2023.07.19 Wed
なんか、そういう精神ってやつよねー

このヘルメットキス、何気に1話の二人の出会いのセルフオマージュなんだよな。
最終回を見終わった後に、水星の魔女を通してね、最終回を見直してたら「戦闘メカザブングル」を思い出したわけでさ。
所謂、そういうギャグ的な方面では無くね?
真面目な話なんですけど。
ザブングルって基本、主要キャラは誰も死なないんですよ。それでもモブやゲストキャラは死んだりするんだけど、それでも凄い戦いの後味が無い終わり方をするわけで。
水星の魔女の最終回、あれだけのことをして主要キャラ殆どがチャラにしてるってのは、所謂、作品的な後味をスタッフは優先したんだろうな。ファーストガンダムにおけるオマージュである戦いが終わって「戦争は終わりました」で締めた方がきれいな終わり方なんだよな。
それからの不穏要素や様々な問題は、あのエピローグにおいては蛇足でしかないと思うんだ。
仮に、今回のことがあったから0083のラストでティターンズのような組織を結成する。みたいなことになったら、それこそ後味はやっぱり悪いのよ。
前から言ってるけどあくまでもスレッタとミオリネの物語だから、あの二人の未来を明るいものにするんだったら後味が悪い要素を入れたらそれだけで蛇足よ。
言っちゃえば、あの世界の問題は解決してないけど、それでも二人の進む未来は明るいんですよ。って終わりにしないとスレッタとミオリネの物語はなんだったん?ってなるしで。
これから、なんか、あの事件のことでグダグダいう輩の問題は、それこそ劇場版辺りで出した方が綺麗だと思うんだよね。
ってか、あそこ迄受けたんだし水星の魔女は劇場版をやるだろ。ってのもあるしでそこで本編で出来なかったこと色々とやるんじゃないかな。ってのは思う。
色々とモブは死んだけどそれでも未来に進んで走るザブングルのような、そういうエンディングはありだったんじゃなかろうかとは思う。
ってか、あそこまで富野ガンダムに対してオマージュしまくっていたんだし、ガンダム以外の部分でも、やっぱりそれなりのオマージュはあったわけだからあのエンディングに関して「あの事件に関してどうのこうの」って言う輩が出なかったのは、やっぱり、そこはザブングルのオマージュだとは思いたい。
そりゃ、あんだけの事件だから許せない人が出るのはしょうがないけど、それを描かないからって、それは違うだろ。って、それこそ違くね?とはなる。
想像力を働かせれば、そういう人は、あの世界に何人かいるだろ。って。
あくまでも、あの主要キャラの中ではいなかった。ってだけでええやん(=ω=)
ダイイチ、スタッフは、それを忘れてはいないだろうし。その罰が主要者のプロスペラの静かな死でしょ。既に、エリーとこれから未来を歩めないのがある意味では彼女の最大の罰として描かれているわけだしさ。
敢えて、あの世界の問題を解決しないのは、それだけ描ける要素を残しておけば、後のウイングガンダムの後日談小説やら、宇宙世紀みたいに拡張する要素だと思えばいいのよね。
だって、言っちゃえば、その世界の拡張性、それが現代のガンダムの人気を作ったわけだから。
結局、それってウテナや神無月の巫女やまどマギみたいに、スレッタとミオリネに罪と罰から生まれる許しの代償が欲しい。って言ってるようにしか見えないんだよ。
あたしからするとさ。
別にガンダムでザブングルやったっていいじゃねーか。とは思う。水星の魔女、あそこまでやっておいてさ、イデオンやダンバイン、エルガイム、Zガンダムみたいな終わり方は嫌だろ?
あれが正しいんだよ。
まぁ、ラウダに惚れてた子は両足が失っちゃったけど( ・ω)
まぁ、ペトラが生きてたなら、もう、良いじゃない。
水星の魔女は良い意味で令和の戦闘メカザブングルでもあったんだよ。
精神はガンダムである以上に戦闘メカザブングルだったんだよ。水星の魔女は。そういう意味では、ある意味、令和らしいよな。旨くザブングルの良いところのエッセンスを取り入れたよなーって。
結局、そういうのがないのはおかしい。ってなっちゃうのは、大人になった。ってことで良いんじゃないかね(つ=ω=)つ
敢えて、あの事件を通して恨みを抱くキャラを出さないこととか、未来に向かって走るキャラクター達とか見ていて、やっぱり、あれはザブングル最終回のエンディングを見た時のような清々しさがあるんだよね。
結婚式は劇場版でやる。って信じよう?ね?
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