まぁ、まずは・・・何故、ギアスに興味を持ったのか。と、言うのを出会い的なものから話していこうかと思いますよ。
さて・・・無事に、コードギアスが終わった感じがします。日曜日という時間の中で、一番楽しめるアニメだったようなきもしますね。無事に、最終回を迎えて、思い出すのは、ニュータイプで、何だっけな?コードギアスという作品がアニメ雑誌に取り上げられた時の話ですよ。初公開!的な、二年以上も前の話ですね。「サンライズ×CLAMPがタッグを組んだ!!」的な、ゴシップと共に、グラスゴーみたいなナイトメアと戦うランスロットのイラストが、凄い特徴的でした。
お、サンライズのガンダムではない、ロボットアニメか!などと、思っていました。良く解らないので、なんと言うか、活劇的なものだと思ってたんですよね。それこそ、勇者シリーズ的な感じで。勧善懲悪のロボットアニメ化と。キャラのラフ画の中で、ルルーシュと、スザクを見て、ゼロをみた・・・気がする。この二人が手を組んで、ゼロを倒すのかな。などと、思っていました。ぶっちゃ毛、ゼロはアンドロイドとか、ゼロ自体が兵器だと思っていたんですよね。
それから、色々と情報を探っていくうちに、OPはFLOWか!!
そして、いよいよの放送開始な時。
その日は、徹夜で、ギアスを見ましたねぇ・・・
いきなり、重要な、キャラクターであるC.Cが撃たれて、死ぬような描写があるじゃないですか。あれ?もう、ヒロイン終了ですか。などと、思ってるうちに、ルルーシュがギアスを得て、殺そうとした兵隊たちを全員殺してしまった。
そして、悪役な笑みを浮かべて、第一話は終わる。
この時点で、ギアスという作品に取り付かれましたね。ルルーシュという色んな意味で、今までと違う変わった主人公のキャラクターに。
第二話で、ルルーシュのチェス盤を使った戦闘が描かれていく。うわぁ・・・こいつは、そういうタイプなのかと。面白かったですね。明らかに不利なのに、ありがちなんだけど、敵をつぶしていく。誰もが、ルルーシュの勝利を確信した時に、スザクの邪魔が入る。ありがちなんだけど、それが面白い。ガンダムのなんていうのか。仮にシャアを中心とした貧弱レジスタンスと、ティターンズのような大組織にいる特別なガンダムをランスロットとする。そんな感じのイメージを最初はもってましたね。そういうものが不足していたような感じの魅力的な作品だと思いました。
どんどん、取り付かれていくんですよ。
月9とか言うドラマよりも、純粋に一番楽しめる作品なのではないだろうか。どんどん、魅了されていくわけです。その作品に。
戦術的勝利と戦略的勝利の違いということで、その間にも、ルルーシュは、クロヴィスを殺すというわけで。それが、大雑把な一、二話の最初のギアスですよね。
ルルーシュの人格に触れたり、ルルーシュの奇抜な作戦に、惹かれていき、その間にある人間としての苦悩。そして、番組が進むに連れ、ギアスが暴走し、初恋だった人であるユーフェミアを殺さなければならないという事態になり、自らの中にある思いを殺して、前に進む姿。もう、ルルーシュを応援したくなりましたよ。そして、物語が進むに連れて、スザクが嫌いになっていく。これは、製作者が意図して造ったものなのかは、知りませんが、いやぁ・・・徐々に、スザクが嫌いになっていくのが、自分でも良くわかりました。
まぁ、その辺りで・・・残りの二話は7月まで、持越しですよ。どれだけ、待ち侘びたことか・・・これで、ルルーシュの活躍も日本占領で終わって、後はどうするんだろうと、思っていながら・・・流石は、ギアス。そう、簡単には甘くない。
スザクに正体がばれるわ、ジェレミアが強力な兵器に乗って復活するわ・・・ナナリーが連れ去られるわ・・・ルルーシュは、ナナリーのために、勝てる戦いを捨てる。この人間らしい感情が、大好きでしたね。どう、完結させるんだろう。そう思ったときですよ。なんとも、まぁ・・・明らかに、第二期があるよ敵な終わり方じゃないですか。そこから、1年・・・?いや、十ヶ月くらい待たされることとなるわけですよ。
第二期は、いきなり、ナナリーは行方不明だ、新しいゼロって言うのが出るから、ルルーシュじゃないのかな。などと、思ってみたが、やっぱり、ルルーシュしかいないと思い、その線で。当たってましたけどね。さらには、ロロですよ。
しかも、日曜の五時!! そんな時間に放映して良いのかって、思いましたね。
第一話で、ロロがルルーシュのことを兄さんって呼ぶから、あれ?って、思いましたけど、ウン。絶対に、偽者だ。などと、思いまして・・・それも、案の定あたり・・・ルルーシュが完全に目覚めて、第二話で、バベルタワーが倒れるのを利用して、中華連邦に亡命する。
ロロも良い感じに、ルルーシュに騙されて、味方になる。
その時の台詞が・・・「襤褸雑巾のように捨ててやる!!」
流石は・・・と、しか言いようがない。
さらには、ジェレミアが復活して、二人の蟠りが無くなったのと同時に、シャーリーが殺されてしまう。しかも、それをロロがやったと、簡単にいってしまう。ただ、彼は、本当にルルーシュのことを思っていたんでしょうね。ルルーシュを本当の家族のように思っていたから。
だから、V.Vを殺すことにも躊躇いはなかった。
唯一の家族と呼べる人間が、やることだから・・・躊躇いはなかった。あ、でも、全ての黒幕だと思っていたV.Vが簡単に死んだのは、驚いたな。そこで、黒幕はV.Vではないということに気付いたわけなんですが・・・もとより、黒幕というのはいないわけですよね。
なんていうか・・・そうだねぇ・・・それぞれに自分の野望がある。みたいな感じで。メインで言えば、ルルーシュ、シャルル、シュナイゼル、スザク。
ですよ。
延々と続く中で、超合衆国が創られて、フレイヤが東京に撃たれた。
黒の騎士団は・・・あれだけですよ!?
あれだけ慕っていた・・・従ってきた・・・巨大な組織にすることが出来たゼロを切り捨ててしまう。
その時の、ロロが、切なすぎてね・・・
本当に良い子だと思いましたよ。
シャーリーを殺してしまったのは、本当にルルーシュのためなのだと、思いましたよ。
このときからですよね。
完全な修羅と化したルルーシュは・・・
そして、シャルルも元が悪人な訳ではないということがわかる。
シャルルは悪人ではない。
Cの世界での、マリアンヌとの再開。しかし、シャルルと同じ目的をもっていたが故に、ルルーシュに、最終的にはお前等呼ばわり・・・うん。仕方のないことだったのかもしれない。
自らの父を殺して、皇帝になるのが一番驚いた・・・
しかし、そこから怒涛の超展開の連続。
ナナリーは生きてるしね・・・ 咲世子さんも生きてるし・・・
さらには、スザクとの共闘という展開を見せる。このときに、なんていうか・・・まぁ、ありがちだからこそ、それがいいと思ったわな。
シュナイゼルが、ある意味で、一番恐いと思いましたよ。
このときには。ディートハルトも、あっさり、シュナイゼル側についてしまうしね。
激戦の末に、ルルーシュはナナリーと接触。
それからは、今日の話ですよ。
ナナリーとルルーシュは同じ考えだったわけですね・・・
ゼロレクイエムの真実を知ったときに、涙が出る。 撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだけだ・・・ この言葉を思い出してみると、何というか・・・
本当に言えない物があります。ルルーシュは、本当に、この覚悟があったのだなと。このときに理解することが出来る。
勝ち負けよりも、それ以上のものを、知って、感動を覚えるという新しい手法でございますよ。
確かに、人は死にます。そういう作品です。 しかし、近年による、無駄に美少女だったりとか、無駄に胸がでかかったりとか、無駄に人が死ぬ描写ばかりのアニメに比べたら、本当に、近代、希に面白いといえる、人に薦めることの出来るアニメなのではないでしょうか。
そういう部分では、本当に綺麗にまとまった話だと思います。種や種死に比べると、本当にこっちのほうがしっかりしていますし。恋愛を描いたりしているドラマなどに比べたら、断然、ギアスのほうが楽しめます。キングゲイナーやリーンの翼、アクエリオン等に並ぶほどの面白さです。
さっきも書きましたが・・・
Sが最高のものとするのであれば・・・僕としての総合評価は・・・S-です。 色々と、消化不良的な部分とかが色々とありますので。
しかし、近年のサンライズ作品の中では、かなり楽しめた作品なのではないでショウJか。種、種死は・・・正直、出来が悪すぎたようにも思います。コードギアスを超える作品を創れるのか。それに、期待が高まるのも、ポイントと呼べるでしょうね。
ただ、S-にしたところは下記にあるわけです。
ストーリーは、超展開の連続が多かったので、少し・・・一期に負けてしまっているかな。などと思っていたり。問題を残しすぎた結果なんだろうなぁ・・・超展開が連続に入るまでの描写が、つめこみとか多かった気もするなぁ・・・
そして、黒の騎士団があっさり、ルルーシュを見限るところ・・・これは、どうもいただけなかったり。もっと、かばってほしかったなぁ。玉城は親友って言うくらいなら、もっと、ルルーシュのことをかばってもいいはず。気付けば、扇が日本の代表になってしまっているのも、少し痛い・・・
ジノは、もう少し、スザクと関わっていくべき、キャラだと思っていたのに、少し期待はずれ的な感じになってしまった。
あと、星刻の病気は・・・絶対死亡すると思っていたのに、時間が無いとか、そんなことをいっていたのに、結局最終話まで生きてしまったということ。結局、普通のキャラになってしまったということかな。単に、人気を取るための釣りキャラのような・・・そんな感じになってしまったかな。
最後の後日談的なものにも、色々と不満があるわけですが、扇が日本のトップになってたり、何だカンダで、あいつが一番幸せになってしまったことがなぁ・・・特に、カレンが自分はルルーシュのことを理解しているって、言うのがなぁ・・・あそこは、ナナリーに語らせたほうが、もっと良かったような気もする。
ただ・・・それを相殺するように、ジェレミアとアーニャが見事に嫌な感じを吹き飛ばしてくれました。 あれは、僕的に・・・
一番の名シーンだと思いますね。 昔を振り返れば、色々とシャーリーが死んで、怒りをぶつけたりと、そんな自分の怒りが沸騰しそうなものもありましたが・・・今年度のアニメの中で、一番印象深いアニメになりましたね。、
良い意味で、視聴者を裏切ってくれた。
全てのメカ描写も中途半端なものにするわけでなく、流石、サンライズと久しぶりに言えるような、そう、思えるような描写。
少し、視聴者を置いていくようなものも、ありましたが、人間ドラマにも、抜かりは無く。特に、最終回のルルーシュが死ぬ、その時のドラマは、優しく流れるそのBGMと共に、涙と感動をくれましたね。
音楽といえば、そちらも魅力的な物が多く。特に、ルルーシュの策が成功した時に流れるBGMが大好きで。あれが流れるたびに、興奮しっぱなしですよ。
そんな、素晴らしい作品でした。
本当に、制作者の皆様お疲れ様でした!!!楽しませてくれて、ありがとうございました!!! さらに、レビュー書いたのは、この作品が初めてなわけで・・・
こんなまだまだな記事にでも、TBやコメントをしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!! さて・・・総括は続きます。
今度は、キャラクターの総括でもしようかと思います。
本当は色々と書きたいことがあるんですけどね・・・
色々と、キャラクター編とか、総合編とかで、取り上げていきたいと思いますよ。
さて、初期に戻って、この・・・
最初の・・・ギアスの最初のOPを聞いてみようか。
懐かしいな・・・