2015年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年01月

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堕落を司る文明の利器と令嬢夫婦

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今年は、いつものあれをやらずにゆっくりと。
とりあえず、今年最後のSSは姫千歌で。

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蒼穹のファフナー EXODUS 最終回

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最終回、追ってきた物を見てみると辛いことが多かった。でも、見て良かったなー……なんて、思うこともあったり、無かったり……でも、終盤、結局、連合軍、あれはミツヒロとフェストゥムが掌握した。
みたいなスタイルで良い訳ですかね?
ちと、詰め込み過ぎ感は感じたわけですが……
まぁ、そこからの展開は、それで良いとは思うんですが。
なんやかんやで、でも、なんか、うん……2期はファフナーらしさが、もっと強くなっていったような感じがしましたね。なんていうか、なんか、そういうような感じもしますわ。
お陰で見るのも辛かった部分もあった。
何で、土曜の朝から―!って、感じでw
そういう感じで、なんだろうなー。
そんなことを思いつつ、茶を啜って、まぁ、全体的には楽しめましたよ。
はぁ……重かった……

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デジモンアドベンチャーTriを改めて見直して思ったわけで。

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どうでもいい話、これ、もともとはテレビアニメとしての企画だったんじゃないの?って思える。
一本の映画として見ると、ぐだってる部分はあるけど、アニメ4話分の作品として見ると、構成的にはありなところが多いんだよね。これ。
キャラデザや心境の変化はどうでも良い。脚本、演出、展開が、「あぁぁぁぁ……」なんだよ。まぁ、細かい部分は、あれなんだろうけどなー。
作画はどうでも良い。ただ、他の問題が多いんだ。
ってか、脚本の人、殆ど最近の作品しか参加していない人なのな。
主軸に西園悟さんを呼べば良かったのに……
ってか、ウォーゲームの脚本を担当した吉田玲子さんを外したのは結構、響いてる気がする……次の2章以降に期待するしかないなー。
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吉田さんの脚本、ああいう穴があるような感じの作品、やらんしなー。
後、思ったけどさ。
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太一の性格改変に関しては色々と言われてるなー。
初代の、あの性格が好きだった。って人には確かに違和感しかないかもね。でも初代のころのように、あそこまで成長して考えなしの無鉄砲さを発揮しても、それこそ、あたしからすれば違和感しか無いないんだけど。
あたしからすれば、ああいう部分を考えるようになって己の勇気と改めて向き合うスタイルで行くなら、あの性格でも良い名じゃないかね?って思うんだけどね。
triのヤマトに関しては、あの無鉄砲さ、何処か昔の太一と被る部分があるね。
「昔のお前の行動があったからー」
的な台詞があったけど、そういう部分に惹かれたからこその、ああいう性格なのかねー。
そんで考えたのが太一は今のヤマトを見て、かつての自分とダブり、何かを考える存在になる?
慎重さと大胆さ、太一とヤマトは性格は入れ替わった。って意見を見たとき、あー、そういう見方もあるなーって思った。
それを狙ったなら、これからは、かつての合わせ鏡のような二人が、どうなっていくのかーってのは気になる感。
そういう部分、描いていきそう。
ってか、描かなきゃダメだと思う。
第三者から見ればデジモン同士の戦いは人にとって迷惑だ。って事は少し考えれば解るはず……
それは冒険の思い出、かけがえのないパートナーデジモン、色々とあると思います。
でも、世間はそれを知らない。まぁ、その時点で、色々と02とか見てるから違和感もあるんだけど。
ただ、あの世界だと、そういう感じなわけだからさ。
でも、世間は、そういう風にしか捉えられない。世間にとっては台風や、洪水に並ぶほどの”戦い”そのものが災害なわけですから。ヒロイックエイジの英雄たちの戦いが、そうであったように。
ヤマトが憤る気持ちも解るけど、太一の言い分が一方的に否定される。って言う、あのシーンはどうも納得いかない部分があるんだよね。
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誰も悪くない……そういう考えを持ってしまうことは仕方ない。だからこそ、彼等の考えも、し方の無いことだからこそ批判されるものではない。って言うのを解ってしまったんだと思うんですよ。
だからこそ、戦いの意味等をもっと考えるべき―――って思ったけど、ヤマトの性格を察した太一の敢えて何も言わない。ってシーンがね、色々とぶつかりあった初代のころはどうなったのか。
ヤマトは、ああいうことをするスタイルでいこうとは思ったんだけど、太一の、そういう部分を見て代わった彼に対して勝手に失望してしまったんだよなー。いや、ある種、受け入れたくないから、あそこまで悪態をついてしまう。でも、心のどこかで期待しているんだよね。
結局、昔の太一の理想像を追い求めて、それを今の太一に求めているんだよね。ある種、人の成長を受け入れたくない部分が見えるんだわな。
喧嘩して解りあってきたから、これからも、そうなるだろう。って勝手に思い込んでしまった部分もあるんだわね。
でも、目の前にいるのは、自分を置いていって成長してしまった八神太一だからこそ、悔しさってのもあったんだろうと思えるんだが。
昔のままのヤマトでありながら、そういう部分を求めて、何処か自分からするとヤマトは身勝手な人間にも思えてくる。寧ろ、自分としては太一よりも、ヤマトに感情移入って言うか、そういう共感が出来なかった。
太一自体が、そういうことをしたくないんだろうけどね。
ソレをウジウジしているようにも見えてしまうけど、でも、俺は、こういうの好きなんだよなー。
triの太一達は、そういうぶつかりあいをダサいとか、面倒くさいとか、やたら人に心を打ち明けるのに抵抗がある年齢でもあるんだよね。
自分達のアイデンティティを強く持ってしまうからこそ、子供のころに比べて複雑で繊細になっていくんだわな。
triを全体的に批判する人達は、そういう太一達の心の変化や、成長が嫌だったんだろうな。って、そういう部分は見て思う。
でも、アニメのキャラとはいえ成長したらしたで心境の変化があるのは当たり前だし、あたしは好きなんだけどね。
あの時の過去での戦いがあったからこそ、そういう戦いに対する葛藤と言う物、被害に対する現実を高校生になって直面することによって新たな考えを入れるのは良いと思うんだけどね。
余計なことなんて忘れている場合では無いんだよなー。
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流石に、そこまで成長したんだから、寧ろ、そこまで考えない方が自分的には違和感あるし、同時に、圧倒的な力を見たが故の勝利に対する疑問ってのもあるとは思うし。
そんな感じで、以上。

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ヴァルキリードライヴ マーメイド 第12話「ヴァルキリー・ドライヴ」

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まぁ、こういう感じで来たか。って言うか、なんていうか、あぁ、ヴァルキリードライヴって、そういう、あれなのね―って言うか、なんていうか。
みれまもの旅は続く。って感じだけど、ウイルス除去しちゃったのかよ。って言うか、なんか、そこはね―……まぁ、ドライヴは出来るらしいけどね。ただ、他のキャラ、ついていっても足手まといになるような、ならないような……レディ・レディは役に立ちそうだけど。なんか、そういう部分は萎えちゃった。って言う部分が正直、あるわけで。
まぁ、二期があるなら、別の主人公が来るんだろうなー。
みれまも続投はなさそう。
んで、その力をあえて望むものと、取り除こうとする、みれまもの対立にはなりそうよね。
そういう感じで、見ていたわけでござーますが。
なんだろう、まぁ、総評すると、結構楽しかった。って言うのはあるわけでござーますけどね。
ただ、なんていうかね。
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最終形態がダセぇ。
職種プレイとか、なんか、そういうのもあったけど、それ以上に、なんか、ダセぇ。
ウイルスの除去以外は、全部、予想通りだったし、ゲストキャラだと思っていたあいつも、まさか、ああいう形で活躍するとか。って、驚いたけど、やっぱ、ダセぇ!!!
ってか、出せぇ!!
まぁ、そんなことは置いといて、王道なスタイルでしたね。
全員、キャラは立っていたし、そういう感じで。
魅力的なキャラは多すぎたけど、
魅零、まもり、百華は、良い感じに背景が描かれたけど、描写が不足がなー。
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そういうのが、何人もいるので、そういう部分も、ちゃんと保管はしてほしいなーって思いつつもね。
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霞と響とかね。出会いが、どういう物なのか、気になる。
そこまで行くと、2クールになるしで、1クールにしては、まどかほどではないにしろ、まぁ、良いまとめ方だったのではなかろうか。って思ったりします。
2期やるなら、霞さんとかシャルロットとかも駆けつけてほしいけど、ウイルスが除去されたしで、そんな、あれだろうね。
役に立たないだろうなーって思いつつも、これから、ウイルスが除去されたとしても世間では、どうなんだろ。そこに、幸せはあるのだろうか。
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人の根底にある、そういう意識って言うのは滅多に消えることはありません。
それをどうにかするために、色々とやるんだろうけど。
まぁ、そこは、あれかなー。
うん。
こっちが考えることではない。って、感じかな。
まぁ、今期の1クールアニメでは、一番楽しませていただきました。
とりあえずだ。
これからのねー、彼女たちの旅に幸せよ、訪れろ。
そう言えば、ゲーム版のキャラが出たね。
神楽坂姉妹。
2期が出たら、彼女達も登場かな。
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そういう感じで、こんなもんですかね。こういうバトルものは、最終的には考えずに王道に「戦え」ってスタイルですしね。
まぁ、とりあえず、奪い合う愛では無く、互いに愛し合う愛が勝利を呼んだ。って事で、これはこれで、良いんだろうな。良かったよかった。
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そういうことで、桃華も、最終的に、ああいう笑顔を浮かべていたのは、そこに、愛が与えられたからか。
多分、2期があったら、そういう部分を含めて、彼女たちと一緒にやってくることでしょうと。
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あ、レディ・レディってレズセックスする時、こういう気持ちよさそうな顔をするんだろうなー

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蒼穹のファフナー EXODUS ♯25 「蒼穹作戦」

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もう、来週あたりで最終回ですかね……
なんか、良く、ここまで追っかけてきたなーって言う、あれがある。
個人的には、そろそろ終わってほしい。って、あれもあったりすると同時に、あぁ、一騎の物語が終わちゃうんだなーって言う寂しさしかない。全体的に楽しめたんですけどね。なんだろうねー、この寂しさは。
なんていうか、なんだろう……
〇ファフナーが墓標になったりと、色々とあれですし。
なんだろうねー。
なんか、無理に二期をやってほしくなかったけど、結果的には楽しんでしまった。
って、部分が強いんだわねー。
そういう感じで。
とりあえず、来週ですね……
楽しみだけど、なんか、悲劇的に終わらないでほしいなー。
こっちから見れば悲劇だけど、向こうから見れば幸福ってのも、うーん……

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ヴァルキリードライヴ、BD1巻の特定映像がレズセックス。

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そんな感じで、ヴァルキリードライヴのBD1巻を友人から借りましてね。
そんな感じで見ていたわけでござーますが、あぁ、もう、なんか、良いね。
リブレイターが受けで、エクスターが攻めーって感じの、この内容ね。なんていうか、もう、これ、恋人同士として成立している時の作品であるようにも思えますね。
まぁ、エクスターが受けに回ると、エクスターは武器になっちゃうので、こういう感じになっているのかもしれませんね。いや、マジで、そういうことを思いますよ。
だから、シャルロットと百華のレズセックスも、そういうあれに……
此処は、そういう部分が良く解る作品って感じになってますね。
そして、やはり……
ってか、まもりさん、机に「死ね」とか書いてあったのに、そこまでして、現実に戻りたい理由って、何処にあるんだろう。それでも、ああいう世界よりも安心できる両親がいることって言うのは、そんなに大きいのかな。って言うのは思いますけどね。
でも、あそこは、それよりも受け入れてくれる仲間がいるから……とか、思ったり、そういうことを思ったけど、まぁ、うん。
とりあえず、面白かったです。

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デジモンアドベンチャー tri.第1章「再会」

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怪獣アニメ映画を見てるみたい。良かった部分も多かったけど、その分、惜しい部分も目立つ作品だったなー。最近の円谷プロレベルの特撮的なこだわりのある撮影を感じる。良いね。面白いよ。
進化の演出シーン、変ってるなー。でも、往年の挿入歌もあって、こっちもこっちでかっこいいから好きだ。
ってか、挿入歌が流れただけで泣いちゃったわ。
自分としては、デジモンアドベンチャーはヴァンデモン篇が一番楽しかったんだよね。
現実世界に戻って、さらにバトルする展開とか凄い好きだった。
でも、ヴァンデモンとかの時は周囲の被害とか知ったこっちゃねー。的な部分が、今見ると引っかかるんだけど、でも、今回は、そういう部分を扱っているのが良いね。
とはいえ、それを考えているのが太一一人だけ。ってのもアレだけど。
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あの年齢なら、そういうことを考えてもいないのは実際に再体験した者と、していない物の差だと思う。
世間から見れば、グレイモンとクワガーモンの戦いなんて、怪獣同士の戦闘にしか見えないわな。そういう部分をちゃんと報道してる部分とか、ええね。ソレを迷惑だと思うのも仕方ない。そこにリアルさを感じてしまうな。
元来の怪獣映画による怪獣同士の戦闘なんて人にとっては大迷惑なんだ。
と、言うより、そういう風に事情を知らない人にとっては見えてしまうリアリティがあるね。
敢えて、そういう風になってしまうのはし方の無い部分がある。化け物同士の戦闘になってしまうのは。どっちも悪い。って、普通はなるんだよね。
でもさ。
02やヴァンデモン編辺りで、結構なデジモンが現実世界に来て認知された筈なのにtriになって周りはよく解らない化けもの扱いとか、そういう部分はどうなんだろう。って思った。
世界的にデジモンの認知度は増えているらしいけど。違和感が強い。
なんか、どっかしら改変された世界のかしら?
世間から見れば化け物二匹が暴れたって認識しかできないんだわな。事情を話しても信じてもらえるかどうか。
そういうのを受け入れてしまう太一はどこか大人になったな。て思うね。
だからこそ、この件で突っかかろうとするヤマトは何処か子供っぽい。ヴァンデモン篇、02のベルあるヴァンデモン編では物足りなかった部分が、此処には会っていいな。
感情的になる理由もわからないでもないけどね。筋違いだけど、世間に何を言っても真実は嘘だと認識されるケースだよね。これ。
力の行使によって生まれる被害のことを気にしているのは太一だけ。ってのは気になる。
選ばれし者……力があるから俺達がやらなきゃ。ってのは解る。
でも、力があるからこそ恐れる気持ちがあるのも当たり前だから、どっちにだって言い分はあるんだけど、ね。ただ、戦闘で予測不可能の被害があれば、それこそ……ってことにもなる。
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そういう部分を気にする分、太一の成長が良く見てとれます。そして、性質が静かな花江さんが演じることによって、また、太一の成長に一役買っているのが良いね。
そこ行くと、何で、こいつを含む周りのメンバーはそこまで力の行使による被害がよく気にならないな。って思ったけど、でも、それから周りは変わってしまったり、変らない自分にどこか虚しくなる描写が良いね。
太一は改めて成長してから戦闘によって生まれる街の被害を体験した人間に置くことによって迷うことで第三者的な視点を司るキャラになって、ヤマトは戦闘によって生まれない場所で戦ったからこその被害を体験しない人間に置いたことでレギュラーキャラ側の代弁者になっている構図が面白いと思った。
そこから、自分の心境の変化、思春期、10代後半から来る子供から大人に変わる過程の描写を良い感じに混ぜ合わせているんだわな。
変わっていく価値観描写によって生まれる対立構造の図が上手いなーって思っちゃう。
キャラクターたちに感情移入できるのは一度は、そういう経験があるからってのをさ改めて上手く利用しているな。
と、そういうことを思うよ。
ただ、デジモンに命令をして敵を倒すだけではいられない。って部分がね。
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無鉄砲なママじゃいられない。
ヤマトが戦わないと全部が壊れる。って言うけど、太一の考える戦っても壊れてしまう恐怖の葛藤って言うのが実に面白いんだわな。
災害を再び体験してしまったからこそ、昔のようにヒロイックに動けなくなる。そういう太一の成長を感じられるのは良いな。
昔の無鉄砲さも良いけど、この年齢でやっても違和感しかないし、声優さんを変えたことで思春期の苦悩も上手く表現してる 。
アニメの怪獣映画に進化したような感じ。
どうなんだろ。
でも、戦闘中にデジモンたちは喋らないのはちょっと不満かな。そこまで行くと、本当に怪獣映画だけど、そこは差別感をつけるために、戦闘中でもパートナーデジモンには喋ってほしいね。
そういう部分を積極的に取り込んだじゅぶナイル作品にするのは良いんだけど、これはこれで、賛否両論になりそうな感じ。
9割方受けるかどうかは、ちと難しそう。
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新しい要素を入れた良さもあるんだけど、それと同時に昔の大事なものを無くしてしまった感じもするなー。
戦闘シーンは全体的に静かで作画とかも凄いんだけど、なぜか迫力がなく思えてしまう。効果音とかセリフって大事だな。って思いました。
結構、面白かったけど、新しい要素もいい味を出してはいるんだけど、でも昔ながらの部分も好きだから、そこが欠けてしまったことを思うと色々と物足りない。って言う部分もあったりするなー。
動きとか作画とか、そういう部分は凄いんだけど、やっぱり台詞は無いしBGMは静かだしで、盛り上がりに欠けるんだよねー……このオメガモンとアルファモンの戦い。
もうちょい、壮大さの漂い音楽を付けても良かったんじゃね?
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そういや、02でチンロンモンから力を授かって普通に勘全体やら究極体になれるんだけど、今回のケースって明らかに自分達のパートナーデジモンの成熟期より強いクワガーモンを相手にしてたのに、なぜ完全体に進化させなかったんだろ?
制約でも出来たのか?って思ったけど、あっさりメタルグレイモンとワーガルルモン、ウォーグレイモン、メタルガルルモンに4話目でなったし。
4話目でいきなりメタルグレイモンやワーガルルモンになる。ってのは、どうなんだよ。って思ったなー。
ヒーローの変身やデジモンの進化の演出って歌舞伎の見得と同じ訳であって。一回、見せれば省いて良いけど、一度も見せずにいきなり進化ってのは寂しいな。って思ったなー。
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後、大輔、京、伊織、賢の何があった?
此処は後々描かれるらしいです。
ってか、なんで、大輔、京、伊織、賢の4人がロスト状態になったのに太一達は気づかないのか。
特にヒカリ、タケルが、全く疑問に思わないことも違和感を受けた。
なんか、なんか、多いなる意思が記憶操作でもしてるの?
何かしらコメントがあっても良かったのに、残念だったな。
そういう部分の詰めの甘さの様な部分を感じてしまったのは、ちょっと惜しいかなー。ってか、スタッフは一新してるんだね。今回の映画で……作品を、ちゃんと勉強したのかな?って思った。
無知である事は悪くないけど知らないなら、この手の作品、続編なら尚更、勉強し無きゃいけないしで。
勿体なかったなー。
そういう部分が目立ってた。
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勉強して自分なりのデジモンアドベンチャーの続編を作る。ってスタンスなら、キャストの変更とかにも文句は言わなかったけど、ちと、文句、言いたいところが多いなーって思ってしまった。

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機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第12話

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世間はクリスマス、ブログはガンダム。
そして、終われば笑点……
世間は、そんな感じでござーますわね。
なんていうかさー、こうして見ていると展開があんま進んでなくて、そこ行くと、ちと仮面ライダードライブを見ているような、そんな気分になる。
なんか、それはそれで残念だなーって感じで。
素材は良いし、まぁ、デモ、ここのドラマをコンスタントに入れているし、それでも進んでないよりかはマシなんですがネ。仮面ライダーゴーストって酷いのがあったし。
肉、食いたい。
そういや、バルバドスのライバルメカっぽいのが流出したそうですが。
あれを見たとき、ファフナーじゃん。って思ったのは内緒。
でも、登場楽しみ。
救われねーなー……
SEEDのような甘ちゃんガンダムだったら助かってたね。マサヒロ。
岡田さんだから殺すだろうなーって思ったら、案の定、殺した。

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『ウルトラマンX』第22話「虹の大地」

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もう、これほど泣いたドラマは本当に久しぶりだった……2010年代の特撮ドラマで1番好きかもしれない……いや、でも、牙狼MAKAISENKIと同じ位かな。
いや、2010年代のドラマで、これを越えるドラマが、自分の中で出るかどうかが凄い不安にもなるほど面白かった。
なんだろうね。
こうして見ていると、ウルトラマンと言う存在、改めて、そのポテンシャルって凄いものがあるんだなって思わせたよ。私にとって。ゼロシリーズから、銀河へと続いたウルトラマンのバトンは、こうしてXによって最高の形で次の世代へと受け継がれていくんだな。って言うのは思いました。
もうちょい、色々とやっても良かったよな。ってのは思いますけど、でも、そんな物は、今、あれなんです。
野暮なことなんですよ。
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最終回までの、殲滅までの絶望的演出はかっこよかった。
確かに、ここまでの最終回に持って行くまでの説得力と言うのはあるわけでございますから。
そういう意味でも、最近のドラマなんて比べ物にならないくらいの出来だし、特撮ドラマにしても、ここまで良いのは滅多にないですよ。ましてや、ライバルの方は、あの体たらくですし。
此処まで、2クールで出来るのか!!
って、思ったのは、本当に、もう、深夜の牙狼くらいですよ。
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そして、最終回で、このウルトラマンX が売りとしている本来の要素を改めて出す。って言うのが良いね。
また、最終回限定フォームって言うのも良いな。って思える。ふと、何かに似てる。って思ったけど、これ牙狼の展開と似てるね。最終回限定の強化フォーム、しかも、牙狼のように、これまでの積み重ねがあるからこそ、この流れがあるわけでございますよ。
こういうのに弱いんだ。
私は。
そして作中に出された全ての伏線が見事に繋がって、此処までのカタルシスを生むとか、ウルトラマンX、最高すぎるだろ……
こんな素晴らしい作品はこれから出るかどうか。って思えるくらいには楽しかったし、感動したし、本当に作中で3回泣いてしまった。前々の話で、古代の文明の遺産を発掘したのが、エクスラッガーだったんだな。それをギリギリまで研究していた。
んで、それが過去と未来を繋いでいたんだ。
もとより、あのフレアによって、エクスラッガーは未来の大地の言葉と、両親の言葉を繋ぎ、そして、エクシードXの進化を促し、今日の勝利を与えた。
あの時のネクサス回の母親の声は、この時の声だったんだ。
全ての伏線が見事に繋がって、此処までのカタルシスを生むとか、ウルトラマンX、最高すぎるだろ……
今後の謎を残しつつ、また、何かがあるのもよさそうだね。
こんな素晴らしい作品はこれから出るかどうか。って思えるくらいには楽しかったし、感動したし、本当に作中で3回泣いてしまった。
最終回を見る前に1話から21話をウルトラマンX 全部、見直したんだよ。
そこでばらまかれたもやっとした部分と伏線を改めて確認して今回の最終回にを全力で見た。
太古の遺産であるエクスラッガーが過去の両親と未来の大地を繋いだから、あのエクシードへの初進化があったんだ。そして、怪獣の駆除ではなく保護し、それぞれに適応した環境にスパークドールを研究して扱った結果、ゴモラ以外との怪獣の絆も育んだ。今回のハイブリットアーマーへのユナイトも可能にしたんだ。
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絆とは無縁の虚無の存在であるグリーザに勝てたのは21話で語られていた愛と言う名の絆そのものだったんだ。
アスナの愛と言う名の絆が大地を蘇らせ、その絆を得て怪獣たちとの絆を一つにしたXが大勝利した。
普通に愛が勝利の鍵ってこっぱずかしいことは映像にすることも難しい。やると陳腐になることもあるんだけど、ウルトラマンX のテーマと展開が、そこまで辿りつける愛と言う名の絆で勝利する形を着実に現実的なものにし感動を生んだ。
Xで一番もやもやしていた部分が吹っ飛んだ。
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とりあえず、エクスラッガーとは本来、何だったのか。どういうものだったのか。って言うのも描いて欲しかった部分はありますが、そこはね。また、両親はどうなったのか。って言う謎をまだ、残してくれたのは ウルトラマンX 二期への伏線だと思いたい!!思わせてください!!!
この ウルトラマンX が売りとしている本来の要素を改めて出す。って言うのが良いね。
また、最終回限定フォームって言うのも良いな。って思える。ふと、何かに似てる。って思ったけど、これ牙狼の展開と似てるね。
絆と言うテーマを貫いた感じだった。でも尺の関係か大味になった部分もあったし、もうちょい踏み込んでも良かったかな。って思ったけど、でも、そうなると暗くなりそうな話も入りそうだし、そういうさじ加減って難しいんだろうな。
全体的に暗くなりすぎず、とはいえ、明るくもなり過ぎず多少の毒を一話一話に確実に入れていく手法は正解だと思った。
そして最後まで ウルトラマンX のテーマであり、ウルトラマンXの存在自体のアンチテーゼであるラスボスのグリーザの存在は、まさに見事としか言いようがない。
多少の大味になりつつも、作中のテーマを一貫していたからこそ、今日と言う最終回でグリーザを倒した部分から、全ての絆において発動した形態までの持って行き方にも納得がいくんだわね。そして、そこに感動がある。
ある種、見ようによっては全てを虚無にしてしまう哀しい存在を、Xは絆の力で解き放ったんだろう。と、そう思うのです。
凄いな……ウルトラマンX。
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本当に半年間、楽しかった。
まさに、絆の物語だった。
自然と育まれる友情とか、愛情ってあると思うんです。露骨に、ドラマ的な絆を描かずに、そうして自然と絆を生みゆっくりと育み描くって言うのが、ウルトラマンXの物語でもあったんじゃなかろうか。って、そういうことを考えたりする。
怪獣との絆や共存を描く上でホウリンガやピグモンの話は絶対に欠かせないし、それが ウルトラマンX の良さに繋がっているんやなー。と、改めて全部、見て思ったけど無駄な話が無いんだよね。ホント、しっかりしてる構成だった。

・ウルトラマンXの正体
・グリーザが生まれた原因
・両親の行方
・エクスラッガーとは?


自分が思いつく限りのウルトラマンX の謎は、んな感じ。ウルトラマンX2期があるなら、是非とも、この4つの問題に触れてほしいな。
そして、Xが人間の本性を突くような冷徹な一言が大地の成長や夢の再確認、ドラマのテーマ啓示に一役買っていたのも良かったなー。
それが、この作品をほど良く重く、また考えさせられる作品にしていたんだわな。
何気なくさりげない素晴らしさが、そこにあった。
ウルトラマンXの2期、楽しみにしています!!!
あ、あと、劇場版も見なきゃ!!!
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いやはや、それにしても21世紀ウルトラマンで最高の部類に入るウルトラマンかもしれないね。これ。
あぁー!!!また、二期と劇場版が見たいね!!

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ヴァルキリードライヴビクニズムが良い感じに百合。

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まぁ、ゲーム版の媒体であるPsvitaが無いので漫画版が連載されていることを知って呼んでいる訳でござーますが、やっぱ、あの、ヴァルキリードライヴ自体が安定の良き百合なので、漫画版もいい感じの百合です。
姉妹百合に、ツンデレ百合になんとやらですわ。
そんな感じで、ヴァルキリードライビクニズムーって言う、タイトルで出ている訳ですよ。
こうして、あの原作を知らなくてもキャラ同士の絡みを知ることが出来る。って言うのはありがたいなーって思います。
まぁ、まだ3話しか連載されていないんですが。
とりあえず、一話完結のオムニバス的な百合作品ですね。
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主役二人の倫花と乱花が百合可愛いです。ってか、妹の乱花も良い感じにシスコンをこじらせて、さらに倫花も見え隠れしたり、他の人とドライヴして罪悪感を抱いてしまったりと。
良い感じに依存しているんだよなー。これ。私とドライヴーとか、言いながら、他のとー
って、言うのも、また、なんか、ねー。
そうしているなら、なんかね。
あぁ、中の良い百合姉妹……
神楽坂姉妹、また、外見もよく似ているので、そういう部分も、くいーんずぶれいどの、あの二人を思い出したりと化して美味しいです。
また、妹は幼さもあってお姉ちゃん大好きオーラを隠そうともしない。
でも、他の女とあっけなくドライヴした時は、おいおい。
ってなった思い出がw
まぁ、まだ、3話しか無いから、これからも気になるんやけど。
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そして、何よりの見どころは、やっぱ小春×ヴァイオラなのよね。
ちと、つれない態度を取ってしまうヴァイオラ……
それは、小春が構ってくれないから。
って言う、その部分を隠そうとするけど、もう完全に態度と顔に出ちゃっているのが良い。
なんだ、この可愛い二人は。
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構って欲しいから、学校に行かない。とか、可愛すぎるw
好きって、言われて顔を紅くするわでw
乱花が良い感じにサポートして背中を文字通りおしちゃうしでw
そして、ちょっと本心を曝け出して…・・
なに、この二人、可愛いwww
って、なるわけですよw
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素直になれない百合っぷるってのも、良いものですわw
なんか、もう、2話目は全部、ニヤニヤしてしまったw
いやぁー、なんかねー。
なんだろうね。
やっぱ、良いねー、こういう形ねー。
もっと見たいし、アニメでやってほしいねー。って、そういうことも思いましたw

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ヴァルキリードライヴ マーメイド 第11話 「ソルジャーアーム」

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レディ・レディが完全に、みれまもの恋のキューピットすぎて。そして、元カノの魅零に対する感情は、案の定、憎しみでしたね。あの、全ての魅零への台詞から物が立っていますよね。
やっぱ、あの後、色々とあったんだなー……
どうでもいい話、シャルロット、連中と手を組んだ時点で島から出ても、そこに幸福は無いように思える。
最悪、人外に近づくための人体実験が多く行われそうで、色々とあれなんですが。
シャルロットも外に出たい何かしら大きな要因はあるんだろうけど、でも、島の外の状況を見るに戻ったとしても、そこに絶対的な安らぎとかないと思うんだよね。すでにウイルス感染者として登録されちゃってるわけでもあるだろうし。
マーメイドと言う一種の水槽が彼女たちにとっては真の楽園なのかも。
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ウイルス感染者になってしまえば、外は嫌でもなんでも地獄なんだよなー。レディ・レディは、それを知っているからこそマーメイドにきて自由を求めた。って感じなんだろうし。
大体が、人魚関連の伝説にろくな結末が無いように、現実に戻れば彼女たちに待っているのは地獄としか思えない。
マーメイドと言えば人魚姫ですよ。人間にとっての現実世界に入り込むために声やら、何やらを失って地上に出たら足に突き刺すような痛みと、声が出ないから現実は全て上手く行かずに虚無感に囚われる。
あの組織もブラックゴーストみたいに大きい何かって感じがするしね。
そして、彼女の選んだ結末は泡になって消える。
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……マーメイドに住んでる彼女たちが外に出れば人ならざる者としての迫害を受けてしまうことは、あの世界の中では言うまでもないわけで。
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必死に島から出ようとして、あの結果だったら、もう哀れとしか言いようがない。
ファフナーの竜宮島が楽園だと、外に出て改めて思いなおす。
そして、展開が展開故にスカルマンを思い出してしまう。
なんか、スカルマンみたいな終わり方にならないことをヴァルキリードライヴには望みたいんですが……
色々と被る部分が……
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さて、まぁ、今回は魅零の過去……
ある程度、予想したとおりでしたね。
そういう感じで、悪でありながら善良に戻った科学者によって、仮死状態処分にされ、現実に戻ったわけだが……したいことは無い。生きる信念が無いことへの虚無感に囚われ、もう、どうでもいいわ。って感じでマーメイドに来たわけですが。
そこで、まもりに出会い、そして生きる意味を見つけた。プロデューサーいわく、初対面で初恋状態に陥り、そして……って、感じらしいです。一目ぼれして、そして生きる意味を見つけ、彼女のために奔走する。
生きる切欠を与えてくれたから。でも、そういう部分を、魅零が、まもりを守る理由って言うのをちゃんと作中で描いていたのは良かった。
ホント、並みの百合漫画、いや、上物の百合漫画に並ぶほどには熱く程場知るような感動的な百合シチュエーションだったのではなかろうか?と、そういうことを思います。
良く「同性ゆえの葛藤が無いと、その百合は軽い」みたいな風潮があったけど、ヴァルキリードライヴの、今週の魅零の、まもりにたいする独白を聞いていると、やっぱり、そういうことは無い。
それが無くても十分に熱く、そして純情な百合がそこにあるのだ。と、言うことを改めて理解することが出来る。
結局、同性ゆえの葛藤なんて言うのも物語を動かすためのファクターに過ぎず、上手く調理できれば素晴らしい作品にもなるけど、下手に調理すればくどいものになってしまう、そういう調味料的な存在なのだと。
ただ、そういう要素を入れればいい。ってわけではないのだ。
「同性愛ゆえの葛藤」「メインキャラの男」なんて、いわゆる、こういうのが無いと百合作品として軽い。なんていわれるものが無くても、充分に視聴者の心を打つ百合作品を作れる。と、言うことをヴァルキリードライヴは証明してくれた。
それだけでも、この作品が百合界に与えた功績は大きい。
結局、そういう要素を入れなければならないと、変な束縛感に駆られたがゆえに百合姫なんてのは一時期、似たような作品の短編ばっかしかなかった。って言う、そういう時期を思い出すのです。
「同性愛ゆえの葛藤」「メインキャラの男」なんて要素はさ。下手にやると重苦しくなるだけの面倒くさい作品になるからね。リアリティがどうのこうのって言うけど、それに関しても求めすぎて作品の良さが損なわれる場合もあるわけで。
VDは、ホント、そういうの無しでも良い物は作れると証明した。
ガルパンも、AKB0048も、そういう要素を抜かしつつも視聴者の心を充分に打つポテンシャルを持っていた作品なんだけど百合的に有名になることは少なく、なんか、そういう百合的な部分を見ると悔しい思いをした作品だった。と、こう考えるわけですよ。はい。
まとめとしてはね。
「同性愛ゆえの葛藤」「メインキャラの男」なんてものが無くても、互いが、どれだけ、その人を愛しているか、それを熱く語るだけで、これらの要素を必要としないでも素晴らしい百合作品が出来る。
ヴァルキリードライヴは、そういうことを教えてくれた。
今週のレディ・レディ、何処まで二人は愛しあっているのかーって言うのが断片的な台詞からでも伝わってくるのは声優さんの演技力なんだろうなー。って、そういうことを思った。
どういう状況でも交わりたいほど愛したい。
吹っ飛ばされて、一時的に離れても、それで空中でパートナーを救うためにもがいて抱きしめに向かうんだから強い。
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レディ・レディが、何故、魅零に力を貸すか。って言うのを考えると、彼女たちには生きる理由、存在意義のような物が、この島にある。彼女たちの場合は自由ですよ。
己の愛を一生、貫き通せる場所と言う感じ。そこには愛と言う信念があるからこそ、戦える。
そして魅零は、まもりを守ると言う信念があるからこそ、戦える。
そこに目的は違えど愛する人を守りたいと言う思い信念に対してシンパシーがあるからこそ魅零を気に入って手を貸すようになったんだろう。と、そういうことを思う。
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ついでに、今回、まもりさんが魅零さんの元カノに寝取られる展開がござーましたわね。
まもりさんの髪飾りである猫のアクセサリが泣いている。
これは魅零さんに助けを求めているのと、こういう関係なんて望んでない。って言う表れでもあるんだろうなーと。
来週、最終回かー……
みれまも、レディ・レディ、良かったなー。次回、どうなるんだろう。
円盤、花王……それを期待して、来週の最終回を待つ!!

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牙狼 -紅蓮ノ月-第十一話「斬牙」

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第二の魔戒騎士登場と同時に、袴垂率いる盗賊集団に襲い掛かる、ゼイラム……いや、レギュレイス。いや、どっちも違う、今日は、ああいうホラーなの。戒天丸、なぜ、袴垂に自らの鎧を与えたのか。それは、かつての自分と被る部分があったのかもしれないね。
元貴族と言う立場、流れは違えど貴族に歯向かい盗賊となったもの同士、戒天丸自身、思う処があったからこそ袴垂を己の後継者として指名した。って事かな。
しかし、もうちょい前に、そういう描写を入れてもよかったんじゃ?って思った。
斬牙のかっこよさに心奪われた部分もあったけど、もうちょい、この似た者同士の二人の描写を2、3話くらい挿入してもよかったと思うんだよね。そこは炎の刻印のアルフォンソとラファエロの描き方が良かったからこそなんだけど、まぁ、これからかな。まだ、生きてるようだし。そういう部分を埋めていってくれたらいいな。って言うのは思うんだけどね。
そういう部分を埋めていってくれたらいいな。って言うのは思うんだけどね。
1話だけで済ますのは、ちょっと、物足りないって言うか、なんていうかな。良い素材なのに、これで終わりって言うのはもったいないんだよねー。
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もっと、二人の心情を掘り下げて描いてほしいなー。
もうちょっと描いてほしいよね。訓練のシーンとか、そういう部分を色々とねー。
攻めて、時間経過とか、そういうのもほしかったけど、今回は無かったし。
このシーンから、何か月間立ったのか。って言うのはほしい。
内容としては、貴族同志であるが故の嫉妬。ホラーになる経緯は、平安時代らしいから、まぁ、特に、そう思うことは無く、メインは戒天丸と袴垂の関係、そして斬牙のお披露目って感じかな。
そして、袴垂は自分と同じ盗賊に自ら身を落とした男、戒天丸と対峙し、その鎧を受け取り、友の魂を狩る。って話なんだけど、まぁ、さっき、述べたように、そこが残念ですよ。っと。
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そこから、袴垂は腐った友人の魂を浄化すべく、魔戒騎士へと。
貴族云々の流れは、もうちょい関係性を築いてから、こういう描写を入れてほしかったなー。
袴垂が、そういう守りし者になることを渋っていたセリフもあったし、なぜ、嫌なのか。って言うのも明確に伝えてほしかったね。斬牙、かっこよかった。で、今後終わらないように戒天丸と袴垂の描写を、今後、入れてほしいんだけどね。
ところどころ、炎の刻印を意識している部分も見受けられるけど、2番宣時になら無いような苦労も大変ってことかな…
今回は袴垂、魔戒騎士デビューの相手として元友人+貴族の嫉妬って部分でホラー化したのは、まぁ、彼の役割は単なる、お膳立てのために用意したファクターですから。友人の場合は、もう袴垂がもとより、貴族が嫌いって言う部分と、それに引っ張られていた。って言う部分がありますから、それ故に袴垂が、あっさり斬り捨てたのはホラーになってしまったこと以上に、子分のことと友人だと思っていた相手が、やはり、自分の嫌いな醜い貴族そのものであった。って言う、一種の失望のようなものから来る部分があんのかなー。とか思った。
だからこそ、師弟の描写は、もっとなー……深く描いてほしかったなー……
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ちゃんと丁寧に描かなきゃいけない部分を1話に二つも入れちゃったから、大味に見ちゃうんだよね。
これ、闇を照らす者、弔いの火の話と哀空吏の成長を両方描いて大味になっちゃった回と似てる。それを無くすために今後の補足が重要課題

| 牙狼 | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第11話

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最近、ガンダムやロボットアニメよりも、ウルトラマンや特撮のが気になる。って言うか、そういう感じでごぜーますわね。そういう年ごろ。なんか、色々とアレだわなー
なんか、ここんとこ、色々と思う。
そうして行くうちに、なんか、まぁ、あれなんですけどね。
ウルトラマンが大好きなわけでー
いや、そういう問題じゃない。
まぁ、作品としては楽しいと言えば、楽しいんですがね。
とりあえず、こうして、茶を啜りながら、モナ王を食うって言う、生活が楽しい。
いや、嘘です。はい。
ザイゴーグ、かっこいいなー。
来週は色んな、なんていうか、怪獣が出るなー。とか、思いながら、なんか、うん。
そんな感じで寝よう。

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ウルトラマンXの劇場版が……

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内容を見ると、なんていうか、ガメラ対バラゴンを思い出すのは私だけだろうかー。とか、そういうことを思ったりする。バラゴン、あの、なんか、内容からしてもそういう部分が多いし。なんかねー、そういう部分を思い出しますわね。
でも、凄い面白そうなのよなー。
別世界同士のウルトラマンであるティガと初代ウルトラマンが劇場版ウルトラマンXの公開日である20年前に初めて共闘し、そして、その初めての異世界出身の二人のウルトラマンのファーストコンタクトから20年後、Xを助けに初めて共闘した二人がやってくる。って考えるだけで熱い。
そういう風に、考えながら、なんか、こういうのを感じるとね。
オマージュとかあるんだろうなー。ってか、こういうの、結構、あってるしね。ウルトラマンの世界観に。多分、アントラーのアレがあるんだろうけど。
何気に、これ、Xが関わってきたウルトラマンが助けにやってくる。
ってのが、また良いんだね。
そして、今回から、新たにティガと初代と絆を紡いで……
最強のアーマーを身につけると。
しかし、なんか、こういうのを見てると……
ね?
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ああいう部分とか、こういう部分とか……ねー。
まぁ、そういう感じでさー。
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あれ、ウルトラマンXの二期はやるのかどうなのか、ちょっと不安。
でも、個人的にはやってほしいなー、
ベータスパークアーマーも、こんなかっこいいのに、これで終わり。ってのも勿体ない。思えば、この感情は牙狼の一話限定の数分で終わる強化形態と同じ感覚かも。
しかし、前の記事でも言ったけど、初代ウルトラマンってかっこいいんだよなー。
昭和のデザインだから、ちょっと、ダサくなる……ってことが、まぁ、他にもあるんだろうけど、でも、初代ウルトラマンを含むウルトラ兄弟って、それが無いから逆に凄いんだよな。
ウルトラマンのポテンシャルって、やっぱり凄い。って、そういうことを思える。
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そして、Xのある種の最後の怪獣と同時に……
ウルトラマンとティガが苦戦した怪獣が二匹……
映像ではバルタンもいると。
此処から、どう発展させていくのか。
物語は、どうなるんだろう。
どう展開されるんだろ。
そして、黒部さんと長野君がクレジットされていないから、ちと、もやもやするけど代わりに吉本多香美さんが参加すると。レナ隊員が別人役で参戦って言うのもいいですね。
長野君と黒部さん、シークレットで声だけでも当ててくれないかなーとか、思いながら、こうして見ていたり。
さて、まぁ……
公開が楽しみだ。
どうなっかなー。
しかし、タイトルに「きたぞ!われらのウルトラマン」って入ると、ウルトラマンファンの宿命か、こうわき上がる高揚感のような物がありますね。全ての始まり、光の巨人ってワードもいいですしね。
ついでに、ビクトリーが出るのに宇治君は喋られないのが寂しい……ギンガビクトリー、出なさそうだね……
寂しいと思いながらも、やっぱ、あれだね。
高揚感が凄いですね……

| ウルトラマン | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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初代ウルトラマンってやっぱり、かっこいい。

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どうでもいい話、画像にカラータイマーないやん。って言う突っ込みがあるような気がするけど、そこは、あれです。調べてみてごらんくださいませ。結構、面白い理由が、そこにはあったりするわけで。
そんな感じで、だいぶ前に、初代ウルトラマンを見ていたわけで。
凄い楽しいんだよねー。
今見ても、昭和的な古臭さを感じない部分もあったりと、今でも通じる感じの話が多い訳でございます。演出、かっこよさを含めて。
初代を見たのは、もう、なんだ、10年くらい前になるのかなーって思いながら、こうして見ている訳ですけどね。
バラエティ豊かな明るい話の中に入り込んで来る、暗めの話、ウルトラマンがいれば防衛隊がいらないのではないか?と、ウルトラマンを良く知らない人にとっては、必ず、こういう部分をバカにしたりするわけで。実は、それに対する明確な答えと言うのは、初代のうちに出していたりするんですよね。
だから、そういう話題になった時は、この話を出していたりするんですけどね。
何故、3分と言う設定があるのか。と、言うのも考えてみな。と……そういうことも交えつつ。
どうでもいい話、明確3分ってナレーションは言ってないんだよね。
そういう部分も見つけるのが楽しいところ。
昭和ウルトラマンって言うか、ウルトラマンの基本ポテンシャルは、本当に、この作品から今も続けられてきたからこそ、愛されているんだな。って言うのが良く解るね。
そうして、まぁ、制作側が追いつかない的な事情で打ち切りの決断をする訳ですが、その後の活躍は言うまでもなく。
怪獣と言う存在にアイデンティティを与えている。
単なる、所謂、わるものではないのだ。
と、そういうことが解りますよね。
成人に関しても、ただ、侵略するわけではなく、そこにドラマがあるからこそ、面白さもあるわけで。彼らなりの事情、理由、そういう物を知りつつ、見ていくのは楽しいです。
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ティガの客演が個人的に一番好きだったり。
1話から、最終回まで、ノンストップで見ていくうちにマスクが、あぁー、ここで変わるんだなーって言うのが良く解ったり。多彩だよね。技がかっこよかったりするし。
そして、やっぱり、こう今のウルトラマンと並んでも、そこに一切、ダサさって言うのを感じないのも凄い。
Xの映画があるわけですから。
そこで、X、ティガ、初代……さらに、ネクサス等が助けに来る。って、映画の中で、やっぱり、そこに初代ウルトラマンとしての威厳を保っている程のかっこよさがあったりするわけで。
映像が綺麗な状態で見ると、なおさら。
なんか、ウルトラマン同士で無駄な争いをすることもないから、余計に胸が熱くなる展開があるんですよね。
えてして、ウルトラマン……
やっぱ、初代ウルトラマンは偉大だなーって思える。
後の昭和の黒歴史的な脚本は無しとして、ティガ以降の存在感とかっこよさは凄いですからね。
次の出番も楽しみだわ。

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ウルトラマンX 第21話「美しき終焉」

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そんな感じで、最終決戦なわけでござ―ますが。
なんか、緊張するね。ウルトラマンの最終決戦って、常に規模が、他の特撮と比べてデカいものがありますから、こういうウルトラマンXになると、なおさら。
しかし、グリーザの不気味なこと……今までのラスボスって、強大な部分や、単純に巨大感があって威圧的なやつが多かったけど、此処まで不気味なやつを前面に出したのは初めてではなかろうか?ただただ、気味が悪いんだよなー。グリーザ。
何かが違う、不気味さ。
さて、あれは、特異点……忘れてたけど、建物ごと吹き飛んじゃったんだった。そう考えるとエクスラッガーが出来たのも、そういうことになるのかな?って思ったり。
この戦い、もう、ラストか。
怪獣映画の最終決戦らしいシチュエーションだ。
各隊員の日常を描くことによって、今までとは格が違う怪獣が出てきてしまうことによって、一気に緊張感が増すのが良かったね。同時に、消えてしまった彼等を含めてどうなるか。
気になるなー。
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ふと考えてみればグリーザ、ゼットン星人から始まる、以降の配下的怪獣や宇宙人が全く存在しないラスボスってのが珍しい気がするね。何かしら、操っていたり、連れて来られていたり、タッグ組んでたりと。
でも、こいつは孤独。それでいて不気味な演出と共に圧倒的な強さで壊滅に追いやったから怖い。
不気味な声と共に一人でウルトラマン達を圧倒し、さらに普通なら勝利のフラグすらもへし折る。って言う、その実力、もしかしたら前作のラスボスより強いのでは……?とか、考えてしまう。
XがXioのメンバーにグリーザの事を告げる。グリーザの来訪を感じ取りアスナがいるのに変身を促し出向かなければならない。と言う部分からXがどれだけグリーザを恐れているか。その部分も緊張感が出てて良かった。
一見するとウルトラマンと同じサイズなのに戦闘員みたいな雑魚敵のようなデザイン、そして徒党を組んでいないで、あの強さを持ってウルトラマンを圧倒しているが故の、壮大さが無い故の不気味さがグリーザの魅力だね。
んで、こっから怪獣になるんだから、ドラゴンボールで言うクウラみたいなやつだわね。
そんなやつだからこそね。
手に汗握らざるを得ない。
完全に前篇って感じよね。
もう、完全にグリーザのためにある一話。
そういう感じだわね。
ってか、今回は完全にグリーザのためにある一話だよね。
各隊員たちが日常を送るなかで格の違う不気味な怪獣が、その日常とアメリカのXio施設を破壊する最強の存在が現れる。
そうして恐怖が来襲する。
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また、死亡フラグみたいなのを立てる隊員も出てくるしで、視聴者を不安に掻きたてたりとか怖いわ。とにかく、そういう部分を煽る話だった。
此処から、どう持って行くのか楽しみ。
深く考えず、まずは、こういう感じで一話かけて導入を持って行く。と……
起承転結で言う起承の部分やしね。
そして、来週、一気に終わる。
そういう感じになりそうですね……しかし、なんか、ああいう悪役って何かを語るんだろうけど、何かを語らない。Xの言葉でしか、その本性、目的が語られない。って言うのも、良いね。
ふと、そういう部分から不気味な部分が目の前に出てしまう。
圧倒的な強さと演出による不気味さは、明らかに、こいつは、この世に存在してはいけない。って雰囲気も醸し出してるんだわな。
ってか、ここまで不気味なラスボスってのも最近の特撮ヒーローにはいないなーって思う。
初代ゼットンも、パンドンも、それ以降の昭和のウルトラマンのラスボス怪獣は、何かしらの存在に操られている存在だったんだよなー。グレートは2対1だから、あれやったし。平成は軍団を率いて徒党を組んでいたし。
ただ、グリーザだけは徒党を組まず、操られず、ホントに一人だから不気味で怖いんだ。
一人なのに、あの強さ。不気味な笑い声をあげながら徒党も組まず、Xすらも最初の戦いは太陽に落とさなければ勝てない強い敵だった。
さらにグリーザの意思そのものが見えないが故の怖さがある。この怖さは、帰ってきたウルトラマンのプリズ魔に似てるんだよね。
自分の中ではグリーザは正直、初代ゼットン以上の不気味さがあるんだよな。エンペラ星人等のように徒党を組まず一人、圧倒的な力を持ち暴れて破壊し、ヒーローの絆を嘲笑するように蹂躙。
何気にグリーザはウルトラマンXで培われてきた絆の力の真っ向から否定するアンチテーゼ的存在でもあるんだね。
自分で語れば小物感も出てしまう感じも出るし、それによって不気味さも消える。しかしXが語ることによってグリーザの不気味さって言うのも一層、増すんだ。
えてして、これから、どうなるのか。
話は、まだ途中……
大地の両親は、どうなるのか……ゴーバスみたいになるんかな……ならないでほしいな。
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またれよ。来週。
ふと、まぁ、色々と気になるけど、これほど、楽しいなーって思えるドラマなかったね。
さて、まぁ、展開としては王道な最終回へと。って、感じですね。
ってか、来週、もう最終回って寂しいなー。ウルトラマンX……
今年終わった特撮含む全てのドラマの中で自分の中では一番面白かった。無論、ある程度、書店ガールとか、初森ベマーズとか、恋仲とか、まあ、あの時間帯のドラマもある程度、見た結果、ウルトラマンXが一番面白かったです。
いやはや、来週、最終回か……
これほど楽しいドラマも今年は無かった……

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ヴァルキリードライヴ マーメイド #10 「オプレッション」

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どうでもいい話、4話の回想シーンで、元カノ、そのまま拉致られるような場面があったのを見て思うと、元カノって寧ろ、魅零を憎んでる部分が結構、強くなってるんじゃないか?とか思ったりする。
なんか、俺は人は殺さない。その怨念を殺す。的な感じになるんかなー。魅零さん。
人の純情を利用して、どうのこうのーってのは、まぁ、良くある手段だわな。恋は盲目的な部分を利用して、そのまま、人心掌握。さらに、あそこまで男装が似合うと、そりゃーねーって、感じもしてならないんですが。ただ、その代償ってのは必ず、どこかで起きるわけで。
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世の中、それでも良い。って人と、弄びやがって。って言う感じのもいるわな。そこ行くと、シャルロットのように最初から女のままでいた方が人心掌握は出来るのかもしれません。
圧倒的な力と、カリスマ性があれば、男装する必要もないだろうけど、早急的なものであれば、なんか、こういうのは必要なんだろうなー。ただ、ばれた時が怖いけど。
それが、今回の仕打ちとシャルロットの圧政に近い、あの状況なんだろうなー。
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不当な政治には反乱はつきもの……どんなに、良い生活だったとしても、ああいう手段に出てしまえば、こうなることは運命に近かったのかもしれませんね。
望まぬこととはいえ、人の純情を騙してしまったのだから、その罪は重いのだろうなー。それは、まもりにたいしても、あれだけどね。
人の心って感情や倫理でどうにかできるわけではないですから。
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さて、見ていて思うことは、何で、もっと晶さんを元カノはレズレイプしなかったんやろ。って思ったりしたが……
まぁ、見せしめにはされてましたね。
まもりさん、凄い困惑していたけど、それはそうか。
んで、シャルロットに何があったのかは知らんけど、なんか、家柄的にロクな男がいないからこそーってのがあったんじゃないかなーって思いますわ。
圧倒的な美貌と力、そして知能を持っているのに、家の人間からは女と言うだけで他の男に嫁がれそうになったとか、認められなかった。だとか、偏向的と言うか、そういう女の価値観を強要された。とか、そういうあれですかね。自分の上にいたのがプライドだけが高い、無能な男だったーとか。
そういうこともありそう。
そういうことを考えつつ、今日は、なんか、霞さんが主役だったわけですが。
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まぁ、彼女も響さんと、それなりに関係が描かれたけど、どういう、あれだったのかーってのは無かったね。もうちょい、描いて欲しかったなーって思った。まぁ、ここは妄想したりはするんですが。
幼馴染なのか、それとも、どういう関係なのか。
って言うのが、個人的に描いて欲しかったねー。
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えてして、彼女たちが求めているのは、ヴァルキリーエフェクトを起こした、まもりさんであることは言うまでもなく、本当に、そろそろ終わりなんだなー。
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最後の決着に、かつての仲間達が集まるーって感じですかね。レディ・レディ!
そろそろ、終わりとか寂しいなー……
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ふと、思ったけど、まもりさん、誰かを助けるためにアクションを起こす。とか、結構、成長したなーって思った。まぁ、1話から色々とあったしなー。おどおどしてた時期に比べて、なんか、激戦を繰り広げてきた分の成長を感じられたねー。

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【紅蓮ノ月】第10話「一寸」

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一寸法師……これが、後の牙狼の世界で、童話になって伝えられるのだろうなー。とか、思うと、それはそれで面白い。って思ったりするわけで。
この世界の陰陽師は町民から、色々と徴収して、低級であろうとも、ああいうのを作っていた。ってナルと、なんかね。それに恨みを持ってしまうのも無理はない。
そして、民のことか。あの道長は確かに何を考えているのか良く解らない部分はあるよね。そういう部分から来る不安と、憤りから来る恐怖とでも申しましょうか。
それによる怒りを支配されて、どんな崇高な志を持った人でもホラーになってしまう。ホラーに食われてしまえば、それで終わりだという虚しさ。
そういう光と影の部分が、これはよく出てるね。
何気に、この部分は冴島シリーズと似てるんだよね。
あの一話完結の方式の中に、伏線もまいていくスタイルの中に、さまざまなドラマを導入する。ましてや、こういう時代だから、弱者から邪気を吸い取り……
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人間からホラーが生まれるという部分は描きやすいのかもしれません。
差別や、貧困、そういう部分が強い世界でしたし。
しかし、それによって己の無力さを色々と知っていく。
そして、ホラーに食われる虚しき真実と言うものも知ってしまう。
この世界の中で。
さて、どうなるやら……
一寸法師……で、ありながら、それ以上にハードな部分だったなー。
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そんな感じで……次回、新しいの出るね。打無に似てるっていうか打無タイプの騎士だよね。恐らく、タイトルにあった斬牙ってのが名称なんだろうけど。
武器、もしかしたら斬馬刀だったりして。

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蒼穹のファフナー EXODUS 第24話

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これ、どうなるんやろ。
ちゃんと、収集つくんだろうか……
がルパンみたいに、来年の3月くらいに最終回をー
って、なるんですかね。
そういうことを思いながら、こういう作品を見ているわけでござ―ますが。
不安でしかない。
見ている分には他のシンですけどねー
何だろうねー……
操とか、これからは、なんか、もう、あれだし。
少なくとも、後、これを含めて3話くらいありそうな予感……
ハッピーエンドでありますように。
そう願いながら、私は寝る。
そう思ったら、なんか、もう、アキラがねー……ゼロファフナーが墓標になってしまった。

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機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第10話『明日からの手紙』

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なんやかんやで、エンディングがクッソ好みでCDを買ってしまった件。順当に面白い。って感じですかねー。今期は、どれも横ばいな感じで、突き抜けているのはヴァルキリードライヴですかね。
アレが、突き抜けた面白さを感じる。
まぁ、今日は幼いころのおはなし―って感じで、そういう感じですね。
なんか、まぁ、こうボーっと見ていても面白いから良いんですけどね。ただ、実況し害があるのは紅蓮ノ月ですが。牙狼は、前半は絞殺パートで、後半から一気にバーっといきますから。
これも、そういう感じですかね。
ふと、岡田さんにしては、大人しめ?
なんか、そういうことを思います。
まぁ、これから色々とあるんだろうけど。
牙狼みたいな感じになるんですかね。
それはそれで期待したいけれど。そんな感じで、あ、今日、感想、書いてないや。まぁ、いいか。ぷいにゅ。

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サイボーグ009VSデビルマン Vol3

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悪魔とサイボーグが融合した超常兵器と最後の戦いが今始まる―
ふと、これが各原作の最終決戦に繋がっていくのだろうな。そういうことを思うと、ゾワっと来るものがある。
まぁ、009は、この後、地底帝国ヨミでブラックゴーストと戦うけど、でも、最終的に神と言う曖昧なものと戦う。それは、デビルマンも同じことで、デビルマンは最終的にサタンに覚醒した了が明を倒した後に髪の軍勢が現れて終わるわけですが。そういう部分、ハルマゲドンは共通しているんだわな。
そのプロローグである天使編は読者から難解って理由で打ち切りにあったんだけど。勿体ない……実にもったいない。もったいなさすぎる。それは置いといて。
そういう感じで、ファイナルバトル編。
009側は、結構、割かれていると思うんだけど尺の問題で、あんまり描かれていない部分もあったりとねー。友あれ、デビルマン側の話もあるから、そこは流石に御愛嬌って感じかな。
各キャラクターの能力を駆使した戦いが繰り広げられて、003の情報能力を使いつつ、他の00ナンバーサイボーグ達が、ハイティーンナンバー達を圧倒して行くのが良いね。旧式、言われながらもチームワークの前ではハイティーンナンバーには勝てる存在ではない。と、言う部分は強いね。
既に、人が超常的な力を与えられたら神になるか、悪魔になるかしかない。そういう主張の元に戦いを続けてきたデビルマンとサイボーグ戦士達。
しかし守るべき者がいるから人のままでいられる。考えてみれば、デビルマンと009、全く異なるようではあるけど、実は同じなんだよな。一方は悪魔と一つになって、一方は機械を埋めこまれることによて、経緯は違えど超常的な力を、それこそ悪魔のような力を得てしまった存在。
二つの作品の共通点を見出して、それを今回のテーマとするのが全体的な話とでも言うべきか。そこ行くとデビルマンと009は、そんな変わらない。
その肉体を嫌悪しようとも。
機械に改造されたり、悪魔に乗っ取られてしまったりして、その二つが本当に悪魔になるか、人の心を宿したままでいられるかが、この戦いの勝敗を決めたのだろう。と、そういうことを思った。
0010とか、それ以降のナンバーは13とか除いて、そういう感じやし。しかし、その悪魔も0014以降のナンバーのドラマ、もうちょい、描いて欲しかったけど、結局は、一時的に神に近い存在に敗れると。
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しかし、人の強さ、人のもろさを持った存在だからこそ、人でいられる。
既に機械や悪魔の力に負けて溺れてしまえば、それは……しかし、そう簡単に勝てるものでは無いんだけどね。その力は。
その悪魔の力の誘惑ともいうべきか、力に溺れなかったが故の二人のヒーローの勝利とでも言うべきかもしれない。
守りたいものが心の奥にある限り、彼等は人として生きていける。彼等の、これまでの戦いと、これからの戦いを見ていると、そこに説得力がある。
原作を読んだことがあるから、そこに説得力が生まれるのです。
しかし、原作版デビルマンの場合、この後の結末を知ってしまったから、この台詞が凄い重い。
そして、繋がっていく終わり方にー……あぁぁぁぁー……ってなる。この世界の魔女狩りは、00ナンバーサイボーグ達に、どう動くのか。それが気になったまま、終わりを迎えたから、何処か、面白くてももやもやしてしまったりする。
此処で、終わりだから、こういう想像力をかきたてる感じなのは良い。
楽しかった。
最近のライダー映画の共演よりも良かった。
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ただひたすら、エンターテイメントに徹したが故の勝利。

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サイボーグ009VSデビルマン Vol2

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VSシリーズの王道だなーって感じで。ふと、思ったんだけど、まぁ、009は9人分のドラマと、さらに敵サイドのドラマを描かなければならないから、必然的に、こっちに時間が割かれるから、デビルマンサイドの物語が結構少なかったりするなんとやら。まぁ、それでも、必然的な部分は描かれているから良いんですけどね。
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ただ、それでも、何故、アベルとカインはサイボーグになったのか。このことは描かれてなかったのが、ちょっと、残念だったかなーって、そういうことを思った。
その二人以外のサイボーグは、ちゃんと描かれていたんだけどね。
えてして、そこに絡む悪魔の存在。科学者が悪魔を信じた時に、そこに出てくる、その技術を応用した……連中……まぁ、なんていうか、規格外のサイボーグ達と、あの9人は、良く、戦いましたよ。
サイボーグの相手はサイボーグがする。って、感じで、まぁ、あの最終話だと、ハイティーンナンバーズとデビルマンとの戦いは無いんだよねー。そこは、ちと、残念だった。
この話でいえば、デビルマンの戦闘シーンもないしね。
ついでに、今回出てくる悪の科学者は原作版プロフェッサーギルにそっくり。
そして、大まかな話の流れは互いに知らない存在が現れて、それを新たな敵を認識、そして破れて、了と、他のナンバー達が互いの事情を探り合う。その中で描かれる、009側の情報処理的な部分が、リ・サイボーグよりもよく出来ていた気がします。流石は、エンターテイメントに徹してるよね。如何にすれば良く解るか、そのツボを、ある種、退屈しそうな話でも、そうさせないようにハイティーンナンバーにも、裏があるような描写を入れる。
また、共通の敵がいることによってデビルマンと009が共闘できるように―って感じで。全開がファーストコンタクトだとすれば、今回は互いに整理している状況とでも言うべきか。一種のミーティングーって感じですわね。本格的に敵の動きが解って、そこから、じゃぁ、乗り込むかーって感じで。
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そして、敵も暗躍してるよー。と……
まぁ、乗り込む過程でかっこいい戦闘シーンとかあるんですが。
そこで、終わるんだよね。
全体的に、前後編な感じだから。
構成としては、序章→前篇→後篇って感じ。だから、気になって仕方のない終わり方。
さぁ、まて次回。

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『ウルトラマンX』第20話「絆-Unite-」

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そんな感じで、とうとう、ネクサス客演回と言う感じでー噂によると橘副隊長がーーーーって感じになるそうなんですが、そこはどうなんですかね。
それでも、ネクサスからすれば問題は無いんですが。デュナミストーって、感じで、それはあれだしね。でも、欲望を言えば本人に登場してもらいたい。って言うのが、あれなんですが。
仕方ないのかな。もう、そんな、前になるのか―思いながら、この前、ウルトラマンネクサスを一気に見なおしたことを思い出したりするわけで。
あー、早くみたいー……
まぁ、これを書いている時は、まだ見ていなかったりー。
まぁ、いつもの前談って感じですかね。無駄な雑談とでもいうべきか。ウルトラマンネクサス、大好きなのよ。アベ監督が、今回、どうやったのかーって言うのを楽しみながら、まぁ、見ることにしましょ。
橘副隊長が、あれなら、今回、正体を知ってしまうのではないのか?とか、そういうことを思ったり。そういや、これが終われば最終回……そろそろ、来るのではなかろうか。別れの時が。
Xと大地……あぁ、最終回に入っていく。
いやはや、そんな感じで、見終わりましたけど楽しかったですよ。
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考えてみれば、ネクサスの前日談である「ULTRAMAN」の敵であるザ・ワンはベムラーがモチーフなんだよなー。そういう意味では、ULTRAMANに対するセルフオマージュなんだろうなー。
そして、まさかの川久保さんが、そういう形で、登場するとは思わなかったし。
前々から思ってたけど、橘副隊長、凪副隊長と何処となく似てんだよね。内面以外ね?
スタッフ、狙ってんのかなー?って思ってたけど、やっぱ、こういうことかーとか、そういうこと思った。父親役だったしねwしかも、橘副隊長の旦那さんってことは、やっぱ、凪との関係を、何処となくほのめかす感じだね。川久保さんがネクサスを見ても驚かないのは、片隅で孤門の記憶が一瞬、芽生えたからなんですかね?とか、そういうことを思った。
さて、今回はネクサスと言うことで。
橘副隊長が変身する訳ですけど。
凪副隊長がネクサスになった時、それなりに活躍する話もあったそうだから、そういう部分のリベンジもあるんだろうなー
今回、赤いジュネッスになったのは、やっぱり凪副隊長がネクサスになった時に考案されていたジュネッスルージュのセルフオマージュでもあるんだろうか。とか、そういうことを思った。
変身した人物はネクサスオリジナルの登場人物ではないけど、実にスタッフのネクサス愛を感じたネクサスらしい話だったと思いますね。
オリジナルじゃない人が変身するのって抵抗あるけど、こんな抵抗ないのは初めて。
やっぱ、ディケイドが、あれだった。ってのもあるしね。抵抗はあったし、オリジナルじゃ無きゃ嫌だ。って思っていたけど、やっぱ、こういうオリジナルに敬意を表しつつ、世界観や設定を上手く扱っているからこその、許される部分を感じるね。
さて、まぁ、色んな怪獣がスパークドールズになっているわけだから、スペースビーストだってなっていてもおかしくは無いし、いてもおかしくはない。だから、説得力があるんだなー。
そういう感じで、具現化してしまった悪夢。
そして、星の宇宙の声、消えた両親の声を聞いていた。
ふと、何処か、一晩中、声を聞いても声は届かないですからね。同時にウルトラマンになること、ネクサス、ネクサスと言えば「あきらめるな」と、言うことで。
その繋いできた思いが、ネクサスを強くしたからこそ、今がある。言葉に説得力があるわけで。
ネクサス、今回、何をしに来たんだろう。
って、ことを考えると、まぁ、スペースビーストの駆除もあるんだろうけど。
でも、それ以外のことも感じるよね。
ウルトラマンになる。って、使命感を抱く感じになるんやなーって、そういうことを思ったりしました。なんだか、抽象的な感じなんだけど、そこに神秘性ってのも出てくるんだろうなー。
ネクサスと言う存在が神秘性そのものですからね。
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そして、Xとユナイトして戦う日々両親を探すことすらも放棄せざるを得ない状況でもあるしね。そういう状況の中で、敢えて身近な人から、ウルトラマンになると言うことは?と、言う部分を聞くのは良かった。何処となく、ウルトラマンになることをうとんでしまっていたのかもしれないね。
そういう部分を考えると。
短い時間の中で宇宙の声を聞いても、成果が得られないし、怪獣騒ぎやら、そういう部分で暇と呼べる部分が少ないから、大地的には挫けそうになっていたところに、その想いを察してネクサスが「諦めるな」って台詞を投げかけて去っていくのも良いなーって思いました。ネクサスが繋いできた人と人の絆に今がある。その言葉に説得力がある。ネクサス自身が人と繋がって経験した言葉でもあるからこそ、大地に挫けそうな心も諦めるな。
そして、これこそ、ネクサスなんだよなー。
そういう感じで、良かったですよ。今回。
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オリジナルの登場人物が変身したわけではないにしろ、これほどネクサスらしい話って言うのをやってくれるのはありがたい限りです。戦い方もネクサスそのものや。
そうだよ。
ネクサスって、こういう話しなんだよ。
って、ウルトラマンネクサスの魅力を見事に凝縮してくれた話でした。
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そして改めて、こういう光景を見るとみたい物はヒーロー同士の喧嘩ではなくヒーロー同士が手と手を取り合って協力しあって巨悪を倒すことなのだ。と、自分は思いますね。
諦めずに自分のなすことをする。それが、ネクサスだったんだ。
そして、ネクサスは、その言葉を大地に投げかけた直後によって母親から連絡が入る。……そして、最終回へ!
どっかの春の映画も見習えよ。って思いたい。後、喧嘩で泣いにしろ、そんな共演に感動が生まれないどっかの冬の映画もね。円谷プロのファンを裏切らない感じ良い。ネクサスって難しい題材を、ああいう風に調理して客演させるんだもんなー。
Xの話なのに違和感なくネクサスが溶け込めている脚本も見事だな。って思ったし、素晴らしかった。
あの短い時間の中でちゃんと大方のネクサスファンも満足できるような作りにしてるんだよね。一話の中に、これでもか。って言うほどのネクサスの魅力を簡単に突き詰めてXの話の内面の魅力の魅力も映す。良かったよ。
また、デュナミストを労わる精神を相変わらず持ち合わせていたのも良かったし、また、今回の決戦の舞台が新宿。って言うのも、こってるなーって思ったねw
橘副隊長の犠牲者を出さない。と、そのネクサスの信念は一致してるし、そういう部分で選んだのかな?とも思ったよ。

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ヴァルキリードライヴ マーメイド 第9話「テイクオーバー」

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急展開。
元カノが来てから、これ、さらに、話が広がるから収集つくのかよ。って思ったら、終盤に急展開ですよ。そんな感じで元カノ、強い。あの後、人体改造とか、そういうの更に受けたんだろうなーとか思うと、なんか、あれっすね。怖いわ。
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それが、あとの魅零の能力である、あれなんだろうね。
人は、自分と違うのを見ると、平然と人と思わなくなり、そういうことに手を染める人種ですからね。恐らく、この世界の人間にとって、彼女たちは人間ではなく、単なるよく似た生物くらいにしか見ていないのだろう。そう行くと、百華の人格が壊れたような性格も、この世界への絶望か、それとも復讐を願うのか。
とか、そういことを考えながら、なんか、これから晶が周りから迫害されることを描かれるのかなーって思ったら、なんか、そういうわけでもなさそうね。
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あ、でも、シャル百華、ありがとうございます。
それが、最初の文の急展開の意味でもあるんですけどね。
元カノが来て、それで、能力が凄くて―……
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来週は、柊晶のレズレイプ編は次回かなーって思ったけど、なんか、この状況見てると、そう言ってらない。なんか、もう、色々とおアレやしなー。
なんかなー。
って、思いながら、なんか、もう、こういう形で、柊晶がばれるか。と、なんか、思ったりした。
まぁ、そうでもしないと、あれだろうなー。
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しかし、まぁ、さらに新キャラの登場と、これはこれで、大丈夫なんでしょうか?
終わりは映画でーとか、DVDとBDの最終巻でーとかにならないか心配なんですが。
とりあえず、後、あるなら、3,4話か。
まぁ、片付けそうだけど、これからどうなるんですかね。
元カノの強化人間っぷりと言い……心配になってくるわ。
元カノ、あれから、どうなるんやろ。後、柊さん。
まぁ、なんか、シャルロットの圧政も始まったっぽいし、ってか、見ている限り、シャルロットは柊に負けてたよね。主にエクスターである元カノの方が技量的には高かっただろうし、それなりの地獄を見たんだろうなー……この世界の連中がアマちゃんだと思えるほどの。
さて、次回が気になる。
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レディ・レディ、出番が少ない。

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『牙狼 -紅蓮ノ月-』第9話「光滅」

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中山麻聖さんによると、今回の話は、かなり重要だそうです。そりゃ、そうか……何があるんダ・・…って言う、あれを感じて仕方ないんですが。牙狼の鎧が光を失ってますからね。予告を見る限り。
何がある…・・
いや、この前、伝説のホラーが出てきたけど、あっさりやられたしねー。色々と、あれは、あれで人を取り込んでいない。とか、そういうことがあったんだけど。
あれ……?
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なんか、鎧にたまった邪気が原因なようですが、邪気って、そういう効果もあるのか……とか、そういうことを思ったりしました。乗っ取られて性格が変わる。ってデビルマンか。
そういや、そこ行くとレオンの鎧の浄化って、誰がやってたんだろ。流牙でいうリュメ様のような、あれがあるわけでもなく、冴島家の鎧浄化の塔があるわけでもなく。
そこ行くと、この手の邪気がたまる話ってのは大変なことであって。
ましてや、今回のホラーの場合だと。
光を失い、邪気がたまった時。
ってか、初代道満の弟子でもあった、星明……
そこから、どう影響していくのだろう。って言う、感じがるね。
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そして、鎧の浄化のために、己の中に鎧の邪気を封印する。って言う、何だ、それは……
鎧に立また邪気はホラーの邪気ですから、当然危険な代物です……
しかも、この取り込んだ邪気は永遠に消えることは無い……
何か、今後、何かあると感じさせる。
星明が悪落ちするとかね。
そこで、雷吼が何を思うのか、それに期待しつつ寝る。

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蒼穹のファフナー EXODUS 第23話

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これ、ちゃんと終わるんだろうか……
ジョナサン・ミツヒロ・バートランドが、本作の最後の敵になりそうな予感…まさか、ああいう出生手段で来たか。何かなー……そして、操も、なんか劇場版のとはどこか違う。まぁ、あれはあれで死んだし、ミールのコアとして新しく生まれた別個体……ってことなのかな。
美羽と同化を求めていたし。
そして、ザルヴァートルモデルの最新型か……どうせ、ジョナサンに寝取られるんだろうけどね。従来と同じ感じでねー。でも、今さら、新たにザルヴァートルモデルを作っても、あれだよね。ザインやに人が、あそこまで超兵器になりえた理由を考えると、こいつはこいつで戦力になるの?って思ってしまう。
いや、真矢の肉体を乗っ取ると同時に攻撃できないように……とか、ありそう。あの世界だと。
色々と考えると思うわ。
なー・・・・・・
何か、これがあると、辛いから、ヴァルキリードライヴのが……
いや、なんでもない。
一騎とか大丈夫かな?
心配だわ……

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サイボーグ009VSデビルマン Vol.1

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さて、友人から借りたので見ている訳で。
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最初から、驚かされたもんですよ……009の加速装置を普通に悪魔の反射神経で打ち破るデビルマンを見たりとか、えてして、作中としては時系列はデビルマンはジンメンを倒した後、そして、009はミュートスサイボーグ編以降、2001年にやった頃のサイボーグ009とは、また違う奴。
二つとも原作重視の感じの作品になってますね。
えてして、何も考えずに見れる、マジンカイザーSKLと同じような娯楽エンターテイメント作品。悪魔とサイボーグ、相いれない二人がはち合わせる。そういう感じの作品。
全体的には、そう難しく考えるんじゃないよ。
って、感じですかね。
川越監督の、この手の作品におけるリスペクトは忘れていない。とりあえず、難しいテーマはどっかに置いといて、人を楽しませよう。って部分なら、この前やった、REの方よりも楽しいと思う。
そんな感じで、ファーストコンタクト―って感じですね。
そうして、蠢き、何かが起きる。
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そして動き出す転校生……あぁ、そこには何があるのか。
ファウストは、メフィスト・フェレスに心を売って明日を得たように、博士はサイボーグ以上の力を得たのでした……と、まぁ、そういう感じで、サイボーグと悪魔……サイボーグとデビルマン。
そういう相反するような二人が混ざり合うこともありますが。
ただ、色々と共通点があったりするのです。
この二つには。
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とりあえず、この手のVS物にありがちな、009VSデビルマンの誤解から始まる息詰まる戦闘をみて、終わり。次への期待を掻きたてました。
どうなるか・・・・・
まぁ、それは、また今後。

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機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第9話『盃』

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なんやかんやで、楽しい。
そんな感じで、爺さんが出てきた。いや、そういうことじゃない。こういういたん的な感じの展開、好き。
組織を率いることの難しさ。まぁ、そういう感じですわね。ヤクザとか、そういう仁義の世界の作品を参考にしてんのかなーって、なんか、見ていると、そういうことを思う。
岡田さん、個人的に、こういうのもいいけど、百合物のオリジナルをやってほしいんだよねー
結構、面白いだ。
岡田さんの描く百合物って言うのは。
まぁ、そういうこともあるんですが。
えてして、この荒れてしまった世界であればなんとやらーってわけでござーますが。火星も火星で、ああなっちゃったら、そりゃーねー。しかし、こう連続して戦闘が無いガンダムってのも珍しい。こうして話し合うことによって、こういうのって子供のプライドにのっとって、なんていうか、独立したままに行くんだけど、こうして大きな組織にくっついて自分たちの出来ることをする。ってのは、そういう部分ではリアルでいい。ただ、もう、ヤクザみたいな組織にくみする時点で、色々とあれやけどw
それでいて、己と言う子を確実に誇示するためのスタイルも、また面白さがあるね。
また、イナホやキラのように、なんか、こう、ああいう気持ち悪さが無いのが良いね。
そういう感情を、ここまで得る理由を、ちゃんと描いているのもね。
えてして、まぁ、エネルギーによる、なんとやらを得てしまえば、それはねー。
さて、まぁ、もう、血で塗れたからこそ、己の夢を満たしに、姫は行く。
どうなるか。

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寒い。

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12月に入りました。
朝は布団から出たくない季節です。最近、アニメを見ているけど、全部、同じパターンだなーとか思えるようになってきました。
いや、入りそうです。
ケーキを食べたい。
チョコを食べたい。
遥かな星が故郷だ。
ウルトラセブン……
いや、そうじゃない。
なんかねー。
今、これを書いているとき、あれです。
特に何も考えてません。
いや、甘いものを食べたい。そういう欲求に駆られています。
カラオケに行きたい。
いや、でも、本音はやっぱり……
カラオケに行きたい?
思い返せば、今年、百合とか牙狼とか面白かったけど、なんか、自分として辛かったなー。握手会にも参加したし。来年も握手会に参加したい。

| 百合有り日記 | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『ウルトラマンX』第19話「共に生きる」

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私はカモメ……私はカモメ……
ウルトラQの「地底特急西へ」の続編と見てもいいよね。
今日の物語の主人公は……ウルトラマンXでも、大地でも、Xioでも、アスナでもなく……そして、ゴモラでもなくM1号なのだと言うことを改めて視聴して思い知った。
物語の中核のゴモラがついに実体化ですね。まぁ、それがEXゴモラになってしまうんですが。それが、難しいのが、このXの世界。って言っても過言ではないでしょう。それが、ピグモンが出てきた時の話で良く見てとれるように。しかし、これが上手く行けば、大地の夢である人間と怪獣の共存を訴える、その夢が実現する瞬間なのだろうが、一方で作られた命であるM1号は、何を思い、敵として君臨するのか。
ダークサンダーエナジーを扱う使者として、それはそこに君臨し、Xioに立ち向かう……なんだ。何があったんだ。そういうことを聞きたくなるぜ……いや、マジで。ちょっと、恰好を付けた口調でございました。
ある種、元より、そういう生命として存在する人間とゴモラ、そして、人によってつくられたM1号……この描写って言うのは大切なものになってくる。って言う。
そういう感じですね。
ゴモラはどうなるんでしょうね。そこで、M1号は怪獣との共存を夢見る大地に、何を語るのか。怒りか、それとも?それが傲慢だと説き伏せる使者となるのか。
なんか、ラスボスの影が見えるね……どうなるかは、また次回か。
そして、その実験は危険だよな。下手すれば、そうだよな。失敗すれば駆除対象になっちゃうんだもんなぁ―……難しいもんだ。しかし、これを如何なる実験であろうともデータが無ければ全ての声明に美しい夜は訪れない。それこそ、ジャイアントロボの世界のように、あの失敗があったからこそ、シズマドライブが出来て、そして、あのサンプルによる浄化も出来たわけです。
さて、これは、どうなるのかなー
そして、気持ちの繋がり、幼いころからの絆が試される実験、それは成功したけどM1号が余計なことするんだろうなーって思ったら、そうじゃなかった。
好き勝手作っておいて、捨てられて、自由になった存在。
そして、ゴモラは、捨てられてはいないけど、ある種、スパークドールズって言う望まぬ姿になった存在。
見ようによっては人の身勝手さによって蘇ったゴモラ。
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そして、身勝手さによって放逐されてしまったM1号。
恨み、いや、長年、生まれてから思考し続けたことによって人を知り、そして、その全てを知り、人口生命体なりに考えてきたのでしょう。
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M1号は善でも悪でもないんだな。
生まれてから、この世界にたどり着くまで何年も思考し続けたことによって人を知り、人の中にある二面性を知った。
人工生命体であるがゆえに一種の身勝手な人への嫌悪感がある。
故に都合が悪くなれば、また窮屈な身体に戻してしまう人間の身勝手さに嫌悪感が生まれ、そして、人を試したと言える。
共存の間もなく、宇宙に放逐され、思考することしか許されなかった存在は、いつのまにか人が目指した高位体へとなっていったんだろうとも思える。
そして、人ではないからこそ人のやり方、自分が神であるがごとくの振る舞いに、かつて自分を勝手に作り、そして放逐して見捨てた人類への恨みのようなものも感じられる。
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また、人は、そこまで他者と、ましてや他の怪獣のような生物と共存できるほど器用ではない。自分が一番、それを良く知っているからこそ、そういうことをした。まぁ、とはいえ、あれに関しては、M1号にも非はあるけどね。システム、ぶっ壊しちゃったの、こいつが原因だし。
彼は、放逐されて、知識も大人になって、ウルトラQの「地底特急西へ」の続編と見てもいいよね。48年ぶりの、まさかの御本人登場ってことで。その間に身に付けた知識を得て人間に挑戦しに来た。
趣旨は違うけどウルトラマンマックスのメトロン回と同じように単なるリバイバル物では無い部分が良いと思った
もし、そうなれば家畜と同じように、まさに、それこそXが言ったように「自分たちにとって都合の良い存在としか共存しない」と言う言葉そのものであるということをM1号はよく知っているんだろうなー。もしかしたら、過去のウルトラマンの世界にも来訪して、そういう物を見てきたのかもしれない。
そして、宇宙を彷徨ううちに超能力のような物すら得てしまったのだろうと。
そして、もう一つの節は。
それか一種の恨みごと無しで人と言う物を試したかった部分が強い。ってのも考えた。
ただ、台詞の部分からして、何処か人を見下した、嫌悪のような感情を抱いていたような気もする。そういうことも思いました。
思考の果てに、Xの世界に辿りつき共存という言葉とは無縁の世界へと放逐されたことによって自分が放逐されてからどれだけ人が進歩したのか。って言うのを試したかったんだと思う。
しかし、どれであろうとも、M1号は改めてアスナの感情、その奥にある純粋な知ったから、また人が解らなくなった。
だから、またM1号は宇宙を彷徨い、思考を続け、人と言う物を考えるのだ。
普通は描写不足何だけど、こいつの出自を知ってしまっているからこその、今回の行動に対する考察って言うのは結構、楽しい物があるんだ。
だから、こいつってだけで、楽しみが出来る。
そうして、改めてM1号の言葉から色々と人は変わっていかなければならないのだろうと。そういう部分を感じる。
その言葉は、その世界にいる人間だけでなく視聴者にも疑問を問いかけるような、そういう深さがあった。
ある種、人とゴモラの絆がM1号の実験に良好な結果を示した。と、言うことになるんだろうなー。そういう部分から絆を紡いできた話に、また素晴らしい話を作った拍手を。次回、ネクサスが出る。と、言うことで結構、この話は、そんな印象に残らないんじゃないか?って心配したけど、すっごい考察しがいとメッセージ性の強い作品だった。
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とても楽しかったです。

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