2011.02.14 Mon
Sweet

ま、基本は灯里とアリスの誕生の出来事の続編で。

ンな感じで、バレンタインも灯里×アリスで。
そろそろ、エイラーニャでも書こうかなと、適当に思ってない。
何気に、ラストに藍華さんが登場して、驚くべき展開・・・では、無いな。うん。
ってな、訳で・・・いってみようか・・・
あー・・・女に生まれて百合百合したい・・・
本当に・・・
灯里先輩と二人きり一緒にいる時間は、一日の中で三十分程度。
それでも、一緒にいられる時間が幸せな時間です。
ずっと、灯里と一緒にいられる、この時間が。
凄い、幸せなのです。
腕を組んだり、組まれたり。
そんな、何気ない時間が、私の幸せ。
「それじゃ・・・今日はこの辺で。」
「やっぱり、一緒に住まない・・・?アリス・・・」
「それは、まだ、駄目。もうちょっとしたら・・・ね?」
でっかい、不意打ちでした・・・
まさかの、灯里からの一緒に住まない?
宣言です。
ずっと、考えていたことらしいですが。
でも、まだ・・・
それは、後にしたい感じ。
今、一緒に暮らし始めたら、色々と、私を制御する自信がでっかい、ありません。
ただ、一緒に暮らしたいとは、思います。
何れは、一緒に。
やっぱり、今日中に手続きしちゃおう・・・
「灯里さん、凄い、嬉しそう・・・」
「アイちゃんは、そう、見える?」
「うん。」
それは、灯里さんの誕生日の日から、何か、変わったような、そんな感じ。
「何か・・・あったの?」
「うん。」
いつもの笑顔のはずなのに、灯里さんが嬉しいと思うだけで、いつも以上に・・・
でも、どうして・・・
私は、それを見るたびに、どこか、心が締め付けられて、痛いよ・・・
どうして、痛くなっちゃうの・・・?
私の考えは、実現してほしくない。
私の考えは、灯里さんに好きな人がいて、結ばれてしまう。
そんな、話。
でも、灯里さんを、今、一番幸せに出来る人は、その人じゃないの?
灯里さんが、あんなに、喜んでいるのに・・・
困らせて良いのかな?
「ぷいにゅ。」
「アリア社長?」
「ぷぷい。」
アリア社長に言われたこと・・・
灯里さん、真剣なんだ・・・
それを、私の中に刻んで、今は、全てを受け入れるようにしよう。
とりあえず、今は、2月14日までに、灯里さんに本当の気持ちを隠していようって、思う。
大好きな、灯里さんに・・・
うぅん・・・
痛いけど、やっぱり、身を引いたほうが良いかもって、思う。
やっぱり・・・
臆病な私の心は、ただ、灯里さんを困らせたくないから・・・
だから。。。
「あげるチョコは・・・」
別の人に。
口にしようとした途端、頬に冷たいものが流れました。
冷たいものが・・・
認めたくないと。
灯里さんがほしいのだと。
でも、今は・・・
私の灯里さん。
私と一緒にいるときだけ、私の灯里さんだから。
そっと、あの人の、灯里さんの背中に抱きついた。
「アイちゃん・・・?」
単なる、自己満足であることくらい、解ってます。
でも、今、こうして二人きりのときは、私だけの灯里さん・・・
そう、思い込んで、そっと、灯里さんを抱きしめた。
愛する人が出来たんだ。
灯里さんの表情は嘘をつかないから、すぐにわかる。
でも、今、こうして、灯里さんの背中を抱きしめている時だけは・・・
灯里さんの彼女でありたい・・・
灯里さんの中にいる、別の人・・・
私じゃない、別の人。
それは、誰・・・?
やっぱり・・・
男の人・・・?
それとも・・・
「どうしたの・・・?アイちゃん・・・」
「うぅん・・・ただ、灯里さんが暖かいから、こうしているだけ・・・」
「そう?」
灯里さんも知らない、私の感情。
知っているのは他でもない私だけ。
ただ、羨ましいと思った。
灯里さんに一番、好かれている人が。
でも、今くらいは私が独占しても良いよね・・・?
叶わない恋ならば・・・
「灯里と・・・同棲か・・・ふふ・・・」
ふと、知った灯里の寂しさ。
やっぱり、誰もいない部屋に一人は寂しいようです。
それは、わかる感じがするかも・・・
だから、ちょっと、言ってみた感が強いのかな。
じゃぁ、やっぱり、今も寂しい?
アリアカンパニーにはアイちゃんとアリア社長が一緒にいて・・・
一緒に住んでない。
って言うことは、やっぱり、一人は寂しい・・・
そういう感じなのかも。
私には、まぁ社長とアテナ先輩がいることですし。
「アリスちゃん、何だか、嬉しそう。」
「そのまま、でっかい、嬉しいんです。」
と、付き合って、二週間くらい、経ちました。
さっきも言ったような感じですが、とりあえず、もう一回。
言って見ました。
でっかい、浮かれてしまっています。
一緒に、二人で、お泊りとか、そういうことはまだまだなわけですが。
ただ、そういうことを想像するだけで、そわそわしてしまいます。
これから、私と灯里に起こる出来事は・・・
でも、まだ、一回だけだけど、灯里先輩から、デートに誘ってもらったり、色々してると、結構、嬉しいです。
好きな人と一緒にいるだけで、凄い、でっかい、幸せです。
「まぁ社長。」
「まぁ?」
「灯里先輩と付き合うことになりました。」
「まぁー♪」
この際だから、アリア社長も、まぁ社長と付き合ってもらいます。
そうしたら、幸せかも。
灯里先輩の誕生日の日に、お互いに好きだと言う感情が交差して、両思いになって、灯里先輩と付き合うことになった。
でっかい、大事なことなので、もう一回言います。
でっかい、浮かれています。
付き合って、二週間で、乙女の大事なイベント・・・
バレンタイン・・・
それが、あるわけですから。
何か、特別なものをあげたいです。
でっかい、大切で、特別なもの・・・
灯里に・・・
「灯里って・・・」
口にしただけで、恥ずかしい。
でも、どこか、嬉しい。
自然と、笑顔がこぼれてしまうような感じで。
灯里のことを考えるだけで、うれしいです。
そして、やっぱり、幸せなのです。
灯里先輩のこと、他の人が、灯里先輩のこと、好きでも。
独占したいのです。
灯里先輩を。
灯里・・・
独占したいから、本当は・・・
夜の時間だけでも、寝る前まで、独占したいって、思える。
それほどの愛しい人。
誰かを泣かせてまでも・・・
灯里に溢れる幸せな何かを私は独り占めしたかった。
「やばい・・・」
そうとう、重症だ。
灯里を思うだけで生まれる、独占欲。
これは・・・
流石に、どれだけ、アレか、解らないけど、自分で感じてるくらい、病気だ。
明日のバレンタイン・・・
前々から作って来たチョコを渡さずに、そのまま、灯里を食べてしまいそうな・・・
流石に、それは、不味い。
はぁ・・・
どうしよう・・・
灯里に渡すためのチョコ・・・
これを、どう、渡そうか・・・?
いや、案外、すんなり渡せるかも。
そんな、ことを考えながら
「あ・・・」
そだ・・・
色々と、手続きしてこよう。
っていうか、手続きしなきゃ。
いや、さっき、してきたんだった・・・
好きな人と一緒にいるためですし。
って言うか、チョコも既にでっかい、完成しています。
まぁ社長にも食べられていませんし、流石に、アテナ先輩もでっかい空気を読んでいるような感じで・・・
それでも・・・
私の心臓の鼓動が収まらないと言う非常事態。
明日になれば・・・
明日になれば・・・
と、妄想するだけで、眠れなくなってしまうのです。
お陰で、此処最近、灯里の前では見せていませんが、でっかい、睡眠不足です・・・
でも、眠れなくなるのは・・・
ふわぁ・・・
そんなこととか、考えていたら、何か、眠気がやってきました。
このまま、眠気に委ねて、眠るのも良いかも知れません。
お休みなさい。。。
2月14日、今日は、そういう、大切な日。
いつも、落ち合う、その素敵な夜の時間。
アリスに大切な物をあげるために・・・
「おー、モミ子ー」
そこには、
「偶然じゃないか。」
暁さんが・・・
はぁ・・・
偶然とか言いながら、凄い、探したような痕跡が。
汗とか、汗とか、汗とか。
色々と、突っ込みたいですが、そんなことより、アリスを待っていたいです。
「暁さん・・・モミ子じゃありません。」
「では、この、立派な揉み上げはなんだと言うのだ。」
「ふむ・・・と、まぁ、いつものやり取りはここまでにしてだ。お前、俺に何か渡すものがあるだろ?」
「ほへ?」
暁さんに渡すもの・・・?
「特に、何も無いですよ?」
「いや、その手に持ってるものは・・・」
「あぁ、これですか。」
「それは、俺のものでは・・・?」
「へ?何でですか?」
正直、暁さんが、何を言っているのか良く解りません。
「そうか!照れ隠しで、俺様に渡せないのだな!」
「ち、違います!これは、別の人に・・・」
暁さん、完全に、誤解してるよー・・・
こうなると、ちょっと、厄介で、なかなか、解放してくれそうに無い。
「遠慮をするなっ!もみ子!」
「遠慮してません!これは、本当に、別の人に・・・!」
取られないように、必死に、ガードしてます・・・
ガードしまくってます。
アリスちゃん・・・
早く来てー・・・!
「暁さん、何をしているんですか?」
「あ、アリス!」
目の前に、彼女がいた。
「おー、後輩ちゃん。一体、此処で何を・・・」
「行きましょう?灯里。」
「う、うん。」
さりげなく、私の近くに彼女はいて、ゆっくりと、私の手を引いてくれた。
そして、暁さんを無視しながら、彼と逆方向を歩き出す。
「え、おい、ちょっと!?」
「でっかい、申し訳ありません。灯里が待っているのは、私なので。」
そっと、優雅に振り向いて、左手を自分にあてながら大人の笑みを浮かべて、アリスは暁さんに告げる。
「え、い、いや、でも・・・!」
それでは。
ゆっくりと頷いて、アリスは私の手を引っ張りながら、しばらく歩く。
そして、
「ア、あれ・・・?此処、私の・・・アパート・・・?」
「灯里・・・」
「は、はひ!」
玄関前で、彼女は私にハートの包まれた贈り物と、一枚の紙。
渡すときの仕草は、さっきの大人っぽい表情じゃなくて、子供みたいに照れてる表情で・・・
私は、アリスからの贈り物を受け取った。
「ハッピー・・・バレンタイン。そして、一緒に暮らそう?灯里・・・」
「アリス・・・うん・・・!」
告げられたのは、おれんじプラネットの寮ではなく此処に住むという手続き書。
そして、私も・・・
アリスにチョコを渡した。
大事な、人に送るためのチョコレート・・・
「灯里・・・好き・・・」
「アリス・・・と、とりあえず、寒いから、部屋に入ろうか?」
「確かに、でっかい、寒い・・・」
ネオ・ヴェネツィアは雪が覆う銀面の不思議世界。
こうなれば、確かに、寒いはずだ。
でも、
「灯里と一緒なら・・・暖かい・・・」
小さなベッドの上・・・
二人一緒に暖めあいながら・・・
ゆっくり、眠りについた。
翌日は、久しぶりに三人一緒の休暇でした。
それでも、灯里と後輩ちゃんはお互いに昨日渡したチョコを食べさせあったり。。。
いちゃいちゃ・・・
いちゃいちゃ・・・
「あんたたち、三人揃ったんだから、私にもかまいなさいよ!!」
「藍華先輩、でっかい、ジェラシーですか?」
「ンなわけないでしょ。」
「藍華ちゃん、恥ずかしがりやだから。」
「あ、灯里!?」
本当に、仲良いというか、灯里と後輩ちゃんは、バカっプルね・・・
「あ、あの、藍華さんに実は、隠していたことが・・・」
「何よ?アル君。」
「実は、僕、女・・・なんです。。。」
「ぬなっ!?」
それでも、一緒にいられる時間が幸せな時間です。
ずっと、灯里と一緒にいられる、この時間が。
凄い、幸せなのです。
腕を組んだり、組まれたり。
そんな、何気ない時間が、私の幸せ。
「それじゃ・・・今日はこの辺で。」
「やっぱり、一緒に住まない・・・?アリス・・・」
「それは、まだ、駄目。もうちょっとしたら・・・ね?」
でっかい、不意打ちでした・・・
まさかの、灯里からの一緒に住まない?
宣言です。
ずっと、考えていたことらしいですが。
でも、まだ・・・
それは、後にしたい感じ。
今、一緒に暮らし始めたら、色々と、私を制御する自信がでっかい、ありません。
ただ、一緒に暮らしたいとは、思います。
何れは、一緒に。
やっぱり、今日中に手続きしちゃおう・・・
「灯里さん、凄い、嬉しそう・・・」
「アイちゃんは、そう、見える?」
「うん。」
それは、灯里さんの誕生日の日から、何か、変わったような、そんな感じ。
「何か・・・あったの?」
「うん。」
いつもの笑顔のはずなのに、灯里さんが嬉しいと思うだけで、いつも以上に・・・
でも、どうして・・・
私は、それを見るたびに、どこか、心が締め付けられて、痛いよ・・・
どうして、痛くなっちゃうの・・・?
私の考えは、実現してほしくない。
私の考えは、灯里さんに好きな人がいて、結ばれてしまう。
そんな、話。
でも、灯里さんを、今、一番幸せに出来る人は、その人じゃないの?
灯里さんが、あんなに、喜んでいるのに・・・
困らせて良いのかな?
「ぷいにゅ。」
「アリア社長?」
「ぷぷい。」
アリア社長に言われたこと・・・
灯里さん、真剣なんだ・・・
それを、私の中に刻んで、今は、全てを受け入れるようにしよう。
とりあえず、今は、2月14日までに、灯里さんに本当の気持ちを隠していようって、思う。
大好きな、灯里さんに・・・
うぅん・・・
痛いけど、やっぱり、身を引いたほうが良いかもって、思う。
やっぱり・・・
臆病な私の心は、ただ、灯里さんを困らせたくないから・・・
だから。。。
「あげるチョコは・・・」
別の人に。
口にしようとした途端、頬に冷たいものが流れました。
冷たいものが・・・
認めたくないと。
灯里さんがほしいのだと。
でも、今は・・・
私の灯里さん。
私と一緒にいるときだけ、私の灯里さんだから。
そっと、あの人の、灯里さんの背中に抱きついた。
「アイちゃん・・・?」
単なる、自己満足であることくらい、解ってます。
でも、今、こうして二人きりのときは、私だけの灯里さん・・・
そう、思い込んで、そっと、灯里さんを抱きしめた。
愛する人が出来たんだ。
灯里さんの表情は嘘をつかないから、すぐにわかる。
でも、今、こうして、灯里さんの背中を抱きしめている時だけは・・・
灯里さんの彼女でありたい・・・
灯里さんの中にいる、別の人・・・
私じゃない、別の人。
それは、誰・・・?
やっぱり・・・
男の人・・・?
それとも・・・
「どうしたの・・・?アイちゃん・・・」
「うぅん・・・ただ、灯里さんが暖かいから、こうしているだけ・・・」
「そう?」
灯里さんも知らない、私の感情。
知っているのは他でもない私だけ。
ただ、羨ましいと思った。
灯里さんに一番、好かれている人が。
でも、今くらいは私が独占しても良いよね・・・?
叶わない恋ならば・・・
「灯里と・・・同棲か・・・ふふ・・・」
ふと、知った灯里の寂しさ。
やっぱり、誰もいない部屋に一人は寂しいようです。
それは、わかる感じがするかも・・・
だから、ちょっと、言ってみた感が強いのかな。
じゃぁ、やっぱり、今も寂しい?
アリアカンパニーにはアイちゃんとアリア社長が一緒にいて・・・
一緒に住んでない。
って言うことは、やっぱり、一人は寂しい・・・
そういう感じなのかも。
私には、まぁ社長とアテナ先輩がいることですし。
「アリスちゃん、何だか、嬉しそう。」
「そのまま、でっかい、嬉しいんです。」
と、付き合って、二週間くらい、経ちました。
さっきも言ったような感じですが、とりあえず、もう一回。
言って見ました。
でっかい、浮かれてしまっています。
一緒に、二人で、お泊りとか、そういうことはまだまだなわけですが。
ただ、そういうことを想像するだけで、そわそわしてしまいます。
これから、私と灯里に起こる出来事は・・・
でも、まだ、一回だけだけど、灯里先輩から、デートに誘ってもらったり、色々してると、結構、嬉しいです。
好きな人と一緒にいるだけで、凄い、でっかい、幸せです。
「まぁ社長。」
「まぁ?」
「灯里先輩と付き合うことになりました。」
「まぁー♪」
この際だから、アリア社長も、まぁ社長と付き合ってもらいます。
そうしたら、幸せかも。
灯里先輩の誕生日の日に、お互いに好きだと言う感情が交差して、両思いになって、灯里先輩と付き合うことになった。
でっかい、大事なことなので、もう一回言います。
でっかい、浮かれています。
付き合って、二週間で、乙女の大事なイベント・・・
バレンタイン・・・
それが、あるわけですから。
何か、特別なものをあげたいです。
でっかい、大切で、特別なもの・・・
灯里に・・・
「灯里って・・・」
口にしただけで、恥ずかしい。
でも、どこか、嬉しい。
自然と、笑顔がこぼれてしまうような感じで。
灯里のことを考えるだけで、うれしいです。
そして、やっぱり、幸せなのです。
灯里先輩のこと、他の人が、灯里先輩のこと、好きでも。
独占したいのです。
灯里先輩を。
灯里・・・
独占したいから、本当は・・・
夜の時間だけでも、寝る前まで、独占したいって、思える。
それほどの愛しい人。
誰かを泣かせてまでも・・・
灯里に溢れる幸せな何かを私は独り占めしたかった。
「やばい・・・」
そうとう、重症だ。
灯里を思うだけで生まれる、独占欲。
これは・・・
流石に、どれだけ、アレか、解らないけど、自分で感じてるくらい、病気だ。
明日のバレンタイン・・・
前々から作って来たチョコを渡さずに、そのまま、灯里を食べてしまいそうな・・・
流石に、それは、不味い。
はぁ・・・
どうしよう・・・
灯里に渡すためのチョコ・・・
これを、どう、渡そうか・・・?
いや、案外、すんなり渡せるかも。
そんな、ことを考えながら
「あ・・・」
そだ・・・
色々と、手続きしてこよう。
っていうか、手続きしなきゃ。
いや、さっき、してきたんだった・・・
好きな人と一緒にいるためですし。
って言うか、チョコも既にでっかい、完成しています。
まぁ社長にも食べられていませんし、流石に、アテナ先輩もでっかい空気を読んでいるような感じで・・・
それでも・・・
私の心臓の鼓動が収まらないと言う非常事態。
明日になれば・・・
明日になれば・・・
と、妄想するだけで、眠れなくなってしまうのです。
お陰で、此処最近、灯里の前では見せていませんが、でっかい、睡眠不足です・・・
でも、眠れなくなるのは・・・
ふわぁ・・・
そんなこととか、考えていたら、何か、眠気がやってきました。
このまま、眠気に委ねて、眠るのも良いかも知れません。
お休みなさい。。。
2月14日、今日は、そういう、大切な日。
いつも、落ち合う、その素敵な夜の時間。
アリスに大切な物をあげるために・・・
「おー、モミ子ー」
そこには、
「偶然じゃないか。」
暁さんが・・・
はぁ・・・
偶然とか言いながら、凄い、探したような痕跡が。
汗とか、汗とか、汗とか。
色々と、突っ込みたいですが、そんなことより、アリスを待っていたいです。
「暁さん・・・モミ子じゃありません。」
「では、この、立派な揉み上げはなんだと言うのだ。」
「ふむ・・・と、まぁ、いつものやり取りはここまでにしてだ。お前、俺に何か渡すものがあるだろ?」
「ほへ?」
暁さんに渡すもの・・・?
「特に、何も無いですよ?」
「いや、その手に持ってるものは・・・」
「あぁ、これですか。」
「それは、俺のものでは・・・?」
「へ?何でですか?」
正直、暁さんが、何を言っているのか良く解りません。
「そうか!照れ隠しで、俺様に渡せないのだな!」
「ち、違います!これは、別の人に・・・」
暁さん、完全に、誤解してるよー・・・
こうなると、ちょっと、厄介で、なかなか、解放してくれそうに無い。
「遠慮をするなっ!もみ子!」
「遠慮してません!これは、本当に、別の人に・・・!」
取られないように、必死に、ガードしてます・・・
ガードしまくってます。
アリスちゃん・・・
早く来てー・・・!
「暁さん、何をしているんですか?」
「あ、アリス!」
目の前に、彼女がいた。
「おー、後輩ちゃん。一体、此処で何を・・・」
「行きましょう?灯里。」
「う、うん。」
さりげなく、私の近くに彼女はいて、ゆっくりと、私の手を引いてくれた。
そして、暁さんを無視しながら、彼と逆方向を歩き出す。
「え、おい、ちょっと!?」
「でっかい、申し訳ありません。灯里が待っているのは、私なので。」
そっと、優雅に振り向いて、左手を自分にあてながら大人の笑みを浮かべて、アリスは暁さんに告げる。
「え、い、いや、でも・・・!」
それでは。
ゆっくりと頷いて、アリスは私の手を引っ張りながら、しばらく歩く。
そして、
「ア、あれ・・・?此処、私の・・・アパート・・・?」
「灯里・・・」
「は、はひ!」
玄関前で、彼女は私にハートの包まれた贈り物と、一枚の紙。
渡すときの仕草は、さっきの大人っぽい表情じゃなくて、子供みたいに照れてる表情で・・・
私は、アリスからの贈り物を受け取った。
「ハッピー・・・バレンタイン。そして、一緒に暮らそう?灯里・・・」
「アリス・・・うん・・・!」
告げられたのは、おれんじプラネットの寮ではなく此処に住むという手続き書。
そして、私も・・・
アリスにチョコを渡した。
大事な、人に送るためのチョコレート・・・
「灯里・・・好き・・・」
「アリス・・・と、とりあえず、寒いから、部屋に入ろうか?」
「確かに、でっかい、寒い・・・」
ネオ・ヴェネツィアは雪が覆う銀面の不思議世界。
こうなれば、確かに、寒いはずだ。
でも、
「灯里と一緒なら・・・暖かい・・・」
小さなベッドの上・・・
二人一緒に暖めあいながら・・・
ゆっくり、眠りについた。
翌日は、久しぶりに三人一緒の休暇でした。
それでも、灯里と後輩ちゃんはお互いに昨日渡したチョコを食べさせあったり。。。
いちゃいちゃ・・・
いちゃいちゃ・・・
「あんたたち、三人揃ったんだから、私にもかまいなさいよ!!」
「藍華先輩、でっかい、ジェラシーですか?」
「ンなわけないでしょ。」
「藍華ちゃん、恥ずかしがりやだから。」
「あ、灯里!?」
本当に、仲良いというか、灯里と後輩ちゃんは、バカっプルね・・・
「あ、あの、藍華さんに実は、隠していたことが・・・」
「何よ?アル君。」
「実は、僕、女・・・なんです。。。」
「ぬなっ!?」
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