お前、天才科学者でもあるんだから、そんなことしなくても、もっと効率的に稼げるだろ!!!と、某シーンを見て思った突っ込み。その頭脳を己の強化のためだけに使ったのかなーって思うと、それはそれで、おいおい。ってなるけど。
いやー、仮面ライダー1号と言う名の藤岡弘、の壮大なPVだった。
いや、白倉さん、
「今の仮面ライダー面白くないですよね。」って言ってたのに、この映画、正直、面白くないです。
同時にウルトラマンXの劇場版を見たのは大きな失敗だった。理由はですね、正直、この映画、それが言いたいだけだろ。って感じレベルで、ちょっと、あのうわーってなって言いたいことは解るけど、それを言うにしても引っ張り過ぎだろ。と言う感じで、まぁ、、大半のシーンを次に見たウルトラマンXで全部、忘れてしまった感が色々とですね、あるんですよ。
良い処と言えば、あー、藤岡弘、のアクション、スゲーなー位ですかね。尊士の倉田さんとガチアクションしてもよかったんじゃね?って思ったり。
全体的な評価を自分なりに考えてみると……
いや、もう、まっとうなヒーロー映画を作っておけばよかったものを、何で、こんな…って思った。
カブトと同じだよね。
仮面ライダー1号は、最高の素材やらを色々と集めたのに調理方法を間違えて変な不味いのを作っちゃった感じ。
なんか、もう、不味いっていうか、普通に不味い料理を藤岡弘、が無理矢理おいしくしているとでも言うか。彼の料理を食べる人に対する強い敬意ってのは感じたんですけどね。藤岡弘、流の最上級のおもてなしはキツイ。でも、その変なものが人によって意外と美味い飯だった。って感じ。
仮面ライダー1号と、ウルトラマンXね。先輩曰く本来、ウルトラマンは見るつもりなかったけどあたしが絶賛してたから、見る気になった。とのこと。仮面ライダー1号→ウルトラマンXの順番に見たわけですが。円谷プロが、東映を追い返した。って言うけど、そりゃ、こんな映画を作ってたら追い返したくもなるよ。
正直言って、この順番で見てよかったのか、どうか。って思わざるを得なかった。
それ以上に、見終わった後は仮面ライダー1号、よく、こんなものを記念作品に出そうと思ったな!!!!って感情と、よく、こんな作品でウルトラマンXに対抗しようとしたな!!!あぁっ!?怒りが込み上げてきたしね。記念作品よ?ウルトラマン、ライバルよ?それが、あんな凄いのを出しているのに、なんか、もう、ね。こういうのだしていいのかよ。って。
なんていうか、そういう感情が湧き上がるほどに雑だったし、白倉も、良く、こんな作品を認めておいて「今のライダー、つまんないですよね」って言えたもんだな。って、むしろ、ちょっと、頭痛が痛い。って言葉を使いたくなるくらいには頭が痛くなった。
ってか、井上敏樹、何で、此処まで劣化した……?藤岡弘、が関わったから、こんな酷くなったのか?なんか、もうおかしいわ。
まぁ、全体的にはね……
仮面ライダー1号は、仮面ライダーどうのこうのではなく、一本の映画として駄作だと思う。いや、まぁ、無論、仮面ライダーとしても駄作だとは思うんですが。
だって、場面の繋ぎ方とかいろいろとおかしいし、話の構成は雑だし、中途半端だし、藤岡弘、を出しておいて、何もかもが中途半端だし、なんていうかね。もう、何だろう。としか言いようがない。
なんていうか、藤岡弘、のイメージビデオって言うか、無駄に長いPVって言うか。
んで、そのあとに、ウルトラマンXを見ちゃったから、もう、なんか、あらかたのこと忘れちゃうほどウルトラマンXに持っていかれたし。
結局、何だろう。藤岡弘、を客寄せパンダにしてまで、金を稼ぎたいって言う白倉の、まぁ、そういう感情があるかどうかは解らないけど、なんか、そういう風に勘繰ってしまうほどには、アレだった。藤岡弘、も何かをたくらんでいるのでは?って思えるくらいにはあれだし。藤岡弘、さん脚本に参加したけど、これ、藤岡さん、本郷ではなく藤岡弘、ってキャラクターとして作品に参加したいから、こういう感じになった?って言う変な勘繰りまでしたくなる。
本郷猛が仮面ライダーに変身するんじゃなくて、藤岡弘、が仮面ライダーに変身する。って感じですかね。何を言っているのかわからねーとは思うが……井上脚本から、一気に藤岡弘、のPV感が強くなっていくような感じで。
ついでに、金田治のアクションのつまらなさね。あの人、結構、宇宙刑事で面白いことしてたのに、何で、監督になってから、あんなつまんないドラマやアクションを取り入れるようになっちゃったの?
比べちゃうけど、仮面ライダー1号より、ウルトラマンXのアクションのが楽しかったよ。金田治の撮るドラマの退屈加減が酷い。もうちょい、味が出るようにとってよ。って言うかね。
後、謎のカルト感?
藤岡弘、の説教って言うかさ。なんか、本郷って言うより藤岡の命に対する概念って言うか、そういうのを聞かされた時、これは、仮面ライダーの名を借りた藤岡弘、の説教映画なのではないのか?ただ、それにしては、なんか、深く切り込んでないから中途半端だしで。と、そういうことを上映中に考えていたら、カタルシスもくそも無いエンディングだしさ。
藤岡弘、の生命とは?って言う説教シーンもね、変に宗教じみてますからねw説教を聞いてるのか、カルト宗教の教えを聞いてるのか、正直解らなかった。案の定、子供は、そこは退屈してたし、仮面ライダー1号、そういえば一番面白かったのは途中の藤岡弘、が語る「生命とは」と称した宗教論のシーンで子供が安らかな寝息を立てて寝てたのが一番面白かった。あたしは、なんか、言いたいことは解るけど、それは、真面目な話、この思想は本郷猛ではなく藤岡弘、の思想だよな。って思った。ってか、ああいうシーン、戦闘シーンで戦いながら藤岡弘、が叫ぶように語る。って感じにしておけばよかったのに何でそうしなかったのか。最終的には仮面ライダー1号じゃなくて、俺、藤岡弘、を見てるんだっけ?って思ったよ。見やすいって言えば見やすいんだけど、それを面白いかどうかって言うと、そうでもない。
「生きる」って部分を説く本郷の姿が本郷じゃないんだよ……もう、往年の藤岡弘、じゃないか!!って話ですよ。
本郷を期待しちゃいけない。僕の中での本郷猛はストロンガーで岩石首領と戦った時の、あの時の彼のままなのがイケないのかもしれないけど、でも、本当に、あの頃の本郷が好きな人が思えば、こんなの本郷猛じゃない!!ッと、思っちゃうと思うんですよね。まぁ、それを差し引いてもおかしいんですけどね。
映画って言うか、仮面ライダーを利用した藤岡弘、のイメージビデオ……と、そういうことを言いたくなると思います。
ウルトラマンXと言う絆が育む神話の前には、なんか、弱い。
後、立花麻由と本郷猛の関係は、まぁ、疑似親子的な物なんだけど、でも、描き方が下手で恋人にしたいのか、そういう変な雰囲気まであって、あれ?ってなった。
ついでに、1号を際立たせるために、かっこいい演出をやりたいのは解るけど、そこまでに至る経緯が雑なんですよね。
もう、なんていうかワザとらしいって言うか。必ず、そのあとに、なんかアクシデントが起こるんでしょ?って予測できちゃうポーズみたいなね。
正直、ゴーカイVSギャバンの烈とマーベラスの疑似親子関係が凄い美味かったから、これは、ちょっと……ってなった。
まぁ、そういう命的なことを言いたいからこそ、ゴーストと共演させたんだろうけど、ぶっちゃけ、ゴーストの、そういうテーマとかがクッソ軽いから、それと連動したかのように、仮面ライダー1号の伝えたい命に対する考えって言うのも、凄い薄く思えちゃう。
後、ネオショッカーだっけ?
何ショッカーか覚えてないほど魅力もくそも無い敵集団がいたけど、あいつらもダメだね。
ただ、もう、ねぇ?w
と、しか言いようがないほどにはしたいことは解るけど、魅力を感じない。って言うね。悪としての魅力がないからねwザイゴーグを見習いなさいよwって、そういうことを思いました。
エンディングの野口五郎&SKE48の高柳明音の歌が全く印象に残らない。
そのあとに見たウルトラマンXのUNITEの方が印象に残った……
まっすぐなのが良いですね。
あ、後ね、仮面ライダー1号を見終わって思ったのは、これ、誰に見せたかったの?って言う、そういう感想ね。
従来の子供向け?ファン向け?父親向け?誰なの?全員だとしたら、ちょっと、それこそちゃんとしなきゃダメですよね?仮面ライダー、バカにしないでくださいよ。って思う。まぁ、傑作だ。って言いたい人は、それでいいんじゃないですかね……ただ、そうなると、ウルトラマンXは神作に繰り上がりなります。映画って、凄い面白いと目を瞑ってでも、その印象に残ったシーンが脳内で再生されるんだけど、仮面ライダー1号は、それが無い。悪い部分すらも印象に残らない。
そのあと、ウルトラマンXを見たのは、仮面ライダー1号の感想を語る上で失敗だった気がする。
面白いって感情が全部、ウルトラマンXに行っちゃってたからwなんか、シーンを思い出そう。って思っても、全部、ウルトラマンXに行っちゃう問題。
後、ツイッターでですね。仮面ライダーを愛している人なら絶対に高評価って言う感想を見るたびに「それはない」ってなった。
僕としては、映画を100点として、ウルトラマンXの映画を85点にするなら、これは3,4点かな。って、そういうことを思いました。
それよか、この世界の二号とかV3はどうなってんだろ。栄光の七人ライダー、おやっさんの肉親がピンチなら、来るよね?助けに……何してんの?結局、仮面ライダーを見せたいのか、藤岡弘、が己の生命と言う名の概念を見せたい映画なのか、白倉は、この映画を通して何がしたかったのか。全く、もう、なんていうかね。全部、魅せたい。って言うなら、それこそもう、詰め込みすぎです。