
そんな感じで、BDを全部、揃えて、いまだに飽きることなく、このアニメを見ているわけでござーますが。いや、久しぶりに映像ソフトを全部、購入するアニメになるとは思わなかった。
まして、百合的な部分に強く魅かれあうなどとは、思いもよらなかった。AKBとか、最初、あんま、興味なかったのにねー。
なんていうか、そろそろ、放映終了して一周年だし、色々と語ろうかなと。
まぁ、そんな感じで、あれだよ。
今日は、あの、ちょっと作品を比べて評価するから、そういうの好きじゃない人は去るべし。いや、比べるにはちょうどいい要素だったわけで…今年は、桜Trickがあったけど、私的にはAKB0048のが楽しいと思った。
桜Trickはね、桜Trickのアニメ版の最終回を見終わった。………なんだろう。あの、なんていうか。アニメ化してから、百合うんぬんを抜いて、つまらない。割と百合補正で、見れてた部分があったけど、最終的に、なんか、微妙になっていった。割と原作通りで、男に媚びた妙なアレンジをした以外は、大して変わらないモノではあったのだろうけど。
恐らく、この微妙な感じの感覚はさ。
結局、制作スタッフの思っていたスタイルと、此方の求めていたスタイルが食い違って行ってしまったが故の必然性だったようにも思える。 多分、制作サイドの出した桜Trickへの答えを自分は受け入れられなかった。って、ことなんだろうとは思うわ。 本当に残念なことでございますわ。後、見ていて、百合って言うジャンルは、男に俺嫁を選ばせる都合のいい道具のようにしか捉えてもらえないんだろうな。 って言う、失望感も桜Trickには感じちゃったんだよね。原作がいくら素晴らしかろうが、アニメ化して、あんな男性向けレズAVのような演出を入れまくった時点で、そういう男を喜ばせるためだけのオナニーアニメになってしまったことは原作ファンとしては非常に残念だ。
男を喜ばせる要素では無いんだよなー…肉体的にはもちろんのこと、精神的なつながりもちゃんと繋がって、それを描いてくれるから好きなんだけど。
原作では良いなーって思ってたシーンの殆どが、なんか、もう、前述の描写のせいで、良いなーって思うことも無く、寧ろ、価値が台無しになっちゃったな。って感情くらいしか無かった。
あるいは期待しすぎて、なんだ。こんなものだったのか。と、思ってしまった結果。 制作サイドが、あたしのようなタイプの百合好きの眼鏡にかなうようなものを作れなかった。と、言う、そういうあれなのかもしれない。
桜Trickの場合は、それが二つの要素がなされていたにもかかわらず、AV的な演出と、さまざまな要素があったからね。精神的な、そういうつながりを描いていたかと言うと、まぁ、さっきも言った通り、描いていたけど、薄っぺらい部分があって、それと同時に例のアダルトビデオっぽい演出が拍車をかけて、余計に自分を腹立たしいものとして言ったんだろうと思う。
あの程度の描写なら、漫画くらいでちょうどいいんだけど、アニメにするなら、もうちょい骨太にした方が良かったんじゃねぇの?って、思った。
まぁ、AKB0048の場合はですね。
水着回などのサービス回はあるけど、それ以外は、そういう要素があまりないんだよね。レオタードとか、そういうのを着てても、そういう演出は無いし、寧ろ、そういう物を入れるんだったら、独白とか会話シーンを入れてアイドルを目指す少女達の葛藤を随所に入れてた。
キャラが多すぎることがネックにも思えるけど、ちゃんと、主演の研究生チームは全員、影響を受けながら一人ひとりの主役回では、そういう部分が発揮される回があったから良かった。
恐らく、精神的なつながりを上手く描いたと言うところに関しては襲名、アイドルとしての素質的な問題を含めて、うまく作用していた結果なのだろうと。そういう描写を入れることで確かな成長と言う物を感じるわけよ。
恐らく、オリジナルと言う要素の中で、どう行くのかが解らないからこそ、そういう未知なるものに対する楽しみであることと、もう一つ、キャラ同士の心理描写や掛け合いが実に、ちゃんと描いていたのが◎。凪沙がどう思っているかと言う裏で、ちゃんと、智恵理はこう思っている。その逆も描く。
ぶつかり合う本音の何とやら。
そういうことに関しては、脚本の岡田さんは良く出来てると思うんだよねー。
マクロスFを駄作だと思っている自分の中では、吉野よりも、岡田にマクロスFの脚本をやらせた方が良かったんじゃないかな?って、思えるくらいには。
なんていうか、去年もそうだけど、今年の冬アニメが終わって、ある程度は見たけど、これを超えるアニメは自分の中で出てこなかった。少なくとも、自分の中ではよ。
百合的にも、これを超えるタイプのモノは未だに無いと、見直して、ふと思う。
なんていうかねー。
やっぱ、なぎちえは、放映終了しても自分を惹きつける要素があったりするわけで。そうでなかったら、今でも二次創作は続けてねーわな。なんて、思ったりする。
なぎちえ、大好きなのよ。
この二人の魅力と言うのが、お互いがお互いを思い合ってる。って、感じで、時には嫉妬をして突き放したり,心配しあったりする仲で、二つの陰と陽のような関係で、なんていうかね。
形を変えた姫子と千歌音、まどかとほむらのような関係なのよね。
相手には自分の無い要素が持ってるけど、自分にある要素は他人は持ってない。って言う、そういう、関係がうまくかみ合ってるんだわ。
そして、それを知る間に、お互い、持っていないからこそ惹かれあう。そして、互いの知らない部分をたくさん知って行くから、なぎちえは惹かれるんだよねー。


そして、最終的には…結婚だもん。
はぁ・・・
やっぱ、このアニメ、好きだわ。