら、姫子の膣内が変形するのが解る。
千歌音の女に完全にされていくという喜び、呼吸を忘れるほどの濃密な快楽に、気絶しそうになってしまう。これが、自分が姫子を支配しているのだと剛直全体を通して伝わってくる。しかも、今度は簡単にイかせてくれそうにもない。どこで覚えたのか、様になっている互いの腰の動き、狂おしい吐息と、このエリア全体に聞こえてきそうな甘い嬌声が、この寮に住むすべての生徒たちの性欲を生み出していることに気付くこともなく、二人は交わり、セックスを続ける。
「千歌音ちゃんのおちんぽの形になっちゃってるよぉ!」
「なって……!もっと、私を気持ちよくさせることの出来る、私専用のオマンコになってぇ!」
根元まで一気に姫子を串刺しにするような胎内の奥を何度も串刺しにした。
姫子の媚肉に己の精子という美酒をもっと味わせたいという本能で、ぴったりと何度も激しいキスが繰り返される。激しく揺れて、挿入の振動で何度も何度も二人の胸が揺れてこすりあう胸同士のキスに蕩けて、何度も何度も狂おしいほどに媚肉を擦りあい、千歌音の中で今は一番敏感になった剛直の感触に酔いしれそうになる。
体中に流れる快感電流が走り抜けるほど互いの結ばれあう性器に夢中になっていた。セックスに飢えた獣のように淫らな言葉を吐き捨ては単純に興奮し、快楽の渦に身を任せて二人は乱れ咲く。興奮と悦楽、高まれば高まるほど危険な感情が二人を包み込み、全身が性器になってしまったかのよう。引き抜こうとするたびに、肉ひだが吸い付き、抱き着いてしまえば吸い付くように柔らかい姫子の肌が千歌音の緊張感をほぐして気を緩ませてしまう。そうなるだけで射精してしまいそうで、甘い痛みに近い快楽と同時に、亀頭で何度も突きながら姫子の肉体の柔らかさに溺れてしまいそう。
ぬっぷりと肉感のある姫子の身体を全体で味わうように肉体を抱きしめながら、互いに豊満な胸をつぶしあう。食い合うように潰れて、敏感に反応する乳首が悦楽の痺れを肉体に流す。
それでも、必死に腰を振って千歌音は姫子の肉体を楽しみ、膣内の感触に酔った。二度と離すまいとするように、がっちりと姫子の身体を抱きしめた。既に何度も絶頂しているがゆえに全身が痙攣しているかのように、感覚を失うような錯覚を受けるが、それでも、絶頂するたびに襲い掛かる衝動は心地よさを思い出させる。
「いいよ……!いっぱい、壊してぇ……千歌音ちゃんの色にして……千歌音ちゃんのちんぽミルクで優しく包み込んでぇ!」
甘い誘惑の吐息と嬌声、部屋に反響して入ってくるのが心地よい。白百合の雌蜜で満たされていくのを感じ取った。混ざり合う互いの粘液と混ざり合う体液が二人を包み込んで雌として最上の悦びを与えるかのように蠢いている。
「千歌音ちゃんのおちんぽで、私のおまんこの奥をディープキスして……」
膣肉をこすられ、子宮口に貪られるようなキスをされるたびに、何度も強い絶頂が姫子を襲う。千歌音の、規格外の姫子への愛が、これほどの情熱が快楽になって与えられ続ける。
「す、好きっ!ちんぽと子宮のキスぅ!」
「姫子のふわとろおまんこで、おちんぽしこしこっ!大好きぃ!」
そして、とうとう、射精する前兆として千歌音の亀頭が再び、今まで以上に膨らむを感じ取る。快楽に気絶しそうなほどの心地よさという意識の中で千歌音自身も一瞬、身もだえし、その後くる快楽を感じ取る。
「千歌音ちゃんの熱々おちんぽミルクで妊娠したいよぉ……」
どうして、こんな淫らな言葉が平然と口にすることが出来るのだろう。自然と何かの意志によって肉体と同時に理性も改造されたかのように淫らな言葉を吐き捨てる。しかし、そんなものは一瞬でしかなく、何度も子宮を貫くほどのディープキスに思考は掻き消されていく。
「出したい……今、姫子に、私の中で一番すごく濃いの……ビューって、思い切り濃いのっ!射精したいっ!」
「良いよぉ!出してぇ!千歌音ちゃんのおちんぽザーメン、膣にぶちまけてぇ!」
さらに四つの豊満な乳房が潰れあい、互いに離さないように互いの足を絡ませあって、確実に孕ませる為に千歌音の肉体は姫子をプレスするように覆い被さり、それを拒むことなく姫子は抱きしめてキスを求めて大口を開けて舌を絡ませ濃厚なキスを繰り返す。スパートを繰り返すように何度も中層を繰り返す。
吸い付くように逃すまいと剛直に張り付くように引っ張り合う媚肉。ねっとりとした粘液と体液が混ざり合うことによって生まれる悦楽と軽い絶頂を繰り返すたびに敏感になる肉体……
「もっと、もっと濃いのが欲しい。」
姫子の膣内が千歌音の剛直に頼み込むように最上級のもてなしをして、千歌音の剛直はそれに応えるように何度も何度も我慢した。
何度も何度もぶつかり合う中で、千歌音がとどめとばかりに、今までで一番勢いよく剛直を引き抜いた後に一気に子宮口まで串刺しにすると同時に、その剛直をすべて埋め込んだ。子宮が潰れるほどの口づけを舌、その瞬間だった。
「くっ、ンっ……っあぁっぁぁぁっ!!」
「あぁぁぁぁっ!」
二人の声にならない叫び、姫子の膣内はより収縮しあいながら、絶頂を迎える快楽に味わうように千歌音の剛直をきつく包み込み、千歌音は膣内に子宮まで満たすほどのありったけの灼熱の精子を放出した。
しかし、肉体が痙攣するたびに間欠泉のようにとどまることなく流れ続ける精子が鈴口から止めることを知らないように流れてくる。だが、同時に姫子も千歌音を搾りつくすかのように膣壁が精一杯蠢いて、二人に安堵を与えようとしない。膣口の隙間から漏れ始める千歌音の精子、だが、まだ、足りないように流れる。
「あぁ、千歌音ちゃんのおちんぽ、おまんこからいっぱい逆流してくる……」
ぶるぶると尻を震わせながら、イったばかりの千歌音を促すように姫子の本能は貪欲に千歌音を求めた。
「あっ……熱い……千歌音ちゃんのおちぽんミルク、体の中に、たくさん……千歌音ちゃんの熱い精子、たくさん……あぁ……子宮、千歌音ちゃんでいっぱい……」
「良かった……?姫子……」
「こんなに、濃くて熱いのいっぱい出されたら、おまんこ溶けちゃいそう……良かったよ……私も、千歌音ちゃんのおちぽんミルク、癖になっちゃうほど大好きだから……」
「どうしましょう。今までで一番気持ちよかった射精なのに、まだ、収まらないの……姫子のオマンコが、まだ私のこれを包んでるだけで……あぁ……」
「良いよ……満足するまで出して……もっと、千歌音ちゃんが欲しいの……」
全身で痙攣になって喜び、成熟な膣の歓喜のうねりをあげるようだった。千歌音は、そのまま息を乱し、挿入したまま姫子の肉体に身体を預けて姫子の肉体を感じながら余韻に浸りながらも性交はいまだに続いていた。
もっと、この精子を子宮に注ぎ込んでほしい。
千歌音のミルクを、もっともっとと。
満たされる幸福感と貪欲な性への好奇心が、また二人を動き出す。
「まだ、硬いね……」
「えぇ……今夜は……」
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