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2023.09.13 Wed
いつ見ても思うけど、潜水艦への悪戯、あれ、子供がやるにしても危なすぎだよな()
そんな感じでここから完全に子供向けで子供が乗る黄色い潜水艦が出てくるんですよ。それを冒頭から、主人公の少年二人が悪戯するんだけど、それに大人が乗り込んで軽く大変なことになる。って、あれ、子供の頃は無邪気やなーって思うけど、大人になってみると、結構、あれなんだよね。
危険……
そういや、私は、これをCSで初めて見たんだよな。
当然、劇場公開されて30年か、そこら近く経ったときに初めて見たという。
後、ナディアに出てきたスーパーキャッチ光線の元ネタは、これなんだよな。
ロケ地になった街に、少し前から大きなヤマダ電機が出来て、そこでプラモとか買ってるんだけど、まぁ、それは置いといて。ここから、完全に子供向けにしたことで、あれだよな。昭和ガメラの方向性っていうのはここからできた気がする。ってか、ギャオスで子供を出したんだけど、あれは、まだ、ここまで子供向けってものではなかったんだよな。
そんな感じで、これは4作目ではあるんだけど、正直、クッソ長い総集編的な側面もあって、実は、この映画は結構、予算の縮小とか、そういうのを物語っているから、実は特撮的なヴィジュアル物そうだけどミニチュアとか、結構、このガメラはしょぼいというか、あれ?ミニチュアとかあったっけ?とか、そういう部分もあったりする。でも、それでも、湯浅監督の手腕なのかガメラのダム破壊のシーンは凄いと思ったりする。でも東京破壊のシーンは大怪獣ガメラの使い回しなんじゃがな(=ω=)
それも、確かバイラスがガメラの記憶をたどって探る。っていう、そういう建前があるんだけど、正直、退屈なんだよなwこの総集編がw
そんな部分もありつつ、実はバイラスの出番が、実は、そんなに多くなかったり、実は少年二人が主役っていう部分がデカくて、ガメラとバイラスの戦い自体はラストにしかないので、ギャオスとバルゴンのように何回か、バトルを挟んだりしないのです。
ついでに、バイラスも良い感じに気味の悪さを出しているんだけど、それを最後まで活かせているかどうかと言えば、結構、微妙な処でもあるんだよね。
それなりに凶悪でグロいシーンもあったんだけど、それだけで終わっちゃっていう、せっかく、良い感じの異質な生物って処でもあるのに、勿体ないよなーとか思ったり。
基本、子供が宇宙船の中で知恵を絞ってガメラを助ける。っていうシーンが多いから、やっぱり、予算が無かったんだろうなーっていうのが手に取るように解るのが、ちょっと辛いところでもあるよね。
そう言う大人の事情が見えてしまうのは、何の悲しさなのか。
この時期、円谷はマイティジャックで失敗し、個人的に大好きな怪奇大作戦がやってたりと、ゴジラは怪獣総進撃をやったりと、海外の人形劇だとキャプテン・スカーレットっていうのがやってたりと、特撮的には結構な当たり年でもあるような気はするんだけど、やっぱり、大映本社の深刻な営業不振が、どれほど響いたのかと言うのは、この時代の特撮ドラマや、映画を見ると、結構、わかるとは思う。
それでも、これは面白い方だとは思うんだよな。
子供のスパイ映画っていう印象が強い。
とはいえ、子供を主役にしたことで、所謂、劇場に来た子供たちが感情移入しやすいような作りにはなってはいるんだよな。そりゃ、子供が悪い宇宙人に操られたガメラを助けるために宇宙人を倒す手伝いをする。って、それだけで子供からはヒーローを助けたヒーローなんだよな。
そう言う意味では凄いスリリングでありつつも、子供がヒーローになるというのは、ある意味では手に汗握る展開でワクワクさせたんじゃなかろうか?って思ったりする。自分たちと近い年端の少年たちが主体となって宇宙人を欺き、ヒーローであるガメラを助ける。それって、見ていた子供たちを飽きさせなかったんだろうなーと思うし、それは正解なんだろうと。
劇場で、バルゴンかなんかの時に湯浅監督が子供たちが映画館で走り回ってた。っていうのを見て、それは、子供たちが退屈したからでは?……って分析して、こういう子供主体の映画を作った。って逸話があったりしてですね。
大人的な部分はゴジラに任せて、こっちは、好きなようにゴジラが出来ないことをやろう。って思ったんじゃないかな。っていうのも思ったわ。
ただ、この時代以降からゴジラ映画も、何処かこう、子供向けにどんどんシフトしていったのは、何なんだろうな。
ま、ええか。
しかし、バイラスが船員の首を切って、そこからバイラスの首がにょきにょき出てくるシーンは、やっぱり不気味だよな。あれ。
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2023.09.12 Tue
主が「おまえの名は何か」とお尋ねになると、それは答えた。
我が名はレギオン。
我々は大勢であるが故に───
田口監督が影響を受けるほどの映画だし、何気にウルトラマンブレーザーの第一話が、結構、この作品のオマージュをしていて、やっぱり、ウルトラマン、ひいては田口清隆監督に壮大な影響を与えたのは言うまでもない、この怪獣映画、これが90年代に作られた。っていうのも驚きだし、同時に、あの頃の画期っていうのを感じるよな。作品の予算とか、そういう部分、演出とか見ていると、普通に今の映画と顕色が無いし。
一番好きな怪獣映画と言ったら、まぁ、これなんだよな。孫だけ凄いし、そりゃ、後世の特撮監督たちは影響を受けるわな。って、そういうことを考えたりする。
ついでに、ガメラも大きくパワーアップしていたりします。
そんだけ、これは子供の頃に見て衝撃的だったよね。
レギオンの設定が動く生態系とか、そういうの、そして人類とは確実に意思疎通がとれなさそうなシャープなデザインであって、何処かグロテスクな感じで、ガメラを殺すし、更に、こいつが死んでも後の作品にまで影響を与えて、それがギャオスハイパーを生み出し、さらに、それを増殖させるまでに至るほどの影響を与えるという。こののちに出てくるギャオスハイパーっていうのも、また、ガメラ1のラストに出てきたギャオス以上の強さと大きさを誇っているという。
まぁ、それは置いといて。
とにかく、不気味であり、そして強い。
更には町をも吹き飛ばす。
仙台が吹っ飛ばされるわ、最初の北海道の戦いとかもそうだし、レギオンマザーは胸から一時間に百匹単位のレギオンソルジャーを生み出すわ、ガメラの下級すらも無効化するという、何だろうね。このチートね。レギオンが奥の手を使わなければ勝てなかったほどの強さを持つ最強クラスの怪獣、ひょっとしたらイリスよりも強いとか言われてるしな。
何気に、これは宇宙の小さくも凶悪な生態系と地球人類とガメラの戦争であるという様相でもあるという、そういう部分が出て来るよな。種子を打ち上げるだけで、核爆発クラスの爆発があるわけだし、やべーわな。
だから全体的に、ほっこりシーンも少しはありつつも、でも全体的には常に手に合わせ握る展開が凄い多いのが、この映画の特徴って部分が大きい気がする。
何よりもガメラが必死こいて戦ってもマザーレギオンに傷をつけることは終盤まで叶わなかった。また、そのレギオンが生態系っていう、大きすぎる存在であるがゆえに、そしてソルジャーレギオンの無機質さもあって、まぁ、不気味な怪獣よ。不気味すぎて、子供の頃はトラウマになったわ。それ出てマザーレギオンは強いし。っていうのは、やっぱり、それだけ衝撃的なことがあって途中でガメラは死ぬし、全体的に絶望と悲壮、その中でも戦うということに対して最後まであきらめない人類の構図がBGMも相まって非常にかっこいい。
ついでに、子供たちの応援によってガメラが復活するのは、何気に、数少ない昭和オマージュでもあるように思っていたりする。何気に、ゴジラじゃできない怪獣映画でありながら人のために戦い、人によって復活するガメラはヒーロー映画的な側面もあったりと結構、そこが、またガメラの魅力だよなーとか、そう思うところがあったりする。
そりゃ、最強怪獣の一角に上がるんだし、思うところはね。
それを倒すのが最後の最後の切り札で、しかも、添えrを使ってしまったことでガメラ3にも多大な影響を与えてしまったのは、子のレギオンが来てしまったのが悪いというしかほかない。
希望の有るラストに思えつつもラストに主人公が「ガメラの敵にはなりたくないよね」で終わるのは、何気に、このガメラ3での暗示だったんだろうなーと思いながらも、3も好きなんだよな。あれはあれで。
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2023.09.11 Mon
今回出てきた音楽家の名前、全員、あのセミの名前のアナグラムなんだよな。そして、今回出てくる怪獣と言えばガラモン。ガラモンと言えばセミ人間……
ウルトラマンブレーザーの4話と6話の録画を最近、失敗してたことに気づいて(つ=ω=)つってなった自分がいた訳で。BDBOX、考えるかーって思うけど高いんだよなー。とか思いながら見てる。
さて、何気に日本初めての量産型ロボットっていえば、ガラモンって印象が自分の中にはあったりする。
ついでに、ゲント隊長とブレーザーの関係というか、そういうコミュニケーションが、ゆっくりと描かれるようになってきました。ああいう対話コミュニケーションって結構、初めてだよな。他のウルトラマンは変身者とすぐにコミュニケーションを取ったりとか、そういうのをしたりするわkだし。
ウルトラマンがいる世界でガラモンで侵略する理由って何だろう。
セミ人間かもしれない四人の音楽家が「最後の演奏」と言っていることから、もしかすればガラモンはゴッドマーズのようにもし破壊されても体内の核爆弾以上にやばいのが仕込まれている可能性が?バトルブリーダーズでガラモン、ちゃんと育てたかったなー
しかし、ウルトラQの音楽をクラシック風に演奏しながらウルトラ怪獣初のロボット怪獣と人類の味方である最新のロボット怪獣であるアースガロンが戦うって、これ、絵面だけでもかなり面白い構図だよね。
ウルトラマンに勝てんの?って思ったら、やっぱり、Qから相当な時代が経過したからか、普通にアップデートされて圧倒している。っていう構図も凄い面白かった。
そして、中でも、
侵略星人の中にある侵略しなければならないという思い込みとセミ人間は侵略が仕事って言う名の悲哀と、侵略した星で出会った文化を愛してしまったが故の悲劇が、そういう描写が素晴らしいなーって思ったんだけど、このラストは後味が悪いなぁ……ラスト、それを明かさないことが視聴者のもやもやを掻き立てるんですよね。
ウルトラQ的なオマージュをしつつも原典の不気味さではなく侵略宇宙人の悲哀がね。セミ人間はラスト、存在を抹消されたかのように味方の円盤に殺されるわけじゃない?
セミ人間って所謂、侵略が仕事で、それが失敗したら身内に殺されてしまう自由意志を剥奪された宇宙人だからこそ、そこで「音楽」に魅了されてしまうことによって侵略する意思が鈍ってしまうけど、逆らえば殺されるという感情の板挟みの描写が短いながらも、こう締め付けてくるものがあるよね。
セミ人間の設定を上手く活かしたよな。
侵略した宇宙人が地球の文化に触れて侵略する意思をなくしてーって話は結構、SFの王道ではあるけど、それを侵略を仕事とする侵略宇宙人が、その役割を与えられると、大抵、ウルトラマンやら人に救われたりするけど、それを描かないっていうのは視聴者に最悪の想像をさせる良い意味での趣味の悪さよ。日本のドラマで、これがドラマチックにできるのってウルトラマンしかないのよねー。
しかも、近年のウルトラの中ではかなり挑戦的な作風だよね。
これに近いものと言えば、ウルトラマンタイガの「夕映えの戦士」なんてのが、これに近いけど、あれはトレギアにそそのかされた部分もあるけど、今回はセミ人間の上には絶対に逆らえない、逆らえば殺されてしまう部分を上手く利用したこと平和を愛する心を持ってしまった侵略星人の悲哀っていうのが、あの描写の中のちりばめ方が本当に見事だわ。
ニジカガチ二部作もそうだけど、この話もブレーザーの中でかなり好きだなー。上位に入る
いやぁ、ねぇ?
まさか、ガラモンの話だと思ったら、こうなるとは思わないもんなー
ガラモンってロボット怪獣を出すうえで、どういう話の点課員するか、良くねられた話だったよ。
音楽に触れた瞬間、モノクロだった風景がカラーになっていく、それが彼らの人生に彩を与えてしまった、そして、それが悲劇の始まりでもあったという演出が憎いんだよな。ある意味では、ただの侵略宇宙人でいた方が幸せだったのかもしれないとすら思えてしまうほどに。
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2023.09.04 Mon
自然と哲学、その重厚なドラマと言う者、頭の良い人の考えというのは往々にして理解できないものがあります。人類の滅亡じゃなくて、文化を全て洗い流して新しい自然を中心とした文明を作るというのが、教授の目的だったんだな。何故、そういう考えに至ったのか、怪獣のことについて調べるにつれ、そういう感情に苛まれていくというのは、ある種、純粋に科学的な探求心がそうさせるのかもしれないし、どことなく、こういうのって左翼的、右翼的な思考で自分が正しい、それを理解できないのは……っていうレッテル張りにも似ている部分があります。
ただ、横峯教授の場合は、相手の言うことも真理だと理解することができる柔軟な考えの人であるというのも理解できるところではある。教授が、なんで、このような事態になったのか。っていうヒントは結構、出ているような感じがします。副隊長が著書を読んで、そう感じてしまったように。
でも、あれが、そういうことなんじゃなかろうか?っていうのも、又思うところではある。
ついでに言えば、シャアと同じなんじゃなかろうかと。
ララァが「シャアは純粋」って言ってたように、そういう人なんだろうと思う。そこは、エコテロリスト的な部分でもあるんだろうなーとか思いますよ。純粋な人っていうのは往々にして、傲慢になりやすいのかもしれないと思います。
そんな感じでね、やっぱり、自然と哲学と、そのドラマと言うのは見ていて楽しいし、思うところはあるしで、これを見た子供たちが、親と見て何を思うのか結構、気になるものではある。
それも偏に、教授は怪獣と言う目を通して人類を見てたからこそ、人類を愛しているからこそ、今一度、この人間の文明を洗い流すことで人が自然とちゃんと共生できるようにしたいという、狂気的ではあるけど、それが人類のためになると信じての行動であるんだけど、それによって他の生物のことを考えない傲慢さに陥るっていう。
それも、また傲慢な人の思考に囚われた一人の人間でしかないというのも……
こうやって、親子で自然と文明というものを考えるのがウルトラらしい話ではあるわなと。
後、テルアキ副隊長とゲント隊長の会話も良かったな。
ついでに、あの、ゲント隊長とブレーザーが、なんかしら対話をしようとしていたけど、あれの冒頭は、どういう対話を成していたのか、何を伝えようとしたのか、コミュニケーションが伝わらないまま終わってしまったという部分、あの異文化コミュニケーション的な処は、どう描かれるのか。
今後の展開が楽しみだわ。
「生きたいという気持ちこそすべての生物が持つ絶対に奪ってはいけないいちばん大切なもの」
前に人間とはイレギュラーであるけど、自然の一部でもある。
人類は地球上において癌細胞に近いほどのレベルで環境を破壊する存在でありながらも、それでも、なお駆除されることなく生き続けてる。
そんな人類だからこそ……
っていうのも解らないでもあるんだけど、それでも、変に心を持っちゃった部分があるからこそ、上記の台詞と言うのは出てくる。それもまた心理ではあるん。
心理ではあるんだけども、また横峯教授の言ってることもまた真実である。
人とは、そういう二つの心理を持ちながら、この中で戦っているわけだからなー……
入り色と、こういうのを見てるとね。
考えるのがウルトラのよさよ。
これは他のじゃできないしなー
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2023.09.03 Sun
まぁ、ここから子供たちの味方であるガメラという構図が完全に出来上がったわけで、ついでに、ガメラの強烈な悪役怪獣、ギャオスのデビュー作でもあるという。
子供も楽しめる怪獣映画と、大人も楽しめる怪獣映画としての二つの要素が上手く絡み合っている、昭和ガメラの映画じゃ、私、一番好きかもしれない。
子供に大人のエゴに怪獣とSF、そんな感じで怪獣映画の贅沢な部分を一気にギュッと凝縮したような、そういう感じのする映画であるような気がする。
いや、これが好きなんだよ。
って話だけどね。
と、同時に、やっぱり最近のウルトラマンブレーザーやら世論を見ていて「ほんと、人類って少しも偉くはございませんね」ってなって、結局、この時代から人は偉くもなんともないのだと実感させるくらいにはエゴに満ちた大人が出てきて、そんな大人たちを守るために自衛隊たちは頑張って、なんか、そういう作品でもあるんだよなー
ヘリコプターがギャオスのレーザーメスで墜とされるシーンとか、結構、衝撃的だし、何気に、怪獣が人を喰らう描写もやっぱりやってる。都会に出てから、新幹線の屋根をぶっ壊して、人を思い出して、そのまま狡猾に見つめながら人を食うシーンとか結構、鬼畜な要素も詰まっていて、昭和ガメラの敵怪獣で一番怖いって言えば、その描写的にギャオスが一番最初に浮かぶんだよな。それは、もう予算的な問題で出来たからこそっていうのはあるんだろうと言うのも思う。この後、昭和ガメラは予算を削減されてしまいますからね……次作のバイラスとか色々とあったしなー( ・ω)
セットがちゃんとしてるからこそ、次のバイラスはちょっと厳しいものが出てきたりする。特撮的な部分でね……やっぱり、そこは思うところは出てきますよ。
それと、ガメラが、やっぱりレーザーメスで腕を斬られるシーンっていうのは衝撃的でもあったりする。平成ガメラを先に見た自分からすると、あれではあるんだが、それでも、やっぱり、あの痛々しさは伝わってくるんだもんな。そこは、やっぱり演出の勝利ですよ。
ついでに、ガメラが甲羅に子供を乗せるという描写もな。色々と見どころがあるんだよな。こういう風にやったら、子供たちは悦ぶだろうという部分が見えてくるわけで。SFと子供向けのバランスの両立は本当に周囲tなんだよな。そこに、大人のエゴが絡んで、子供視点の物語もあって、湯浅監督の前回で見せた反省点を活かして、感情移入しやすい子供を作ってるんだよな。
ついでに、このギャオスが再登場する平成ガメラの第一作目の敵にとしても登場するんだけど、この映画を結構、オマージュしてるシーンとか、ある種の形を変えたセルフオマージュ的なことをやってて、そういう部分を捜すの面白いんだよね。子供とガメラのシーンがシンクロするところとか、ガメラがけがを負うと浅黄が怪我をするシーンとか、そういう意味でシンクロを、そう捕えたのかな?とか思ったし。
まぁ、金子監督が最初に敵に選びたくなる気持ちはわかるな……
と思わせる逸品でもある。
そんだけ、凶悪なんだよね。バルゴンは初めてのガメラの敵怪獣だけど、ギャオスに比べたら、やっぱりインパクトの軍配はギャオスに上がってしまうほど、狡猾さと言い、子供たちがトラウマになるほどだろうなーなんて、改めて見ていると思いましたね。ぐるぐるバット作戦とかは流石にやらんかったが平成ガメラでも、この恐怖の血は脈々と受け継がれているんだよなーと、改めて見直して、そういうことを思いました。
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